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【本件のポイント】
・文学部学生が、博物館実習・展覧会(十二月展)を龍谷ミュージアムで開催
・博物館学芸員課程での学びを生かし、展示品となる資料の調査や収集は全て学生が実施

【本件の概要】
 龍谷大学文学部の学生が、12月5日(水)から12月8日(土)まで、「百京夜行(ひゃっけいやこう)」をテーマに、博物館実習・展覧会(十二月展)を、龍谷ミュージアムにて開催します。
 博物館実習とは、博物館学芸員資格取得のための授業で、なかでも十二月展は、学習成果の集大成となる実習展覧会です。学生が展示品となる資料の調査や収集等、博物館学芸員課程で修得した知識や技術を活かして、企画・運営の一切を担うもので、今年で39回目を迎えます。
 京都は長い歴史とともに、様々な姿を見せてきました。ここに受け継がれてきた文化は昔から人々を魅了し、さらに近年では世界中から注目を集めています。本年度は、とりわけ京都の夜にスポットをあて、その魅力を伝えます。京都の夜であるからこそ生まれた文化や伝統を、学生ならではの視点で紹介します。

展覧会名 : 2018年度 龍谷大学文学部博物館実習「十二月展」
       十二月展「百京夜行(ひゃっけいやこう)」
開催期間 : 2018年12月5日(水)~12月8日(土) 〔4日間〕
観覧時間 : 午前10時~午後5時 (最終日は午後4時30分)  入館料無料
会  場 : 龍谷ミュージアム(〒600-8399 京都市下京区堀川通正面下る)
詳  細 : 別紙「実施要項」参照
 

[十二月展 代表的展示品(予定)]
 「百鬼夜行絵巻」(高台寺)、「四条河原夕涼み」(立命館大学アート・リサーチセンター)、「夜桜」(星野画廊)、「カンテラ」(西川油店)、「都名所図会」(龍谷大学大宮図書館)

問い合わせ先 : 文学部教務課 山本 Tel 075-343-3317


多様性が拓く未来社会を目指して、をテーマに、11月28日に深草・瀬田で「共生のキャンパスづくり」シンポジウムを同時開催しました。総勢150名を超える参加があり、盛況のうちに終了しました。

第1部の深草キャンパスで行われた入澤学長による講演会は、瀬田キャンパスに同時配信しました。「多様性が拓く未来社会」をテーマに、「茶色の朝」(フランスで100万部突破のベストセラー、フランク・パヴロフ 物語、藤本 一勇 訳)や金子みすずの詩を取り上げながら、「多様性」とはどういうことなのか、意識を地球や自分の周りの人に向けてみて、私たちが多様性への意識を持った利他的人間となることについて、話いただきました。
第2部では、両キャンパスで学生によるパネルディスカッションを実施。両キャンパスで学生が発表し、フロアからの意見交換や質問を受けました。


瀬田キャンパスでの講演会


深草キャンパスでの講演会


 2018年11月27日(火)に深草キャンパス和顔館B106教室で「大学生版 災害ボランティアセンター講座」を開催し、学生15名が参加しました。
 
 今年で3年目になるこの講座は、災害ボランティアセンターでの運営スタッフや活動リーダーとして即戦力となる学生の育成を目的として、京都市社会福祉協議会が主催しボランティア・NPO活動センターが学内開催にかかる協力に携わっています。今回は、同協議会副部長の藤井一さんと社会福祉士の石川貴子さんが講座を進められました。

 前半は、災害ボランティアの変遷や活動する際の心得と災害ボランティアセンターについて講義形式で学び、後半は災害ボランティアセンターでボランティアの受付から活動終了までどのように運営されているかということを体験するため、参加者でロールプレイ演習を行いました。
 
 演習では、ボランティア役と災害ボランティアセンターのスタッフ役に分かれ、受付ブース、依頼案件を説明して活動者を募るブース、資機材の貸し出しブース、ボランティアを必要とされる方の対応ブースなどを体験しました。特に対応ブースでは対面の場合と電話対応の場合の2パターンを演習し、ニーズ聞き取りが思いのほか難しいことを実感しました。

 ボランティア・NPO活動センターが主催した各種復興支援ボランティア活動に参加経験のある学生が大半を占めており、災害ボランティアへの関心が継続していることも伺え、実践に即した内容を学べる良い機会となりました。


受付ブースのロールプレイ


依頼案件の説明とボランティアを募るブースのロールプレイ


資機材貸し出しブースのロールプレイ


ニーズ聞き取りのブースのロールプレイ


 龍谷大学 犯罪学研究センターの嘱託研究員である札埜和男准教授(岡山理科大学)が下記の通り、「法と言語学会(※1)」において、シンポジウム「今、国語で法言語教育を行う意義」の司会を務めることになりました。多数の分野から招聘されたゲストとともに、日本に求めれられている法教育について考えます。奮ってご参加ください。

法と言語学会 第10回年次大会
 日程 2018年12月16日(日)10:10-11:40
 於 岡山理科大学プレゼンテーションルーム(A1号館1F)
 会場アクセス →http://www.ous.ac.jp/access.php?jpml=accessmap 
 建物図 →http://www.ous.ac.jp/a1building/index.html 
 (各URLは岡山理科大学)

シンポジウム
 「今、国語で法言語教育を行う意義」


     司会:札埜 和男(岡山理科大学・法と言語学会理事)

  パネリスト:田山 地範幸氏(岐阜県多治見西高校国語科)
        矢吹 香月氏(岡山県消費生活センター)
        西口 元氏(元東京高裁判事)

  2018年は、教育の面においては新しい高等学校学習指導要領が発表され、国語科の大規模な科目の改編、社会科の「公共」での体験型学習実施の要請が明らかになった。
法律の面においても6月13日、民法改正案が参議院で可決され、140年ぶりに成人年齢が変更、18歳成人となった。今後、成人年齢引き下げによるさまざまな「2022年問題」が懸念されている。さまざまな意味で2018年は法教育胎動の年であるともいえる。

この胎動の年の終わりに、教育・行政・法律の現場からのパネリストの報告を聴きながら、国語で法言語教育を行う意義を学術的にも深める機会としたい。

 問い合わせ 札埜まで(fudano@ped.ous.ac.jp)

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(※1)http://jall.jpn.org">「法と言語学会」(Japan Association for Language and Law)
同学会は2004年に設立される。主たる研究対象は、以下の通り。

1.司法の言語(法律用語・法律文、法廷用語や判決文を含む裁判の言語など)
2.司法通訳における言語使用
3.司法翻訳
4.言語権・言語法
5.ことばの犯罪(贈収賄、脅迫、偽証、不穏当表現など)
6.ことばの証拠(筆者・著者または話者の同定、商標の類否など)
7.司法コミュニケーションの諸問題
8.法言語教育(Language for Legal Purposes)
9.法言語学史(成立と発展)

 学会の設立によって、これまで国内の関連学会で散発的に行われてきたさまざまな発表・報告などが1つに束ねられ、固有の学問分野または研究領域として確立することを期待されている。
詳細は、法と言語学会HPを参照のこと→http://jall.jpn.org/
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 札埜嘱託研究員が所属する、犯罪学研究センター「法教育・法情報ユニット」は、裁判員裁判時代の法情報・法教育の理論の構築とその実践を目的として、広く一般の市民に向けた法教育の普及を目指す。これまでの活動として、①児童劇・児童書を使った法教育の普及、②模擬裁判を実施するための教員向けプログラムの開発とセミナーの実施、③公開型模擬授業・研究成果の発表等(B級法教育フェスタ)の実施、をしています。


京都市を訪れる外国人観光客の増加に伴い、交通の混乱や住人とのトラブルが相次いだり、街並みが一変してしまうなどのいわゆる「観光弊害」が生まれている現状の中、祇園南側地区協議会と協力をし、今回国際文化実践プログラムⅡ「国際観光と京都」の授業において、8月7日~11日の期間祇園・花見小路の街頭でアンケート調査を実施しました。

アンケートは、祇園南側地区を訪れる外国人観光客に、日本での滞在及び祇園での行動や祇園に来た動機、そして地域住民が最も関心を持っているマナーに関する質問など約21項目を回答してもらうというもので、学生はジェスチャーを交えてコミュニケーションをとりました。学生の努力の甲斐あって、短時間で252人から有効回答が回収され、有意義なデータが得られたと言えます。

○アンケートの様子は広報誌「龍谷」 2018 No.86においても紹介されています
https://www.ryukoku.ac.jp/about/pr/publications/86/index.html





そして、11月14日龍谷大学深草町家キャンパスにおいて、今回のアンケート調査の報告会を実施しました。報告会においては、祇園南川地区協議会から3名、京都市の産業観光局観光MICE推進室1名の方も参加されました。
報告会においては、まず、今回行ったアンケートの基本的な結果の概要を説明し、その次に、学生からこのアンケート調査のデータを用いて祇園旅行の情報源、祇園での観光行動、マナー意識とイメージという四つの班で分析結果を発表しました。最後に参加者の方からの質問において、祇園での外国人観光客急増によるトラブルやマナーの問題の解決方法に関してのお話があり、学生と議論をおこないました。この議論では、学生の発表にあったSNSの若者利用について、SNSを活用した解決方法について話し合われました。

本プログラム担当のデブナール講師からは、若い世代の観光客が多い中では、SNSやインターネットを活用した解決方法を探ることが望ましいと意見がありました。大学生も留学生も多い京都市では、このような若い世代及び多文化に詳しい世代の力を借りて、祇園などの地域でマナーの改善につながるために、SNSを活用するホームページあるいはアプリを開発すると効果が期待できるのではないかといったお話もされました。




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