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瀬田学舎から参加した学生たち


「社会共生実習(大学は社会共生に何ができるのか―文化財から“マネー”を創出する―)」(担当教員:社会学科 髙田満彦)では、12月16日に愛媛大学の社会共創学部 地域資源マネジメント学科 文化資源マネジメントコースの槙林啓介准教授のゼミに所属している学生6名と活動発表や意見交換をオンラインでおこないました。


それぞれのグループの発表を聞いている様子


 双方、文化財の保護や活用に関しての調査などをおこなっていることから交流が始まり、今回で3回目の開催となります。日頃は愛媛と滋賀と遠方で学んでいる学生たちですが、お互いの1年間の活動内容や進捗状況の共有をおこなうことで、励みにもなる良い機会となっています。

 今回、本学の学生は深草町家キャンパスと瀬田学舎に分かれて参加をし、文化財である深草町家キャンパスの紹介もおこないました。深草町家キャンパスは京都市が全国初の条例として制定した「京都市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例」の適用第1号として保存建築物に登録されています。当キャンパスは、学生・教員と地域住民の交流の場としての活用や、ゼミや講義の教室、課外活動をおこなう場としても活用されていることなどを写真やスライドを用いて紹介しました。

 その後、本学の学生より1年間の活動の発表をおこないました。
 当該プロジェクトでは、文化財を「保存」と「活用」という両面から考えています。今年度は「疏水船と大津」、「近江の祭り」、「湖北地方の観音文化」、「近江八幡」の4つのテーマを設定し、グループに分かれて各フィールドでの調査を進めてきました。


発表の内容をメモする受講生


「疏水船と大津」については上回生を中心に全員で取り組んできました。
琵琶湖の水を京都へ引くために建設された水路「琵琶湖疏水」ですが、現在では新たな観光資源として疏水通船を実施しています。学生たちは実際に乗船し、体験することで気づいた点を大津市役所へ提案もおこないました。例えば、船上での飲み物の提供や、バリアフリー化などです。各機関の許可の問題もあるため実現は難しい点もありますが、様々な視点を持ち、調査していることが伺えました。


 「近江の祭り」、「湖北地方の観音文化」、「近江八幡」については、少人数のグループに分かれて活動をおこない、それぞれに祭りなどのイベントに参画したり、参加者へのアンケート調査をおこなうことで、課題の発見をおこないました。


グループワークの質疑応答の様子


 次に、愛媛大学の学生からは愛媛県伊予郡砥部町の砥部焼関連遺産について窯跡の調査をおこなった内容についての発表がなされ、江戸時代中期から現在でも続く砥部焼産業の活用や砥部焼関連遺産の現状を明らかにすることを目的として詳しく調査されてきたことがよくわかるものでした。

 それぞれの発表後に、グループに分かれて、質問や意見交換の場も設けられ、お互い、「琵琶湖疏水」や「砥部焼」についての質問をしたりと有意義な時間となりました。今後もお互いにどのような活動や調査を進めていくのか楽しみです。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


 里山学研究センターは、2022年12月21日(水)に「JST-JICA SATREPS マラウイ湖国立公園における統合自然資源管理に基づく持続可能な地域開発モデル構築」との共催で公開研究会を開催しました。

【タイトル】「マラウイと日本における里山の取り組み」
【日時】2022年12月21日(水) 16:00~17:30(日本時間)、9:00~10:30(中央アフリカ時間)
【使用言語】英語(パワーポイントは和文併記)
【開催場所】オンライン(Zoom)
【報告1】「生活のための里山:日本人による観察」
      林 珠乃氏(里山学研究センター・副センター長/先端理工学部・実験講師)
【報告2】「生活の質のための里山:マラウイ人による観察」
      マーリン チクニ氏(マラウイ大学チャンセラー校・講師)
【意見交換会】

 
 社会生態学的生産システムの一つである里山は、人々が生活や生業のために自然を利用することによって多様な生物に生息地を提供し、生物多様性の保全に重要な役割を果たしている場です。そのため、里山のコンセプトは、自然資源の利用と自然の保全が両立しうることを強調しています。とはいえ、自然の保全と活用を調和させることは難しく、それぞれの地域が独自の課題を抱えているとされています。
 そこで、本公開研究会では、日本とマラウイ(中央アフリカ)双方の研究者が社会・経済・自然環境が異なる両国の里山の特徴と実践を報告し、それぞれの里山に特有の課題と共通の課題を明らかにし、その解決策を探りました。

 本公開研究会では、第1報告として、林氏がマラウイでの里山活動を、第2報告として、チクニ氏が日本での里山活動をそれぞれ発表し、グローバルな視点を提供しました。

第1報告の林氏は、マラウイの里山を紹介するにあたって、森林減少と森林劣化の原因となる過剰利用(原生自然からの収奪、持続可能な収量を超えた自然の収奪、生物や生息地の良好な状態を著しく脅かす利用)と過少利用(社会生態系において、生物の多様性とそれに関連する文化的多様性を維持するために必要であるにも関わらず、人間が関与しないこと)、全世界における2001年から2015年の間の(日本及びマラウイは2001年から2019年の間の)森林被覆減少の主な駆動要因(商業伐採・農地への転換・林業・山火事・都市化)などを説明し、その上で、マラウイ湖国立公園(1980年設立/1984年世界遺産(自然遺産)の登録)(以下、当該国立公園)とそこで生活する(飛び地の村の)人々の実態(ネットワークの形)を紹介しました。すなわち、当該国立公園では、マラウイ農村の人々の生活は自然資源に依存していること、当該国立公園に資源利用プログラムを設け、村人たちは世界遺産である当該国立公園の自然資源を利用していること(例えば、薪の採取・使用、魚燻製業)などを図表や写真を用いて概説されました。また、当該国立公園における薪の採取に関する現行の規則(明文化されていることとして、当該国立公園内での生木の伐採は不許可、明文化されていないこととして、薪を採取・運搬するための鉈といった道具の利用の禁止など)ということも示されました。そして、結論として、多様な森林資源の利用方法と知識があり、村人や当該国立公園が誇れる文化になっていること、村の森林資源利用のネットワークは、社会的、経済的、生態学的条件の変化のもとで、時間的、空間的にダイナミックに変化していることなどを指摘されました。


林珠乃副センター長による報告の様子1


林珠乃副センター長による報告の様子2

   第2報告のチクニ氏は、日本の中で特徴的な里山活動をしている、個人やグループないし団体として、「マツタケ十字軍(マツタケ復活させ隊)」、「みたき園」、「森のようちえん まるたんぼ」、「ヒップホップのラッパーから自伐型林家への転身:大谷さん」、「河辺いきものの森」、「薪遊庭」、「愛のまちエコ倶楽部 里守隊」、「「龍谷の森」里山保全の会」を取り上げ、日本の里山の現状を報告しました。説明された主な内容は、以下の通りです。すなわち、「マツタケ十字軍」では、マツタケの育成の生態学的知見を活かし、歴史を甦らせることなどを、「みたき園」では、伝統と農村文化を守りつつ、地元の資源を活用と地元住民の労働力を活かすことを、「森のようちえん まるたんぼ」では、人間の自然な探究心を利用して3歳から5歳児が自然に触れながら教育を受けられること(子どもの自立心、自発性などの向上)、「ヒップホップラッパーから自伐型林家への転身:大谷さん」では、林業家として若者のロールモデルになっていること、「河辺いきものの森」では、(市民に対する)環境教育やエコツーリズムに関連した活動を行い、森の資源を活用した様々な体験ができることを、「薪遊庭」では、薪や薪ストーブの販売をする中でコミュニケーションに課題を抱えた若者のインターンシップを受け入れ、社会復帰活動に関わっていることを、「愛のまちエコ倶楽部 里守隊」では、地域の森の手入れを通して里山保全に力を入れていることを、「「龍谷の森」里山保全の会」では、健康・運動・仲間作りなど様々な目的を持った人々が週末に集まり、環境保全活動を行っていることをそれぞれ示されました。そして、結論として、まず、日本とマラウイの共通点として、人間の幸福のための自然価値があること、自然資源の管理に多様な立場の人々が参画していること、相違点として、世代間の利益(未来への構築)を挙げました。次に、森林が過剰利用や過少利用されている地域に対する自然の利用と保全とのバランスを取るための提案として、長期間のモニタリングを実施し、その結果を資源利用者に伝えること、自然の価値を地域及び世界的な標準に合わせて再評価し、地域の人々に普及させることなどを述べられました。その上で、技術的発展の結果、日本の人々の生活は森林資源に依存していないこと、森林資源が十分に活用されていない原因に地形や輸入品の安さがあること、自然の利用と保全とのバランスを取るために、自然との新しい付き合い方を考えることなどを説かれました。


マーリン チクニ氏による報告の様子1


マーリン チクニ氏による報告の様子2

 林氏とチクニ氏双方の報告終了後、参加者との間で意見交換を行いました。本公開研究会には海外の研究者も多数、参加され、報告者との間で終始、和やかな雰囲気のもと、和気あいあいとした意見交換がなされました。


2022(令和4)年度学位記、卒業証書・学位記、修了証書授与式

挙行日時 間学部・研究科等場 所
2023年
3月16日(木)

10:30~

経済学部
経営学部
法学部
政策学部

京都市勧業館
みやこめっせ3階

京都市左京区岡崎成勝寺町9 番地の1


13:30~文学部
国際学部
短期大学部
留学生別科

【式典会場について】

京都市勧業館みやこめっせ 3階
https://www.miyakomesse.jp/
深草キャンパスではありません。ご注意ください。


【卒業証書・学位記等の書類配付について】

卒業式終了後、深草キャンパスにバスで移動し、卒業証書・学位記等の書類配付を行います。


【はかま等のレンタルサービス利用者へ】

龍谷大学生協、龍谷メルシーが実施する「はかま等のレンタルサービス」を利用される方を対象に、卒業式会場へのバスを運行します。希望者は、事前申し込みが必要となります。詳細は、ポータルサイトをご確認ください。

2023年
3月17日(金)
11:00~理工学部
理工学研究科(修士・博士)
瀬田キャンパス
体育館
13:00~社会学部
社会学研究科(修士・博士)
15:00~農学部
農学研究科(修士・博士)
2023年
3月18日(土)
10:30~文学研究科(修士・博士)
法学研究科(修士・博士)
経済学研究科(修士・博士)
実践真宗学研究科
政策学研究科(修士・博士)
国際学研究科(修士・博士)
深草キャンパス
顕真館

2022(令和4)年度学位記、卒業証書・学位記、修了証書授与式は、新型コロナウイルス感染症対策を十分講じた上で、対面形式で実施いたします。

なお、本年度は、深草キャンパス体育館耐震工事を実施するため、3月16日は京都市勧業館みやこめっせを会場に式典を執り行います。

また、今後の新型コロナウイルス感染拡大等の状況により、開催方法等を変更する可能性があります。情報は随時更新いたしますので、ホームページにて最新情報をご確認ください。

皆さまの安心安全と新型コロナウイルス感染拡大防止のため、何とぞご理解賜りますようお願い申しあげます。


<式典について>

  • 式典に出席いただけない方のために、本学ホームページ上でインターネットによるLIVE配信を行います。
  • 3月16日の卒業式において、龍谷大学生協、龍谷メルシーが深草キャンパスで実施する「はかま等のレンタルサービス」を利用する方を対象に、深草キャンパスからみやこめっせまでバスを運行します。バスの利用については、事前申し込み制とします。詳細は、ポータルサイトをご覧ください(申込期限:2023年1月31日)。

<校友会新入会員歓迎祝賀会について>

  • 卒業式、修了式終了後の「校友会新入会員 歓迎祝賀会」(校友会主催)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止させていただくこととなりました。代わりに、校友会から記念品が贈られます。

<ご家族の皆さまへのお願い>

  • 3月16日の京都市勧業館みやこめっせ、3月18日の深草キャンパス顕真館では、会場内に保護者席を用意いたします。また、3月16日は、式典終了後深草キャンパスまでバスを運行いたします。
  • 3月17日の瀬田キャンパスでは、キャンパス内にLIVE配信をご視聴いただける会場を用意いたします。式典会場にはご入場いただけませんので、ご了承ください。
  • ご家族の皆さまの参加につきましては、感染症対策および収容人数等の関係で事前申し込み制とさせていただきます。詳細につきましては、以下のページをご参照ください。
    https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-11911.html
  • 会場にお越しいただけないご家族の皆さまにおかれましては、本学ホームページ上で公開するインターネットによるLIVE配信をご視聴ください(3月中はご視聴いただけます)。
  • 卒業予定、修了予定の皆さまは、上述の内容をご家族の皆さまにもお伝えください。

<出席にあたっての注意事項>

  • 出席者は、マスクの着用をお願いいたします。
  • 当日は各自で検温を行い、発熱がある場合や体調がすぐれない場合は、出席を控えてください。
  • 手洗いや手指消毒の徹底にご協力ください。

以上



学生発の共生のキャンパスづくりを考える情報誌「VarIproD.(ヴァリプロード)」Vol.3を発行しました。
今回のテーマは「壁を超える」として、「学生の多様な歩みを応援できる大学づくり、人と人、学びと経験が交錯するHub Station」を考える内容になっています。
障がい学生支援室および各学部教務課等に設置していますので、ぜひ「VarIproD.(ヴァリプロード)」Vol.3を手に取ってご覧ください。
※『VarIproD.(ヴァリプロード)』は、ラテン語で「多様性」を意味する“varietas”と「声明する」を意味する“prodere”からなる造語で、大文字部分を繋ぐと「見よ」を意味する“vid.”となる。



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 社会学部『社会共生実習(多文化共生のコミュニティ・デザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~)』(担当教員:現代福祉学科 准教授 川中大輔)では、受講生それぞれの関心や問題意識に沿ってチームに分かれ、コミュニティパートナーとなる受入先団体で活動しています。

 受入先のひとつであるNPO法人東九条地域活性化センターは、年齢や民族や価値観や心身の状態などのいろいろな「ちがい」を自然に表現できる場所として、コミュニティカフェ「ほっこり」を開設されています。
 また、東九条地域活性化センターは京都府在住の定住外国人の方々を対象とする「年末生活緊急支援活動」にも取り組んでおられます。日当制の仕事など不安定な雇用環境におかれることの多い定住外国人の方々は、年末年始に収入が減って生活が厳しくなりやすい課題があります。そこで食料品や生活用品を配ることを通じて、生活を少しでも支えようとされています。

 12月24日に行われた「年末生活緊急支援活動」には、「ほっこり」で活動している受講生の勝田元基さん(現代福祉学科・3年生)と陸如藍さん(コミュニティマネジメント学科・3年生)が朝一から参加し、洛南教会の方々や立命館大学の学生の方と一緒に袋詰めなどの作業にあたりました。配付する物品は事前申込み情報から世帯人数・構成や年齢などにもとづいてカスタマイズされており、できるだけ個別性を勘案する工夫が見られました。受講生のふたりはモノを介して暮らしへのイマジネーションを広げていた様子でした。


「年末生活緊急支援活動」をお手伝いする学生


世帯人数・構成や年齢などに配慮された配布リスト

 支援物資を送り出した後は小林栄一さん(NPO法人東九条地域活性化センター・代表理事)と今後の活動について話し合い、「ほっこり」のメニューをつくり直すことも決まりました。小林さんからは中国からの留学生である陸さんに「中華料理の新メニューを提案してみるのはどうかな?」といった投げかけもありました。今後の「ほっこり」の展開が楽しみです。


小林さんとの話し合いの様子


「ほっこり」メニュー表

 今後、勝田さんは同センターが展開する「子どもクラブ」に通う子どもについて、陸さんは活動を支えるスタッフについて、それぞれお話を伺ったりしながら、「ほっこり」に集う人々にとって、その場がどのような意味を持つことになっているのかを探り、社会発信していく予定です。


陸さん(左)、小林さん(中央)、勝田さん(右)

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


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