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「政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト(以下、洲本プロジェクト)」(担当:的場信敬教授)は、11月10日(土)に兵庫県洲本市ウェルネスパーク五色で開催された「みなひと音楽祭2018」に参加しました。

 みなひと音楽祭は、今年はじめて開催された音楽フェスで、回収した廃食油から作られたバイオディーゼル燃料で発電し、その電気を会場内で使う環境循環型のイベントです。洲本プロジェクトは2年前から、廃食油リサイクルに取り組む浜田化学株式会社(尼崎市)と企画に関わってきました。



会場には、メインステージ、やぐらステージ、マルシェステージを囲むようにして、手づくりの食べ物や雑貨を販売するブースが組まれ、洲本プロジェクトは、大学がこれまで関わってきた再生可能エネルギー施設:千草竹原の小水力、塔下新池ため池ソーラー発電所、龍谷フロートソーラーパーク洲本、ゆ~ゆ~ファイブの竹チップボイラーについてパネルを展示しました。
 また、洲本市が取り組む菜の花エコプロジェクトの商品「なのはな油」などを販売し、洲本市地域おこし協力隊の活動として竹メンマづくりのパネル展示をおこないました。

 当プロジェクトのイベント班が作成している自転車マップでは、おすすめスポットの写真をその場でチェキプリンター印刷し、参加者の皆さんに貼ってもらいました。提供いただいた情報は今後のマップ作成に生かしていきたいと思います。




2018年11月17日、第6回公開研究会「性暴力・セクシュアルハラスメントを考えるために――性暴力の顕在化・概念化・犯罪化」を、本学深草学舎 紫光館で開催しました。

企画者である牧野雅子(犯罪学研究センター博士研究員)がモデレーターを務め、今回は、日本におけるセクシュアル・ハラスメントの法的対応の問題点をテーマに、角田由紀子弁護士をゲストに迎えました。


弁護士 角田由紀子(撮影:永峰拓也)

弁護士 角田由紀子(撮影:永峰拓也)


40年以上にわたり、弁護士として性差別の問題に取り組んで来られた角田氏は、日本で初めてのセクシュアル・ハラスメント(以下、セクハラ)裁判となった「福岡裁判」の原告代理人であり、1989年に「セクハラ」が流行語となった際の立役者の一人です。
福岡裁判の勝訴によって、セクハラは許されないという認識は周知され、被害者の救済や、職場におけるセクハラ防止対策が取られるようになりました。セクハラという言葉が広まったことで、女性たちが自分の被害を言語化し、加害者に抗議し、他の被害者と経験を共有することができるようにもなりました。
福岡裁判の際、角田氏らが苦慮したのは、裁判で争おうにも、性差別を禁止する法がなく、セクハラを労働の場における性差別の問題として扱えないということでした。不法行為による損害賠償を求めて勝訴したものの、根本的な問題解決とは言いがたく、被害者の負担に見合った結果であったか疑問が残ると角田氏は言います。
諸外国では、セクハラは性差別の一類型だとみなされており、フランスでは、「セクハラ罪」も規定されています。角田氏は、法的枠組みを作り性差別の問題としてセクハラを禁止する必要性を訴えました。

質疑応答では、LGBT差別の問題や、日本で #MeToo運動が広がらない理由、メディアの果たすべき役割等にも議論が及びました。

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本公開研究会は、犯罪予防と対人支援を基軸とする「龍谷・犯罪学」の構築を目指す、龍谷大学 犯罪学研究センターの共催で開催しています。

※この企画は、JSPS科研費 平成28ー32年度 基盤研究(C) 16K02033<研究課題「近代日本における『性犯罪』抑止政策と法の批判的検討」、研究代表者 牧野雅子(犯罪学研究センター博士研究員)>の一環として実施しています。


【本件のポイント】
・演題は「幻の甲子園」
・NHK広島キャスター森光七彩さんの「アオギリの歌」を通して平和のための行動を考える

【本件の概要】
 龍谷大学付属平安高等学校では、「現代を学ぶ」という龍谷大学との高大連携科目を開講しています。
 今回の授業では、「戦争を体験していない者が戦争を語り継げるのか」をテーマとして、いくつかの視点から戦争について考えていきます。
 一つ目は、戦争体験者がいなくなっていくという喫緊の課題に対して、「幻の甲子園」という演劇を通し、演者(甲子園出場選手を含むアスリートクラス)、そして出席している生徒が共に「戦争を語り継げるのか」を考えることで、自分の生き方について考えるきっかけとします。
 二つ目は、「アオギリの歌」を歌い継ぐ森光七彩氏(NHK広島キャスター)を通じて、平和のために歌うことで行動している人と接し、多面的な視点をもちながら将来に行動する意思を構築していくきっかけとします。

1.日時:2018年11月21日(水)13:30~15:20

2.場所:龍谷大学付属平安高等学校 講堂
      〒600-8267 京都府京都市下京区御器屋町30

3.当日の参加者・スケジュール
  「幻の甲子園」  龍谷大学付属平安高校 アスリートクラス3年生
  「アオギリの歌」 森光七彩氏(NHK広島キャスター)

  13:30 授業開始
  13:35 第1部 「幻の甲子園」(演劇)
  13:55 第2部 「アオギリの歌」(森光 七彩氏)
  (休憩)
  14:30 パネルディスカッション
  15:15 授業終了

問い合わせ先…龍谷大学高大連携推進室  担当:川畑   Tel 075-645-2104


2018年11月13日(火)、クサツエストピアホテルにて滋賀県中小企業団体中央会(以下、中央会)との産官学連携の取り組みの一環として、「「滋賀県」 ものづくり成果事例発表会」を開催しました。本事業は、中央会が主催し、龍谷大学龍谷エクステンションセンター(REC)が共催、そして、びわ湖放送株式会社が協力して実施しているものです。本事業は2015年から開催し、今回で4回目の開催となりました。
当日は、企業や関係機関など150名近くの参加者が集まりました。

今回の成果事例発表会開催にあたり、中央会と本学との連携事業の一環として、滋賀県内の平成27年度補正及び平成28年度補正補助金事業実施企業の中から、特色ある成果を挙げた事例を10事例選定し、本学龍谷エクステンションセンター(以下、REC)が実地・書面調査を行い、事例集として取りまとめました。




成果事例発表会では、基調講演として、深尾昌峰RECセンター長(政策学部教授)より「社会環境の変化と中小企業経営」と題した講演が行われました。深尾昌峰RECセンター長からは、日本がこれから直面する労働力人口の劇的な変化を背景に、人口減少をチャンスとして捉えることやこれからの社会連携をCSV(Creating Shared Value:社会との共通価値の創造)を参考に考えてみることなど、中小企業の目指すべき姿について具体的事例を交えながら紹介されました。

その後、RECが取りまとめた事例10社と、平成24年-26年度補正から選定した事例15社も含めた25社の成果発表展示及び、成果事例発表として2社の「事例発表」を行いました。
また、今回は新たな取り組みとして「個別相談会」も実施しました。当日に寄せられた相談に対して、龍谷大学教員やREC産学連携コーディネータが丁寧に応えました。

事例発表会の最後は、参加者と中央会、本学の教職員が交流を深める交流・懇談会を開催し、盛況のうちに終えることができました。

中央会と龍谷大学は、2013年度に「産学地域連携基本協定書」を締結し、これまでに会員制組織である「産学連携コンソーシアム」の設立や、企業経営者と学生との交流行事を毎年度開催するなど、協定に基づく連携事業を実施してきました。
今回は、2015年度から4回目となる「成果事例発表会」を共催し、本学と県内企業との連携がさらに深まり、産官学連携の取り組みが益々活発になることを期待しています。

今後も、本学では、中央会との連携によって、滋賀県内の中小企業支援に一体となって取り組んでいく予定です。


 文学部の授業風景はどのようなものなのか、その一端を紹介するために、文学部哲学科教育学専攻の堀田悟史先生が実施した内容を報告いただきました。

 11月6日の国語科教育法Ⅱの授業で、詩人の山本純子先生を講師に迎え、ワークショップ「詩のめざす音、詩の朗読のめざす音」を行いました。当日は、受講生だけでなく、昨年このワークショップを経験している4回生もたくさん参加をしてくれました。
 大学では書かれた言葉を深く考える機会は日常的に多いのですが、人間が発する言葉、音(息)と表現の関係を考えることはあまり多くありません。テクストの理解につながる音(息)の理解、朗読へ導く音(息)の理解を実感し、深めてもらう機会になったと思います。授業後の感想には、「ワークショップを通して『楽しい授業』や『主体的な学び』『生徒自身による気付き・実感』が得られるような授業がやっぱり楽しいなと思いました」とありました。
 授業の作り方や文学教材の理解・分析の深まりに役立ってくれることを祈っています。

 山本純子: 詩人・俳人。俳句グループ「船団」所属。鬼貫青春俳句大賞の選考委員を務める。詩壇の芥川賞とも言われる第55回H氏賞(2005年)を詩集『あまのがわ』で受賞。多数の詩集・句集の著作があり、本年10月には、詩集『きつねうどんをたべるとき』を上梓。


講師:山本純子先生





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