Need Help?

新着情報

新着情報の一覧

製品情報

ここにメッセージを入れることができます。

2024年11月18日(月)、先端理工学部の1年次生対象授業「理工学のすすめ」※において、宇宙飛行士であり京都大学特定教授の土井 隆雄先生をお招きし、約600名の学生に対しご講演をいただきました。

土井先生は宇宙飛行士として1997年にスペースシャトル・コロンビアに搭乗し、日本人初となる船外活動を行われています。
また、2008年には国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の打ち上げ第1便となるスペースシャトル・エンデバー(STS-123)にも搭乗されている、日本を代表する宇宙飛行士の一人です。

当日の授業は3部構成で展開され、「有人宇宙活動と木造人工衛星」をテーマに、有人宇宙活動の歴史や、宇宙空間や無重力空間など宇宙の環境、これらの経験を基に宇宙での社会構築を目指して創学された有人宇宙学、そして世界初の木造人工衛星の開発について、ご自身の宇宙での体験談や、当時の実際のスペースシャトル内の映像を交えてご講演をいただきました。


<講演の様子>

授業の後半では、2024年11月5日に打ち上げられた世界初の木造人工衛星「LignoSat(リグノサット)」の開発にかかる道のりや、木材の宇宙空間における耐久性実験等についてのお話をいただきました。
そして、授業の最後には土井先生の一番好きな言葉として学生たちに「宇宙をめざせ」の言葉とともに、熱いエールを贈っていただきました。

質疑応答の時間には、授業時間内では紹介しきれないほどたくさんの質問があり、学生にとっても興味深い、良い学びの機会となったことがうかがえました。


<授業の様子>


<木造人工衛星>※京都大学ご提供


【学生からの感想(一部)】 ※一部抜粋
・私がこの講義を受講する前に考えていた宇宙はどれだけ浅はかで、夢物語であったのかという事を思い知らされた。宇宙に対して理系の研究者として向き合うためには宇宙のリアルにしっかりと向き合い、深く噛み砕いていく必要があると思えた。今回は我々が理解しやすいようにお話をしていただいたけれど、現実はもっと未知で安直には理解できないものだということはわかるので、真剣な思いで考えていきたいと思う。

・宇宙や宇宙飛行士については理系の男子では誰もが一度はあこがれるものではないかと思う。だが実際に宇宙についての知識を得る機会というのはあまり多くはなく、誰でも知っているような一般知識のみ広がっているように感じる。なので、今回の前半にあった宇宙飛行士時代の経験について語っていただきとても良い体験ができたなと感じた。

・今回の講義では、宇宙飛行士という数少ない肩書を持たれた土井氏のお話を聞けたことがとても希少な体験になったと感じる。実際に宇宙に行っての体験や人工衛星を手づかみした話などを直接聞けたことで想像が広がり、宇宙の更なる可能性について考えた。木材宇宙暴露実験を行われている話を聞いてこれからどのように宇宙と関わっていくのか、どのように影響を当たられるのか興味を改めて持つことができた。


※「理工学のすすめ」
先端理工学部の1年生全員が受講する授業。講義は技術系企業や研究機関等で活躍されている外部講師を招聘し、多様な分野のさまざまな講師がリレー形式で講義を実施。理工学の幅広い分野から専門的な最前線の知見を講演いただくことで、1年生の可能性や視野を拡げることを目的とする科目。


【本件のポイント】

  • 視覚と聴覚の新たな感覚体験を提供し、アートと音楽の交差点で多様な社会を体感
  • ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターが主催し、地域に開かれた無料イベントとして実施
  • 学生に感覚を通じた共感の機会を提供し、多様性理解を促進するアート展

 

【本件の概要】
 龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターは、「COLOR & SOUND 色と音が交わるところ」と題した障害者アート展を開催いたします。このアート展では、福祉施設の「たんぽぽの家」、アトリエの「YELLOW」と「やっほぅ!!」と協力してアーティストの作品を展示し、視覚と聴覚の交差点である「色」と「音」をテーマに、独自の感覚体験を提供します。アート作品にはそれぞれに合う音楽が添えられ、訪れる方々が視覚だけでなく、聴覚を通じても作品の世界に浸れるよう工夫されています。
 このアート展の主催者であり、当センターの研究員である松本拓氏は、これまでにも龍谷大学瀬田キャンパスや大宮キャンパスで障害者アート展を企画してきました。今回の展示では、学生をはじめ、地域住民や関係者の方々にも無料で開放し、多様性についての理解を深めるきっかけとなることを目指しています。参加者が、アートと音楽を通じて目で見るだけでは得られない新たな感覚を体験し、多様な社会に感覚的に触れることができる機会とします。

 

開催期間:11月21日(木)~12月3日(火)※日曜日休み
開催場所:龍谷大学深草キャンパス和顔館1階
入  場  料:無料
※協力機関の滋賀大学においても関連企画を開催予定(12/5~12/17)。

■「COLOR & SOUND」ホームページ:
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-15687.html


「颯爽」(木村全彦、2009)
※展示ではラヴェル「クープランの墓 トッカータ」(ピアノ:フランソワ)を聴きながら鑑賞します。


「怪獣」(国保幸宏、2009)
※展示ではRADIOHEAD「how to disapear completely」を聴きながら鑑賞します。


ファイルを開く

チラシ:「COLOR & SOUND 色と音が交わるところ」

 


問い合わせ先:龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター
Tel 075-645-2098 ysbrc@ad.ryukoku.ac.jp https://ysbrc.ryukoku.ac.jp/index.php


 11月16日(土)毎年恒例の「政策学部合同演習討論会」が開催されました。
この討論会は、政策学部の多様な分野のゼミナール(演習Ⅰ(2年生)、演習Ⅱ(3年生))が互いの研究活動の内容を知ることで自身の知見や教養の幅を広げるとともに、今後の研究活動に対する意識向上につなげることを目的としています。
 討論会は、政策学部生による自治組織「政策学部ゼミナール連合会」の運営のもと、各ゼミが日頃行っている研究活動についてテーマを定めて発表し、それに対して他のゼミ生が質問を行い討論し合うという形で進行します。今年も ゼミが3会場に分かれて熱い議論を交わしました。
 この討論会は各ゼミにとって研究活動の集大成ともいえる大きなイベントで、討論会当日に向けて多くの時間とエネルギーをかけて取り組んでいます。当日の会場は発表前の緊張感や発表後の達成感など学生それぞれの思いが入り混じった緊張感のある雰囲気に包まれました。



 討論会終了後、それぞれのゼミに対して、「発表」「応答」「質問」「レジュメ」について評価し、採点が行われました。
 各会場で得点の高かった上位2チームが懇親会での表彰式にて表彰されました。




 社会学部の「社会共生実習(多文化共生のコミュニティ・デザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~)」(担当教員:川中大輔 准教授)では、11月3日(日)に行われた「第32回東九条マダン」の活動に参加しました。



 マダンとは広場を意味するコリア語です。東九条マダンは「東九条で、韓国・朝鮮人と日本人がひとつのマダンに集い一つになって、みんなのまつりを実現したい」との思いから,地域に存在する多様な文化を楽しく生き生き表現/創造できる場となっています。
 実習生は,受入先となっているコミュニティーパートナーが出展するブースでこどもたちと遊んだり,一緒に物販に取り組んだりしながら,東九条マダンで繰り広げられたさまざまな表現を体感することになりました。


 翌週には,東九条マダンについて社会学的に考察された論文を読み,自らの経験と先行研究とを照らし合わせながら,ふりかえりの時間がもたれました。実習生からは「カテゴリーとして他者をみるのではなく,『その人』として向き合って楽しむというのが魅力的だと思った」との声も聞かれました。

 現在,実習生はコミュニティ・パートナーごとにチームをつくり,この間の実習経験を踏まえて見い出した課題に対応する企画立案に取り組んでいます。地域の方々との協力関係を耕しながら,納得度の高い実践につなげていきたいと思います。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


お電話でのお問い合せはこちら

電話番号: