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京都市と京都市埋蔵文化財研究所の事業「大学のまち京都・学生のまち京都」合同企画展に本学大学院文学研究科日本史学専攻、文学部歴史学科文化遺産学専攻の学生が応募し、このたび採用されました。イベントの詳細が決まりましたのでお知らせします。

平成30年度京都市考古資料館合同企画展及び関連イベントのご案内
合同企画展「龍大生が語る京都の町と祈り―東市、七条町、醍醐寺―」

□ 開催日時
  平成30年12月11日(火)~平成30年1月20日(日) 30日間
     (12月17日・25日、12月28日〜1月3日、1月7日・15日は休館)
  開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
  本学学生による展示解説  12月16・23・24日、1月6・14・20日(予定) 14:00~

□ 展示会場
 京都市考古資料館1階特別展示コーナー

□ 主 催
龍谷大学大学院文学研究科日本史学専攻
龍谷大学文学部歴史学科文化遺産学専攻
京都市考古資料館
公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所
後援:歴史街道協議会
協力:龍谷ミュージアム

□ 関連イベント(会場:大宮学舎)
 講演会・史跡ウォーク  2019年1月13日(日)13時~
    龍谷大学・京都市考古資料館共催
     13:00~14:30講演会  龍谷大学大宮学舎東黌101教室(定員350名)
 北海道教育大学 中村太一氏「平安京東市復原の試み」
     14:45~17:00 史跡ウォーク 大宮キャンパス周辺・龍谷ミュージアム   ※天候によるコース変更あり

□ お問い合わせ
京都市考古資料館
  電話:075-432-3245 FAX:075-431-3307
E-mail museum@kyoto-arc.or.jp
 龍谷大学文学部歴史学科文化遺産学合同研究室
  電話:075-343-3311(内線5483)


LIFE SONGS代表 奥田章吾氏(龍谷大学大学院実践真宗学研究科)

 実践真宗学研究科院生らが中心となり、第8回寺☓音楽LIFE SONGS 悲しみと希望の芸術祭を、深草キャンパス顕真館にて、10月26日に盛大に開催されました。会場も多くの人が集まり、多くの気づきのあった心あたたまる企画となりました。参加いただいたみなさま、ご支援をいただいた関係各位に心より感謝申しあげます。
 引き続き実践真宗学研究科院生の企画にご支援の程よろしくお願い申しあげます。

 また、LIFE SONGS 代表 奥田章吾(大学院実践真宗学研究科3年生)より、御礼とコメントをいただきました。
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 第8回寺☓音楽LIFE SONGS 悲しみと希望の芸術祭へお越しいただき誠に有り難うございました。
 この度の公演は多くの来場があっただけでなく、内容もとても充実したものであり、イベント全体を通して多くの方と共に「いのち」「悲しみ」「希望」を考えることのできた時間になりました。
 そして、なかなか注目はされませんでしたが、今回のイベントは御本尊がご安置された宗教空間で行われ、お勤めがあったことに大きな意義があると考えています。
 日常で宗教空間に身を置くことのない方のご来場がほとんどでありましたが、そのような方々も目に見えるものを超えたものへ思いを馳せ、どこか安心さに包まれていたように感じます。
 物理的なボランティア活動は成果が見えやすいですが、実践真宗学研究科の院生らにおいては、物理的なボランティア活動だけでなく、宗教的営為も大切にしたいと思っています。
 最後に、スペシャルゲストの七尾旅人さんが、親鸞聖人のご遺徳を讃えられ、南無阿弥陀仏のお名号の凄みを語られていたことに胸を打たれました。ボランティア活動報告や音楽ライブを聞いて、この私自身が現実から目を背けていたことに気づかされ、その私を含め一切衆生を救わんとする阿弥陀様のお徳を聞かせていただきました。
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《内容》
*学生による音楽ライブ
*スペシャルゲストによる音楽ライブ
*自然災害被災地での学生ボランティア活動報告
*お念珠作りのワークショップ
*中東のリアルを映す写真展「あなたと私と考える写真展」

《プログラム》
・顕真館前
12:00~16:00 パネル展示による活動報告や、ワークショップ

・顕真館講堂
15:00~ 開場
16:00~ ボランティア活動報告、学生ライブ
17:00~ スペシャルゲストライブ 七尾旅人氏
18:00 終演予定


お念珠作りのワークショップ


自然災害被災地での学生ボランティア活動報告


「あなたと私と考える写真展」


学生による音楽ライブ


スペシャルゲストの七尾旅人さん


七尾旅人さんと学生とのコラボ


集合写真


龍谷大学大学院実践真宗学研究科生 受付と物品販売


2018年10月27日、第5回公開研究会「性暴力・セクシュアルハラスメントを考えるために――性暴力の顕在化・概念化・犯罪化」を、本学深草学舎 紫光館で開催しました。
企画者である牧野雅子(犯罪学研究センター博士研究員)がモデレーターを務め、今回は、日本におけるセクシュアル・ハラスメント(以下、セクハラ)の歴史や問題点をテーマに、牟田和恵・大阪大学大学院人間科学研究科教授をゲストに迎えました。


牟田和恵・大阪大学大学院人間科学研究科教授

牟田和恵・大阪大学大学院人間科学研究科教授


社会学・ジェンダー論が専門の牟田教授は、研究、実践両面において、セクハラ問題の第一人者です。日本で初めてのセクハラ裁判となった「福岡セクハラ裁判」に支援者として深く関わり、1989年に「セクハラ」が流行語となった際の立役者の一人でもあります。
女性が職場で性的な嫌がらせを受けることが日常茶飯事で、それが問題であるという認識すらなかった時代に、一人の当事者の声に呼応して、他の女性運動とも連携しながらセクハラを社会問題として認知させるに至るまでの牟田教授の報告は、性暴力に抗する女性運動当事者の証言としても、貴重なものでした。
職場においてセクハラ防止対策が取られている(はずの)現在でも、本年4月の財務省のセクハラ事件やそれに続く関係者のコメント、被害者バッシングに分かるように、日本のセクハラ認識には大きな問題があります。その原因として、牟田教授は、日本ではセクハラが性差別だという認識が希薄であること上げ、その状況を改善するためには、セクハラを防止するための法整備や、ジェンダー教育が必要だと主張します。

「福岡セクハラ裁判」をはじめとして、性暴力・セクハラが「社会の問題」として認知される経緯には、「勇気ある被害者の告発」と、それに共感する支援者による「運動」がありました。性暴力が可視化され、被害者が適切な保護を受けるためには、被害当事者が声を上げられる社会であることが重要です。当事者の被害申告を躊躇わせるような、被害者の落ち度を責め、人格を非難するような声も聞かれる中、一人ひとりが、この社会の構成員としてどのように振る舞うのかが問われているとも言えます。

質疑応答では、セクハラ問題のみならず、女性言葉の問題や、SNSによる被害者バッシングへの対処方法にも議論が及びました。

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本公開研究会は、犯罪予防と対人支援を基軸とする「龍谷・犯罪学」の構築を目指す、龍谷大学 犯罪学研究センターの共催で開催しています。

いずれも参加費無料・事前申込不要。どなたでも参加いただけます。
次回は11月17日(土)14:00-16:00 開催予定です。 【>>詳細】
・テーマ:「セクシュアル・ハラスメントへの法的対応の問題点――被害者責任論も視野に」
・登壇者:角田由紀子 弁護士



※この企画は、JSPS科研費 平成28ー32年度 基盤研究(C) 16K02033<研究課題「近代日本における『性犯罪』抑止政策と法の批判的検討」、研究代表者 牧野雅子(犯罪学研究センター博士研究員)>の一環として実施しています。


 10月31日に龍谷大学・経営学部で開講している専攻科目「映画文産業論」(担当教員 横地由起子(他4名))においてイメージフォーラム・フェスティバルのディレクター黒小恭介様による講義が深草学舎において行われました。
 黒小様からは、映画、映像の仕事の紹介として自身が関わっているイメージフォーラムの取組紹介をいただきました。今でこそ様々な映像文化の認知がなされるようになりましたが、1977年の設立時からの歴史を紹介いただくことで、その背景や変遷について学生たちは学ぶことができました。
 本講座は文化政策の一端である映像文化の広がりと映画興行の特殊性について理解することを目的とし、映画を文化と産業の両面から映画館という場を通して考察する講義として開講しています。

イメージフォーラム様 ホームページはこちら
http://www.imageforum.co.jp/index.html






「犯罪学」(英:Criminology)とは、犯罪にかかわる事項を科学的に解明し、犯罪対策に資することを目的とする学問です。龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)では、学生のみなさんが「犯罪学」にふれる第一歩として、ぜひ鑑賞して欲しい作品を紹介します。
不朽の名作から社会問題を考えてみませんか?

紹介作品:
『それでもボクはやってない』(2007,日本)

監督:周防正行

2009年から始まった裁判員制度により、刑事裁判はもはや遠い出来事、他人事ではすまされない時代です。
この作品を通じて日本の刑事裁判について考えてみませんか?


◆あらすじ:
フリーターの金子徹平は、就職の面接に向かう途中、逮捕されてしまう。容疑は「痴漢」。日々行われる警察・検察での取り調べに対し、徹平は容疑を否認し続けるが、聞き入れられず、遂に起訴されてしまう。そして、開廷する刑事裁判。徹平は、弁護士や家族、友人など様々な人々の助けや励ましに勇気づけられながら、法廷の場で戦うことを決意するが…。

◆見どころ:
この映画は、いま日本で行われている刑事裁判とその周辺の模様を描いています。
「起訴をされたら有罪率99.9%」とされる日本の刑事裁判。ある人はこの状況を「精密司法」と褒め称えますが、本当にそうなのでしょうか?本作品を見ると、私たちが漠然と抱いている裁判のイメージとのあまりのギャップに驚くかもしれません。
本作は、数々のコメディ映画で知られる周防正行監督が綿密な取材を重ねて制作した社会派作品で、かつての監督作品を知るファンにも大きな衝撃を与えました。また、裁判描写だけでなく取り調べや留置所の様子など、作中のリアリティあるシーンには、研究者や弁護士をはじめとする法律家からも惜しみない賞賛が送られました。
2009年から始まった裁判員制度により、裁判員候補者として選出された場合、誰もが刑事裁判に臨むことが求められるようになりました。刑事裁判はもはや遠い出来事、他人事ではすまされない時代です。
この作品を通じて日本の刑事裁判について考えてみませんか?

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【シネマ鑑賞者のコメント】(※一部抜粋)
・日本の司法が抱える闇の実態が、リアルに描写されていて、とても怖い映画でした。
・「疑わしきは罰せずという刑事裁判では原則であること」の無意味さ、捜査機関のずさんな捜査方法、有罪率99.9%という数字の圧迫感、様々な問題が現代の日本の刑事裁判では存在することを映画であらわされていた。今後、刑事裁判について詳しく知りたいと感じた。
・やっていないにも関わらず、何日も拘留されるというのは、とても理不尽な世の中だと思いました。警察の捜査もあのような自白強要は極めて遺憾です。
・判決に際し主導権を握っているのが裁判官のみであり、公平さに欠けるように感じた。今の裁判の方法は不十分だと思う。
・警察は無理やり言わせて、書かせたり、ハンコを押すだけで、嘘の文章ができてしまうことを見て、本当に怖く感じた。今の日本の現実を知って、犯罪学のことをもっと知りたいと思った。

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【センター関係教員のコメント】

この映画は言うなれば、日本社会そのものを描いたホラー作品です。
だからこそ、映画館のような暗い空間にみんなで集まって観ることに意味があります。

そして、ストーリーそのものよりも、細かいディティールを追って観て欲しい。
リアリティに満ちた作品を通じて「心底こわい」と感じてもらうこと、それが日本の刑事司法を考える出発点となることでしょう。

浜井 浩一 本学法学部教授、犯罪学研究センター 国際部門長・「政策評価」ユニット長
>>関連記事:【犯罪学研究センター】国際部門長・政策評価ユニット長 インタビュー
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