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Prof. Tsukasa SAITO

Prof. Tsukasa SAITO


Prof. Tsukasa SAITO
Professor, Faculty of Law, Ryukoku University; Director, Sexual Crime Unit, Criminology Research Center
[Profile]:
Studies the Code of Criminal Procedure at university. Author of “The Thought Process of Criminal Procedure Law” (2019, Nippon Hyoron Sha) and other works.

What are the Effects of Legal Reform?
In July 2017, provisions in Japanese criminal law related to rape and incapacitated rape were amended for the first time in 110 years. My research concerns the implementation of these amendments in criminal procedures on sexual crime and how these amendments affect the treatment of criminals. Although academic departments necessarily address sexual crime through lectures and in other ways, an increasing number of students seem to be reluctant engage in this topic or have tired of it. One of the reasons I started this research was after seeing these responses and wondering how sexual crime should be approached in education. Sexual crime can be a familiar issue that deserves special consideration. One of the major changes brought about by the recent legal reform was to remove a limitation that only males can commit sexual crime. The starting point for my study of sexual crime is to comprehend sexual crime and sexual offenders as notions that have changed over time, including sexual crime by male to female, by female to male, and if possible by LGBT.

Predictions Based on Historical and International Comparisons
With this research, I want to examine the changing social consciousness in terms of how sexual crime and sexual criminals have been viewed by society, including in law, and try to make comparisons between different countries. This includes regions such as Northern European countries and Germany that recently implemented legal reforms on sexual crime similar to those implemented in Japan. Taiwan and South Korea resemble Japan in how their countries developed from the laws of prewar Japan, though the present circumstances of each country differ from current day Japan. Investigating the reasons for these differences should reveal the characteristic features of sexual offenders and sexual offending patterns in Japan, and reveal clues for future measures against sexual crime. The clues revealed by historical research and comparisons between countries will inform an examination of the state of Japan regarding legal provisions for sexual crime and the treatment of sexual criminals.
Crimes are acts that violate the rights (interests) of the individual. Many years ago, rape of a married woman was considered a violation of the husband’s rights and not the woman’s rights. Our view of sexual crime has changed to now consider it a violation of the rights of the individual to their sexual freedom. Notions have also changed in terms of the relationship between sexual crime and criminal law, and notions of sexual offenders have changed as a consequence. Although notions of sexual crime have changed substantially over the years, this remains an area yet to be studied in any real depth. Studying changes in social consciousness and comparing sexual crime between countries should inform us in determining how best to proceed in the future.

Identifying Gaps in the Law and Punishments for Sexual Crime
After remaining almost entirely unchanged for many years, the Code of Criminal Procedure was amended and brought about the lay judge system and other reforms that changed Japan in ways unforeseeable 10 or more years ago. These amendments addressed the view that the minimum statutory penalty for sexual crime was too low given the maliciousness and gravity of the crime and increased the minimum statutory penalty from a 3-year to a 5-year prison term. One of the themes of this research is examining whether the law as observed is at odds with punishments for sexual crime as demanded by society. After we reach a clear definition of sexual crime and sexual offenders, we must consider not only how best to punish sexual offenders, but also how best to provide support aimed at preventing the recidivism of sexual crime.



犯罪学研究センター(CrimRC)の研究活動に携わる研究者について、気軽に知っていただくコーナー「犯罪学CaféTalk」。研究の世界に馴染みのない方も、これから研究者を目指す学生の皆さんにも、是非読んでほしい内容です。
今回は、黒川雅代子教授(本学短期大学部・犯罪学研究センター 副センター長)に尋ねました。
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Q1. 黒川先生の行っている研究について教えてください。
「現在主に研究しているテーマは『あいまいな喪失』を抱える人に対する支援です。一見、犯罪学研究センターの枠組みとは少し違うかもしれません。でも、時に介護殺人のニュースを見ることがあるかと思います。認知症の高齢者を介護する家族が、認知症の人を殺してしまうという痛ましい事件です。
認知症の高齢者を自宅で常時介護することは、とても大きなストレスです。少子化や生涯独身の人が増える中、親の介護が、少数のこどもにのしかかってくる現状があります。一生懸命介護し、限界に達した中で最後に殺人に至ってしまうということも考えられます。
認知症の人を介護する家族は、『あいまいな喪失』を経験することになります。認知症になることで、家族や友人のことがわからなくなったり、まるで別の人格になってしまったように感じたりすることもあります。その人はいるけれど、以前のその人ではない、こういった喪失を『あいまいな喪失』と言います。これはアメリカのPauline Boss博士が提唱する理論です。
通常、喪失後に起こる悲嘆のプロセスが、『あいまいな喪失』では、複雑化したり凍結したりすると言われています。また、罪悪感や恥等の感情が生まれたりします。孤立感を抱いたり、家族との亀裂が生まれたりすることもあります。
認知症という課題に対して、通常は、介護負担を減らそうとしたり、様々なサービスを導入したりしようとすると思いますが、たとえそのようなサービスを導入したとしても、以前のその人を失ってしまった家族の喪失感が消えるわけではないと思います。たとえば、自分の母親や父親が認知症になり、以前と人格が変わってしまったとします。母親や父親は幼少期から自分のアイデンティティを構築していくプロセスに大きな影響を与えた人です。しかし、認知症になることで、母親や父親が自分の子どものようになってしまうこともあります。認知症だから、歳を取ってしまったからと、頭では分かっていても、心情的にはなかなか理解できず、受け入れられないという現実があります」



「常に前を歩いて自分を導いてくれていた親が、まるで自分の子どものようになってしまうことに対して、受け入れがたい感情がある場合、それは『あいまいな喪失』によって起こっていることだと説明し、『あいまいな喪失』について理解を促します。たとえば、あまりにも介護が大変なため、『もう早く介護が終わってほしい』『早く自由になりたい』と思ってしまった場合、介護の終わりは親の死を意味するため、『なんてひどい人間なのだろう』と自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。でも、それは『あいまいな喪失』によって起こっていることで、介護者がひどいのではないのです。そのような感情をいだいてしまうのは、当然のことなのです。そのことを説明することで、介護者の罪悪感は軽減されるのではないでしょうか。介護者の介護負担を減らすためのサービスを提供するだけでは、不十分なのではないかと考えています」

「介護殺人の根底には、孤立や貧困など複雑な問題があると思いますが、介護者がかかえる『あいまいな喪失』にも着目する必要があると思っています」


Q2. 黒川先生が代表をつとめる「ミトラ」(遺族会)では、どのような活動をしていますか?
「『ミトラ』は、大切な人を亡くした人が集い、お互いに支え合う場です」


Q3. 「ミトラ」の代表として意識していることを教えてください。
「遺族会で大切にしないといけないことは、安全な場所の提供です。遺族会は、遺族が集まって、これから先の人生や今起こっている辛さを、他の参加者と語り合うことで共有します。その共有空間は、安全でなければならないのです。たとえば、『ミトラ』に来て話をしたことが不特定多数の人に伝わってしまったら、安全とは言い難いですよね。
人は、受容され、共感されることで、安心したり、生きる力を得たりすることにつながります。参加したからといって、急に何かがかわるわけではありませんが、『ミトラ』が大切な人を亡くした人の安心できる居場所になればと思っています。
参加者を癒す、元気になってもらう、そういうことは押し付けだと考えています。元気になるかならないかはその人が決めることです。また、大切な人を亡くした人を癒すことなど簡単にできることではありません。そういう価値観の押し売りはしたくないと思っています」

Q4.黒川先生は研究者になる以前、看護師をされていたと伺っています。どのような経緯で研究者の道に進まれたのか教えてください。
「最初から研究者を目指していたのではなく、遺族の支援について探求していく中で、研究者の道につながっていきました。
医療は患者さんが亡くなったら、そこでつながりが切れてしまします。看護師の時は、家族や遺族の想いになかなか寄り添うことが出来ませんでした。今はその時出来なかった宿題をずっとやり続けている感じです」


Q5.黒川先生にとって研究とは何ですか。
「大切な人との死別は、過去と現在と未来が分断されるような出来事です。私にとって『遺族支援』や『あいまいな喪失』を研究することは、人々が喪失によって分断された状況から、もう一度未来を作っていくためにはどのような支援が必要なのかについて考えていくことです。それが自分の研究をしていく意義だと思っています」



Q6.先生から新入生に対してメッセージはありますか
「大学は自由なところです。特に龍谷大学は自由な学風だと思いますので、自由な発想で、形にとらわれることなく、のびのびと過ごす中で、いろんなことを経験してほしいと思います。大学生の時にどれだけ多くの経験を積むかで、その先の人生が変わってくると思います。
私は、大学時代に阪神淡路大震災を経験しました。大学生という立場を利用していろんなボランティアをしました。その時の経験が今に繋がっていると思っています。大学生の時期に、どんな経験をするかで、『一生の宝物』ができるかどうかが変わってくると思いますので、ぜひ大切に過ごしてもらいたいと思います」


黒川 雅代子(くろかわ かよこ)
本学短期大学部 社会福祉学科教授、犯罪学研究センター 副センター長・「司法福祉」ユニットメンバー
<プロフィール>
社会福祉学を研究。研究テーマは遺族支援のための実践モデル開発。『救急医療における遺族支援のあり方』などの論文を執筆したほか、遺族会「ミトラ」*の発起人としても活動中。
*遺族会「ミトラ」 http://www.human.ryukoku.ac.jp/~kurokawa/


金賞を受賞した作品:「春の日の」

「漬物グランプリ2020」にて、本学農学部 資源生物科学科2回生の秦 菜月さんが「金賞」を受賞しました(作品名:春の日の)。「漬物グランプリ」には2017年から出場しており、毎回、本学の学生は決勝大会に進んでいます。今回の「漬物グランプリ2020」大会においても、一次審査、二次審査の通過を経て、決勝大会に出場する予定でしたが、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の状況により「漬物グランプリ2020決勝大会」が中止となり、今回の受賞に至りました。

結果はこちら

今回受賞した作品「春の日の」は、秦さんが実行委員会メンバーとして参画した「全国在来かぶらサミット2019in滋賀」(2019年12月1日開催@龍谷大学瀬田キャンパス)内で、100名を超える参加者への試食品として提供したもので、作品をつくるにあたり、同じ実行委員会メンバーであるJAグリーン近江様に原材料の日野菜の提供を頂いたり、滋賀県漬物協同組合様には漬物についての勉強会やアドバイスをいただき、今回の受賞につながりました。

作品名:春の日の
説明:滋賀県日野町の伝統かぶらである「日野菜」を使用す。豆腐、ごま油、味噌、出汁を滑らかになるまで混ぜたソースで桜をイメージした日野菜と、新緑をイメージした枝豆を漬けた。ご飯のお供としてだけでなくヘルシータルタルソースとして揚げ物にかけたり、お茶漬けに入れても美味しい漬物。

以下、受賞した秦 菜月さんのコメントです。
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今回、漬け物グランプリに提出した「春の日の」には、滋賀県日野町の伝統かぶらである「日野菜」を使用しています。
昨年の梅雨の時期に、滋賀県日野町の日野菜畑や加工工場を見学させていただいた際、日野菜の歴史や地域の方々の日野菜への愛情をお聞きし、綺麗な桜色のかぶらを目の当たりにして、「絶対に漬け物グランプリで使おう」と決めていました。

「漬物グランプリ2020」への挑戦にあたっては、メインとなる日野菜をJAグリーン近江の方に提供をしていただいただいたり、滋賀県漬物協同組合による漬物勉強会を龍谷大学で開催していただきました。
また、昨年12月に龍谷大学で行われた「全国在来かぶらサミット2019in滋賀」では「春の日の」の試食を作り、参加してくださった沢山の方々の意見を参考に、改良を重ねました。サミットでは、試食品を「美味しい」と言っていただいたり、食の余りを全てもって帰ってくださった方もおられ、自分の作品に自信を持つことができました。

一次審査の結果通知が手紙で来たときはとても驚きましたが、ここまで協力してくださった方々に感謝を伝えるにはこのまま勝ち上がるしかない!と思いました。そして、二次審査の結果が決勝大会への「通過」ではなく、「金賞」だったことにまた驚きました。最終審査が中止になってしまった為でしたが、それでもとてもうれしい結果です。
これまでご協力してくださった方々には感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
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【「漬物グランプリ」出場のきっかけ】
本大会出場のきっかけは、本学と「産学地域連携基本協定書」を締結(2014年)した滋賀県中小企業団体中央会の会員組合である滋賀県漬物協同組合と本学農学部食品栄養学科との産学連携による取り組みです。「近江つけもの」のブランド化を目指すというテーマのもと、「近江つけもの」や関わりの深い近江の野菜等について学び、その後、同協同組合と本学教員・学生が連携し、新しい「近江つけもの」のレシピ開発を進めてきました。
なお、「漬物グランプリ」には、2017年から毎年出場しており、滋賀県漬物協同組合による学生向けの漬物勉強会を開催いただいています。


全国在来かぶらサミット2019in滋賀:試食用漬物


全国在来かぶらサミット2019in滋賀:試食会の様子


全国在来かぶらサミット2019in滋賀:秦さんが代表を務める郷土野菜サークル”農友”展示


全国在来かぶらサミット2019in滋賀の様子(司会は秦さん)


大学での授業を受ける前に、当面しなければならないことについて、順を追って紹介していきます。
なお、これから紹介する資料はインターネットを多用し、履修登録はPC環境を推奨しています。自宅にインターネット環境がない場合など、深草学舎、大宮学舎、瀬田学舎で、自習用にPCを利用できるセルフラーニング室の利用ができます(利用にあたっては感染症予防の徹底や、動画を視聴するためのイヤホンを持参いただくなどマナー遵守をお願いします)。
⿓⾕⼤学の様々な情報システム・サービスを利用するためには、まず最初に次の資料をよく読み、期⽇までに必要な対応を行ってください。
→情報システムの利用について
※パスワード変更、情報リテラシー講習会動画の視聴、情報リテラシー理解度調査の回答を期日までに行わなかった場合、各種システムの利用ができなくなるとご案内していますが、今般の状況に鑑み、期日後も当面の間利用停止することはありませんのでご安心ください。事情により期日までに完了できない場合も落ち着いて対応してください。

1.短期大学部の履修登録のルールについて資料にて説明します。

(1)両学科共通

 履修要項WEBサイト


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 2022年度に龍谷大学指定校推薦編入を検討している学生は、各学部における推薦条件となる科目の単位修得が必要な場合があります。詳しくは資料に各学部の推薦条件や推薦枠を掲載していますので、確認して履修登録をおこなってください。
 なお、履修登録は「事前登録」と「本登録」の2段階に分かれますが、「事前登録」が必要な科目もありますので、各学科の履修登録資料もあわせて確認してください。


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(2)社会福祉学科


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(3)こども教育学科


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自分の時間割表を作成してみましょう。


2.履修登録や大学からのお知らせをはじめ、様々な情報サービスを利用する窓口となる「ポータルサイト」について動画で紹介します。

 ・ポータルサイトの利用方法


3.授業に関する情報や課題提出を行ったりできる授業支援システム「manaba course」について動画で紹介します。

 ・manaba courseの利用方法


4.履修登録の手続き方法について紹介します。

 ・履修登録の手続き方法


5.予備・事前登録をする。【4月2日(木)9:00 ~ 8日(水)17:00】
それでは、ポータルサイトを活用して、実際に予備・事前登録をしていきましょう。
自分で作成した時間割表と各学部の履修登録説明資料等を参照できるようにしておいてください。

 ・龍谷大学ポータルサイト rusis


※深草学舎、大宮学舎、瀬田学舎で、自習用にPCを利用できるセルフラーニング室の利用ができます(利用にあたっては感染症予防マナー遵守をお願いします)。

 ・学内でのパソコンの利用について

※システムメンテナンスのため、20時~翌9時までは登録処理ができませんので、ご注意ください。


6.本登録をする。 【4月9日(木)13:00 ~ 13日(月)16:00】
いよいよ、本登録です。ポータルサイトを活用して、登録をしましょう。
自分で作成した時間割表と各学部の履修登録説明資料等を参照できるようにしておいてください。
必ず、受講登録確認表をプリントアウトし、間違いなく登録ができているか確認しましょう。なお、期間中は、何度でも修正できます。

 ・龍谷大学ポータルサイト rusis
 
※システムメンテナンスのため、20時~翌9時までは登録処理ができませんので、ご注意ください。


7.manaba courseで登録した科目の事前課題があるか確認しましょう。
  【本登録完了後の翌日を目途】
ポータルサイトからmanaba courseに移り、manaba courseで自分が登録した科目のコースを確認しましょう。

 ・龍谷大学ポータルサイト rusis

8.教科書販売について
授業で必要になる教科書はシラバスに記載されています。
深草学舎では龍谷大学生活協同組合にて4月6日(月)から販売します。インターネット販売もしていますので、ご利用ください。

 ・龍谷大学生活協同組合新入生応援サイト「教科書・学習」


9.ログインにお困りの方へ
龍谷大学ポータルサイト rusis 等、ログインにお困りの方は以下をご参照ください。


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<お問い合わせ先>
短期大学部教務課
電話番号:075-645-7897
E-mail :tandai@ad.ryukoku.ac.jp


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