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致全体同学

~在2022年第2学期(后期)开学之际~

 

2022年第2学期(后期)与第1学期(前期)一样,大学实施“Level 1”活动限制等级。希望同学们除了正课外、还能积极参加课外活动以及各种交流活动,积累各种交流和经验,充实渡过第二学期(后期)。

 

目前,新冠病毒感染人数呈下降趋势。在这种情况下,不松懈防疫,同时保障和活跃各项学生活动尤为重要。

请同学们依旧保持健康的饮食,充足的睡眠,留意身体状况,做好个人防疫工作,坚持“戴口罩”、“洗手(手指消毒)”、“勤换气”、“彻底默食”。

 

重新审视并坚持采取彻底的防疫措施,谨慎行事,不要放松警惕。期待同学们都能秉承真心与同伴们共进步。

 

2022 年 9 月 16 日

龙谷大学·龙谷大学短期大学部

校长 入泽崇

 


龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)は、刑事司法・刑事弁護をテーマに、2022年8月22日、公開研究会・シリーズ「鴨志田祐美の弁護士放浪記」をオンラインで共催しました。本企画には約60名が参加しました。進行は、石塚伸一教授(法学部/犯罪学研究センター)がつとめました。
本企画は、大崎事件再審弁護団事務局長、日本弁護士連合会「再審法改正に関する特別部会」部会長をつとめる、鴨志田祐美弁護士(京都弁護士会)によるものです。
【イベント情報:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-10860.html


鴨志田祐美弁護士(京都弁護士会)

鴨志田祐美弁護士(京都弁護士会)


はじめに
第3回のテーマは、「非法律的スキル」~弁護団のマネージメント、マスコミ戦略~です。はじめに石塚教授より「日本の再審弁護はこれまで、職人気質の人たちが全身全霊をかけて行ってきました。旧刑訴法で裁判が行われた死刑無罪4事件もそうです。こうした弁護を担ってきた世代が高齢になり、世代交代が必要でした。そして司法改革によって再審弁護、刑事弁護には現代化が必要になりました。今は裁判官だけでなく、一般の人たちにも理解してもらえる立証をするという課題もあります。その中で鴨志田先生の大崎事件におけるマネージメント能力、社会への訴求力は非常に高く評価されています。今回、現代型の再審裁判についてお話いただく良い機会になると思います」という企画趣旨が述べられ、講演が始まりました。

大崎事件における新しい証拠
前回は、1975年10月15日に鹿児島県大崎町で原口アヤ子さんの義弟(仮名:四郎)が、自宅横の牛小屋の堆肥の中から遺体で発見された「大崎事件」の概要と再審弁護についての報告でした(詳しくは前回のレポートをご参照ください)。今回は、大崎事件における「非法律的スキル」のお話です。
本件の第4次再審請求では、旧来型の弁護団ではできなかった新しいタイプの証拠をつくりました。まず周防正行監督の協力を得て、被害者の四郎さんが道路に寝そべっているところから、近隣のIさんとTさんがトラックの荷台に放り込んで家に帰るという実写再現動画をつくりました。つぎに四郎さんの当時の自宅は既に取り壊されているため、四郎さんが自宅に着いてから家に運び込まれる場面について、IさんとTさんの供述に基づいた3DCGを作成しました。これによって、IさんとTさんの供述がどれほど食い違っているのかをリアリティをもって再現することができました。これらの再現のための資金は、周防監督が呼びかけ人となって行ったクラウドファウンディングで調達しました。


大崎事件の人物関係図

大崎事件の人物関係図

刑事事件・再審事件における弁護団
一般に弁護団による活動が想定されるのは、刑事事件・再審事件、行政訴訟・国家賠償請求訴訟、消費者訴訟等の集団訴訟、医療訴訟・労働訴訟です。今回は刑事事件の再審事件における弁護団について考えていきます。1人で行っていた弁護を周りの人にサポートを求める形で集まって行く自然発生型もあれば、メンバーを選んで戦略的に形成する戦略的結成型など、弁護団の結成タイプはさまざまです。
弁護団には、弁護方針の決定、書面の起案、証拠の収集、調査・実験、文献・判例のリサーチ、証人や専門家の人選、意見書や鑑定の依頼、尋問やプレゼンの準備など、さまざまな活動があります。これらの活動をチームとして円滑・効率的に行うための弁護団運営を考える必要があります。
弁護団運営のためには、まず弁護団局長、事務局長を選びます。弁護団長は鷹揚な人物、事務局長はマネージメント能力のある人物が適任であるように思います。そして弁護団内でそれぞれの専門家への鑑定依頼のための班(大崎事件であれば「法医学班」「供述心理鑑定班」など)をつくります。弁護団では会議を行って意思決定をしていきますが、会議の頻度や調整、会議の方法、意思決定の方法、情報・議論の共有など、さまざまな調整が必要です。また運営の際には、さまざまなデジタルツール(情報共有用のクラウド、オンライン会議)を用います。その他、会計管理、弁護団名簿の管理なども必要です。
ここで弁護団事務局長の仕事をみていきます。事務局長は弁護団のマネージメントを行います。対内関係では、弁護団会議の企画、運営、議案・議事録の調整、スケジュール管理、会計・名簿の管理、記録の整理、管理などを行います。対外関係では、裁判所・検察庁、相手当事者との折衝、マスコミ対応、集会、イベント等の開催の調整、当事者、支援者等との良好な関係の構築が必要です。そしてマネージメントを行う上で必要なのは、法律的なスキルだけではありません。対内関係では発言しやすい雰囲気づくり、メールの返信は即時、事前の根回しや大事なことは電話、お礼と労いと軽口は忘れない、議論が対立した際は「弁護団の目的はひとつ」であることを思い出させる、ということを心がけています。対外関係としては、書記官、事務官には敬意をもって接する、対外窓口は一本化して得た情報は共有する、「弁護団の顔」であることを忘れないということを心がけています。

再審事件とメディア戦略
大崎事件弁護団がメディア戦略を意識したのは、ひとつの契機がありました。第1次再審特別抗告審で最高裁判所調査官に対して、弁護団が「検察官に意見書提出の期限を伝えたか?」と質問したところ、調査官は「そんなことはしていません。重大事件ならともかく」と答えました。あまりにひどい発言です。裁判所に再審を認めさせるためには「重大事件」と思わせなければならないということを骨身にしみて実感しました。そしてマスコミと世論の認知が不可欠であると意識しました。しかし、刑事事件のメディア戦略は容易ではありません。通常事件は現在進行形で事実が判明するため初期報道にはリスクが伴います。一方、再審事件は有罪が確定しているため、無罪主張のリスクはありません。さらに再審請求手続きは非公開であるため、弁護人が唯一の情報源であるため、弁護人が発信しなければ情報は伝わりません。
大崎事件のメディア戦略は大きく分けて2つあります。1つ目は、地元メディアの論調を固めることです。これは伝えるべきこと、伝えてほしいことを正確に伝えてもらうことが最大の目標です。記者会見だけでなく、丁寧な記者レクを頻繁に開催したり、解説パワーポイントのPDFデータや仮名処理した書面など「手土産」を持たせたりなどの工夫をしました。2つ目は、全国のマスコミに波及させることです。他事件の記事で大崎事件を言及させるため、「再審格差」という概念を活用すること、事件記事→特集→コラム→雑誌→テレビ番組という報道の「雪崩現象」をめざすこと、新聞でまとめサイトをつくってもらうなど継続的な掲載をしてもらうこと、「週刊東洋経済」「女性自身」ネットメディアなど新たな購読者層へのリーチをすることを心がけました。
最後に、マスコミに「我が事」として考えてもらうための工夫を紹介します。報道内容に関しては、会見ではわかりやすい説明と言葉を使って具体例を示すこと、「見出し」を意識したキャッチコピーをつくること、公人は徹底的に実名表記、私人は関係者の意向を尊重すること、「その報道が依頼者にマイナスにならないか」を常に自問することを意識しています。メディアとの関係構築に関しては、幹事社を活用すること、朝刊・夕刊の原稿締切時刻、テレビのニュース番組の放映時刻を意識して記者会見を設定すること、約束事の確認と徹底、その上で守らなかったメディアには厳しい対応で臨むこと、情報の提供と時期は全社一斉を原則とすること、報じるのは「会社」ではなく「人」であることを意識することを心がけました。このように「よき伝え手」を育てて、彼らに「これを報じなければ」という切実な思いをもってもらうことが一番重要だと思います。

第4回のテーマは、「持続可能な予後のために ~少年事件の「付添人」~」です。
是非、ご参加ください。


【イベント情報:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-11131.html

当日の記録映像をYouTubeにて公開しています。ぜひレポートとあわせてご覧ください。
YouTubeリンク


【本件のポイント】

  • 「びわ湖の日」関連事業の一環として、滋賀県と龍谷大学との提携による連続講座を開催。
  • びわ湖淀川流域地域はもとより、全国の方々にびわ湖の価値を知っていただく全3回の講座。参加費は無料。
  • 第3回講座では、環境保護に関わる市民団体や企業など、大勢の市民が参加した「びわ湖100地点環境DNA調査『びわ湖の⽇チャレンジ!みんなで⽔を汲んでどんな⿂がいるか調べよう!』」の結果を報告。


【本件の概要】
 7月1日「びわ湖の日」関連事業の一環として、滋賀県との連携による「びわ湖の日滋賀県提携龍谷講座」をオンラインで開催します。「びわ湖の楽しみ方」をテーマに、びわ湖と暮らしの関係性やびわ湖の価値を共に考える3回の講座を予定しています。第3回には、7月から実施している大勢の市民が参加した「びわ湖100地点環境DNA調査『びわ湖の⽇チャレンジ!みんなで⽔を汲んでどんな⿂がいるか調べよう!』」の結果も報告いたします。
 びわ湖淀川流域地域はもとより、全国の皆さんにびわ湖の価値を発信し、持続可能な社会づくりに向けて一人ひとりができることに気づきを得ていただくこと、びわ湖を大いに楽しむための新たな発見をしていただくことを目的としています。
 なお、この講座は、2015(平成27)年10月に締結した滋賀県と龍谷大学の包括連携協定に基づき実施するもので、今年度で6年目です。

※「びわ湖の日」とは  滋賀県環境基本条例で、7月1日が「びわ湖の日」と定められています。

1 開催日 2022年10月17日(月)、11月12日(土)、12月3日(土)
2 開催方法 Zoom(ウェビナー)によるオンライン開催(ライブ配信)※見逃し配信あり(予定)
3 講座内容
(第1回)
 10月17日(月)11:00~12:00 「びわ湖がつなぐ。琵琶湖システムとは。」
 有田 高志(滋賀県農政水産部農政課 主幹)
(第2回)
 11月12日(土)11:00~12:00 「びわ湖で動く。ビワイチで楽しむスポーツ栄養学」
 石原 健吾(龍谷大学農学部 教授)
(第3回)
 12月3日(土)11:00~12:30
 ①「びわ湖を紐解く。-びわ湖を渡るモノ・人・文化-」髙田 満彦(龍谷大学社会学部 教授)
 ②びわ湖100地点環境DNA調査の結果紹介(12:00~12:30)
 山中 裕樹(龍谷大学生物多様性科学研究センター長・先端理工学部 准教授)
4 参加費 無料
5 申込方法 詳細は以下のチラシをご覧ください。

「龍谷講座」は、“現代社会の要請に応え、龍谷大学における研究の成果を地域社会に還元し、大学の社会的使命の一端を果たすことを目的とする”市民を対象にした公開講座で、1977(昭和52)年から開講しています。
本講座は主に本学教員が講師を担当し、時代のニーズに応じたテーマで講座を開催しています。また、このほか、滋賀県や草津市といった学外自治体や、三井住友信託銀行、野村證券株式会社等との連携講座を開講しています。



問い合わせ先 : REC滋賀(河角・星尾)
 Email:rec@ad.ryukoku.ac.jp       Tel:077-543-7805


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【チラシ】2022 びわ湖の日 龍谷講座「びわ湖の楽しみ方」



2022年9月16日(金)、深草学舎顕真館にて、2022年度9月学位記、卒業証書・学位記授与式が挙行されました。
その後、和顔館にて社会学部の卒業証書・学位記授与式が執り行われました。



井上辰樹社会学部長が

「社会学・社会福祉学において、その根本にあるのは人と人との『つながり』を観察し、検証し、その知見を社会に発信してよりよい社会を追求し続けることにあります。
人との『つながり』という点を考えると、社会に出て仕事をするにあたって必ず人とのつながりが大切になります。
 仕事においての人とのつながりというのは、その上に「お金」という価値が加わり非常に大きな責任が伴うようになります。この大きな責任を負う社会に生きていくにあたって、よりよい人とのつながりを保っていくには、その人の言葉と行動を、検証していくほかありません。
『人の行動、言葉を検証し観察する』それは卒業論文・卒業研究で学んできたことかと思います。論文を書くために行ってきたことは、大学生活で終わりではなく社会に出てからも続けていかなければならないことです。
これまでの大学生活で得た糧を、今後も社会生活で活かしていってほしいと思います。」

とお祝いの言葉を述べられ、卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡されました。



卒業されたみなさま、改めまして、ご卒業おめでとうございます。
今後のご活躍を、教職員一同で願っております。


【本件のポイント】

  • 大崎事件再審弁護団事務局長、日本弁護士連合会「再審法改正に関する特別部会」部会長である鴨志田祐美弁護士の弁護実践をまなぶ連続セミナーで、犯罪学研究センター1)が共催
  • 2022年4月1日に改正少年法が施行。今回の改正で18・19歳も「特定少年」として少年法が適用され、全件を家庭裁判所に送致、原則逆送対象事件が拡大、実名報道が解禁
  • 鴨志田弁護士の少年事件における「付添人」としての経験を共有するとともに、社会に戻ってきた少年たちの未来を考える機会に


【本件の概要】
 法廷で華々しく無罪を争う刑事弁護の「本流」から遠く離れた辺境で、しなやかで型にはまらず、当たって砕ける試行錯誤を繰り返してきた鴨志田弁護士の弁護実践を通して、刑事弁護、刑事司法とは何かを問いかける全5回のシリーズ。第4回目は「持続可能な予後のために ~少年事件の「付添人」~」をテーマに開催します。
 鴨志田弁護士は鹿児島県弁護士会に登録していた2007年~2011年に鹿児島県弁護士会「子どもの権利委員会」で委員長をつとめました。子どもの権利委員会は、子どもの権利保障を確立するために設置される機関で、少年法改正、少年事件における付添人活動の拡充・強化、少年裁判員裁判における調査・研究・提言などを行っています(引用:日本弁護士会HP)。付添人とは、少年が家庭裁判所に送致されてから開始する少年審判で、刑事事件でいう弁護人の役割をつとめます。
 今回のセミナーでは、これまでの鴨志田弁護士の少年事件における「付添人」としての経験について語るとともに、社会に戻ってきた少年たちが「持続可能な予後」を過ごすための方法について考えます。鴨志田弁護士から直接「少年事件の付添人」についてまなべる貴重なセミナーです。

 

※少年事件に関する鴨志田弁護士の論文は下記の書籍をご参照ください。
阿部恭子(編著)『少年事件加害者家族支援の理論と実践 家族の回復と少年の更生に向けて』、現代人文社、2020年/鴨志田祐美「第3章 少年事件における多職種連携の意義」


1.実施概要
- 名    称:鴨志田祐美の弁護士放浪記(講師:鴨志田祐美 氏(京都弁護士会))
- テーマ:第4回 公開研究会「持続可能な予後のために ~少年事件の「付添人」~」
- 内     容:① 趣旨説明(10分)② 講師による報告(50分) ③ 質疑応答(30分)
- 日     程:2022年10月3日(月)18:30-20:00 ※2022年6月から不定期開催(全5回・月1回開催予定)
- 会    場:オンライン(Zoom)
- 参加費:無料 下記URLから事前登録制
- 主    催:一般社団法人刑事司法未来   共催:龍谷大学 犯罪学研究センター
- 司会進行:石塚伸一 教授(本学法学部・一般社団法人刑事司法未来 代表)

(次回以降の予定)※時期や内容は変更することがあります。予めご了承ください。
- 2022年11月 第5回 法改正へのチャレンジ ~弁護活動から立法提言へ~

2.講師プロフィール
鴨志田祐美(かもしだ・ゆみ)
1962年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学法学部卒業後、会社員、主婦(母親)、予備校講師を経て、2002年、40歳で司法試験合格。2004年鹿児島県弁護士会に登録。
「町医者」的弁護士として働く傍ら、再審弁護、子どもの虐待やDV問題、少年事件、犯罪被害者と加害者との関係修復のための活動などに取り組む。
鹿児島県弁護士会子どもの権利委員会委員長、鹿児島県弁護士会副会長、鹿児島地方・簡易裁判所民事調停委員、鹿児島家庭裁判所家事調停委員などを歴任。2021年4月から京都弁護士会に移籍。
現在は、大崎事件再審弁護団事務局長、日本弁護士連合会「再審法改正に関する特別部会」部会長。

3.詳細・申込方法
以下URLにて詳細を確認のうえ、ページ内のフォームに必要事項を入力しお申込みください。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-11131.html
(第4回研究会 申込期限:10/3(月)17:00)

4.用語解説
1)龍谷大学 犯罪学研究センター
「犯罪学」(英:Criminology)とは、犯罪にかかわる事項を科学的に解明し、犯罪対策に資することを目的とする学問です。同センターは、2016年6月に発足し、同年11月に文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に採択されました。これまで建学の精神を具現化する事業として、犯罪予防と対人支援を基軸とする龍谷大学ならではの犯罪学の創生に向けた研究と社会実装活動を展開してきました。


問い合わせ先:
 龍谷大学 犯罪学研究センター  Tel 075-645-2184 Fax 075-645-2240
 E-mail crimrc2016@ad.ryukoku.ac.jp    URL  https://crimrc.ryukoku.ac.jp/


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