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経済学部では、企業現場の最新動向を日常の講義の中に組み入れ、「経済学をもっとアクティブにする」取り組みを積極的に進めています。
その一環として、今年度は、NPO法人コアネットと連携をして、「地域産業論」や「日本経済論」の講義の中で、ものづくり企業の第一線で活躍してきた方々の知識と経験から学ぶ機会を数多く設けました。

12月4日(火)の日本経済論(担当:伊達浩憲教授)の講義では、NPO法人コアネット会員で、元マツダ株式会社 本社工場長・執行役員の神谷 宏氏をゲストにお招きして、「企業内イノベーション―マツダの変革と再興」をテーマに、1990年代のバブル崩壊以降の同社の企業戦略の転換について丁寧に講義していただきました。
 
「”イノベーション”という言葉の背後に貫かれるVision・Mission・Valueをマツダ(株)はどのように築き上げようとしてきたのか、実際に築き上げてきたのか」という神谷氏の緊張感あふれるお話をお聞きし、多くの学生達は、ものづくりの軸となる哲学に触れ、また自らの人生観と照らし合わせる機会になったようです。最後の質疑応答の時間においても、大変有意義な議論をすることができました。

今後とも、経済学部では、このような取り組みを続けてまいります。





 日本には、貧困、共働き世帯、片親世帯等で食事が十分にとれなかったり一人で食べたりしている子どもがたくさんいます。そういった子どもの放課後や休日の居場所の一つとして、子ども食堂があります。
 現在、子ども食堂は全国に2200ヶ所以上あるとされ、滋賀県だけでも100ヶ所以上あります。しかし、そんな子どもの居場所である子ども食堂にも課題がたくさんあります。そんな現状を一緒に学びませんか?

■開催日時:12月12日(水)17:30~19:00

■場所:瀬田キャンパス 学生交流会館 地下1階 カンファレンスルーム

■内容:講演会とミニワークショップ

■テーマ:「子ども食堂を知ろう!~今、大学生にできること~」

■講師:幸重忠孝氏(こどもソーシャルワークセンター代表)  

■申込締切:12月11日(火)17:00

■申込:(1)センターで受付、申込
    (2)E-mailで、件名に「子ども食堂」と記入し、
       ryuvnc@ad.ryukoku.ac.jpまで。
       ①氏名 ②学籍番号 ③学部・学科
       ④子ども食堂のボランティア経験 有・無


■問合せ:ボランティア・NPO活動センター
       【TEL】 077-544-7252(瀬田キャンパス)
       【E-mail】ryuvnc@ad.ryukoku.ac.jp



子ども食堂での活動の様子


センターでボランティアを紹介しています


【本件のポイント】
・岐阜県立岐阜農林高等学校で、「イシクラゲ」研究成果報告会を実施
・高機能性食品である「イシクラゲ」を使ったうどんの試食会の実施
・「姉川クラゲ(イシクラゲ)」研究プロジェクトを通じた高大連携事業

 龍谷大学農学部(滋賀県大津市)と岐阜県立岐阜農林高等学校(岐阜県本巣郡)は、「姉川クラゲ(イシクラゲ)」研究成果報告会を実施します。
 龍谷大学農学部では、1期生が2017年後期から研究室に配属され、それと同時に4学科を横断する「姉川クラゲ(イシクラゲ)」研究プロジェクトを始動させました。
 「姉川クラゲ(イシクラゲ)」とは、湿った地面に自生するワカメのような生態です。姉川流域(滋賀県)で過去に食用にされた記録が残るため「姉川クラゲ」と呼ばれています。乾燥状態で100年以上放置しても、吸水により光合成を開始し増殖できること、大気中の窒素を取り組んで栄養素にできるため、貧栄養環境下でも生育できることがわかっています。さらに、放射線に対する強い抵抗性があるため、宇宙空間でも生育できる可能性があることから、環境ストレス超耐性生物といえます(2006年には国際宇宙ステーションに持ち込まれており、最近では高濃度の放射性物質を吸収するため除染の切り札としても注目されています)。
 また、血中コレステロール抑制作用、免疫促進作用等を有するとの報告もあり、高機能性食品として、期待できる食材といえます。本学では、「姉川クラゲ(イシクラゲ)」の遺伝子を解析し、栽培方法の確立を行い、地元の歴史を調べ、地元の特産物としての商品化を目指しております。
 今回、岐阜農林高等学校では、「イシクラゲ」を使ったうどんを作り、試食会を実施いたします。本学としても、岐阜農林高等学校とこれまで共同で研究を行ってきており、農学部古本 強教授が当研究について、報告させていただきます。

1.日時:2018年12月10日(月)13:25~15:25

2.場所:岐阜県立岐阜農林高等学校
(住所:岐阜県本巣郡北方町北方150)※JR岐阜駅からバスで20分程度

3.次第:13:45 開会
     14:00 試食会
     14:30 研究報告
   ① 事業内容(岐阜農林高校指導教諭 中島孝司氏)
   ② 陸棲微生物「イシクラゲ」の活用方法
   ③ 本日の報告会について(龍谷大学農学部教授 古本 強他)

問い合わせ先 : 学長室(広報) 橋本   Tel 075-645-7882


 文学部教員は、学内外で様々な活動を行っています。その活動とはどのようなものなのか、その一端を紹介するために、文学部にて教養教育科目を担当している丹野研一先生が実施した内容を報告いたします。

 文学部の丹野研一准教授が開発したパスタ用小麦が、NHK滋賀放送(11月27日放送、おうみ発630「パスタにぴったり!香り高くモチモチの食感。日野町発!小麦新品種」、18:30からの番組で7-8分間)で紹介されました。また、NHK「おはよう関西」の番組(12月17日放送7:00-8:00 のうち4分30秒)で少し短く編集されたものが近畿圏内で紹介されます。よろしければご覧ください。
 スパゲッティなどパスタ加工のためのデュラムコムギは、国内品種がほとんどなく数年前まで100%輸入に依存していました。丹野先生の育成した品種は、デュラムコムギの原種にあたるエンマーコムギの野生種を親のひとつにしています。そのため栽培と加工には技術を要しますが、収穫期がこれまでより早く、また病気が少なく風味があるなどの特長があります。生パスタ料理に最適です。
 この品種育成には13年かかっており、丹野先生は最初にこれを奈良市の自宅(当時)で交配実験し、前職である山口大学で育成選抜を繰り返して、本学での完成に至りました。またエンマーコムギの利用は、18年前に開始したシリア・トルコなど西アジアでの考古学(考古植物学)の研究がヒントになったとのことです。
 長い年月のかかる研究を継続したことが、いま実を結んだのです。


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