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【本件のポイント】

  • 短期大学部社会福祉学科が2002年から毎年実施する知的障がいのある方々と学生が共に学ぶ講座
  • 知的障がいのある方々は年間通じて大学の授業に通い、その集大成としてふれあい大学発表会を開催

 

【本件の概要】
 『オープンカレッジふれあい大学課程』とは、龍谷大学短期大学部社会福祉学科で開講している地域に暮らす知的障がいのある方々と学生が共に学ぶオープンカレッジ講座です。あらゆる人々が「共生」するインクルーシブな社会を目指すための取り組みです。本課程は、2002年の開設以来、様々な講座・音楽・演劇を、障がいの有無に関わらず、共に学び、地域共生社会の実現に向けて取り組んでいます。
 知的障がいのある人たち22名が、年間15回程度通学し、学生とペアを組んで、2コマの授業を選択します。学生は、準備と振り返りを含めて計30回の授業とし、単位認定を行っています。知的障がい者対象のオープンカレッジに取り組んでいる大学は全国で数多くあります。しかし、通年の正課授業(「障がい児者学習支援特講」、「音楽療法特講」、「演劇療法特講」)で取り組んでいるのは、全国的に珍しい取組です。障がいのある方々は4年間で卒業とし、修了証を学長名で出しています。
 1年間の集大成として、12月11日(水)に発表会を開催します。生き生きと取り組む障がいのある方々と本学の学生の様子を、ぜひご取材ください。

 

●発表会の実施概要
『第22回 ふれあい大学発表会 

              テーマ:RESTART リスタート』
日時:12月11日(水)13:30~(開場13:00)
場所:深草キャンパス 

             成就館4階メインシアター
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/fukakusa.html
対象:学生・教職員・一般
          (どなたでもご参加いただけます)


昨年度のふれあい大学発表会


問い合わせ先:龍谷大学 短期大学部
Tel 075-645-7897 tandai@ad.ryukoku.ac.jp https://www.ryukoku.ac.jp/


 経営学部開講科目である「公共経営論」では、昨年に引き続いて保健医療福祉の生活協同組合(医療福祉生協)について取り上げています。
 11月29日、現役の歯科医師である冨澤洪基さん(尼崎医療生協・生協歯科所長)をお招きした講演がありました。
「総入れ歯ではファーストフードのハンバーガーが食べられるか?」
 健常者の噛む力を「10」とすれば、総入れ歯の人の噛む力は「2」程度。だから80歳を超えてファーストフードでハンバーガーを食べている高齢者がいるとすれば、それはしっかり噛む力を持って食べているとか。
 近年、お口をきれいにしておくことが、内科疾患や認知症にも関連するという研究報告があり、高齢になっても自分の歯でしっかり栄養が取れる人は健康状態も良く、「歯の本数が少ない人は友達も少ない」…などの最新の研究のお話もありました。
 こうした最新の歯科・口腔衛生に関する知見の紹介をしながら、健康の社会的決定要因(SDH)についての詳しいお話となりました。その人の置かれる社会的背景をしっかり捉えることは、単に「甘いものばかり食べてはダメ」「もうちょっとしっかり歯磨きしないといけません」というだけの対応ではいけない。それよりもその人が「なぜ甘いものを食べなければならなくなったのか」「なぜ歯磨きすることができないのか」という社会的経済的背景を考える視点がないと解決の方向も見出せないこともお話でありました。
 最後に、最大の健康の社会的決定要因は「平和」との指摘がありました。
 1935年~1945年の平均寿命は男性が43歳、女性が44歳でした。これは戦争が寿命を短くさせてしまったものでした。戦後、高度経済成長を経て今日に至って、日本は戦争をすることなく男性81歳、女性88歳の平均寿命となりました。今日のウクライナやガザでの戦争は健康を害するものであるとの指摘は、平和は健康にもつながる大切なものであることがわかりました。
 現役の歯科医師から医療のあり方、経営のあり方を聞く貴重な機会となりました。
   (文責:岸本貴士)





社会福祉学科阪口ゼミでは、在学生と卒業生の縦のつながりを作り、交流する取組としてゼミ同窓交流会を毎年度開催しています。
今年度は12月7日(土)に開催され、在学生、卒業生が集い、なごやかな雰囲気の中、在学生と卒業生がこれまでの、そしてこれからの歩みなどについて語り合いました。
編入学や就職などについての在学生からの質問に卒業生に答えてもらう時間もあり、在学生にとっては自らの将来像を描く機会になりました。


ゼミ同窓交流会の様子


ゼミ同窓交流会の様子


ゼミ同窓交流会の様子


2025年度 人権問題研究委員会研究プロジェクト募集要項

2024年12月4日
人権問題研究委員会

人権問題研究委員会は、人権およびその関連分野に関する研究・調査を行い、広く学内外に向けて人権啓発とその普及・発展に寄与することを目的として、2025年度の研究プロジェクトを公募します。以下の項目をご一読のうえ、龍谷大学人権問題研究委員会にふさわしい特徴的な研究、人権教育の振興に貢献する研究など、奮ってご応募ください。


1.公募内容
研究期間:2025年4月1日~2026年3月31日(1年間)
研  究  費:130万円以内(報告書作成費を含む)
採択予定件数:1件

2.申請条件
1)研究代表者を含め、学内の専任教育職員(特別任用教員を含む)〔教授・准教授・講師・助教・助手(任期付含む)〕2名以上が参加する形で研究プロジェクトを構成してください。
※共同研究者には学外者が含まれていても構いません。
2)研究期間は1年とします。
3)他の学内助成を受けている研究内容での応募は避けてください。

3.申請方法
「研究プロジェクト申請書」に記入のうえメールにて宗教部まで申請期限内に提出してください。
必ず宗教部に受信の確認をお願いします。宗教部にて受信が確認できない場合は受付完了となりませんのでご注意ください。募集要項および申請書は、メールにて宗教部までご請求ください。ポータルサイトの「お知らせ」からもダウンロードできます。
 ポータルrusis     https://portal.ryukoku.ac.jp/ (ログイン後、お知らせメニューをご覧ください) 

4.提出先
宗教部あて、メールに添付してご提出ください。syukyobu@ad.ryukoku.ac.jp

5.申請期限
  2025年1月 31日(金) まで、 人権問題研究委員会 事務局(宗教部)必着
           
6.審査日程
  ①一次審査(書類審査)  
②最終審査(ヒアリング) 2025年2月6日(木)<16時~予定 深草またはオンライン>
※ヒアリング対象者には、一次審査終了後速やかに通知します。

7.採否通知
  2024年2月10日 (月)  ※一次審査で不採択となった申請者には、一次審査終了後に通知します。

8.審査方法
書類審査およびヒアリングを行い、応募内容の妥当性等を人権問題研究委員会において判断し決定します。

9.研究成果の提出等
1)研究終了後に報告書または成果物をPDF等のデータでご提出ください(ホームページに掲載します)。報告書には必ず、「龍谷大学人権問題研究プロジェクト」であることを明記してください。印刷物としての報告書の提出は任意です。
2)研究終了後も人権問題研究委員会が実施する事業(講演会、原稿依頼、フォローアップの調査等)協力を依頼することがあります。     


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2025年度人権問題研究プロジェクト募集要項


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2025年度人権問題研究プロジェクト申請書(PDF)


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2025年度人権問題研究プロジェクト申請書(Word)


 

  2018年4月より大宮学舎東黌にラーニングコモンズが設置され、学生や教員との相互交流を含めた多様な学びの形が可能になりました。そこでお昼休みを利用して龍谷大学内外の研究者をお招きし、研究内容をわかりやすくお話ししていただくカフェイベントとして、文学部コモンズカフェを開催しております。

 

第25回文学部コモンズカフェは、2024年12月56日(木)12:35〜13:05に、歴史学科東洋史学専攻 村岡 倫 教授を講師として『モンゴル帝国の虚像と実像』をテーマに対面とオンラインのハイブリットで開催されました。

 


講師:歴史学科東洋史学専攻 村岡 倫 教授

 

村岡先生には、モンゴル帝国の拡大の変遷や婚姻関係・宗教を利用した統治システム、考古学的調査の考察等についてお話いただき、大変興味深いお話でした。

 

 

以下、参加者からの感想を一部紹介いたします。

 

・最新の研究結果を踏まえた興味深い内容だった。

・教科書や概説書では分からないモンゴル帝国の実像や内実が知ることができて良かった。

・俗説というか先入観にとらわれた考え(農耕民的発想?)から脱却する一歩を踏み出せる、とても興味深いお話を聞くことができました。

 

 



 

今年度の文学部コモンズカフェは、第25回を以って終了となります。

来年度の実施の詳細につきましては、ホームページ等でお知らせしておりますので、是非ご参加ください。

 

 


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