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 2019年8月27日(火)〜28日(水)、政策学部「政策実践・探究演習(国内)」亀岡プロジェクト(担当:大石尚子准教授)の学生15人が、クルベジ®ブランドの野菜を使ったスウィーツづくりと、実際に亀岡市内の道の駅での販売にチャレンジしました。

 龍谷大学は亀岡市、立命館大学、京都先端科学大学と協働で、「亀岡カーボンマイナスプロジェクト」に2008年から取り組んできました。このプロジェクトは大学、地元農家、小学校・高校等と協働で、亀岡の農業を元気にしつつ、CO2を削減して地球温暖化防止を目指す活動です。2008年から放置竹林から造った竹炭を堆肥に混ぜ農地に散布する「炭素隔離農法」の実証実験、その圃場(ほじょう、田畑の意)で栽培された野菜を「クールベジタブル(クルベジ®)」と認定し、6次産業化も含むブランド戦略、クルベジ®を使った食育・環境教育、クルベジ®認証システム構築、生産・流通の拡大、クールライスを使った日本酒オーナー制度、ソーラーシェアリングを使った実証実験、小学校・高校での食農教育などへ、活動は広がりを見せています。しかし本ブランドの地元普及が依然としてすすまない状況が続いています。そこで、クルベジ®の価値と魅力を高めるため、学生の新鮮な視点を活かした商品開発に取り組むことになりました。

 8月27日は、クルベジ®農家の中林弘一さん宅の調理場で調理班とパッケージ・ポップ作成係に分かれて作業に取りかかりました。調理係はそれぞれ事前に考えてきたレシピをもとに作り始めましたが、試作段階とは勝手が違うところもあり、みなさん臨機応変に工夫を重ね、ドーナツ、ジャム、プリンパフェができあがりました。どうしたら他の商品と差別化できるか、手にとってもらえるかを考えながらパソコンでデザインしたラベルを印刷したり、手書きポップをつくったりと、共同作業がすすめられました。



 8月28日は朝から、地元の道の駅「ガレリアかめおか」にある物産市場「アトリオ」へ商品を納品、自分たちで陳列しました。開店後、学生は来店者に声をかけ、積極的に商品をPR。多くの方が興味を持ってくださり、商品は午前中で完売することができました。





 この合宿で、学生は協力して商品を作り上げる一連のプロセスを経験することができ、その難しさとともに、気を配るべきポイントにも気づきがあったことでしょう。学生の活動はここで終わりではありません。次は10月半ばに亀岡市内で開催される収穫祭「アグリフェスタ」にも出品します。季節も変わりますから採れる野菜も変わります。来場者の客層も朝市とは異なります。これらの変化、違いをポジティブに捉え、最終的に年間通じて農業者の収入につながる商品を提案できるか、学生のチャレンジは続きます。


関口 涼子 氏

長年パリに在住する詩人・翻訳家。
自作を仏訳、または仏語でも執筆をする。多数の小説や漫画の日本語訳、仏語訳を手がける。近年では料理を「読む」など、味を言葉で表現する作業に挑戦する。
「食」を「テキスト」として捉える関口氏が自分の「食観」を語る。

・どなたでもご入場いただけます。<入場無料・申込不要>



(参考:関口 涼子氏 インタビュー記事(Wired Vol.19)
「ことばはもっと“わさわさ”していた方がいい」翻訳家、関口涼子の「幸せな綱渡り」
https://wired.jp/2015/12/31/interview-ryoko-sekiguchi/


2019年度夏期休暇に実施した海外体験学習プログラムに参加した学生が、体験を通して学んだことを発表する報告会を開催します。


■開催日時・場所
 瀬田:10月21日(月)18:00~18:45 6号館プレゼンテーション室
 深草:10月25日(金)12:30~13:00 和顔館アクティビティホール

■内容:2019年度夏季海外体験学習プログラム報告
    タイ王国スタディツアー
      「インド洋大津波からの復興タイ験」
       9日間 3名参加

2004年12月26日スマトラ沖地震(M9.1)に伴い発生した大津波。発生から15年が経ち、これまでの間、タイ王国では様々なNGOが長期的視野にたって活動を継続してきました。特に、今回訪問した地域では、津波の復興策として持続可能な開発手法が取り入れられ、グローバル社会に対応した教育、ツーリズムが実践されています。

社会課題を抱える地域、住民、子ども達、NGOとの交流を通じて、学生達は何を感じ、何を学んだのかを発表します。

学生達の生の声をぜひ、お聞きください。

■申込:不要 直接会場へお越しください。

■問合せ:ボランティア・NPO活動センター
    【TEL】深草キャンパス 075-645-2047
        瀬田キャンパス 077-544-7252
    【E-mail】ryuvnc@ad.ryukoku.ac.jp

    

なお、2019年度春期休暇(2020年2月~3月)にも体験学習プログラムを予定しています。


児童養護施設での子どもたちとの交流


龍谷大学での大学生活について紹介


イスラム教徒の村でホームステイ



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