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 社会学部の『社会共生実習(いくつになっても、出かけられる!~高齢者を元気にする介護ツアー企画~)』(担当教員:現代福祉学科 准教授 髙松智画)では、介護が必要な高齢の方々にも楽しんでもらえるような日帰りツアーの企画~実施を目的に活動しています。

 受講生たちは3チームに分かれて、本学にお招きしたご高齢のゲストの方々や連携先である川口内科医院(京都市下京区)のデイケア利用者様に聞き取った情報をもとに、それぞれが考える「高齢者を元気にする介護ツアー」を企画し、12/16(金)にそのプレゼンテーションをおこないました。


Aグループ発表の様子

Aグループは、蹴上周辺のツアー企画。
「食を楽しむ。季節を楽しむ。」と題して、蹴上で有名なお食事処での食事とお寺でのお参り・お茶を楽しみながら桜の鑑賞ができるツアーをプレゼンテーションしました。

Bグループは、知恩院をメインとしたツアー企画。
「まったり東山ツアー~京都の魅力を感じよう~」と題して、歴史を感じることのできるお寺巡りや四季折々の食材を用いた京料理が堪能できるツアーをプレゼンテーションしました。


Bグループ発表の様子


Cグループ発表の様子

Cグループは、京都御苑をメインとしたツアー企画。
「京都御苑散策ツアー~のんびりだからこそ楽しめる~」と題して、苑内の自然を感じながら過ごすのんびりとした時間と京都ならではの食材や京都らしい雅やかな食器を使った食事が楽しめるツアーをプレゼンテーションしました。

 いずれのグループも、「介護・介助のしやすさ」などを考慮して、タイムスケジュールに余裕を持たせること、段差がないバリアフリーの食事処の選定、お手洗いの大きさが十分ある場所のチェックなど、細部まで気を付けたツアーを企画しました。

 2週前に、同じようにプレゼンテーションに挑んだものの、ツアー参加者に楽しんでもらおうと、歩く距離が長すぎたり、レクリエーションを詰め込みすぎたりして、ハードスケジュールになっていました。また、プレゼンテーション自体も持ち時間の超過や資料の準備不足などが目立ち、企画やプレゼンテーションの難しさに直面しました。
 しかし今回は、前回の失敗を教訓に、タイムスケジュールにゆとりを持たせるなど企画を見直し、プレゼンテーションの方法も改善されて、中には実際の経路を動画に撮ったものを早送りで再生することでわかりやすいプレゼンテーションを心掛けたグループもありました。

 受講生らのプレゼンテーションを受けて、この日、アドバイザーとして参加してくださった方々から、たくさんのアドバイスやご意見をいただきました。


大西友子さん

 前回と今回のプレゼンテーションを聴講してくださった大西友子さん(株式会社どこでも介護・代表取締役)からは、前回に比べて細かいところまで目が行き届いて、ブラッシュアップ出来てきたように思う。ただ、どのグループにも言えるが、ツアーの押しポイントが自然だったり食だったりと、ありきたりなものが多い。前回のプレゼンテーションで「染色体験」を入れていたグループもあるが、そういう他にない体験などが入っていると良い。押したいところがチラシのネーミングにもなるのでもう少し練ってほしい、などのアドバイスをいただきました。
また、雨の日の対策、お食事処の感染対策についてどういう配慮をするのかなども聞きたかったといったご意見もいただきました。

 橋本英司さん(株式会社どこでも介護・旅程管理責任者)からは、食事はツアー参加者それぞれが食べたいものを頼むのも良いが、事前に予約などをしておいて統一したほうが提供される時間が早い。注文がバラバラだと提供にばらつきが出る可能性があるため、食べ始めが遅くなる方が出て次の行動に支障がでる場合がある、などのアドバイスをいただきました。


橋本英司さん

渡邉光代さん

 渡邉光代さん(医療法人 川口内科医院 デイケア・介護福祉士)からは、高齢者の方は集合時刻よりずいぶん早くいらっしゃることが多いので、集合場所には椅子・トイレが必須である。当院で集合するつもりであれば、事前にトイレ等の借用について交渉しておく必要がありそうだ。また、「杖など」という表現について、歩行器、キャリーケースもあり得るし、杖も一本杖、二本杖もある。「など」に何を含むかというところにまで配慮した方が良い。更に、靴の着脱がある場合は、杖を持つ方のサポートで靴を代わりに持つ予定であれば、靴を入れる袋に持ち主の名前を書けるようにマジックを用意しておくほうが良い、などといった細部にまで行き届いたアドバイスをいただきました。

 日頃、介護の人材確保に奔走している西村千菜美さん(大津市 健康保険部長寿政策課 事業所/施設整備室・主幹)からは、現在、母親の介護をしており、家では四点杖で移動してくれているが、外出するとなるとやはり車椅子が必須であり、本日は純粋に良い情報をいただいたなと嬉しく拝見していたが、どの企画も屋外での行動が多く、実施が3月ということで、車椅子に座っている人は寒い可能性がある。そうしたソフト面にも気を配ってプランニングいただけると更に良い企画になるのではないかと感じた。
 また、以前、二条城の砂利で車椅子のタイヤがとられて大変だったことがある。予期せぬことが起こる可能性があるので、事前に準備できることは重々していただければと思う、などといったアドバイスをいただきました。


西村千菜美さん

 受講生らは、これらのアドバイスを受けて、企画の更なるブラッシュアップを図ります。次週、更に修正・変更を加えたそれぞれの企画のプレゼンテーションをおこない、その中のひとつの企画が実施への歩みを進めることとなります。
 どの企画が実現するのか・・・結果をお楽しみに。


授業終了後もアドバイザーの方々と熱心にディスカッションする受講生


授業終了後もアドバイザーの方々と熱心にディスカッションする受講生

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


2022.12.19
障がい者が働く学内カフェ「カフェ樹林」が『福祉新聞』で紹介されました。
このカフェを学内に設置することとなったきっかけは、短期大学部社会福祉学科で開講される、地域に暮らす知的障がいのある方々と学生が共に学ぶ「オープンカレッジふれあい大学課程」。
ノーマライゼーションの理念を大学が内側から実践し、ひいては地域社会へと発信していくことをめざしています。

「カフェ樹林」
https://www.ryukoku.ac.jp/campus_career/stu_facilities/cs_fukakusa_etc.html

「オープンカレッジふれあい大学課程」
https://www.human.ryukoku.ac.jp/department/welfare/curriculum01b.html



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2022年11月26日(土)~27日(日)に、「政策実践・探究演習(国内)」京丹後三重・森本プロジェクト(担当:谷垣岳人准教授)の学生20名(2~4回生・大学院生)、教員2名が、今年度第4回の地域フィールドワークを実施しました。本プロジェクトは、京丹後市大宮町三重・森本地域で、「ゲンゴロウ郷の米」のブランディングを目指した活動をしています。コシヒカリの栽培において慣行農法から化学肥料・農薬を半分以下に減らし、生物多様性に配慮しながら栽培しています。


当日の研修を終えて(撮影時のみマスクをはずしています)

1)大宮町三重・森本地域での活動
【生物調査方法の講習】
政策班と広報班の一部は、地域で生物調査イベントを企画していましたが、コロナ禍の影響で次年度に延期することになりました。そこで、三重・森本里力再生協議会の役員の方へ調査方法の引き継ぎをすることになりました。しかしながら、生物調査の時間になると天候が急変し、激しい雷雨になってしまい実施できませんでした。次年度以降は学生と地域、子どもたちが共に楽しめる企画になることを願ってやみません。
【EMぼかし肥料の作成】
経済班と広報班の一部は、いつも活動にご協力いただいている「まんぐるわ三重・森本」(地域の女性グループ)の美味しい野菜づくりに欠かせないEMぼかし(有機肥料)の作成をお手伝いさせていただきました。材料は「まんぐるわ」の方々が予め準備してくださっており、学生たちは材料を混ぜて袋詰めする作業を行いました。こちらの活動はビニールハウス内で作業したため、雷雨の中でも作業を完了できました。


EM菌を利用した有機肥料づくり


EM菌を利用した有機肥料づくり


ビニールハウスの様子


作業を終えて


たわわに実る柿の木


まんぐるわ特製カレー・かき餅・こんにゃく


【幟立てイルミネーション点灯式】
京丹後市では、新婚家庭の庭にガラクタを持ち寄って集まり、子宝などを願い「こいのぼり」のように飾る伝統行事「幟立て」が今も行われています。今年行われた幟立てのセットを利用して、森本アグリ前にイルミネーションとして組み直す作業を訪問した日にされていました。夕方に点灯式があり、学生たちも地域の方々とともに参加することができました。


「幟立て」を利用したイルミネーション


点灯式に集まった地域の小学生(5人全員)と学生たち


いずれも地域の方々にご協力いただき、今回も充実した活動を進めることができました。今回も昼食は「まんぐるわ」の皆様のご協力で、カレーライス・かき餅・手づくりこんにゃく等をご準備いただきありがとうございました。

【先進事例「コウノトリ米」の研修】
翌日の11月27日(日)には、ハチゴロウ戸島湿地にて、生物多様性米の先進事例である「コウノトリ育む米」に関する研修を佐竹節夫氏(コウノトリ湿地ネット代表)のコーディネートで実施しました。
先にコウノトリ郷公園と周辺施設にて、コウノトリ保護を柱とする豊岡市の政策、コウノトリを活かしたお米・土産物などの商品開発を学びました。戸島湿地では飛来しているコウノトリを観察しながら、生物と人間との共存について考えました。
「コウノトリ育む米」の生産者である成田農園の成田市雄氏から、無農薬栽培、冬みず田んぼ、雑草との闘いなどについて、実践に即した多くの知見をいただきました。JAたじま営農生産部米穀課の山口達也氏からは、JAがどのように生物多様性米、無農薬栽培の米を販売し生産者を支えているのかを学生にもわかりやすく教えていただきました。 
本研修には三重・森本地域からも生産者の方々も参加され、熱心に質疑応答、交流をすることができ本企画は盛会裏に終了しました。本研修が今後の地域間交流のきっかけになればと願います。


佐竹氏の案内でコウノトリ郷公園を見学


コウノトリ育む米生産者 成田氏の講演


JAたじま 山口氏の講演


次回は、2月に地域向け報告会と次年度履修生向けスタディツアーを計画しています。地域・大宮市民局の皆様、引き続きよろしくお願いいたします。
今後も大学と地域が連携し、「生物多様性米」及び環境保全型農業の普及に関わっていきたいと考えます。皆様引き続きご協力をお願いします。


2022年10月29日(土)、11月26日(土)、12月10日(土)の計3回、深草キャンパス紫光館北西角(竹田久保町交差点)で「なないろマルシェ」を開催しました。このマルシェは、京都市「学まち連携大学」促進事業として2022年度から始まったばかりで、深草町家キャンパスを運営する特定非営利活動法人深草・龍谷町家コミュニティが主催、龍谷大学が共催しています。

政策学部の政策実践・探究演習(国内)亀岡・南丹プロジェクト、今里ゼミ、大石ゼミ、服部ゼミの学生が、授業やゼミ活動でつながる地域の特産品や農作物を販売しました。京まちや七彩コミュニティの学生は、前日にチラシを配布する広報と販売を行いました。店先に並んだ米や野菜、マフィン、カレー缶詰、挽きたてコーヒーに誘われて、近所のスーパーへ買い物にむかう途中の地域の方々が立ち寄り買ってくれました。

12月10日には政策学部教員による演奏もあり、会場は賑やかな雰囲気に。楽しいマルシェに少しずつ育っています。2023年度も引き続き春と秋を中心に開催する予定です。どうぞお楽しみに。


なないろマルシェ出店の様子


12月10日の演奏


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