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新型コロナウイルス感染症(以下、「COVID-19」という)の蔓延に伴う学生生活の制限や窮状などを踏まえて、本年4月末以降、龍谷大学では学生の学修や生活全般を支援するために、一人暮らしの学生や留学生への食支援、スチューデント・ジョブの雇用、いつ・どこプリントサービスの展開など、多様な支援に取り組んできました。

この間、教職員によるボランティア協力、親和会や校友会からの支援に加えて、学外の企業や諸団体、個人などから、数多くの賛同と協力を得て、総合的な学生支援を展開してきました。

この8月頭に前期の授業・試験期間が終了すると同時に、学生支援事業の中核を成してきた食支援の取り組みも所期の目的を達成し事業を完遂しました。

これを一つの区切りに、COVID-19にかかる学生支援活動として、これまでの約3ヶ月半の間に取り組んだ諸事業を総括し、その詳細をとりまとめました。

なお、後期からは部分的な対面授業の再開を踏まえて、新たに「心のケア」にかかる事業を実施するなど、学生のための取り組みを継続していきます。

 


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2020年9月23日追加



定員に達しましたので、申込受付を締め切りました。あしからずご了承ください。なお、次回の開催が決まりましたらあらためてお知らせします。

SOGI。Sexual Orientation(性的指向)とGender Identity(性自認)をテーマにした茶話会「SOGIカフェ」を開催します。今回のテーマは「エンタメとLGBTQ+について語ろう」です。参加者のジェンダーやセクシュアリティは問いません。当日は、個人情報などに関するグランドルールを設けます。おしゃべり会ですが黙って聞いているだけでもOKですし途中参加や途中退室も可。今回は新型コロナ対策のため学内者に限定し定員を15名とします。必ず大学のポータルサイトrusisから事前予約をお願いします(先着15名)。また飲み物や軽食が必要な人は各自ご持参ください。

日時 2020年10月2日(金) 17:30 - 19:00
場所 深草学舎 和顔館4階会議室2
対象 龍谷大学の学生、教職員(1年次生の参加歓迎します)
申込 ポータルサイトのアンケートにて申し込んでください。https://portal.ryukoku.ac.jp/
主催 龍谷大学宗教部 syukyobu@ad.ryukoku.ac.jp
世話人 吉本 圭佑(政策学部)人権問題研究プロジェクト代表 / 安食 真城(宗教部)


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新型コロナウイルス禍により、今年度は高校生のみなさんへ直接お会いして政策学部のご紹介をする機会がありません。

パンフレットに記載の内容だけでは、オンラインオープンキャンパスだけでは、政策学部の魅力を伝えるには足りない・・・!
ということで、より政策学部のおもしろさを知ってもらうために、政策学部学生広報団体イベントスタッフの学生が、魅力発信動画を作成しました。

本日より、毎週火曜日にインタビュー動画を順次公開していきます。
初回の本日公開動画は、政策学部長の大田先生へのインタビュームービーです。ぜひご覧ください!

◆政策学部長 大田直史教授

▼こちらからご覧ください!







政策学部イベントスタッフ

【イベントスタッフからのメッセージ】
龍谷大学政策学部の教員、学生が「政策」についてそれぞれの視点から語るインタビュー動画シリーズ。
今回は政策学部の学部長である大田直史先生に、政策学部の魅力や醍醐味、
大田先生の研究分野である「行政法」とはいったいどういうものなのかを聞きました。是非ご覧ください!


 8月に予定していた資源生物科学科と食料農業システム学科の入門ゼミ。残念ながらコロナ禍の影響により、実際にキャンパスに来て実施することができませんでした。(食料農業システム学科は、オンラインイベントを実施。)
 農学部では、9月9日(水)に、1年生向けに履修説明会を実施します。この機会を活用して、先日できなかった入門ゼミを感染予防に気を付けながら、小規模でおこないます。

資源生物科学科
9:20~12:00(予定)
 ・学科教員の挨拶
 (履修説明会を実施)
 ・キャンパスツアー

食料農業システム学科
13:35~15:30(予定)
 (履修説明会を実施後)
 ・キャンパスツアー




GARC Webinar シリーズ「コロナ禍と移民」の第2回となるウェブセミナーが8月8日に開催されました。当日は30名弱の参加者を迎え、4名の報告者に香港のフィリピン人家事労働者、英国のネパール人看護師、日本のフィリピン人介護福祉士へのコロナ禍の影響について事例報告をしていただきました。

 Valerie Yap氏は、香港で働くフィリピン人家事労働者の事例を紹介しました。
 Yap氏によると、家事労働者たちの中には、休暇などの理由で帰国する予定が叶わなくなり、フィリピンの家族の心配、職を失う心配、蓄えもなく帰国しなければならなくなる心配などを抱え、ストレスも蓄積している者も少なくないそうです。
 そうした状況の中で、オンラインでの社会的な交流(ソーシャルメディア、動画の視聴、グループチャットなど)や、健康維持の努力、そしてオンラインでのキリスト教の集会や祈りへの参加などによって、困難に対応しようとしているとのことでした。ただ、賃金不払いや突然の解雇などの権利侵害や、現金支給などの香港政府の救済措置から漏れてしまうことといった諸問題について、さらなる議論と解決の模索が必要だとも指摘されました。

 Radha Adhikari氏は、イギリスで働く移民労働者、特にネパール人看護師について報告を行いました。
 Adhikari氏は、イギリスでは以前より黒人、アジア人、マイノリティ(Black, Asian, Minority Ethnic, BAME)のケア労働従事者が職場での差別やハラスメント、賃金格差、などによって、白人のケア労働従事者よりも不利益を被りやすいと述べ、そのためCOVID-19の拡大に際しても、最も感染の危険の高い場所に配置されたり、十分な防護用品を確保できないなど、高いリスクに直面していると指摘されました。その中で、ネパール人ケア労働従事者たちは、同胞同士の情報共有と相互支援のネットワークを作り、互いのストレスや心配、恐怖を語り合い、対処法などを共有したり、またオンラインでのヨガや瞑想を企画するなどを行っていたことが報告されました。
 こうしたネットワークが今回のCOVID-19流行の中でも役に立ち、感染を避けるための情報共有などが行われ、ネパール人たちの連帯感の強化と孤立化の回避に貢献しているとの事でした。

 日本で介護労働者として働くMia Oplas氏には、現場の視点からコロナ禍の影響を話していただきました。
 Oplas氏の職場は年配者が多い環境のため、コロナ禍では消毒作業などでより一層神経を使うことになり、業務が増えて仕事も忙しくなる一方で、入所者だけでなく自身の健康管理にも気をつけなければならないことなど精神的な負担を感じる事が多いとのことでした。また、仕事外の生活への影響では、友人などに数ヶ月も会うことができないことやマスク着用からくるストレス、手洗いなどの増加による光熱費の上昇、特別手当が十分ではなく、心身への負担が多くなっているとのことでした。
 入所者たちもかなりのストレスと不安に直面しています。家族との面会や一時帰宅ができず、寂しさや不安で泣きだすこともあり、また施設では食事とテレビ以外にすることがなく生活が単調になってしまうなど、コロナ禍によって、入所者と介護士の双方が難しい状況に置かれているが報告されました。

 これに関連して、本学教授であるMa. Reinaruth Carlos氏は、日本で働くフィリピン人ケア労働従事者へのコロナ禍の影響について報告を行いました。
 Carlos氏からはまず、コロナ禍でほとんどのセクターの求人倍率は下がる中でもケア労働ではほぼ変化がない点、そしてケア施設側は外国人労働者を引き続き雇い入れたいと考えていることが指摘されました。
 次に、Carlos氏の行ったインタビューによると、コロナ禍でフィリピン人ケア労働者たちに生じた日常生活の問題として、フィリピンの家族や自身の健康についての心配や帰国できないことが多く挙げられ、また、就労・経済状況への影響としては、感染に対する心配や、業務が忙しくなったこと、収入が減ったことが挙げられたが、一方で特に影響がないと回答したものも少なくなかったそうです。その他、ストレスが発散できないことや残業の増加も聞かれました。一方でポジティブな影響としては、手当が出たことや施設内での助け合いを実感できたこと、マニュアルを再検討する機会になったことが挙げられたとのことでした。
 こうした調査から、フィリピン人たちが直面する困難や変化は日本人のケア労働者と大きな違いはないのではないか、また、彼らは日本にとって今後も重要な人材であると期待されている現状であるということがわかりました。
 しかし、調査によれば、彼らは将来的には日本で別の仕事に就きたい、もしくは別の国へ移動したいとの希望があると報告されており、今後の日本にとっての大きな課題となることは今後の課題であろうとの見解が示されました。

第3回のセミナーは「コロナ禍の最前線に立つフィリピン人看護師の現状と課題」をテーマとして、10月2日(金)に開催される予定です。


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