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研究発表や卒業論文発表の練習に活用できる場所をご案内します。ぜひご利用ください。

1. スチューデントコモンズ
【利用可能エリア】
 深草キャンパス:クリエイティブエリア、瀬田キャンパス:コラボレーションエリア

【利用方法】
 深草のラーニングサポートデスクや瀬田の情報メディアセンターでプロジェクターを
借りて、ホワイトボードに投影しながら簡単なプレゼン練習ができます。
 ※予約不要のフリースペースですので、気軽にご利用いただけます。
 ※注意:混雑状況により、使用いただけない場合があります。予めご了承ください。

2. ナレッジコモンズ
【利用可能エリア】
 深草・瀬田・大宮キャンパス:図書館内のグループワークルーム

【利用方法】
 グループワークルームは、事前予約制の個室で、壁面ホワイトボードを完備して
います。「MyLibrary」にログインし、「グループワークルーム予約」から申請
してください。予約状況の確認や修正も同じシステムから行えます。
 ※注意:2名以上で使用いただく必要があります。予約状況により、使用いただけない
  場合があります。予めご了承ください。

その他利用上の注意事項など詳細は以下のページをご確認ください。
施設・機器予約 - 龍谷大学図書館

ラーニングコモンズHP → ラーニングコモンズ|龍谷大学 You, Unlimited

(参考)プレゼン資料やレジュメ作成の相談
プレゼン資料やレジュメ等の作成のうち書くことにまつわるものは、ライティング
サポートセンターで相談を受け付けています。大学院生のライティングチューター
がみなさんの考えに沿ってサポートします。ご活用ください。
詳細はHPをご覧ください。
ライティングサポートセンター|龍谷大学 You, Unlimited



 2024年11月30日~12月1日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2024年度第5回フィールドワークに学部生2名と石倉研准教授が参加しました。

 今回のフィールドワークは、かいぼりの体験が目的です。かいぼりは、農閑期に農業用ため池の水を抜き、堆積した泥を放出する作業のことを指します。ため池を健全な状態に保つために行われる、ため池の維持管理作業です。

 企業連携班は、昨年度に引き続き株式会社成田と連携して活動を進めています。この間、福井さんへのオンラインヒアリングを行いながら、かいぼりの5ヵ年計画作成や、企業向けのかいぼり体験ツアーの企画準備に取り組んでいます。今回、かいぼりが実際に体験できるということで、待望のフィールドワークとなりました。

 午前中からかいぼりを行うため、よりまち荘に前泊し、1日朝に大森谷にある能楽池に行きました。能楽池でのかいぼりは2年ぶりとのことで、地元農家や淡路信用金庫の方々を含め15名が参加しました。洲本プロジェクトとしても久しぶりの大森谷への訪問です。

 放水しながら泥をはがし、鋤簾(じょれん)やレーキを使って、泥を撹拌していきます。初めてのかいぼりは悪戦苦闘の連続で、くるぶしまで足が埋まらないように気をつけること、足場を固めながら作業することなど、注意点を教えてもらいながら、泥を崩して水を流していきました。泥に足がはまってしまい、抜け出せなくなったこともありましたが、地元の方々と一緒に汗をかきながら、交流する機会ともなりました。


放水しながら泥をはがす


泥を撹拌する


水が抜かれたため池


 2024年12月12日(木)、公益社団法人 経済同友会の協力のもと、日本ケロッグ合同会社 代表職務執行者社長の井上ゆかり氏を迎えて、『セルフ・イノベーション』と題した講演会を開催しました。

 講演会には約200名の農学部生が参加し、井上社長からはこれまでのキャリアで得た学びや仕事を行う上で大切にされていることについて、講演いただきました。

 井上社長からは、マネジメント職を通じて学ばれたことなどをおよそ1時間お話しいただきました。
 質疑応答では、時間の使い方についての質問があり、井上社長からは目の前にあるタスクに対して、成果から逆算した思考の重要性など、学生へアドバイスを送られました。会場からは多くの質問があり、講演会は大いに盛り上がりました。
 
 また、井上社長より2点の著書を寄贈いただきました。瀬田図書館で所蔵いたしますので、ご興味のある方は是非ご一読ください。
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 ・W.K.Kellogg伝(翻訳版)~産業と慈善活動のある開拓者の物語~
 ・日本ケロッグ60年史
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<学生の感想>
・「さまざまなことに挑戦し、懸命に頑張るからこそ得られるものがあるのかなと思いました。」
・「1回生のうちからキャリアについて考える貴重なお話を伺うことができて、自分の進路を考えるきっかけになりました。これからの大学生活をどのように過ごすべきか考えていこうと思えました。」
・「就職活動で職を探すときに、仕事のやりがいが見つかるかどうか不安でしたが、今回の講演をお聞きし、仕事をしていく中でもやりがいを見つけていけると感じました。」
・「便利なツールや就職への支援があまりなかった時代のお話をお聞きし、どれだけ自分が恵まれた環境で生きているのかを忘れてはいけないと思いました。」
・「自分は誰かの上の立場になる役割を担うことが多いため、心の持ちようや人との関わり方を知ることができました。」

 農学部では、学生の将来のキャリアプランにおいてより良い選択が可能となるよう、各業界の企業経営者を招聘し「食」や「農」に関する事業展開や戦略、国際社会における課題等を講演いただいています。今年度も学生がこれらのことを考える貴重な機会となりました。






   入澤 崇・第19代学長の任期満了(2025年3月31日)にともなう選挙会を12月11日(水)に実施した結果、安藤 徹・文学部教授を選出しましたので、お知らせいたします。
 なお、安藤 徹・文学部教授の略歴は下記のとおりです。

                記
【龍谷大学学長】
任   期: 2025年4月1日から2029年3月31日まで
氏   名: 安藤 徹 (あんどう とおる)教授 (文学部日本語日本文学科)
⽣ 年 ⽉ ⽇:  1968 年1 ⽉11 ⽇(56 歳)
出身地: 岐阜県

【専門分野】 平安朝文学・物語社会学

【最終学歴】 1997年3月 名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了 

【学  位】 博士(文学)(名古屋大学)

【職  歴】 
  2000年4月  龍谷大学文学部  専任講師
  2002年4月  龍谷大学文学部  助教授
  2007年4月  龍谷大学文学部  准教授
  2010年4月  龍谷大学文学部  教授 (現在に至る)
  2013年4月  龍谷大学 図書館長 
  2017年4月  龍谷大学 文学部長 
  2021年4月  龍谷大学 副学長 (現在に至る)
  2021年4月  龍谷大学龍谷ミュージアム館長(現在に至る)

【研究業績】    
 『源氏物語と物語社会』(単著・森話社、2006年)、
 『日本文学からの批評理論 : 亡霊・想起・記憶』(共編・笠間書院、2014年)、
 『龍谷大学善本叢書 三条西公条自筆稿本源氏物語細流抄』(責任編集・思文閣出版、2005年)ほか

【学会活動】 日本文学協会、物語研究会、中古文学会 等

【写真提供について】
 写真データは、下記の画像からダウンロードいただくことができます。(右クリック、名前を付けて保存)

                                                                                                                                                   以上



 11月30日(土)・12月1日(日)に政策実践・探究演習「福知山プロジェクト」(担当者:谷垣岳人准教授、学生17名、引率2名)が第4回合宿を実施しました。
 福知山プロジェクトは、中六人部地域において「森林の未利用資源の利活用」というテーマで活動しています。
 近年は里山資源が放置されたためかつて特産物であったマツタケもあまり収穫できなくなっています。こうした課題に取り組むため、学生は3チーム(いきものがかり、ててまる、フットパス)に分かれて活動しており、今回は学生が考えたフットパス・ルートの検証、大内集落の財産区(共有地)の里山整備、京都府の専門家を招いてのキノコ観察会という内容で2日間の日程を終えました。


1日目:フットパス・ルートの検証

 「フットパス」とは、もともとイギリスを発祥とする『森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと=Footができる小径(こみち)=Pathのことです。日本でも地域を歩いて楽しむルートが整備されつつあります。本プロジェクトでは、中六人部の人たちが愛着のある神社などの地域資源を歩いて辿るルート策定に今年度から取り組んでいます。

 前回合宿でフットパス班が調査し考えた中六人部フットパスのルートを学生全員と地域の役員さんとで歩いて検証しました。ルートは以下の通り、約1時間半の歩くコースになりました。

中六ふれあいセンター→芦田記念館→一宮(いっきゅう)神社→弁天社→稲荷神社→大内城跡・観音堂→中六ふれあいセンター

各地点でフットパス班からクイズが出され、学生たちは回答しながら、その場所についての知識を深めました。




赤線がコース、星印が立ち寄りポイント


芦田記念館にて


弁天社(水のカミ)


2日目午前:大内集落の財産区(共有地)の整備

 2日目の午前中は、かつてマツタケが多く収穫できていた集落の共有地で、朝から2時間ほど整備作業を行いました。まず、枯れた枝などを除去し、落ち葉を熊手で掻いて地面が見えるようにします。また、アカマツ以外に不要な灌木を伐採し、日が差しこみ、風通しの良い山にします。アカマツの根に共生するマツタケ菌が他の腐生菌に邪魔されない環境を整備します。体力の要る作業で、地域の方だけの作業では大変だとのことですが、学生チームが大人数で作業すると一気にきれいになりました。
 尚、昨年12月に別の共有地を整備したところ、その場所で昨年度9本しか採取できなかったマツタケが32本も採取できたと聞き、学生たちの士気も上がりました。




しばらく手入れされず積もった落ち葉をレーキでかき集めて除去します。




不要な木はのこぎりで伐採し、取り除きます。



すっかりきれいに整備できました。来年マツタケがたくさん生えてきますように。


2日目午後:キノコ観察会

 午後からは、同じ共有地の別の場所で、地域主催のキノコ観察会を行いました。京都府農林水産技術センターから藤田先生を招聘し、キノコ採取の注意点、観察の仕方などをレクチャーいただき、みんなで山に入りました。最後に、採取したキノコを新聞紙に並べ、図鑑で調べながら名前を特定していきました。


京都府藤田先生からレクチャー


最後は採取したキノコを並べてみんなで確認


キノコ採取で地域の方とも交流できました


ミズゴケからキノコ


食べられる?


マツタケ御飯のサプライズ


ナメコの味噌汁いただきました


 ミライト中六役員の皆様には、毎回大変お世話になりありがとうございます。今回も初日のお昼にサプライズで「マツタケ御飯」のおむすびをふるまっていただきました。学生のほとんどが「生まれて初めてマツタケを食べた!」ということです。それも驚きですね。2日目のお昼には、原木栽培のナメコがたくさん入った味噌汁を作ってくださいました。こうしたおもてなしをいただき、一同、心も体もあったまりました。

 今回が今年度最後の合宿となりますが、班活動もプロジェクト全体としても大きく進んできたと感じます。今後は、12月の学内報告会及び2月の地域報告会で今年度の成果をまとめて発表します。地域の皆様、楽しみにお待ちください。 
                             (文責:榎並ゆかり)


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