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「龍谷大学 心の講座」の第1回は、YouTubeでのライブ配信、後日オンデマンド配信となりました。

[第1回]5月29日(土)13時~
 ◆YouTubeによるライブ配信(無料) 

  
  第一講:英月 師(真宗佛光寺派大行寺住職)
      「私にかかわる見えないはたらき」
  第二講:山極 壽一 氏(京都大学名誉教授)
      「新型コロナの時代を生き抜くために―人間社会の由来と未来を考える―」
  
 ◆オンデマンド配信(無料)
  6月5日(土) 9時~ 6月14日(月) 9時まで 

  URL:オンデマンド配信はこちらから

※なお、第1回の申込みは終了しております。
 第二回目(6月19日開催)の一般の方対象の申込みは、すでに定員に達しましたので締切りとさせていただきます。
 龍谷大学卒業生の方については、第5回までの申込みが可能です。ホームページからお申込みください。
 「龍谷大学 心の講座」


【本件のポイント】

・先端技術「環境DNA分析」を用いて地域貢献を進めようとする活動

・「瀬切れ(※3)」前にアユがすでに遡上していたことをデータで確認(後に目視でも確認)

・環境中の生物データを密にとることで地域の課題や活動の方向性の参考にするという動きは、現在のところまだ少ない。分析データ提供で迅速に市民活動と生産が高度化される

 

【本件の概要】

 龍谷大学 先端理工学部 環境生態工学課程の山中裕樹 准教授(魚類生態学者)は、川や湖などの水からそこに棲む生態系を調査する『環境DNA分析』の技術開発と社会実装を進めています。本年4月2日より、滋賀県や東近江市の協力のもと、愛知川漁業協同組合、市民団体の愛知川の清流を守る会と連携調査を開始しました。4月2日の調査では下流部で1地点だけ、琵琶湖から遡上してきたと思われるアユのDNAが検出されました。その後、すでに下流部で「瀬切れ」が生じていた4月15日の調査において、瀬切れ部よりも上流側の複数地点でアユのDNAが検出されました。これにより、瀬切れが生じる前にアユが中流部まで遡上していたことを確認できました。

 

 本研究は2020年8月に予備調査を行いその結果を関係者に公表しています。2021年4月には東近江市長へ研究報告を行いました。今後も地元の期待を受けて「愛知川における各種魚類の季節的な分布の変化」の調査研究(4月から1年間。2週または1カ月に1回の頻度)を実施します。


調査用の採水はコップ1杯で可能


山中准教授 分析の様子

 愛知川を含めた琵琶湖周辺の河川には、琵琶湖からアユが遡上します。アユは滋賀県の代表的な食文化の一つであり、遊漁としても重要な資源です。そのアユの稚魚が成育する琵琶湖から河川への遡上経路が「瀬切れ」によって寸断されることが問題となっています。本研究はこのような背景のもと「瀬切れ」に注目して調査研究を行い、そのデータを関係者へ提供することで環境保全や水産業への活用を推進しています。
 本研究により、漁業者にとっては河川の水量変化がどのように水産有用種(特にアユ)の移動に影響をしているのかを可視化できるなど、アユなどの生き物でにぎわう川づくりを考える上で重要な科学的なデータを得ることが期待されます。また、どの時期にどこまでアユが遡上しているのかをつかみ、アユが釣り場にたどり着く放流方法を見つける等の具体的な活用法も見据えています。
 近年は各種魚類の漁獲量の大幅減少や生物多様性の劣化が問題視され、生き物と環境の繋がりのメカニズム解明に向けた研究が求められています。これまでの生態系調査では、投網を投げ、たも網ですくい、もんどりを仕掛ける等、非常に労力が大きいやり方と、外見から種を判別する専門性が必要でした。しかし「環境DNA分析」ならコップ1杯の水を汲むだけで、その中にある生物からこぼれ落ちたDNAの配列を分析し、データベースと照合することで特定できます。希少種の個体を傷つけることなく、また生物が獲れない見えない箇所の調査もできるという利点があります。
 本研究では主眼を置いているアユのみならず、琵琶湖と河川を行き来する魚類を網羅的に分析することで、「瀬切れ」が生き物の移動に与える影響を可視化して、地域振興に役立つ方法を関係者とともに模索していきます。


※1 環境DNA分析:水中に漂っているDNAを回収・分析して生息している種を推定するという先端技術。魚類等の大型生物を対象としてここ10年ほどで急激に技術的発展を遂げています。生物を捕獲することなく「水から」検出できる簡便さから、生物多様性の観測や水産資源の管理に革命をもたらし、一般社団法人環境DNA学会が設立されるなど社会実装に向けた動きが進んでいます。

※2 愛知川(えちがわ):滋賀県東部・湖東地域の一級河川。春季から秋季にかけて一時的に流れが途中で無くなる「瀬切れ」が発生する。愛知川では「瀬切れ」により、アユやビワマスの遡上が阻害されていると言われている。

※3 瀬切れ:河川の流量が少ない渇水時に、水が河床の砂礫内を流れてしまい、表面に水が流れていない状態(魚の移動は不可能)。


【調査実施組織および問い合わせ先】
●龍谷大学先端理工学部 環境生態工学課程 准教授
 龍谷大学生物多様性科学研究センター センター長      山中 裕樹(やまなか ひろき)
 TEL   077-544-7113    Mail yamanaka@rins.ryukoku.ac.jp
 URL http://edna-lab.org/(山中研究室HP)
    https://biodiversity.ryukoku.ac.jp/(生物多様性科学研究センターHP)
●愛知川漁業協同組合  http://www.s3.x0.com/kumiai.html
●愛知川の清流を守る会 http://www.eonet.ne.jp/~echigawa-gyokyo/index.html

【協力機関】
●滋賀県琵琶湖環境部
●滋賀県琵琶湖環境科学研究センター
●東近江市企画部総合政策課森と水政策室


2021.05.31
2020年度龍谷大学短期大学部こども教育学科教育年報が完成

「うまれる・育つ・生きる<いのち>」プロジェクト―ともに生きる<いのち>―=コロナ禍における保育者養成の挑戦=

こども教育学科では「やりっぱなしにしない」実習教育を掲げ、多様な専門分野を研究する教員十数名と実習指導室職員がONE TEAMとなり実習教育に携わる丁寧な指導を行っています。また、その年度の実習教育について教員全員が報告書を作成し「教育年報」としてまとめ、次年度の実習教育をどのように改善するのかを検討する手がかりとしています。
新型コロナウイルス感染拡大下での2020年7~10月の保育実習・教育実習については、実習施設のお子様とご家族、職員のみなさま、また本学の学生やご家族の生命を守りつつ実習実施をどのようにするか熟慮を重ね、配属実習を「オンライン実習(学内演習)」に切り替えるという結論に至りました。2020年度教育年報(2021年3月31日)では、「オンライン実習」という前代未聞のプログラム開発、実施と課題を中心に、「うまれる・育つ・生きる<いのち>」プロジェクト、実習指導室による実習サポートなどをまとめています。

―巻頭言より(執筆:中根真短期大学部長)
「2020年度は…まいにちまいにち、臨機応変の連続だったと思います。当初の予定や計画を時々の状況にあわせて柔軟に変更するなど調整を重ね、最善を尽くすのですが、時に見通しや終わりが見えず、徒労感や疲労感に襲われることもありました。とはいえ、多くの人命を無残に奪い去る新型コロナウイルスとの共生、withコロナ生活をどのようにデザインするかの模索が各方面で続いています。こども教育に携わる私たちもまた、コロナ禍の保育者養成というフルマラソン走者である学生諸君の伴走者です。道のりは長いので、ペース配分や水分補給に気をつけ、ボチボチ走るしかないと感じています。」

『2020年度龍谷大学短期大学部こども教育学科教育年報「うまれる・育つ・生きる<いのち>」プロジェクト―ともに生きる<いのち>―=コロナ禍における保育者養成の挑戦=』
https://drive.google.com/file/d/1N03RSCTbs2A-BzoskNiyegqcC63aXI9_/view?usp=sharing

参照:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-5780.html
『2018年度こども教育学科教育年報「生れる・育つ・生きる<いのち>」プロジェクトを中心にして』
『2019年度こども教育学科教育年報「うまれる・育つ・生きる<いのち>」 プロジェクト ―「健やかに育つ<いのち>」を中心にしてー』


2021年5月20日(木)に西川実佐子さんを講師に迎え、ファシリテーター研修を行いました。今年度は新型コロナウィルス感染症対策を行いながら、対面で行いました。

人とまちが育つ「話し合い」創造プロジェクトでは、「市民参加と協働のまちづくり」を目指しており、学生は自治体が主催する「市民の話し合い」にファシリテーターとして参加することになっています。今回はファシリテーターとして円滑な話し合いを進めるために必要なファシリテーターのスキルを学ぶために研修を受けました。

西川さんからは、相手が意見を出したくなる場をつくる“ファシリテーター”のスキルについて学びました。学生たちはスキルの1つであるオープンクエスチョンを、ホワイトボードを用いながら行い、グループ内での話し合いを深めていました。はじめは少し緊張気味だった学生たちも、西川さんのご指導のもと、スキルをどんどん吸収し、最後には笑顔で研修に取り組みました。

新型コロナウィルス感染症拡大への懸念により昨年以降、対面での話し合いは実現できていません。しかし、守山市や京丹後市では、安全性を考慮した話し合いの場の実現のために、さまざまな努力をされています。学生たちも今回の研修内容を活かし、相手の意見を引き出せるよう、これからもスキルの向上を目指していきます。


2021年農学部の新たな取り組みとしてスタートした「持続的な食循環プロジェクト2021」は農場で学生が栽培・収穫した作物をどのように付加価値のある商品として販売するのかという一連の流れを学ぶ機会として企画されたプロジェクトです。この取り組みの発信は学生の主体性を育むため、プロジェクトメンバーの視点で原稿を作成し、配信してまいります。

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初めまして。食品栄養学科3年生の塔原と橋本です。

私達は、落花生「おおまさり」を使用したオリジナルチョコレートの開発を行う「持続的な食循環プロジェクト」に参加しています。参加メンバーは植物生命科学科、資源生物科学科、食品栄養学科、食料農業システム学科に属する、1年生から3年生までの総勢19名です。このプロジェクトでは、龍谷大学牧農場での落花生「おおまさり」の栽培・収穫、チョコレートへの加工、商品の流通までを考え、実行することで第6次産業化・地域への貢献を目指しています。


2021年5月26日(水)、ついにプロジェクトが始動しました。
今回の農場実習は、チョコレートの開発に使用する落花生「おおまさり」の播種です。
冒頭に、プロジェクトコーディネート教員の吉村大輔農場専門技術助手から、播種方法について説明があり、「根の生える向きが不明な種子は、横向きに播種すること」、「覆土は種子体積の3~4倍量にすること」など播種の基本から、「種子の病害を防ぐために消毒済み種子を用いること」など応用的な播種方法まで、ご教授いただきました。

その後、約1000粒の種子の播種に取り組みました。気が遠くなりそうな種子の数でしたが、それぞれ交流を深めながら楽しく作業をおこない、時間もあっという間に感じられました。


一粒一粒、自分たちの手で播種した落花生は、ビニールハウスの中に並べられ、底面給水で栽培されます。底面給水という栽培方法は、漢字の通り、上から水を撒くのではなく、土がポットの底から水を吸い上げることによって給水される方法です。そのため、ビニールハウスの中はプールのように水が張られていきます。


そして最後に、落花生の苗を植える畑の見学へ向かいました。今はまだ何も植えられていない状態ですが、今回播種した落花生が発芽し、この畑へ植える日が待ち遠しいです。

次回の農業実習日は2021年6月23日の予定です。活動内容は、Instagram、Facebook、Twitterでも随時配信していきますので、ぜひご覧ください。

これからプロジェクトが本格的に始動していきます。プロジェクトメンバー全員で、それぞれの学科の強みを生かし、主体的に活動していきます。

文責 龍谷大学農学部食品栄養学科3年生 塔原、 橋本






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