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グローバルスタディーズ学科3年生の野瀬佑佳さんは、2年生後期に提携留学でレイクヘッド大学(カナダ)に留学しました。
野瀬さんは、英語教員をめざしており、今回提携留学において受講した授業の教員から誘われ「Reading and Writing」「Listening and Speaking」の授業において教育実習を行うこととなり、両方の授業において、計4週間のうち1週目は授業観察、2~4週目は授業観察+授業の1部分を担当する、という流れで実習を行いました。
一週間ごとに授業の振り返りシートの記入行い、また実際の授業計画をたてるなど、スタッフとミーティングを重ねて実施しました。4週目の授業においては、教育実習担当の職員の方が、野瀬さんの実際の授業を行う様子を観察し、評価・アドバイスを受けました。
 
◆野瀬さんからの感想
この実習では、教師になった時に必要となる大切なことをたくさん学び取ることができました。教師としての発声方法や、授業の流れの作り方、生徒のモチベーションを保つために大切なことなどについては、実際に私が授業を行う中で指導していただき学ぶことができました。その他にも4週間にわたる授業観察の中で、それぞれの先生の授業スタイルや生徒との接し方を知ることができました。当然のことですが、カナダでの実習であったため、常に英語しか使うことができなかったことと、突然決まった実習であったということが重なり、実習担当職員と授業担当教員と私との3者の間で認識の行き違いがしばしば生じ、そのことが一番大変でした。この教育実習では、自分一人の努力ではどうしようもできないことに直面することも多く、担当教員と意思疎通を図ることの重要性を痛感しました。
実習クラスの生徒とコミュニケーションをとったり、授業を行ったりすることに加え、教育実習担当の職員や教員と1対1でミーティングを行う機会が多くあったので、英語を話す力も伸びたと思います。分からないことを曖昧なままで終わらせずに、何度も聞きなおし、しっかりと認識を一致させるように心がけ、最後の方には初期に比べ、自分の感じたことや細かい予定について話すことができるようになりました。

野瀬さんは、3年生のゼミから第二言語習得論の面から、教授法や日本の英語教育の実態の研究に取り組む予定です。

グローバルスタディーズ学科の学生が、留学先でこのような教育実習のサポートを実際に行ったのははじめてで、苦労も多くあったようですがかなり内容の充実した4週間であったようです。今回の海外の教育現場という実践から学んだ貴重な経験から、今後の活躍を期待しています。


実際に授業を行っている野瀬さん


レイクヘッド大学


野瀬さんが毎日通っていた図書館



国際学部国際文化学科の畠山 葵さん(2019年3月卒業)は、2018年1月より1年間、ホテルモンドンス京都五条の客室内装デザイン事業のプロジェクトリーダーとして携わりました。
畠山さんは、株式会社Next Keyman(https://next-keyman.com/)が運営する学生カフェHYGGER(https://hygger.jp/)のスタッフとして働いており、学生主体でホテルのデザインを考案するプロジェクトのリーダーに抜擢。
プロジェクトとしては、株式会社安本武司商店(http://www.yasumoto.jp/)が新しく事務所を建て替えにおいて、3階から5階をホテルにするにあたり、その中の一室を学生がデザインするというもので、安本賀一社長からは、繊維の総合卸、法衣縫製の専門商社の生地を活かしてデザインをしていくことを条件に課しました。
このプロジェクトには、龍谷大学では畠山葵さんと安達湖夏都さん(国際文化学科4回生)が参加しましたが、その他京都の様々な大学や専門学校生など計13名の学生らが集まり、様々なアイディアを出し合いました。


第1回目の打ち合わせ@学生カフェHYGGER


◆どのようなコンセプトをもとに最終的な内装デザインにいたったのか
この部屋のコンセプトは「和モダン」です。株式会社安本武司商店が和装の生地を扱っていらっしゃる企業さまですので生地を纏った(使った)ホテルにすることが一つの条件でもありました。生地を使ってどうやって和とホテル(洋)のバランスがとれるのか何度も話し合いを重ねました。「アメニティにも生地を取り入れ、壁にカーテンのようにして生地をかけ、下から光を当てて幻想的な雰囲気にするのはどうか。」「証明に生地をかけて柔らかい雰囲気にできるのでは?!」「枕やクッションのカバーに生地を使おう!」など本当に様々なアイディアが出ました。部屋のアイディアとして採用されたものもあれば、ほかの部屋の一部に使っていただいたアイディアもあります。
安本社長の想定で日本人観光客と外国人観光客の割合が半分半分とのことでしたので、日本人の方も外国人の方も楽しめるリラックスできる空間を意識しました。
ただの和室にしてしまうと面白味がないので畳の色を通常よりも深い緑と黒っぽいものに変えたり、また、部屋自体はあまり広くないのでどうすれば広く見えるのかを考え、シンプルかつシックな雰囲気にデザインしました。


(デザインした部屋の内装)壁に生地をカーテンのようにかけ下から光を当てて幻想的な雰囲気に


(デザインした部屋の内装)広く見せるために光沢があり、少し鏡のようなデザインに


(デザインした部屋の内部)和室を意識して障子を取り入れ、一般的な障子よりも目を細くした


枕もとのクッションカバーや壁のアートのアイディアは別の部屋で採用されたものも


ロゴのデザイン案も数個提出し、最終的にこちらに決定


株式会社安本武司商店様と株式会社Next Keyman様、プロジェクトに参加した学生で内覧会を開催(左から4番目が畠山葵さん、右から2番目は国際文化学科4回生の安達湖夏都さん)

畠山さんはこのプロジェクトをとおして、空間デザインや設計・建設に関する法律などわからない中でリーダーができるか不安でしたが、他大学のデザインや建築学部・学科の学生さんなどが多く集まってくれたことが大きな支えとなりました。学生が実現したいデザインを限られた予算の中でどう実現していくか双方のニーズを満たすことも苦労しましたが、このプロジェクトは自身のとてもよい経験となりました。と語ってくれました。

このような課外活動での貴重な経験から、次の学びの糧となっていくことを期待しています。


食と農の楽しさを伝えるWEBマガジン「Mog-lab」(もぐらぼ)に、経済学部教授である竹内真彦先生の記事『〈三国志〉とは何か?』が掲載されました。

中国文学、特に『三国志演義』が専門の竹内先生が、『〈三国志〉とは何か?』という視点により「三国志」の楽しみ方を皆さまにお伝えします。


『〈三国志〉とは何か?』(食と農の楽しさを伝えるWEBマガジン「Mog-lab」)


2019年4月19日(金)、5月7日(火)のお昼休みを利用して、経済学部の2019年度第1回「経済学検定試験(ERE)」に向けたガイダンスを開催しました。

ガイダンスでは、経済学部・川元康一講師より、経済学検定試験(ERE)についての丁寧な説明が行われました。

当日はお昼休みにもかかわらず、両日合わせて延べ35名の学生が参加しました。

「経済学検定試験(ERE)」は、日本経済学教育協会が実施する、大学で学ぶ経済学の理解度を評価する検定試験です。
経済学部では、2010年度から、経済学検定試験(ERE)の受験料を全額補助する制度を実施しており、経済学部生は入学時から卒業まで何度でも受験できます。過去問題を学修できる専用eラーニングシステムも無料で利用できます(http://drill.manarevo.jp/ ※)。経済学部生はぜひ有効に活用してください。
また、この検定試験は1年間に2回(7月、12月)学内で実施しており、成績優秀者には「経済学部長奨励賞」が授与されます。
なお、前期の試験日は、2019年7月7日(日)、後期の試験日は、2019年12月1日(日)です。
(※) ログインID 及び パスワード は別途お知らせしているとおりです。不明であれば経済学部教務課までお尋ねください。


〇学生インタビュー 経済学の実力をはかるためのERE(経済学検定試験)

〇ERE 経済学検定試験(日本経済学教育協会HP)




【本件のポイント】
・昨今、教育現場で取り組みが進むアクティブラーニング型授業を高校教員向けに実施
・教員の多くはアクティブラーニング型授業の展開に課題意識を抱えている
・新学習指導要領でも対応を求められる「主体的・対話的・深い学び」の実現に向け、大学と高校がタッグを組んで解決
・土の魅力についての講義をおこない、土の試食も実施

【本件の概要】
 龍谷大学農学部では昨年度から身近な題材をテーマとし、農学への興味を高めてもらう取り組みとして「アグリカフェ」※を近隣の高等学校等で実施していますが、今年度の第1回目として、本学の付属校である平安高等学校の教員に最新のアクティブラーニング型講義を体験してもらいます。
 2022年から移行される新学習指導要領では、生徒の「主体的・対話的・深い学び」が求められます。各高等学校の教員は、その実現に向けて様々な取組みを行っていますが、手応えある授業展開を実施できているのは一部の教員のみという課題があります。
 この講義では元高校教員で農学部の玉井講師が「土って素敵~学校では教えない本当の話~」と題して、土が持つ役割、そして、その味までも体験しようという講義を行います。その中で、高校教員としての実績を活かした授業展開の方法について参加教員と一緒に考えていきます。

※昨年度から開始した本取り組みは、これまで10校で開催してきました。今年度も近隣の高校や高大連携校を中心に複数回の実施を検討しています。


1.日時:2019年5月17日(金) 16:00~17:00

2.場所:龍谷大学付属平安高等学校
     〒600-8267 京都府京都市下京区御器屋町30

3.講師:玉井 鉄宗 講師 (資源生物科学科)
 …奈良県吉野郡出身。奈良高校卒業。2000年まで神戸大学大学院自然科学研究科で植物栄養学を学んだ後、博士研究員、智辯学園中学高等学校(理科教諭)を経て、現在、龍谷大学農学部資源生物科学科講師。

問い合わせ先…龍谷大学 農学部教務課  担当:森本   Tel 077-599-5601


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