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 2018年6月19日(火)、「食の循環実習Ⅱ」において、京たんご ぼたん・もみじ 比治の里 総括責任者 金志 繁実 氏 と NPO法人 日本都市農村交流ネットワーク協会 副理事長 尾松 数憲 氏を講師としてお招きし、「京丹後における鳥獣害の実態と野生獣肉の流通」をテーマにご講義いただきました。
 金志氏からシカやイノシシなどの鳥獣が作物を荒らし、農家を困らせている実態があることをお話いただきました。また、尾松氏からは、京丹後の有害鳥獣を食用肉になるまでの工程や仕組み、それにより地域貢献につなげる動きをご説明いただきました。約10年前に関係法律ができたほどのまだまだ新しいジビエの世界であるので、ぜひとも積極的に興味関心を持ってほしいとメッセージをいただきました。
 学生らは、農家の鳥獣害実態とそれを活用した食の流通への関心を高めたにちがいありません。

学生のコメント:
「捕獲から販売されるまでの工程はリアルで興味深かった。」
「どこで捕獲・加工されたのかトレーサビリティで知ることができるのは安心だと思う。」
「農家の被害解消と食料調達が同時にできて良い効果を生み出す取り組みだと感じた。」







 2018年6月16日に「龍谷大学新校舎「東黌(とうこう)」完成記念シンポジウム ことばのチカラ~社会とつながる文学部の学び~」を開催しました。(龍谷大学文学部主催、活字文化推進会議共催)
 
 2018年2月、大宮キャンパスにおけるメインの教室棟として、新校舎「東黌」が竣工しました。この新校舎には、講義室に加え、博物館準備室、文化財科学室、ラーニングコモンズなどが配置されます。大宮キャンパスは、1887年(明治20年)、現在の『中央公論』の前身である『反省会雑誌』を、本学普通教校学生らが創刊した場所でもある等、様々な歴史やドラマを生み出してきた希有な場所でもある旨、入澤学長よりパワーポイントを利用し説明され、興味深い内容にみな耳を傾けていました。
 
 当日は、晴天に恵まれ、400名近くの方々が来場され、会場は満席となりました。
 プログラムは、次のとおりで、講師には、直木賞作家の角田光代さんらを招いた楽しいセッションやパネルディスカッションが開催されました。

★第一部 トークセッション      角田光代さん☓安藤 徹文学部長
 平安朝文学を専門とする本学文学部長(安藤 徹、日本語日本文学科教授)とのトークセッションがなされ、これまでの創作活動にかかわるお話しなど、ことばで表現することや本を読むことの魅力、また、古典を読むことが現代にどのように活かせるのかといったことについて、活発なセッションが行われました。
★第二部 パネルディスカッション   角田光代さん 中央公論新社編集者 菅 龍典さん 入澤 崇学長 安藤 徹文学部長
 パネリストは、直木賞作家の角田光代さんほか、菅 龍典中央公論新社編集者 入澤 崇龍谷大学学長(文学部仏教学科教授、専門は仏教文化学)、安藤 徹文学部長(日本語日本文学科教授、専門は平安朝文学)にて、「ことばのチカラ ~社会とつながる文学部の学び~」というテーマをめぐって、それぞれのお立場から自由にご発言いただき、大学教育での文学部の役割,ことばのチカラの大切さについて語られました。

 シンポジウム終了後、角田光代さんのサイン会が行われ、ひとりひとりの方に笑顔でサインをされていました。
 
 当日の全体司会は文学部4回生の平岡みのりさん(龍谷大学学友会放送局)が担当。また受付は文学部の学生が行いました。
 国の重要文化財である本館・北黌(ほっこう)・南黌(なんこう)を有する大宮キャンパスに新しく完成した東黌(とうこう)の完成を記念し、ことばのチカラをテーマに盛大なシンポジウムを開催することができました。角田光代さんをはじめ、共催の活字文化推進会議、並びに学生スタッフのみなさまの尽力によるものです。有り難うございました。
 これまでの大宮キャンパスにはない新たな学修環境も整備され、龍谷大学文学部はますます発展できるよう、社会とつながる文学部の学びを展開できるよう精進してまいりますので、ご期待ください。


右から、入澤崇龍谷大学長、作家角田光代さん、安藤徹文学部長


龍谷大学大宮学舎本館学長室にて


龍谷大学新校舎「東黌」


重要文化財 龍谷大学大宮学舎本館


受付は、本学学生の協力いただきました


第一部 トークセッション 角田光代さん☓安藤徹 文学部長


第二部 パネルディスカッション 会場は満席


シンポジウム終了後、作家角田光代さんサイン会が行われました


多くのゼミ(演習I/II)では、学内外で様々な活動を行っています。
ゼミ活動とはどのようなものなのか、その一端を紹介するために、経済学部・国際経済学科の西川芳昭教授(演習テーマ:農業・資源経済学)がゼミ生と共に実施したフィールドワークの内容を報告いただきました。


「食べる人と作る人を繋ぐことから現代社会を分析する」ことをテーマに学んでいる西川芳昭ゼミ(演習Ⅰ)の3年生が5月下旬から6月上旬にかけて、いくつかの農場、農家を訪問しました。

まず最初は、滋賀県甲賀市にあるNPO法人「秀明自然農法ネットワーク」しがらきの里を5月25日に訪問しました。この農場では、宗教家であり哲学者である岡田茂吉師(1882 - 1955)が提唱した「自然尊重 自然順応」という生き方をもう一度取り戻すために、人と自然の接点であった里山の暮らしを、現代に再現しています。その中で、作物の種子はその土地・気候・風土で採れたものが、その土地で生育するのに最適であると考えてられていることから、ご担当者の指導の下でインゲン豆の種まきを体験しました。
次に、京都市内の都市農業、伝統野菜栽培と販売を学ぶために、梅雨の晴れ間の6月9日に、上京区の京やさい佐伯さんの圃場及び店舗を訪問しました。三里四方の旬の無農薬野菜について経営者の佐伯昌和氏および奥様から説明を受け、小規模農業・都市農業の在り方についてゼミでの討論のための情報収集を行いました。

翌日の6月10日には、京都市右京区京北黒田という里山にある小さな農場「耕し歌ファーム」を訪問し、ご夫妻ともに非農家出身の経営者のお話を伺いました。農薬や化学肥料を使わない循環する「農」を目指して、米や野菜を育てておられ、農業の話だけでなく、食べものは、人と大地をつなぎ、里山と都市部をつなげることで、今よりももっともっと、元気な社会が作り出せると信じて、田畑で土と向き合っている姿を拝見しました。特記すべきこととして、雑草としてのセリを手取りしたこと、モリアオガエルらしい卵を発見したことなど、貴重な体験でした。


インゲン豆の種まきを体験


佐伯さんから説明を聞く学生(講義の見学と合同)


午前中の草取り実習 ゼミ生7名でなかよく


お昼ご飯は農場で採れた野菜を賞味


午後は、経営者松平さん(左から3人目)を囲んでの質疑応答


湖南市と龍谷大学は、産学官連携による特産品の開発事業として、「エンサイの栽培プロジェクト」と「養蜂プロジェクト」の取り組みを行っています。

今回、「養蜂プロジェクト」のスタートアップ事業として湖南市針営農組合にて、古本 強 教授(農学部)と資源生物科学科の学生が採蜜の仕方についてレクチャーを行い、参加された方々の採蜜体験と試食をしていただきました。

参加された方からは、「初めて採蜜の体験ができ、貴重な体験になった。」、「取れたての蜂蜜は味も香りも良く感動しました。」などの感想をいただき、子どもから大人まで満足していただく事ができました。

今後も「養蜂プロジェクト」として、様々な取り組みを行っていく予定です。興味をお持ちの方は、今後開催されるイベント等に是非ともご参加ください。

<資源生物科学科の学生がレクチャーをしている様子>


今回の採蜜で約50本分の蜂蜜を採取することができました。



6月15日(金)、16(土)龍谷大学瀬田キャンパスRECホールにて、龍谷大学RECイノベーションカレッジ「公害防止管理者(水質関係)資格試験受験対策講座」を一般財団法人関西環境管理技術センター(EMATEC)様との共催にて開催しました。

龍谷エクステンションセンター(REC)では、主に製造業に従事される技術者の方々の学び直しの機会として、本学の知見やネットワークを活用したリカレント教育「RECイノベーションカレッジ」を開催しています。

 本講座は、本年10月に実施される「水質関係公害防止管理者資格試験」の受験を予定されている方々を対象に、資格試験合格をサポートするべく、開催しました。

 本資格は、公害を防止するための技術的事項を管理する際に必要な資格であり、これらの有資格者の人材育成は、工場等を操業する企業にとってはもちろんのこと、環境に配慮した地域産業を振興していくためにも必要な取り組みです。




講座当日は、本学理工学部 環境ソリューション工学科 桧尾亮一実験講師、一般財団法人関西環境管理技術センター 武甕孝雄専務理事から、過去に行われた資格試験出題傾向の分析を踏まえた、具体的かつわかりやすく講義がなされました。

 本講座を受講いただきました皆様が資格試験に合格し、各事業所等でご活躍されることを心より念じております。


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