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岡山県真庭市太田市長と

 


 経済学部の多くのゼミ(演習I/II)が、学内外で特色ある活動を行っています。その一例として、国際経済学科の大原 盛樹 教授(演習テーマ:アジア比較経済論)のゼミの2025年度の活動を4回に分けて紹介します。

 大原ゼミでは「新興国の成長を日本に取り込む!」という共通テーマの下、学生が設定した課題について研究を行っています。2025年度のテーマは「CLTの輸出で日本の森と林業の再興を目指す」でした。「海外市場で稼げる日本の一次産品」としてCLT(Cross Laminated Chamber直行集成材)に注目し、日本の林業の再興策と海外市場の獲得方法を探りました。その最初のステップとして、2025年7月に大原ゼミ2、3年生とPBL(Project-based Learning)を学ぶ大学院生の計14名が岡山県真庭市を訪れ、産地の林業改革を進める真庭市役所と日本最大のCLTメーカーである銘建工業株式会社の取り組みを学びました。
 CLTは繊維が直行するように木板を重ね合わせ、強度を増した木質建材です。CLTを使うことで20階建て程度の中高層ビルを木材だけで建てられるようになり、欧州ではコンクリートを代替する建材として広く使用されています。日本政府もCLTの普及を促しています。真庭ではまず蒜山山麓の森林を散策し、あわせて未来的なCLTを使った建築群を見学しました。
 翌日は銘建工業を訪問し、最新のCLTの量産工場および地元の製材工場から出る端材を使ったバイオマス発電の現場を見学しました。中島社長にお話しいただき、同社の投資、技術開発、販売の重点、そして海外市場戦略と価格等の国際競争力について理解を深めました。次いで真庭市の太田市長および同市の林業担当者にお話いただき、産地の改革の全体像について聞き取りを行いました。インフラ整備や小規模地主の所有権改革など、産地全体で「木を使い切る」様々な改革施策について学びました。
 フィールド調査の目的の一つは、現地で現実を体感し、現場の人々と解決すべき課題を共有することです。真庭市は、森林資源管理と林業改革の点で、日本で比較的進んでいる地域です。しかしそれでも山々に蓄積された未利用木材を活用し、地域の豊かさを実現する体制は十分ではありません。私たちの関心に従えば、その鍵の一つが木材の海外市場の開拓にあり、台湾市場が焦点の一つでありそうだ―そのことを理解して、京都に帰りました。収穫の大きなフィールド調査でした。


真庭の森林


CLTモニュメント(蒜山高原)


大山(蒜山高原)をバックに


真庭市太田市長にヒアリング


銘建工業株式会社 現場見学


銘建工業株式会社 中島社長からヒアリング


銘建工業株式会社オフィスで


 2026年3月1日(日)、和歌山ビッグウエーブで第36回近畿女子柔道選手権大会が開催され、本学柔道部から西條 里奈子選手(営4)が出場し、見事3位に入賞しました。
 本大会は、体重無差別(=階級がない)で真の日本一を争う皇后盃全日本女子柔道選手権大会(※)の近畿予選大会になります。各都道府県予選を勝ち抜いた選手が無差別級トーナメントで争い、上位5名に皇后盃の出場権が与えられます。
 
 無差別級のため重量級選手が有利な中、70㎏級の西條選手が粘り強い戦いで勝ち上がりました。準々決勝では同部の田中 麗奈(社1)選手と対戦する勿体ない対戦となりましたが、先輩の意地を見せ田中選手に勝利し準決勝に勝ち上がりました。
 準決勝こそ休養明けであったこともあり敗戦し、3位入賞に終わりましたが、4月19日に横浜武道館で開催される第41回皇后盃全日本女子柔道選手権大会の出場権を獲得しました。

 西條選手は、4月から社会人として新しい道に進みます。皇后盃に出場する西條選手へぜひ熱い声援をお送りください。そんな西條選手の背中を追いかける後輩たち。引き続き本学柔道部へのご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

 ※皇后盃全日本女子柔道選手権大会・・・体重無差別で女子柔道日本一を決める国内最高峰の大会であり、全国10地区の予選を勝ち抜いた選手や、前年の本大会、オリンピックで優秀な成績を収めた精鋭36名が出場する名誉ある舞台です。
 昨年度の大会:2025.04.23【柔道部】第40回皇后盃全日本女子柔道選手権大会


無差別級 第3位 西條選手(営4)


 


【ポイント】

  • 3月21日は国連森林デー。森林の持続可能な管理と保全が世界的課題となる中、自然との共生を再考する必要性が高まっています。
  • 龍谷大学BEiNG最新号では、森林生態学者・横田岳人准教授が『100年単位の自然共生』をテーマに、長期的視点での自然との関わり方を提言。
  • 短期的な利益追求から脱却し、未来世代を見据えた社会システムへの転換を促します。

 

【本件の概要】
 国連森林デー(3月21日)をきっかけに、森林と人間社会の持続可能な関係について改めて考えます。本記事では、龍谷大学先端理工学部・横田岳人准教授の監修のもと、「初対面の他者」として自然と向き合う視点を示し、100年という長い時間軸で自然との共生を考察します。
 龍谷大学では、Webサイトのメインコンテンツ「BEiNG」の最新号として「『初対面の他者』として、自然の声に耳を澄ます。100年単位の自然共生」を公開しています。BEiNGは、2023年度の公式Webサイトリニューアルを機にトップページで展開しているメディアで、年4回更新し、英語版にも翻訳して掲載しています。
 急速に変化する現代を見つめ、社会課題の本質に焦点を当てながら、多角的な視点で事象を掘り下げ、現代における自己の在り方(=Being)を問い直す新しいメディアです。「世の中が知りたい情報」と「龍谷大学が伝えたい情報」の交わるポイントに着目して、取り上げるテーマを選定しています。

 

 

●記事の目次
1. 自然共生を考えるための長期的視点
2. 目指すべきは『復元』ではなく『再生』
3. 『初対面の他者』として自然と向き合う
4. 相対化で育む循環への想像力

 

 

●記事の導入部分 ※Webサイトから抜粋
「持続可能性」という言葉が社会に定着して久しい。しかし、その解決策を模索する中で、私たちは無意識のうちに自然を『管理可能な資源』と見なし、コントロール下に置こうとしてはいないだろうか。森林生態学者・横田岳人准教授は、この認識の背景に、現代社会の短期的なサイクルと自然の営みの間に存在する『時間軸のズレ』と、自然に対する『身体感覚・想像力の欠如』があると指摘する。

 

 

●監修者


横田 岳人

   / 龍谷大学 先端理工学部・准教授
森林科学・環境保全学が専門。現場に足を運び問題を肌で感じることをモットーとする。地域の自然環境を支えてきた人々の営みに感謝しつつ、そうした関わりが失われた先に自然の荒廃があるのを感じ、地域活性化にも力を注ぐ。

〇関連URL
・教員紹介ページ
 https://www.rikou.ryukoku.ac.jp/teachers/est11.html

・ReTACTION 仏教SDGsウェブマガジン
 https://retaction-ryukoku.com/1168

 

 


問い合わせ先:龍谷大学学長室(広報) 木村
       Tel 075-645-7882  kouhou@ad.ryukoku.ac.jp  
 


2026年度 履修説明会資料及び授業時間割冊子について、以下のリンクよりご確認ください。

〈2026年度_第1学期_履修説明会資料&時間割冊子〉
​※GoogleDriveを利用するにあたっては、学籍番号から始まるメールアドレスとパスワードが必要です。
https://drive.google.com/drive/folders/1u2AtZ5EYkNpeuNjGvMkTOzvUR1eXqqaO?usp=drive_link

★以下の資料を格納しています★
①時間割冊子
※公開後に修正が入ることがあります。修正後は、時間割冊子の表紙の2026年〇月〇日作成(第〇版)として更新をします。
②履修説明会資料
③履修説明会のオンデマンド動画
※オンデマンド動画については、対面での説明会開催後にアップロード予定です。


【問い合わせ先】
Campus HUBまでお問合せをお願いいたします。
履修登録に関することを含む各種お問い合わせは、以下の問い合わせフォームに入力してください。
https://forms.office.com/r/reiZtCHztb


みんなの仏教SDGs WEBマガジン「ReTACTION」(リタクション)の新着記事案内

 

本記事は龍谷大学文学部のPBL演習の授業における取材を元に作成されました。
後編執筆者:龍谷大学文学部 小野嶋(仏教学科)、宮口(歴史学科)


私たちは、京都の地域的な特徴と社会との関係を考えるうえで、「観光」と「寺院」(お寺)に着目しました。近年、観光の混雑は京都の社会課題として取り上げられることが散見されますが、様々な国や地域の人々が訪問する場所で、受け入れる人たちはどのような思いを持っているのでしょうか。その現場のひとつとしてお寺に目を向けました。
一方でお寺は、地域社会の紐帯となるような役割を果たしてきました。また、現代においては、従来の信仰や宗教活動を継承していく点に課題を抱えています。そのため、新たな来訪者や観光客への「まなざし」もお寺によって違いがあると思います。このようなお寺と観光をめぐる複雑な状況に対して、寺院関係者がいかなる思いをもっているのかという点を取り上げ、「中道」という視点を切り口にして考えてみることにしました。

前編の龍岸寺、佛光寺に引き続き、知恩院と東本願寺に取材しました。

 

観光と信仰の中道とは?(後編)―現代の「お寺」のまなざし― | ReTACTION(リタクション)| みんなの仏教SDGsウェブマガジン

 

 


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