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2018年4月に文学部に新たに着任した教員を紹介します。

 文学部日本語日本文学科 
 高木 彬(たかぎ あきら)講師

① 研究内容を教えてください。
文学のなかに建築や都市がどのように描かれているかを研究しています。

たとえば、関東大震災(1923年9月)の復興期にあたる1920年代は、日本の近代化が大きく加速した時期です。当時の文学には、そこで広がりつつあった新しいタイプの建築や都市が、人々にどのように捉えられていたのかが濃密に描きこまれています。それを読むことは、現代の私たちが経験している日常の空間を見つめ直すためのヒントにもなると考えています。

② 専門分野のおもしろさは何ですか。
「猫を飼っているひとなら誰でも、猫の方が人間よりもずっと巧く家に住んでいると言うだろうが、まことにもっともな意見である。寒々しいほど角張った空間の中でも、連中は隅っこに落ち着ける場所を見つけだすものだ。」

──これは、寒々しい「空間」が愛着のある「(居)場所」となることについて語った、ある小説家の言葉です。たしかに、「場所」については建築の図面よりも、文学のほうが多くを語ってくれるようです。「空間」から「場所」への変化、「場所」の質感、そうしたものを描き出せるところに、文学のおもしろみがあると感じています。

③ なぜその分野を専門として選ばれましたか。
高専・大学の頃は建築設計を学んでいました。しかし、建築の先生に手渡された小説、友人の図面に投げかけられた先生の講評、そうしたいくつかの言葉が、製図板に向かう日々に決定的な影響を与えました。図面に描けないもの、しかし本当はその余白にあるはずのものへと目が向きはじめたのは、その頃です。

龍谷大学研究者データベース(高木 彬)


2018年3月23日に、カーディフ大学(イギリス)にて、龍谷大学 犯罪学研究センターのメンバーが同校に表敬訪問し、公開セミナーで講演しました。
その際の様子を、David Brewster(犯罪学研究センターPD,2007年から2016年の間、カーディフ大学で犯罪学を専攻、2017年より犯罪学研究センター所属)によるレポートで紹介します。

今回の企画は、「龍谷・犯罪学」を広く海外にアピールする意図をもって開かれました。また、龍谷大学犯罪学研究センターとカーディフ大学犯罪学センター(The Cardiff Centre for Crime, Law and Justice)との間で学術交流協定を締結することを見据えて、非常に実り多いものとなりました。


英・カーディフ大学での「犯罪学」研究交流セミナーレポート

英・カーディフ大学での「犯罪学」研究交流セミナーレポート


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Daiwa Foundation Award 2017/18_Interim Report

※この企画は、当センターのPDであるDavid Brewster氏が、『大和日英基金』の助成プログラム「重点助成」に申請し、採択されたことにより実現いたしました。
・大和日英基金については→http://dajf.org.uk/ja/
・重点助成についての詳細→http://dajf.org.uk/ja/grants-awards-and-prizes/daiwa-foundation-awards

【関連記事】
英・カーディフ大学にて現地スタッフと犯罪学研究センターの交流セミナーが開かれます。/(講演者と題目を紹介)


石塚伸一(本学法学部教授、犯罪学研究センターセンター長、日本犯罪社会学会会長)

石塚伸一(本学法学部教授、犯罪学研究センターセンター長、日本犯罪社会学会会長)



龍谷大学犯罪学研究センター(Criminology Research Center)は、2016年6月に発足し、同年11月に文部科学省私立大学研究ブランディング事業に採択されました。
センターの取組みを通し、犯罪予防と対人支援を基軸とする「龍谷・犯罪学」を構築し、日本国内だけでなく、広く世界に海外にアピールしていきます。

本格的な事業展開期となった2017年度には、パンフレットを作成しました。
本センターが主催する各種イベントでの配布を行うほか、この度、当ホームページでの情報公開をスタートしました。


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犯罪学研究センター パンフレット(2017)



自然災害により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。
学生本人やご家族が被災された方は、学生部(瀬田・深草)または学部窓口までお知らせください。
被災により学費支弁が困難となった世帯の学生には、各種奨学金等をご案内いたします。学生部(深草・瀬田)までご相談ください。

【各種奨学金等】
①災害給付奨学金【給付】
②親和会自然災害等特別見舞金【給付】

※学生部メールアドレス:gakusei@ad.ryukoku.ac.jp


【本件のポイント】
・「水田」 を「畑」として使う「水田転換畑」の活用をターニングポイントを迎えるコ
 メ農家への提案。
・地域資源を創出し、6次産業化へつなげ、地域の活性化を目指す。
・事例として「水田転換畑」を活用し、農学部生が栽培・収穫したラッカセイ<品種:お
 おまさり(平成19年千葉県育成品種)>を、「龍谷の実」(ピーナッツ菓子)として
 販売。

 これまで約50年間行われてきたコメの生産調整「減反政策」が2018年度より廃止となりました。加えてコメの消費量が減少する中、農耕地の約半分を水田が占める日本では「水田」の新たな活用方策が期待されています。これらを踏まえて、この度、龍谷大学農学部から社会的課題解決策のひとつとして水田転換畑で通常の約2倍の大きさのラッカセイ<品種:おおまさり(平成19年千葉県育成品種)>を栽培し、それぞれの地域がもつ優れた伝統食や加工品の開発等の付加価値をもった地域資源の創出と6次産業化へつなげ、地域の活性化に発展していくことを提案します。「水田転換畑」において高品質な畑作物を安定的に生産するには、過湿と通気性の劣化等の改善を目的とした「排水性の向上」や、窒素の無機化により地力窒素が低下することを改善するための「地力の補完」等の問題解決に取り組むことが必要です。今般、ナッツ類の国内売上トップクラスの東洋ナッツ食品株式会社(神戸市東灘区)にご協力いただき、農学部生の“学びの成果”として学生自身が栽培・収穫した「おおまさり」を加工し、「龍谷の実」(ピーナッツ菓子)として販売いたします。今回商品開発した「龍谷の実」の原材料であるラッカセイは、ビタミンEやビタミンB群、ミネラルを豊富に含み、アミノ酸のバランスも良い栄養価の高い食品で健康志向が強い消費者にもオススメです。また、キャラメルコーティングしており、カリッとした触感と香ばしさを楽しむことができます。

 1.日 時  2018年6月5日(火)14:00~

 2.場 所  京都大学記者クラブ(京都市左京区吉田本町 京都大学内)

 3.内  容  「水田転換畑で農学部生が育てた『ラッカセイ』による地域活性化の
         可能性」及び試食会

 4.出席者
   龍谷大学農学部資源生物科学科教授 大門 弘幸(だいもん・ひろゆき)
   龍谷大学農学部資源生物科学科4年生 道山 祐子(みちやま・ゆうこ)
   龍谷大学農学部資源生物科学科4年生 山下 博士(やました・ひろし)
   東洋ナッツ食品株式会社 フロンティア開発室マーケター 池田 義明(いけだ・
   よしあき)氏
 
 5.備  考  詳細な内容については、会見時にお伝えします


「龍谷の実」

問い合わせ先 : 農学部教務課 糸井・柿本  Tel 077-599-5601


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