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【本件のポイント】
・東京・銀座を代表する百貨店、松屋の『食』に関する取り組みを本学農学部生に向けて講演する。
・「デパ地下」における松屋ならではの戦略や、地域の地場産品に付加価値をつけて販売する「ブランド化」など、食と農に関わる百貨店の販売戦略を、実際の事例から学ぶ。
・社会において求められる人材像を企業のリーダーから聞くことで、社会人になることの意義を考えさせる機会とし、学生のキャリアプランを考えるきっかけとなる機会を提供する。

【本件の概要】
 龍谷大学農学部(滋賀県大津市)では、2019年12月12日(木)に、株式会社松屋 代表取締役社長執行役員 秋田 正紀(あきた まさき)氏をお招きし、デパートと『食』をテーマにご講演いただきます。
 株式会社松屋は、東京・銀座を代表する百貨店で、今年150周年を迎えました。150周年のテーマに「デザインの松屋」を掲げ、現代社会の潮流をとらえた様々な取り組みを展開されています。
 本学農学部では、食料の生産から流通までの過程を正しく理解し、持続可能な社会を考える人材育成を目指しており、今回の講演会では、「デパ地下」における松屋ならではの戦略や、地域の地場産品に付加価値をつけて販売する「ブランド化」など、食と農に関わる百貨店の販売戦略を、実際の事例から学びます。
 企業経営者による講演会は今回で12回目(2019年度は2回目)となります。今後も学生の研究テーマの選択や就職(キャリアプラン)を考えるきっかけとなるような機会を創出します。


1.日 時 : 2019年12月12日(木) 11時05分~12時35分
2.場 所 : 龍谷大学瀬田キャンパス(滋賀県大津市瀬田横谷1-5)8号館103教室
3.テーマ : デパートと『食』との関わりについて
4.講 師 : 秋田 正紀 (あきた まさき)氏
        株式会社松屋 代表取締役 社長 執行役員


問い合わせ先 : 農学部教務課 柿本  Tel 077-599-5601


この度、本学国際学部国際文化学科卒業生の増田優花さんが、標記テレビ番組に出演いたしました。

増田さんは、「脊髄性筋萎縮症」により全身の筋力が弱く、長時間座っての活動が困難であるなど日常生活に様々な制約を抱えながら本学において学業に励まれ、2019年3月に卒業されました。

在学中は、障がい学生支援室主催「くるまいすユーザー交流会」での「エレベーター利用に関するシールデザイン&ネーミング」の募集企画や、車椅子ユーザーの立場から「ユニバーサルデザイン調査」への協力、学内誌『白色白光』への投稿をはじめ、「共生のキャンパスづくりシンポジウムin深草」では副実行委員長および発表者として登壇、「一人一人が輝けるキャンパスとは」と題して発表を行うなど、様々な活動に取り組みました。その功績は、学内外に広く認められ「京都ベンチャークラブ学生援護賞表彰」において「京都クラブ賞」を、本学では「本願寺賞」を受賞されました。現在は、「翻訳家」を目指し日夜研鑽を積んでおられます。
番組では、深草キャンパス・障がい学生支援室や、実際に授業を受けた教室で、増田さんが直接取材を受けました。増田さんの在学中の様子、そしてこれからの挑戦についても番組で紹介しています。(動画では22分以降に登場します。)

YouTubeにて12月19日(木)まで視聴可能ですので、是非ご覧ください。

RKB毎日放送 「わたしの仕事」 紹介文より抜粋
「働いて自立したい」と願うイマドキの女子短大生の前に立ちはだかる大きな壁。脊髄性筋萎縮症という難病と向き合いながら奮闘する姿を通して「働く」意味を考える。
https://youtu.be/AUem9boStFU


2019年12月6日(金)3講時、「農業政策論」にて、元農林水産省近畿農政局生産部長 石場 裕氏をお招きし、「最近の農政の動きについて―米政策を中心に―」と題してご講演いただきました。
ご講演後、講師の石場氏と担当教員の宇山教授にお話を伺いました。

【石場氏より】
まず導入として、農業の現状について、農業産出額、就業構造、農地面積など基本的な数値を年次変化で追っていきました。次いで、現在の農業政策の根拠法である「食料・農業・農村基本法」の理念と概要、それに基づき、農業の成長産業化と所得向上のため、現在実施されている農業政策のアウトラインについて説明しました。その中で、生産現場の強化策の一つである「米政策改革」についてとりあげ、食糧管理法による国による米の全量管理の時代から、順次米価などが自由化され、市場原理に基づいた価格決定、流通の自由化、最近の大きな動きとしては「国による生産数量目標配分の廃止」に至る流れ(米政策の変遷)を説明しました。
1経営体当たりの規模拡大は進んでいるものの、農業就業者の高齢化、耕作放棄地の増加など、依然解決すべき課題は多いことを理解していだいたと思います。米政策については、学生さんがまだ生まれていない時代のものもあり、驚きが少なからずあったようです。内容は概論でとっかかりが出来ればと思っていましたし、途中時間の関係で、説明を簡略化したところもありました。しかし、感想を拝見して、講義内容をよく理解し課題を把握されているように感じ、大変うれしく思いました。学生さんが興味を持たれたところについて、今後深く勉強されると思います。卒業されると、農業に関係の深いところに就職される方が多いと思います。将来、若い力で農業を引っ張っていってもらうことを期待しています。

【宇山教授より】
同じような内容のことでも、違った人の口から発せられるとまた入ってくるところが異なるといいます。今回お願いしたのはそういう意図に基づいていますが、期待した以上に学生たちの心に入っていったように感じました。また、農林水産省で働く人の仕事についても触れられており、キャリア的にも興味を持って聞いてくれたようにも思います。




 2019年12月6日(金)2講時、食料農業システム学科「基礎演習Ⅰ」にて、株式会社NOPPO 取締役 福本 由紀子 氏をお招きし、「農業界におけるキャリア形成」と題してご講演いただきました。
 株式会社NOPPOは「農業界と大学生の出逢いの場をつくる」ことを目的に、フリーペーパー「Voice」の制作・発行、Agri-mapの作成、農業イベントの企画・運営、他食農関連企業のサポートなどを実施しています。福本さんは大学時代の多様な農村での活動から、株式会社NOPPOの立ち上げや経営に携わってこられました。講義では、会社内で活動する学生スタッフの取り組みや、農業イベントの紹介、農業界と関わる仕事についてなど、具体的な事例を交えてお話いただきました。講義を通して、多様な農業関連の仕事や将来設計の方法を知ることができ、学生のうちに様々なチャレンジをすることと経験を積むことの大切さを学びました。
 会社には学生スタッフが10名ほど所属し、Voiceの企画や取材、執筆を通して会社の運営に携わってるとのお話があり、同年代の学生が大学の外で活躍していることに受講生はとても刺激を受けていました。受講生から「農家と学生を繋ぎ、双方にメリットがある活動内容が素晴らしいと感じた。」「社会に出る前に、積極的に現地に行く体験を通して、知識を深めていきたい」などの意見が数多くあり、有意義な時間となりました。






2019年12月5日(木)、オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役会長 藤田和芳 氏をお招きし、「ダイコン一本からの革命 ‐有機農業で世界を変える」と題してご講演いただきました。

藤田氏は、有機野菜宅配のパイオニアである株式会社大地を守る会の元社長で、オイシックスとの経営統合など、高付加価値な食品宅配マーケーットを牽引されました。
講演では、大地を守る会の成り立ちを中心に、有機農業普及のための藤田氏の活動や、世界のオーガニック市場についてご説明いただきました。

講演後には学生から「様々な判断をされてきたた、その判断力はどのように培われたのですか」という質問があり、
「子供たちが飢えない、戦争に巻き込まれない世界を作りたいという自分の軸があったから、判断がぶれることはなかった」とお話をいただきました。

大地を守る会が生まれた1970年代、高度経済成長期に農薬や化学肥料の使用で飛躍的に生産力があがった日本の農業ですが、その一方で公害が多く発生していました。
そのような状況の中、有機農業で野菜を作ろうとする農家と、安全な食べ物が欲しいという都市の消費者を結びつける活動をビジネスへと展開され、日本のオーガニック食品宅配の礎を築いてこられた藤田氏のお話は、農学部の学びに直結するものであり、学生が今後の研究テーマや自身のキャリアを考えるよい機会となりました。

<学生の感想>
「昔は農薬を使っている野菜が普通で、高価な無農薬野菜は相手にしてもらえなかったことに驚きました。当時の農家や、藤田氏のような方の努力で、安全性に価値のある今の状況が生まれたのだなと思いました。」
「海外からの食材を、安い・おいしいなどの理由だけでなく、原産国で起こっている問題を伝えたい、世界の平和に貢献したいというお話が印象的でした。」
「藤田氏は、自分の強い信念を軸に、チャンスを見逃さず行動し続けたことで、大地を守る会を作り上げてきたのだなと感じました。私も就職したら、行動を続ける人になりたいです。」
「夕焼け小焼けの歌詞の意味を知って、社会のあり方を改めて考えさせられました。」



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