Need Help?

新着情報

新着情報の一覧

製品情報

ここにメッセージを入れることができます。

ただいまページを準備しております。もうしばらくお待ちください。

【本件のポイント】
・2017年度から、湖南市と龍谷大学は産学官連携による特産品の開発事業を開始
・本事業の取り組みとして「養蜂プロジェクト」、「エンサイの栽培プロジェクト」を実施しており、この度、各プロジェクトから「採蜜体験イベント」、「エンサイ試食会」を開催

【本件の概要】
湖南市と龍谷大学は、産学官連携による特産品の開発事業を行っています。この事業の中で、養蜂で得られる「蜂蜜」と「エンサイ」が湖南市の有力な特産品候補と考えており、「養蜂プロジェクト」、「エンサイの栽培プロジェクト」を実施しています。
2018年度は、湖南市民の方に各プロジェクトについて知っていただくための体験イベントを実施しており、この度、「養蜂プロジェクト」から、湖南市内に設置した巣箱を用いた「採蜜体験イベント」、「エンサイの栽培プロジェクト」から、暑さに強い野菜「エンサイ」を簡単に美味しく食べられるレシピ紹介と合わせて「エンサイ試食会」を開催します。

※「エンサイ」とは-中国南部や東南アジア原産の夏野菜で茎がストロー路用に空洞になっているのが特徴、空心菜(クウシンサイ)やヨウサイとも言われている野菜

                      記
1 採蜜体験イベント
(1) 日時  2018(平成30)年 8月 22日(水)  10:00~12:00
(2) 場所  湖南市市民産業交流促進施設(ここぴあ)  催事スペース
(3) スケジュール
    1回目: 10時00分~11時00分
    2回目: 11時00分~12時00分
(4) 申込  当日受付 (無くなり次第終了)

2 エンサイ試食会
(1) 日時  2018(平成30)年 8月 22日(水)  13:00~15:00
(2) 場所  湖南市市民産業交流促進施設(ここぴあ)  研修室
(3) 内容  「エンサイ」料理の試食会
        講師 日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ上級プロ 立花尚子氏
        (株式会社バナナハート 代表取締役)
(4) 申込  事前申込要、定員20名


7月に開催した学内での採蜜イベントの様子


7月に開催した第1回試食会のメニュー

問い合わせ先 : REC滋賀 吉田  Tel 077-544-7299


2018年8月3日、龍谷大学 犯罪学研究センターは、『ドイツにおけるネオナチ組織による連続殺人事件裁判とヘイトクライムの克服』をテーマにした講演会を本学深草学舎 至心館1階で開催し、約25名が参加しました。
【イベント概要>>】https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-2201.html



今回の講演会は、金 尚均(きむ さんぎゅん)本学法学部教授が企画・進行役を務めました。金教授は現在、犯罪学研究センター「ヘイト・クライム」ユニット長として、差別意識が暴力へとつながるプロセスを解明すべく研究を行っています。国際的な視点で理解を深める研究活動の一環として、今回の講演会が企画されました。


 Onur Özata(オヌール・エザータ)弁護士

Onur Özata(オヌール・エザータ)弁護士


前半では、ドイツ・ベルリンを中心に活動されているOnur Özata(オヌール・エザータ)弁護士による報告が行われました。取り上げた事例は、1998年から2011年にかけて、ドイツ社会を揺るがした「NSU(国家社会主義地下組織)事件」です。当初、ドイツ捜査当局は、この事件を国内の巨大なトルコ系移民社会のギャングたちの内部抗争とみて捜査を進めていました。しかし実際には、極右テロリスト・グループが、人種差別的な動機に基づいて10人を殺害していたのです。2013年から始まったこの事件の裁判は、事件に関わったNSU構成員の多くが上訴をしているため、現在も判決は確定していません。
これら一連の殺人事件を起こしたNSU構成員は、外国人排斥・ホモフォビア・反共主義が柱である「ネオナチ」*1に傾倒していたとされます。こうした事件背景が、戦後ナチス・ドイツ(Nazi)の過去の反省から人種差別と優生思想の克服に取り組んできたドイツ社会に大きな衝撃を与え、刑法を改正するまでに至りました。


被害者遺族の代理人としてNSU事件に関与したエザータ弁護士は、「被告人らの抱いていた排外的なネオナチ思想を基盤とする組織的背景や人種差別が連続殺人に至るプロセスなど、未解明のままの問題が山積している」と振り返ります。
これまで常習的に極右勢力の危険性を過小評価してきた警察と情報当局。この事件では、警察と情報当局による見過ごしや怠慢によって捜査が妨げられていたと報じられました。
エザータ弁護士は個人的見解と前置きした上で、「ドイツ社会に存在する“制度的な人種主義(レイシズム*2)”は、捜査当局・連邦検察官・憲法擁護庁などの国家諸機関の集合的機能不全をもたらした。私たちは、ネオナチだけがレイシストであると思い込み過ちを犯しがちであるが、しかし、全てのレイシストがネオナチというわけではない。人種差別主義に対するステレオタイプな考えが捜査当局の視野を狭め、すべてを誤った道へと走らせた。」と意見を付け加えました。

被害者が偏見を持たれるような社会的諸制度が存在することが明るみとなったNSU事件。法治国家、そして社会としての信用が揺らいだ事件からの教訓として、エザータ弁護士は「人種差別的な思想−行動規範が私たちの社会の中心に現れていることを認識し、真摯に対応しなければならない」と締め括りました。


冨増四季弁護士(京都弁護士会)

冨増四季弁護士(京都弁護士会)


つづいて後半、冨増四季弁護士(京都弁護士会)が「日本におけるヘイトクライム*3とその克服」と題して、日本社会における人種差別的思想が引き起こした事件と刑事司法のあり方について報告しました。

冨増弁護士は「ヘイトクライム事案における迅速な逮捕・勾留、確実な起訴、安易な執行猶予を許さない量刑基準等を実現する制度改善が伴わなければ、実体法規が整備されても十分に機能しないのではないか」と指摘します。そして、「京都朝鮮学校襲撃事件(2009年)」や「徳島県教組業務妨害事件(2010年)」などの事例を踏まえ、「ヘイト被害からの回復を図るには、単なる司法判断のみでは限界がある。日本の地域社会への信頼をいかに回復するかが重要で、そのためには支援の輪の広がりと盛り上がりが不可欠である」と述べました。


【左】金 尚均(きむ さんぎゅん)本学法学部教授 【右】Onur Özata(オヌール・エザータ)弁護士

【左】金 尚均(きむ さんぎゅん)本学法学部教授 【右】Onur Özata(オヌール・エザータ)弁護士


ドイツ、そして日本での事例報告を受けた後、質疑応答の時間が設けられました。エザータ弁護士は「レイシズムが背景にある事件を見ると、個人を標的にしているのでは必ずしもなく、ターゲットとなる集団・民族・地域に属している不特定多数の人が標的となっていることがわかる。だからこそヘイトクライムというものは脅威的なもので、社会全体で注意して対応しなければならない」と繰り返し主張しました。
レイシズムをとりまく現状について、弁護士、研究者、実務家が国境、職業の垣根を越えて理解を深める有意義な機会となりました。

-----------------------------------------

*1【ネオナチ(英語: neo-Nazism、ドイツ語: Neonazismus)】:
ナチズムを復興しようとする、または類似性を持つ、第二次世界大戦後の社会的あるいは政治的運動の総称。多くの国に組織があり国際的なネットワークも存在するなど、世界的に見られる現象となっている。

*2【レイシズム(英語: racial discrimination)】:
日本語では「人種差別主義」。人間を人種や民族、国籍、地域において、その特定の人々に対して嫌がらせ、暴力やいじめなどの行為や差別をすること。世界的、歴史的に、各種の事例が存在している。

*3【ヘイトクライム(英語: hate crime)】:
別名、憎悪犯罪。人種、宗教、性に対する偏見や差別などが原因で起こる犯罪行為の総称。


・事前申込不要
・参加費無料
・逐次通訳あり

【講演テーマ】
肯定的犯罪学:犯罪学と被害者学に関する研究の新たなパースペクティヴ
"Positive Criminology: The New Perspective of Criminology and Victimology"

講師:ナッティ・ローネル教授(イスラエル・バル=イラン大学犯罪学部)
Prof. Natti Ronel(Bar-Ilan University, Department of Criminology, Israel)
http://criminology.biu.ac.il/en/natti/

モデレーター:石塚伸一(本学法学部教授・龍谷大学犯罪学研究センター センター長)
主催:龍谷大学犯罪学研究センター

【企画の趣旨】
 犯罪者の社会復帰をめぐる議論においては、一般に、否定的原因を減少させ、リスクを管理を強調する論者が多い。しかし、「デジスタンス(desistance)」(=本来の回復)という観点からすれば、このような議論は、必ずしも、人間の成長とその環境要因の発展を促す肯定的側面と自動的に繋がるものではない。
 肯定的犯罪学は、犯罪を惹起した否定的要因を克服し、対象者の個人的体験を肯定的な反発力や人間力へとつなげていくことによって、犯罪に対するデジスタンスを促進しようとする。しかし、このような理念は、比較的新しいものであるため、調査研究や刑事司法を指導する実践原理にまではなっていない。
今回の講演では、肯定的犯罪学という理念を刑事司法実務の実例を紹介しながら、わかりやすく説明していただこうと考えている。
 今回お招きしたローネル教授は、肯定的犯罪学の創始者である。「グレイス・セラピー(Grace Therapy)」という独自のスピリチュアル・モデルを開発し、12ステップ・プログラムの実用化を促進している。このモデルは、イスラエルの薬物回復支援専門職の要請プログラムに採用されている。また、ローネル教授の在籍するバル=イラン大学は、このモデルの主導的研究機関でもある。同大学は、薬物回復支援の専門家を育てるための養成コースを構築している。ここの養成コースを出た者は、イスラエル反薬物局、福祉省、矯正局などで指導に当たっている。


ナッティ・ローネル教授(イスラエル・バル=イラン大学犯罪学部)

ナッティ・ローネル教授(イスラエル・バル=イラン大学犯罪学部)


【講師プロフィール】 
ナッティ・ローネル教授(イスラエル・バル=イラン大学犯罪学部)
1984年、テルアビブ大学において心理学学士。1995年ネブライ大学において犯罪学博士。 学位論文『イスラエルにおけるナルコティック・アノニマス:薬物依存におけるセルフ・ヘルプと信頼の手続(Narcotics Anonymous in Israel - Self-help and faith processes among drug addicts)』。1996年テルアビブ大学ソーシャルワーク学部博士研究員(PD)。研究テーマは「物質依存からの回復における道徳的推論の成長(The development of moral reasoning among substance dependents in recovery)を経て、現職。

【参照文献】
Ronel, Natti & Dana Segev,”Positive Criminology in Practice” , International Journal of Offender Therapy and Comparative Criminology ,2014 58: 1389 originally published online 18 June 2013(online: http://ijo.sagepub.com/content/58/11/1389); Ibids.,Positive Criminology, Routledge:2015.


会場:龍谷大学(深草キャンパス)至心館1階

会場:龍谷大学(深草キャンパス)至心館1階

>> 深草キャンパス キャンパスマップ
>> Google Map


ファイルを開く

2018/9/18ナッティ・ローネル教授_特別講演フライヤー


【研究成果の要約】
・江戸時代に爆発的に出版された書籍には表紙の厚紙として再生紙を使用したものがある

・再生紙には、当時、都市生活を送っていた庶民の毛髪が埋め込まれていた
 (回収時に混入したか、再生時に補強等の意図で混ぜられたと考えられる)

・動物の食性調査や農産物の産地特定に使われる同位体分析をこの毛髪に適用することで、江戸時代の庶民の食生活を復元し、次の結論を得た

 - 江戸時代の庶民は、現代日本人より遙かに純粋に、コメ、野菜、海産魚ばかり食べていた

 - 1700年以降の200年で、海産魚を食べる割合が徐々に増加していったことが裏付けられた

 - 江戸では、京都や大坂よりも、雑穀を多く摂取していた可能性が示された

・ユネスコ無形文化遺産「和食」のルーツである江戸時代の食生活を、大量出版された
当時の書籍を集めることで、より詳細に復元できそうだ

龍谷大学理工学部の丸山敦准教授は、国文学研究資料館の入口敦志教授、立命館大学の神松幸弘助教らとの共同研究で、古い書籍に埋め込まれている毛髪(写真)の安定同位体分析*1により、江戸時代の庶民の食生活を復元することに成功しました。毛髪の炭素・窒素の安定同位体比から、江戸時代の日本人が現代と比べより一層コメ・野菜・魚に依存した食生活を営んでいたこと、江戸時代中期以降の200年間で徐々に海産魚を食べる割合が増えていったこと、江戸時代の3都市(江戸、京都、大坂)には食生活に違いがあったこと、などが示唆されました。この成果は、オンライン科学誌Scientific Reports(Nature Springer社)にて、8月14日に公開されました。

我々の祖先が何を食べて暮らしていたのか、という問いは純粋に好奇心をくすぐります。特に江戸時代の日本人の食生活は、ユネスコ無形文化遺産「和食」のルーツでもあるため、国際的な関心を集めるものです。また、江戸時代に度々繰り返された飢饉が庶民の食生活に与えた影響を知ることができれば、食糧問題を迎えようとする我々現代人にとっても教訓になるでしょう。

しかし、過去にヒトが何を食べていたかを調べる場合、従来は書物に記載された情報に基づいて推定するしかありませんでした。江戸時代の食生活を書いた料理レシピ本や日記は少なからず残っているのですが、書物に記録されることは珍しいことに偏っているかもしれませんし、禁止されていたことは隠されていたりするかもしれません。したがって、書物に基づく知見を科学的な手法で確かめたり、補うことも重要となります。近年になって、遺跡に埋葬された骨からコラーゲンを摘出し、その安定同位体比を分析することで、当時の食生活を科学的に復元する手法が用いられるようになりました。

本研究では、遺跡を掘り起こすことなく、大量に残されている当時の出版物から毛髪サンプルを入手し、過去の食生活を復元できた点に新規性があります。さらに、毛髪サンプルを用いた分析には、骨のコラーゲンと比べて、現代人のデータが倫理的にも技術的にも入手しやすいというメリットもあります。従って、本研究で推定した江戸時代の食生活は、現代の日本人の大量の既存データと、直接比較することが可能でした。比較の結果、西洋化が進んだと言われる現代の日本人と比べ、江戸時代の食生活はコメ、野菜、魚に大きく依存していたことが確認できました。

本研究の手法がさらに優れているのは、毛髪は書籍から摘出するため、毛髪の「持ち主」が生きていた時代や都市が、書籍の刊記(奥付)から簡単に読み取れることです。本研究ではこのメリットを活かし、江戸での食生活が京都や大坂とは違ったこと、江戸中期から後期にかけて魚への依存度が高まっていったことを示すことに成功しています。なお、本研究のように、江戸時代の人々の毛髪を3大都市から時代ごとに収集して比較分析した研究事例は、これまでありませんでした。

なお、毛髪が書籍の表紙に埋め込まれているのは、江戸時代の都市において、庶民の教育レベルが高かったこと、リサイクル社会だったことに由来すると考えられます。つまり、すでに識字率の高かった庶民が大量出版を求め、経費削減のために反古紙の収集と再生紙生産が行われたからこそ、当時の書籍には毛髪が埋め込まれているのだと考えています。毛髪が、再生紙の補強のために意図的に混ぜられたのか、古紙回収の過程で混入したのかは,現段階では分かりません。いずれにしても、書物に記録が残りやすい高貴な人ではなく、都市部で暮らした庶民のものではないかと推察されます。

日本では、近世(江戸時代)に出版ブームが起こり、江戸時代だけで100万タイトルほどの書籍が発刊されたと言われています。実際に各地の所蔵機関や古書店には、今でもたくさんの書籍が残っています。これらから効率的に毛髪を摘出して同位体分析をすれば、江戸時代の食生活の地域差や変化を、詳細に調べ上げることができるかもしれません。

■語注
*1:安定同位体分析とは、対象物に含まれる窒素や炭素の同位体の比率を測定する分析です。動物が食べ物を食べると、体組織はその食べ物を反映した同位体比を示すため、食べ物の特定や食物網の構造、動物の移動経路を推定するために、生態学や人類学で広く使われています。ただし、組織や物質が違うと(たとえば骨のコラーゲンと髪のケラチンでは)、同位体比が異なるため、比較には同じ組織を使うことが望ましい。

<発表論文>
タイトル:Hairs in old books isotopically reconstruct the eating habits of early modern Japan
和訳:古書籍に埋め込まれた毛髪から、江戸時代の庶民の食生活を復元する)
著者:丸山 敦、竹村 潤市郎、沢田 隼(龍谷大学)
    金子 貴昭、神松 幸弘(立命館大学)
    入口 敦志(国文学研究資料館)
    掲載先:Scientific Reports (Nature Springer社)https://www.nature.com/articles/s41598-018-30617-0

<研究に関する問い合わせ先>
● 全体構想および分析について
丸山 敦 (まるやま あつし)
龍谷大学理工学部環境ソリューション工学科 准教授
〒520-2194 滋賀県大津市瀬田大江町横谷1−5
研究室:077-544-7112
E-mail: maruyama@rins.ryukoku.ac.jp
Webサイト:http://www.est.ryukoku.ac.jp/est/maruyama/

● 古書籍の鑑定について
入口 敦志 (いりぐち あつし)
国文学研究資料館 教授
〒190-0014 東京都立川市緑町10-3
Tel:050-5533-2959
E-mail: iriguchi@nijl.ac.jp

<参考写真>
江戸時代に出版された書籍と、表紙(再生厚紙)に埋め込まれた毛髪(撮影:丸山 敦)。


(a)外観


(b)表紙に使われている再生厚紙(右側)


(c) (d) 再生厚紙に繊維とともに埋め込まれている毛髪。24セットの古書籍のうち、23セットから同位体分析に十分な毛髪が摘出され、江戸時代の庶民の食生活を復元することに成功した。


2018年8月5日(日)に「政策実践・探究演習 京丹後防災プロジェクト」(担当:石原凌河)の第2回合宿を実施し、学生14名が参加しました。本プロジェクトの目的は、京都府京丹後市大宮町口大野地区にて、「防災地域デザイン」をテーマに大学と地域が連携し、防災を通じた安全・安心で魅力的な地域再生のあり方について学びます。第2回合宿では、口大野公民館にて京丹後市や地域住民とともに、京丹後市における7月豪雨災害の情報共有、5月に実施したフィールド調査の結果報告、8月26日に実施される防災イベント企画の意見交換を行いました。

<8月5日(日)>
午前は京丹後市と大宮町口大野区区長から7月豪雨災害の被災状況の報告がされ、石原講師と学生が意見交換をしました。午後は学生から5月に実施したフィールド調査の結果を報告しました。第1に口大野区の地震・火災・水害時における危険箇所(危険物集積地域、延焼拡大危険箇所、ブロック塀の安全性、河川氾濫による浸水など)と地震・火災・水害時における防災資源(消防水利、備蓄など)をチェックしたマップを報告しました。第2に、学生からみた京丹後市の魅力として、自然環境の豊かさ、丹後ちりめん、アクセスの良さなどがあげられました。第3に、地域課題分析は地域住民のさらなる防災意識の向上が課題としてあげられました。その後、8月26日に実施される防災イベントの企画内容が学生から報告され、京丹後市職員や地域住民の方々と意見交換を行いました。
今後は8月26日の防災イベントの実施に向けて、地域住民の方々や京丹後市職員の方々と連携しながら共にプロジェクトを進めていきます。


石原凌河講師 紹介ページ
政策実践・探究演習




a

龍谷大学 You, Unlimitedの記事一覧

お電話でのお問い合せはこちら

電話番号: