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2024年7月25日(木)に、文学部ではこの3月に卒業したばかりの卒業生を含めた3名を報告者に迎えて、「卒論相談会~夏休みをどう過ごすか~」を開催しました。

 

 

安藤 真次郎先生(文学部教務主任)の総合司会のもと、 青池 祐樹さん(2023年度 仏教学科専攻卒業)、羽野 琴音さん(2023年度 歴史学科東洋史学専攻卒業)、長谷川 穂香さん(2020年度 歴史学科文化遺産学専攻卒業)から、まずはそれぞれの卒論の内容を紹介していただいたあと、夏休み前までと夏休み後の完成度、卒論と就活とのバランス、後輩へ伝えたいこと等をお話していただきました。

 

 



 

オンラインにて実施をしましたが、参加した学生から多くの質問が出されました。

 

これから卒業論文を作成する学生にとって役立つお話が多くあり、学びを深めることができた時間となりました。

 

 





以下から報告会の動画をご覧いただけます。ぜひご覧ください。





 

よろしければ、アンケートにご協力ください。

https://forms.gle/f1vYXWCg4UEpzXJE9

 

 


パリオリンピックで福留選手が着用したユニフォーム

8月8日(木)に本学卒業生の福留慧美選手(2020年3月卒、経済学部スポーツサイエンスコース出身)が本学に凱旋され、オリンピック出場を報告されました。


校友会と経済学部同窓会から激励金の贈呈が行われた後、福留選手は深草体育館に立ち寄り、本学男女バレーボール部員を激励されました。


今後も、福留慧美選手と本学バレーボール部にご声援のほどよろしくお願いいたします。


龍谷大学女子バレーボール部Twitter
龍谷大学スポーツサイエンスコース


2024年度グローバル・キャリア・チャレンジプログラム成果発表会が、7月26日(土)深草キャンパスで開催され、予選会を勝ち抜いた5チーム(11チーム中)が学内外の審査員を前にプレゼンテーションを行いました。

グローバル・キャリア・チャレンジプログラム(GCCP)は2017年度に始まり、今年で8年目となります。受講生は5~6人1組のチームとなり、授業担当講師、アドバイザリーボード、GCCP先輩学生の指導を受けながら、「あなた達がグローバルに活躍する人材になるために実施する、ワクワクするような新企画を発表してください。」というミッションの解決策の提案に向けて取り組んできました。
本プログラムでは、「教わった理論をもとにした実践」が重視されます。課題解決に向けて、自ら考え、チームで協力しあい、仮説を立て調査し、メンバーとの話し合いを通して、一つのプレゼンテーションとしてまとめていくスタイルの授業PBL<Project Based Learning/問題発見・解決型学習>で、グローバル領域で活躍する企業人から直接話を聴いたり、指導を受けました。
今年度は、株式会社JTB、日本航空株式会社、株式会社イシダ、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社の各社(敬称略)よりご協力をいただきました。

各チームが実際に行った調査・試行に基づいたプレゼンテーションはどれもよく練られており、見応えのある内容ばかり。各チーム趣向を凝らしたプレゼンテーションを行い、審査員の質問にも臆することなく堂々と対応し、同プログラムを通じて受講者の成長がみられました。

最優秀賞チーム「STK(発表タイトル:Cooking  World  Tour)」、優秀賞チーム「実家暮らしちゃんねる(発表タイトル:世界の仲間と無人島チャレンジプログラム)」のメンバー11名には、海外インターンシップ参加権(参加費用12万円を大学が補助)が授与されました。

なお、グローバル・キャリア・チャレンジプログラム(GCCP)は今年度をもって終了します。2025年度以降は現代的なニーズを捉え、新たに、留学生と日本人学生が共に学ぶ、国際共修スタイルを取り入れ、低年次生を対象としたグローバル人材育成科目として展開し、若い世代の「内向き志向」を克服し、グローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍できる人材育成を後押しする教養教育科目として開講する予定です。


通過チームのプレゼンの様子


最優秀賞チーム「実家暮らしちゃんねる」


優秀賞チーム「STK」


審査員の講評



8月1日(木)に近畿工業化学教育研究会主催の「第24回高校生ものづくりコンテスト 化学分析部門 近畿地区大会」が瀬田キャンパスで開催されました。
滋賀県教育委員会ならびに化学分析関係の技術センター・協会の技術者、本学から応用化学課程 宮武智弘教授も審査に加わり、近畿圏内の工業高校6校(滋賀県立瀬田工業高校、滋賀県立八幡工業高校、大阪府立堺工科高校、兵庫県立飾磨工業高校、兵庫県立姫路工業高校、兵庫県立兵庫工業高校)から代表12名が化学分析の適切な実験方法と実験結果の正確さを競い合いました。
優勝した兵庫県立姫路工業高校は11月9日~10日に岩手県立盛岡工業高校で開催される全国大会に出場する予定です。


競技の様子①


競技の様子②


閉会式の様子


【本件のポイント】

  • 近年の観賞魚ブームの中、意図的と思われる放流等により、多種多様な観賞魚メダカ品種が野外水域で確認される事例が全国的に後を絶たない
  • 人工改良品種である観賞魚メダカの野外への放流は、交雑により野生メダカへの遺伝的攪乱を起こすなど、「第3の外来種」として生物多様性にとって大きな脅威
  • 今回、龍谷大学理工学研究科の院生と学生らが滋賀県大津市の池と琵琶湖南湖の湖岸で体外光メダカなどの観賞魚メダカを採集し、研究員らが標本に基づいて記録した滋賀県初の報告を発表

 

【本件の概要】
 龍谷大学 生物多様性科学研究センターの伊藤 玄 客員研究員と滋賀県立琵琶湖博物館の川瀬成吾 学芸員らの研究グループは、2023年7月30日に滋賀県大津市田上里町の池で、2024年4月29日に琵琶湖南湖の湖岸で採集された魚類の形態的特徴を観察したところ、いずれも観賞魚メダカであると特定しました。滋賀県および琵琶湖・淀川水域の野外水域において、観賞魚として人気のある観賞魚メダカが標本に基づいて記録されたのは今回が初です。
 具体的には、池で採集した3個体は“青メダカ”、南湖で採集した1個体は“青体外光メダカ”(幹之メダカとも呼ばれる)に分類され、いずれも観賞魚メダカであると判別。開放水面であり周囲の水路とも接続している南湖で採集した青体外光メダカは、龍谷大学先端理工学部の学生が実習中に捕獲したもので、体外光メダカ類の中でも背面の虹色素胞が広範囲に発現する強スーパー光に分類され、美麗な個体です。一方、龍谷大学理工学研究科の院生らが青メダカを採集した池は、周囲に接続河川はなく、雨水や山の斜面から染み出した水などが自然にたまった小規模な池であり、人為的な移植が考えられます。加えて、青メダカ3個体のうち1個体には脊椎骨の湾曲があり、奇形とみなされることから、品種としては不十分な形質を理由に選別された個体(ハネ個体)であることが示唆されました。こうしたハネ個体の遺棄放流は、各地の野外水域で確認された観賞魚メダカにも共通します。
 いずれも近年放流されたもので周囲の在来のミナミメダカとの遺伝的攪乱が危惧されることから、観賞魚の放流は厳に慎まなければならないという認識を高める必要があります。

 

【研究の背景】
 童謡「めだかの学校」でも歌われるように、メダカは日本ではなじみの深い淡水魚で、ヒメダカやシロメダカなどの改良品種である観賞魚メダカは江戸時代に既に作出され、学校教材や実験動物としても数多く利用されてきました。近年の観賞魚ブームで注目を集めているメダカは、ブリーダーによる品種改良が盛んな観賞魚であり、コイや金魚に次ぐ人気を誇ります。
 ブームの一方で、近年では、多様な品種が野外水域で確認される事例が後を絶ちません。ヒメダカ以外の鑑賞メダカは、これまでに東京都(古旗ら 2020)、千葉県(高野・内田 2023)、埼玉県(内田 2023)、神奈川県(瀬能 2013; 2021)、愛知県(伊藤・山田 2021)、岐阜県(堀江・伊藤 2022)、福井県(松田 2023)、京都府(古田 2023)、岡山県(山野・柳下 2023)、佐賀県(伊藤 2022)、沖縄県(嶋津 2020)の野外水域から相次ぎ確認。本研究グループは、地域における観賞魚メダカの確認記録を残すことは、地域の生物多様性を保全する上で基礎的な情報として重要であると考えます。


1.発表論文
 題 目:滋賀県の野外水域から初めて確認された体外光メダカなどの観賞魚メダカ
 著 者:伊藤 玄 1・大場貴保 2・堀江真子 3・川瀬成吾 4
 所 属:1 龍谷大学 生物多様性科学研究センター 2 めだかの館
     3 世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ 4 滋賀県立琵琶湖博物館
 採集地:大津市田上里町の池(2023年7月30日)/

     大津市下阪本の琵琶湖南湖の湖岸(2024年4月29日)
 掲載先:淡海生物研究会「淡海生物 第6巻」

     (速報版として2024年7月21日にWEB公開)
 リンク:https://ohmi-seibutsu.wixsite.com/lakebiwa/blank-2 


2.滋賀県から採集された観賞魚メダカ


A−C:“青メダカ”, 20.4mm,18.6 mm,18.7 mm SL,伊 藤 玄 撮影(LBM1210060583-1−3),

 

D−E(同一個体):“青体外光メダカ(強スーパー光)”, 23.8 mm SL,太下 蓮撮影(LBM1210060585).

 

※本研究で作成した標本については、滋賀県立琵琶湖博物館に登録・保管されている。


問い合わせ先:

・龍谷大学 研究部(生物多様性科学研究センター)
 Tel 075-645-2184  ryukoku.biodiv@gmail.com https://biodiversity.ryukoku.ac.jp/

 

・滋賀県立琵琶湖博物館(研究部担当学芸員 川瀬、企画・広報営業課 鈴木)
 Tel 077-568-4811  info@biwahaku.jp https://www.biwahaku.jp/ 


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