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2024年7月6日(土)~7日(日)に大阪府立漕艇センターで開催された2024年度関西選手権競漕大会において、男子エイト、男子舵手付きフォアで優勝を果たしました。
男子エイトでの同大会優勝は1994年以来の快挙です。
<大会成績>
男子エイト:優勝
男子舵手付きフォア:優勝
男子クォドルプル:3位
男子ペア:6位
女子クォドルプル:4位
女子ダブルスカル:4位
女子シングルスカル:5位
女子ペア:6位
9月4日~8日には、全日本インカレ(全日本大学ローイング選手権大会)に挑みます。
全国の舞台での活躍に向け応援よろしくお願いいたします。
■端艇部HP
https://ryukoku-rowing.sakura.ne.jp/wp/
■端艇部Instagram
https://www.instagram.com/ryukokuboat/
男子エイト
男子舵手付きフォア
男子クォドルプル
男子エイト
7月6日(土)7日(日)深草キャンパス和顔館において、「地域の持続可能性の未来と地域共創―コラボレーションによる変革への挑戦」をテーマに、日本地域政策学会研究大会が開催されました。体温を超える猛暑の中、全国から約150名が参加くださいました。
2024年度 第23回 全国研究【京都】大会 | 日本地域政策学会 (ncs-gakkai.jp)
6日午後の公開シンポジウム「信用金庫×大学=地域共創―京都信用金庫と龍谷大学とのコラボによる変革への挑戦」では、榊田隆之氏(京都信用金庫理事長)や政策学部の深尾昌峰先生(龍谷大学副学長政策学部教授)から、これまでのそしてこれからの京都信用金庫と龍谷大学のコラボレーションについてお話いただきました。政策学部の白石克孝先生が進行役を務められたディスカッションでは、地域共創や今後の地域の持続可能性を考える上での重要なポイントが指摘されました。両日で9つの分科会と12のセッションで30以上の個別報告が行われ、それぞれの教室で活発な議論が展開されました。加えて、5年ぶりに懇親会も開催することができました。入澤学長からあたたかいお言葉もいただき、参加された皆様に喜んでいただけたのではないかと思います。
本研究大会は、学会員である政策学部教員が実行委員会の中心メンバーとして大会を支えました。「素晴らしいチームワークですね!」と参加者の方々からお声がけいただき、「チーム政策」のすばらしさを実感した二日間でした。
2024年7月2日(火)から13日(土)まで、海外協定校の学生を対象に、短期留学プログラム「R-STEP(Ryukoku Short-Term Experience Program)」を開催しています。今回は7ヶ国から19名の学生が参加。7月9日(火)プログラム8日目は、本学のR-STEP学生バディとともに宇治の平等院へ行きました。
以下、R-STEP参加学生のレポートを紹介します。
(原文)
R-STEP Session Report & Photos (July 9, 2024)
Today, July 9, we got the chance to explore the Uji area and Byodin Temple. I slept in and woke up at 8:00 am, tired from our previous Universal Studios Japan field trip on July 8. Everyone met at the Ryukoku University Starbucks at 8:50 am and walked to Inari station to catch the train to Uji. First, we were taken to the main viewing point of Byodin Temple to take pictures and compare our 10 yen coin to the actual temple. We then went on to tour the Byodin Temple Museum, where we saw historical artifacts depicting life during ancient rule. After, we got to explore the Uji area and try the matcha snacks, as Uji is famous for its matcha. I had some matcha ice cream and a traditional matcha dish - both were very good. My group of friends went window shopping for a bit and found a rubber ducky store. Hunayd bought a duck in the shape of Mount Fuji.
We headed back to Ryukoku University at noon so we could be back in time for lunch and go to our afternoon classes. In the afternoon, we had a Japanese calligraphy class and a Japanese pop culture class. Later in the day, we went to explore the historic Gion district of Kyoto with the Japanese R-Step student helpers. Overall, it was a great day filled with excitement and exploration as we got to learn more about Japan’s history and indulge in its rich culture.
(和訳)
今日、7月9日は宇治エリアと平等院を散策する機会がありました。私は前回のユニバーサルスタジオジャパンへのフィールドトリップで疲れていたので、朝寝坊してしまい8時に起きました。
みんなと8:50に龍谷大学のスターバックスで集合し、宇治行きの電車に乗るために稲荷駅まで歩きました。
まず、私たちは平等院のメインポイントへ連れて行ってもらい、写真を撮ったり、10円玉と実際の平等院を見比べたりしました。
そして、平等院博物館を見学し、古代統治時代の生活を描いた歴史的遺物をみました。
その後、宇治エリアを散策し、宇治は抹茶が有名なので抹茶のお菓子も食べました。私は抹茶のアイスクリームと伝統的な抹茶料理を食べましたが、どちらもとてもおいしかったです。
仲のいいグループ数人で、ウィンドウショッピングにでかけ、ゴム製のアヒルのお店を見つけました。友人のHunaydは富士山の形をしたアヒルを買いました。
昼食と午後の授業に間に合うように、龍谷大学に戻りました。午後は、書道の授業と日本のポップカルチャーの授業がありました。
その後に、龍谷大学の学生バディと一緒に歴史的な祇園エリアを散策しました。
全体として、日本の歴史を学び、豊かな文化を満喫し、興奮と探求に満ちた素晴らしい一日でした。
(原文)
Today we visited the beautiful Byodoin Temple, situated in Uji. It is one of the most famous examples of Buddhist architecture.
After arriving in the city, we took a stroll through the streets. We noticed they were full of matcha stores, where you could buy everything green-tea-themed, from regular tea to ice cream. It is a very strong tradition in this part of Kyoto.
When we arrived at the temple, we couldn't get inside, but it was amazing just to look at it from the outside. The garden was covered by plants and flowers, like lotus flowers and wisteria, and the bright red colors of the temple sparkled in the water.
We then visited the Hoshokan museum, where we had the chance to see many pieces of art and treasures. For example, we saw the original bell of the temple and the many phoenixes that once decorated the roof. I was particularly drawn to one phoenix because of its hues and beauty: its head feathers were entwined with red, blue, and yellow wires, and it was coated in gold. Unfortunately, we couldn't take any photos, so I cannot show them.
Before heading back to the university, I decided to try a matcha ice cream, and it was delicious! But since the weather was very hot, it melted quickly.
In the afternoon, we had a class on Japanese pop culture. The professor gave us an explanation of how pop culture develops in a country. We split up into groups and debated whether our nations could have produced such a dominant culture a century ago. Finally, we observed how Japan developed its own, down to the fashion and musical tastes of its people. It was really fascinating for me; I wish I could have heard more.
(和訳)
今日は、宇治市にある美しい平等院へ行きました。仏教建築の最も有名な例のひとつです。
宇治市に到着後、通りを散策しました。そこは抹茶専門店がたくさんあり、普通の抹茶からアイスクリームまで、抹茶をテーマにしたものならなんでもを買うことができます。京都のこの地域では、抹茶はとても強い伝統です。
平等院に到着して、中に入ることはできませんでしたが、外から眺めるだけでもとても美しかったです。庭園は蓮の葉や藤の花などの草花に覆われ、平等院の真っ赤な色が水の中できらきらと輝いていました。
そして、たくさんの美術品や宝物を見ることができる平等院ミュージアム鳳翔館へ行きました。
例えば、平等院の実際の鐘やかつて屋根に装飾されていたたくさんの鳳凰をみました。私は特に、色合いが美しい鳳凰に惹かれました。
頭部の羽根が赤、青、黄色のワイヤーが絡みつき、金色にコーティングされていました。残念ながら、そこではなにも写真を撮ることができなかったのでお見せすることはできません。
龍谷大学へ戻る前に、抹茶アイスを食べようと決めました。アイスはおいしかったです!でも、とても暑かったのでアイスはすぐに溶けてしまいました。
午後は、日本のポップカルチャーの授業を受けました。教授はどのように日本でポップカルチャーが発展されたか説明してくれました。
私たちはグループに分かれ、自分たちの国が100年前にこのような支配的な文化を生み出すことができたかどうか議論しました。
そして最後に、ファッションから音楽の好みに至るまで、日本がどのように独自の発展を遂げたのか観察しました。私にとってはとても魅惑的で、もっと聞きたかったです。
2024年6月20日(木)、龍谷大学大宮学舎東黌101教室において、作家の綿矢りさ氏をお招きし、特別講演会を開催し約300人が参加ました。
本講演会は、本学と活字文化推進の共催で行われました。
綿矢氏は高校生の時から小説の執筆を開始。大学在学中に芥川賞を受賞しました。
第1部では、綿矢氏の創作活動について、副学長の安藤徹教授(文学部)と対談。第2部は文学研究科の大学院生も交えてのトークセッションが行われ、書き手からの「読書」の魅力も教えていただきました。
綿矢りさ
1984年京都府生まれ。2001年高校在学中に『インストール』で第38回文藝賞を受賞。早稲田大学在学中に『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞。『かわいそうだね?』で第6回大江健三郎賞受賞。『生のみ生のままで』で第26回島清恋愛文学賞受賞。『インストール』『勝手にふるえてろ』『ひらいて』『私をくいとめて』など映像化作品も多数。最新刊は『パッキパキ北京』(2023年12月)。『文學界』で連載の「激煌短命」が2024年7月号で終了。『女性セブン』で『グレタ・ニンプ』を連載中。
●インタビュアー
副学長 安藤徹教授(文学部)
【専門分野】日本古典文学・平安朝文学
●第2部登壇者
狩野仁(文学研究科博士後期課程)
川﨑萌乃華(文学研究科修士課程)
安藤:綿矢さんは龍谷大学のことをご存知でしたか。
安藤:綿矢さんの作品は基本的に「一人称」で書かれています。一人称にこだわっておられますか。
綿矢:こだわりというか、執筆中主人公が心の内をものすごい勢いでしゃべりかけてくるのです。「くだらないことを言っているなあ」と思っても、主人公には重要なことなので、どれだけ正確に書くかが私の役割です。
安藤:綿矢さんの作品はタイトルも印象的です。発想の秘密を教えていただけますか。
綿矢:執筆中に思い浮かんだものを冒頭の横に書き記し、最後にできる限り短く、かといって2、3文字の熟語ではない、ちょうどいい塩梅のインパクトあるタイトルを感覚で選んでいます。
安藤:『かわいそうだね?』について、私は「なぜクエスチョンマーク?」と思ったのですが、作品中に「男の人はどんな状況でも、疑問形の言葉はつねに疑問だと受け取る素直な性質があるらしい」と書かれていることや、主人公が「キレる」場面で納得しました。「かわいそうだね?いやいや、ふざけるな」と。
綿矢:気づいていただき、ありがとうございます。タイトルは全体的に主人公の「捨てセリフ」が多いかもしれませんね。
ユーモアを交えながら、京都弁ではんなりと語る綿矢さんの言葉に会場の誰もが聞き入り、メモを取る姿も見られました。
最後に聴講者の学生たちに綿矢氏からメッセージが送られました。
「私は皆さんが取り組む文学研究がとても好きです。書き手でありながら、研究者の解釈はより深く、信憑性があると感じることが多々あります。この中には作家や出版社での活躍をめざしている方もいらっしゃるでしょう。今後、おもしろい本を書いてくださる、一緒に作っていけることがあれば楽しみです」
【綿矢りさ氏への一問一答】
聴講の学生と綿矢氏の質疑応答を一部抜粋します。
Q.執筆中、筆が進まなくなることはありますか?
A.以前はありましたが、週刊連載を担当してからは筆を止めてしまうと、気絶するほど恐ろしい状況に陥るので、無理矢理でも筆を進める。幼少期からの読書を通じて読み手の能力が備わっていると思うので、とにかく書いたものを読んで精査し、しっかり書くフェーズに移していきます。
Q.卒業論文のテーマが決まらず、2万字も書けるのか不安です。
A.きっちり2万字書こうとすると修正が必要な箇所を削れなくなるので、2万3千字ぐらいは書かなければならないと、もはや「絶望」から取り組んでいくのがいいかと。卒論としてカッコイイからとテーマを選ぶと挫折するはずです。自分の興味のあるテーマを選んでください。そうすれば2万3千字はあっという間です。