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【Academic Doors】効率最優先ではない移動が生み出す幸せとは? 京都が魅力的であり続ける最適解を見出したい。【井上 学・文学部教授】
龍谷大学の研究者との対話を通じて研究内容を紹介する「Academic Doors...
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社会学部の地域連携型科目「社会共生実習」では、1/9(金)に1年間の成...
2026年2月25日(水)、仏教学合同研究室にて、2025年度の「神子上恵生名誉教授仏教学奨励基金論文研究奨励金」並びに「上山大峻名誉教授仏教学奨励基金論文研究奨励金」の授与式が執り行われました。
龍谷大學佛教學會が管理・運用するこれらの奨励金は、若手研究者の独創的な研究を支援し、仏教学の更なる発展に寄与することを目的としています。
本年度は厳正な審査の結果、「神子上恵生名誉教授仏教学奨励基金論文研究奨励金」の受賞者に萩野翔太氏(本学大学院文学研究科仏教学専攻博士後期課程)、「上山大峻名誉教授仏教学奨励基金論文研究奨励金」の受賞者に高見美友氏(本学大学院文学研究科仏教学専攻博士後期課程)が選出されました。龍谷大學佛教學會学会長の藤丸要教授より、受賞者一人ひとりに賞状が手渡され、今後の研究成果への期待が語られました。
龍谷大学仏教学科では、学科独自に龍谷大學佛教學會による奨励金(受給)制度を設けております。今後も情熱ある学生・研究者の挑戦を継続的にサポートしてまいります。
【本件のポイント】
(キャンパス名称変更内容)
【本件の概要】
1.キャンパスコンセプトの設定
龍谷大学(所在地:京都市伏見区、学長:安藤徹、以下本学)は3つのキャンパスを有し、様々な人・企業・地域等と連携し、社会課題の解決を図ってきました。2028年4月からは新たに京都駅前にイノベーションハブ拠点「共創HUB京都」が竣工し、運用を開始する予定です。
これらを踏まえ、本学は、多様な人が集い共創と挑戦が続く場となることを目指して、キャンパスに「コレクティブ・インパクト・プラットフォーム」という新たなコンセプトを掲げます。
龍谷大学は2021年度からキャンパスの機能・学びを充実させる「キャンパスブランド構想」を掲げ、学部のキャンパス移転や新設、施設整備を進めてきました。この度、新たにキャンパス全体を包括するコンセプトを掲げることで、より一層共創と挑戦を加速させ、社会課題の解決拠点となるべく邁進します。
2.キャンパスコンセプトの背景
近年の社会課題は、自然環境や地域経済、人の健康、情報環境などが相互に絡み合い、単独の組織だけでは解決が難しくなっています。限られた資源の中で確かな成果を出すためには、行政・企業・大学・市民が同じ目標を共有し、役割分担して取り組みを継続的に運用することが不可欠です。こうした考え方が「コレクティブ・インパクト」です。
龍谷大学はこれまでも多くのコレクティブ・インパクトを生み出してきました。2013年には全国初の地域貢献型メガソーラー「龍谷ソーラーパーク」を設置し、金融機関や企業、地域と連携して運用しています。本学は社会的責任投資(SRI)として参画しており、売電利益は地域へ還元されるとともに龍谷大学に寄付され、学生による新たな社会連携活動の資金になっています。
2021年には、龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターが中心となり、複数の信用金庫とともに「ソーシャル企業認証制度」の運用を開始しました。企業等の社会的インパクトについて公平公正に審査を行う第三者認証委員会には、教員・学外有識者に加えて学生も参加し、累計1,597社認証してきました(2026年2月時点)。企業活動の社会的インパクトの可視化や、認証制度を軸とした企業・消費者のエコシステムの構築は、地域経済の持続的成長に繋がっています。
その他、「京都市脱炭素先行地域推進コンソーシアム」には「グリーン人材ワーキング」のリーダー会員として、滋賀県の「しがネイチャーポジティブネットワーク」には立ち上げ団体として参画するなど、コレクティブ・インパクトを牽引する立場として数々の場で活動してきました。
社会的課題の複雑化と本学の実績を踏まえ、本学はキャンパスが、産官学民が共創と挑戦を続ける“コレクティブ・インパクトの拠点”となることを目指します。
3.コレクティブ・インパクトを生み出す新たな組織体制
2026年4月、価値創造・社会実装の理念のもと関連組織の再編・統合を予定しています。本学では、研究や社会実装、サステナビリティ事業については、複数の組織が専門性をもって推進してきました。この再編・統合により、あらゆるステークホルダーが本学の研究や価値創造事業についてアクセスしやすくなることが期待されます。また、本学のリソースやネットワークを最大限活用しサステナビリティ事業を推進するほか、研究から社会実装までシームレスな支援体制の構築を目指します。
4.キャンパス名称の変更
2027年4月、キャンパスコンセプトにあわせて、本学が有する3つのキャンパス名称を以下のとおり変更します。それぞれ、国内外で認知されている地名・ランドマークを冠することで、多様な人が集う場になることを企図しています。
5.キャンパスの今後の動き
2027年4月、びわ湖大津キャンパスでは、名称変更と同時に環境サステナビリティ学部、情報学部を新設します(※)。体験を重視し次世代の環境人材を育成する「環境サステナビリティ学部」と、応用力を備えた情報人材を育成する「情報学部」は、それぞれ産業界や地域社会と連携し、サステナブルな社会の実現、情報社会の発展に寄与します。びわ湖大津キャンパスでは、龍谷大学のキャンパスがコレクティブ・インパクトを生み出すプラットフォームとなることを先導します。
(びわ湖大津キャンパス特設サイト)https://www.ryukoku.ac.jp/biwako-otsu/
2028年4月には、3つのキャンパスに加え、龍谷大学の新たな拠点の1つとして京都駅前に共創HUB京都(仮称)の運用を開始します。学びと挑戦する場、住まいを兼ね備えたこれまでにないイノベーションハブ拠点であり、産学金がそれぞれのリソースやネットワークを駆使して新たな共創を生み出し、本気で挑戦する人とどこまでも向き合う場です。ここでは、居住している龍谷大学の学生以外も、あらゆる教育や研究、社会連携活動でも活用する予定であり、「コレクティブ・インパクト・プラットフォーム」を推進するドライバーにもなります。
(共創HUB京都(仮称)特設サイト)https://k-hub.kyoto/
その他、2029年には京都大宮キャンパスが150周年、2030年には京都深草キャンパスが70周年を迎えます。歴史ある京都に長く根差したキャンパスだからこそ、地域や企業、自治体などあらゆるステークホルダーとの関係性をこの地で深化させ、コレクティブ・インパクトを生み出すことで、社会に貢献します。
(※)環境サステナビリティ学部と情報学部の名称は仮称。設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合があります。
龍谷大学 学長室(広報) Tel 075-645-7882
kouhou@ad.ryukoku.ac.jp https://www.ryukoku.ac.jp/
社会学部の社会共生実習「農福連携で地域をつなぐ―地域で誰もがいきいきと暮らせる共生社会に向けて」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 特任准教授 坂本清彦、以下「農福連携プロジェクト」)では、実習先である滋賀県栗東市のNPO法人「縁活」の農福連携事業「おもや」での実習を通じて受講生たちが地域づくりの活動を経験・展開しています。
農福連携事業とは「農業と福祉が連携し、障害者の農業分野での活躍を通じて、農業経営の発展とともに、障害者の自信や生きがいを創出し、社会参画を実現する取組」(農福連携等推進ビジョン)です。これまで、一般的には障がい者の就労機会の拡大や農業の労働力不足への対応として捉えられてきた農福連携ですが、近年では地域社会の多様な人々をつなぐ契機、地域づくりの一環という認識も広まっています。
農福連携プロジェクトの受講生も、2025年度の活動の中で「おもや」の地元栗東市の大宝神社の朝市への参加や、本学深草学舎での「おもや」の方々との交流を通じて、障がいを持つ人を含む多くの方々とのつながりの意義を学んできました。
その「農福連携プロジェクト」の今年度の締めくくりとして、2月13日に「おもや」の第2拠点で古民家の風情溢れる「あるきだす」にお邪魔して、「おもや」の方々と手作りの「味噌づくり」を体験しました。
「あるきだす」は2023年に開いた「おもや」の第2拠点です。
滋賀県栗東市金勝(こんぜ)の成谷集落で空家になっていた古民家をリノベーションして、「おもや」メンバーがこの地域で農作業を行う際の拠点・休憩所として使ったり、一般の人たち向けのカフェもオープンして、地域内外の多様な人たちをつなぐ場所として利用されることが期待されています。
「おもや」では、自分たちの農地で収穫した大豆や黒大豆を使ってこの寒い時期に自分たちで味噌を仕込み、利用者・スタッフの昼食や、付設のカフェレストランで提供するお味噌汁に使っています。「農福連携プロジェクト」の受講生は今季最初の味噌の仕込み作業に参加し、スタッフや味噌づくり経験の豊かな利用者さんから、実地に作り方を学びました。
大豆づくりのプロセス自体はシンプルです。大豆は前の日に数時間水につけてから茹でておきます。翌日の仕込み作業では、まず茹でた大豆を「ミンサー」という機械ですりつぶします。並行して米麹に塩をよく混ぜておきます。すりつぶした豆を塩を混ぜた麹にまぜ、良く混ざったら容器に入れて、空気が入らないように封をし、8月頃まで温度の安定した場所で保存して発酵させます。
基本的にはこれだけのプロセスですが、原材料の配合割合や混ぜ具合、発酵・保存時の温度によって風味が変わってきます。材料を混ぜたり容器に入れる作業を素手で行うと、手についている常在菌の働きによって、また風味が変わるそうです(ただし手はよく洗わないと腐敗につながります)。
シンプルですが、奥の深い味噌づくりです。受講生たちは今年度お世話になった利用者さんとスタッフの方から丁寧に指導してもらいながら、自分で持ち帰る味噌を仕込みました。夏のお盆のころには発酵が進んで食べられるそうです。どんな味の味噌ができるか楽しみです。
受講生からは「自分たちの手で種から育てた大豆を、味噌に加工しました。初めての作業は新鮮で、楽しかったです。夏頃に味噌が完成するので、実習のことを思い出して調理に使いたいです。」、「みそが出来るまでの工程はある程度知っていましたが、実際にやってみると力がいるしできるまで時間がかかるから普段自分があたりまえのように食べている味噌がいかに貴重かが分かりました。」という感想がありました。
「農福連携プロジェクト」は来年度も開講します。来年度も圃場での農作業や地域イベントを障がいを持つ利用者さんと一緒に行い、関係者に話を伺うことを通じて、農業や福祉の現状と課題について認識を深めていく予定です。
社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。