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滋賀県がSDGsの普及促進や達成に向けた滋賀県内大学の取り組みに対して補助を行う「滋賀県内大学学生等SDGs活動支援補助金」
に、龍谷大学農学部から、植物栄養学研究室(資源生物科学科:玉井研究室)と環境生理学研究室(植物生命科学科:古本研究室)の取り組みが2020年度の補助金に採択され、実施してきました。
これらの取組が、滋賀県内大学が連携する「環びわ湖・大学SDGsマップ2020」にも紹介されています(以下URL参照)。

本補助金は2018年度から実施されていますが、龍谷大学からは3年連続で農学部研究室の取組が採択されています。

補助金に採択された植物栄養学研究室(資源生物科学科:玉井研究室)と環境生理学研究室(植物生命科学科:古本研究室)の取組みの概要は以下のとおり:

〇植物栄養学研究室(資源生物科学科:玉井研究室)

事業名:「姉川クラゲ」栽培法の確立
概要:陸棲藍藻類の一種イシクラゲは、かつて滋賀県の姉川流域で食用とされ、「姉川クラゲ」と呼ばれていました。この食文化を復活させるために、「姉川クラゲ」の栽培法を確立し、衛生的な「姉川クラゲ」を安定して生産・供給することを目的として活動しています。主に、多賀町栗栖地区の環境に注目し、地元の方々恩協力を得て、多賀町栗栖地区の耕作放棄地で試験栽培を実施。  

学生代表者コメント:
今回、補助金に採択されたことで、イシクラゲの栽培の取り組みの幅が広がりました。実験を重ねる中で、イシクラゲの栽培において温度管理が重要であることが明らかとなりました。コロナ禍の影響を受け、学会などでの発表は出来ませんでしたが、今後、イシクラゲの栽培法を普及させるにあたり、栽培施設や栽培時期を含めた計画に重要な情報を提供するものになると思います。また、イシクラゲの香気性成分の検出法を確立したことにより、栽培法と匂いの関係について研究できる基盤ができたと考えています。また、衛生的で質の高いイシクラゲ(姉川クラゲ)の安定生産に向けて大きな前進をもたらしたと思います。今後、この取り組みを元に、広く一般に栽培法を普及させることで、地域資源の再発見を促し、滋賀県の環境保全と農業振興を両立させようという気運を醸成させることにつながればうれしいです。(植物栄養学研究室、 修士2年次生 水嶋さん)

〇環境生理学研究室(植物生命科学科:古本研究室)

事業名:養蜂管理上の難題である寄生ダニの早期検出技術の開発
概要:養蜂管理において使用する農薬量を低滅する畜産管理方法の確立を目指す取り組み。環境負荷を下げる効果があり、薬剤耐性ダニなどの発生を抑制できることから、SDGsの「12:つくる責任、つかう責任」の達成に繋がります。養蜂管理を簡易にする技術開発ができれば、ミツバチを介した送粉システムを利用する生態系サービスにも寄与でき、「15:陸の豊かさも守ろう」の達成に大きく貢献できるものです。

学生代表者コメント:
この取り組みがSDGs補助金として採択されて大変うれしく思います。養蜂技術の中でも適切に寄生ダニを管理することは重要な管理項目ですが、研究を続ける中で、早期検出技術の開発のために、環境 DNA 検出技術を適用し、ダニの存在を検知することができるようになりました。
今後、この技術の再現性や簡便性を検討し、現場の養蜂場で利用できるように改良する必要があると考えています。新しく開発した「ダニの検出技術」を広く広めるにはまだ至っていませんが、継続して取り組むことでSDGsの達成に貢献できればと思います。(環境生理学研究室 修士1年次生 田仲さん)


参考:「環びわ湖・大学SDGsマップ2020」 ←クリックください。

過去に採択されたSDGs活動支援補助金の取組

2018年度
水田の高度利用と付加価値を意識した地域特産農作物生産へのチャレンジ(農学部資源生物科学科 大門ゼミ)

2019年度
混播栽培による化学肥料削減型のコムギ生産の可能性    (農学部資源生物科学科 大門研究室)
琵琶湖水草堆肥の農学的評価とその使用法に関する研究    (農学部資源生物科学科 玉井研究室)

農学部では、社会に出た学生がSDGs達成を意識した活動を地域や企業等で取り組むことにつながるよう、今後もこうした活動の支援を行っていきます。





文学研究科FD委員長 高田文英先生

 2021年3月3日午後2時30分より、約1時間15分の間、「文学部TA・ST制度の現状と課題」と題し、2020年度文学部・文学研究科FD報告会が行われました(オンライン開催、参加者約80名)。

 文学部では従来、基礎演習の各クラスにTAを配置し、初年次教育の充実を図ってきましたが、近年、TAを担う大学院生の減少・TAの待遇面の悪化・業務内容の不透明さなどが課題として指摘されています。そこで今回のFD報告会では、TA制度に関する現状の課題を共有するとともに、学生チューターであるSTの積極的な活用方策について議論を深めました。

 最初に文学研究科FD委員長の高田より、アンケート結果をもとにTA・ST制度の現状に関する総論的な報告を行いました。TA・ST制度については、全体的にその有益性が高く評価されているものの、少なからず課題もあることがアンケートから窺えました。TAに関しては、学科・専攻・クラスによって業務量にばらつきがあり、給与に応じた業務量の適正化・平準化が喫緊の課題です。STに関しては、TAと比べた場合の位置づけを明確化しつつ、活用事例を蓄積・共有していくことが望まれます。また待遇に関して、他大学の例を参考にした改善試案を提示しました。

 続いて、TA経験の長い大学院生から、現状の制度の課題について、TA目線からの報告がありました。とくに2019年度の賃金体系の変更により、これまで院生の間で時給が高いからということで曖昧にされていたことが問題として認識され、不安や不満が生じている状況が報告されました。また、実働時間の密度の違い(単純作業か知的作業か)や、従事者の学位・学年・経験を問わず一律の給与であることも、業務を行う側の立場からすると不満に感じる部分であること、満5年を超えての雇用契約を結ぶことができない現状の制度が、博士課程の学生がTAを行う際の障害になっていることなど、教員からは見えにくい部分を具体的に報告してもらいました。

 ST制度の積極的な活用方策に関しては、文学部非常勤講師の滋野正道氏より、2019年度より文学部IP推進委員会のもとで開講されているPBL型の講義におけるSTの活用事例が報告されました。とくに、毎回講義前にチューターとしての行動目標を設定する、学期の中間にST研修を設けるなど、ST自身が課題を意識し成長するための仕組み作りは、他の講義・演習での活用でも参考になるものと思われました。また、例えば不安を抱えた低年次生を教員や各窓口へ繋ぐ役割など、TAとは異なるSTの得意な部分を整理し、TA・STが相互に補完できるチューター制度が望ましいと報告されました。

 最後に、滋野氏の講義で今年度STを担当した学部生から、STの経験から学んだことが報告されました。講義で議論が盛り上がるためにはどうしたらいいか(例えば、その案いいねと肯定的な反応をする)、あるいは、やや議論がずれてきたとき、どういう質問をすれば引き戻せるか(それって~という目的からすればどんな意味があるのかな?)など、実際の体験から自身が学んだことを報告してもらいました。ST自身が自ら課題を意識し、考えて取り組むことが、講義の活性化にも、そしてST自身の成長にもつながることを実感させられた報告でした。

 参加者からは、労働時間を守った運用の徹底が必要であるという意見や、TA・STが困った時に相談できる窓口が必要であるといった意見が出ました。また、参加者アンケートからは、TA・ST制度の問題は、今後もFD等で継続して取り上げ、具体的な課題の改善につなげていくべきであるという意見が多く寄せられ、この問題に対する関心の高さが窺われました。(報告: 文学研究科FD委員長 高田文英)




 2020年度 第3回 REC BIZ-NET web研究会「フォトクロミック材料の応用、バイオミメティクス、マイクロマシンの可能性― 超撥水性表面や光により物体を移動させる表面の創造 ―」を開催しました。
 今回の研究会は、主に表面処理、表面加工技術等、表面に関わる研究開発を行っている企業様等を対象にフォトクロミック化合物であるジアリールエテン結晶のユニークな幾つかの研究事例を紹介するために開催しました。
 
 3月1日(月)~8日(月)までの間、お申し込みいただいた方限定で、以下の講演を配信しました。

 【講演者】龍谷大学 先端理工学部 応用化学課程 教授 内田 欣吾
 【講演タイトル】生物の機能を模倣した光応答性結晶

 ご視聴いただいた方からは、以下のような感想をいただきました。
 ・わかりやすく大変興味深く視聴できました。特に動画での解説が素晴らしいと思いました。
 ・内田先生の長年にわたる研究成果を非常に分り易く、オンラインの利点を生かした画像の多いプレゼンに感謝します。

 今後も龍谷大学RECでは、情報提供、資質向上の機会として様々なテーマで研究会を開催いたします。



3月9日と15日にオンラインスタディツアーを実施し、様々な学部、学年から33名の学生が参加しました。今まで長年スタディツアーを実施されてきた、認定NPO法人アクセスー共生社会をめざす地球市民の会と、ツナミクラフトに協力していただき、それぞれ、フィリピン、タイとをつなぎ、現地の今の様子、海外の人々の生の声を聞きました。

①3月9日フィリピン
協力団体:認定NPO法人アクセスー共生社会をめざす地球市民の会
テーマ:スラムに暮らす若者の声を聴く
内容:フィリピンアクセスの現地法人から中継し、都市スラム「トンド地区」に暮らす若者にライフストーリーを語っていただきました。また、貧困を緩和するフェアトレード事業についてアクセス事務局長 野田沙良氏から、解説いただきました。



③3月15日タイ
協力団体:ツナミクラフト
テーマ:農村コミュニティリーダーの声を聴く
内容:タイに住む日本人通訳の方から、タイの文化や宗教について紹介いただきました。ツナミクラフトスタディツアーの受け入れ先であるタレーノーク村の様子を中継、コミュニティベースドツーリズムを実践されている旅行会社スタッフのインタビューをお聞きしました。



参加した学生の感想
・フィリピンスラムの現状や女性の今までの辛い経験を聞いている時はとても心が痛く、底なし沼のような現状を前にこんなのどうしようも無い、と暗い気持ちになっていました。しかし、今変えたいと思った人達が動き続けることで何十年後かに、状況が変わってくることを信じて色々なことに取り組み続けたいと思いました。
・現地についてオンラインを通して見ることができ、日本で見られない光景もあり行ってみたいと思いました。街並みの中継は、留学などが厳しくなっている今、貴重な情報になります。
・タイとフィリピンは同じ東南アジアでも全然違うのだなと自分の目で確かめることができてよかった。このオンラインスタディツアーを通して、東南アジアにある貧困問題などに非常に興味や関心を持つことができました。これらの問題が解決していくように私自身何かしら行動を起こしていこうと感じました。
・タイの風景がとても印象に残り、旅行している気分で嬉しかった。アジアの国々について細かく学んだことがあまりなかったので、今後アジアの諸地域に視野を広げて学びを深めたいと思った。コロナが終息したらぜひ海外に行きたい。

今回のオンラインスタディツアーは、現地で地道な活動を10年、20年と続けてきたNGO団体の協力のもと実現できました。現地の人に寄り添い、ともに課題解決に取り組む活動をずっと継続されてきたのです。現地の人と向き合い、活動を継続されてきたNGOの団体に改めて敬意と感謝を伝えたいと思います。コロナ禍の中、海外に行けないという状況ではありますが、今回のオンラインスタディツアーのように、今だからこそ学べることが実はたくさんあります。コロナ禍だからといって消極的になるのではなく、どんどんいろんなことにチャレンジしていってください。センターはそんな皆さんの力になれるよう、これからもさまざまなプログラムを実施していきたいと思っています。


本学では、2021年1月21日に発表した「2021年度の授業実施方針について」に基づき、2021年度第1学期(前期)の授業実施について、慎重に検討を重ねてきました。
その結果、2021年度第1学期(前期)の授業は、感染予防対策を十分に講じ、原則対面授業として実施いたします(ただし、一部の大人数授業等はオンラインで実施)。
第1学期(前期)に開講する授業が「対面(教室を表示)」か「オンライン(オンラインと表示)」かについては、3月18日からシラバスにて確認いただけます。学生の皆さんは必ずご確認ください。

本学は、学生生活の充実を最優先に位置づけ、高等教育機関として学生の学修機会の確保とともに、実習、フィールドワークでの現場や地域での学びをはじめ、課外活動等における様々な人と人との交流の中で培われる「人格の形成」といった諸活動を展開していくことが重要であると考えています。 
また、学生生活の充実に資するべく、可能な限り対面での学修および諸活動の機会を確保します。加えて、教員と学生、学生と学生など、人的交流の重要性を踏まえた展開を行うことが重要であると考えています。  

学生の皆さんをはじめ、教職員一人ひとりが必要な感染予防対策を講じることが重要です。充実した学生生活を送ることができるように、状況に応じて、それぞれができることを確実に実施してください。
また、繰り返しになりますが、ご自身の「いのち」を大切にすること、ご家族や友人たちの「いのち」を大切にすること、見知らぬ人の「いのち」にも敬意をはらうこと、そして、厳しい状況におかれ力を尽くしてくれている方々に感謝することを忘れず、龍谷大学生として責任を持った行動を心がけてください。

<感染予防対策について>
本学では、次の感染予防対策を講じます。
体調管理に留意するとともに、一人ひとりが確実に感染予防対策を実行してください。 
(1)基本的な感染予防対策の徹底 
〇 マスクを着用する。 
〇 手洗い(手指消毒)を実施する。 
〇 身体的距離(SD:ソーシャルディスタンス)を確保する。 
〇 3密(密閉、密集、密接)を回避する。 
〇 黙食(食事時には会話をしない)を徹底する。 
〇 体調不良時は自宅療養とする。 

(2)教室での感染予防対策 
〇 SD定員により、身体的距離(SD)を確保する。 
〇 座席指定を実施し、身体的距離(SD)を確保する。 
〇 常時窓を開けるとともに換気装置を運転し換気を行う。 

(3)食堂等での感染予防対策 
〇 机、イス、アクリルパーテーションに抗菌処理を行う。 
〇 テラス席にもアクリルパーテーションを設置する。 
〇 黙食(食事時に会話をしない)を徹底する。 

(4)通学時およびキャンパス内移動時の対応 
〇 マスクを着用する。 
〇 電車内をはじめ、キャンパス内の移動時の会話は極力控える。 
 

2021(令和3)年3月16日
龍谷大学
龍谷大学短期大学部


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