ブラウザからレイアウト自由自在
Layout Module
ここにメッセージを入れることができます。
【募集】夏季海外体験学習プログラム(インド、スリランカ)参加者募集!
このプログラムは、治安や衛生環境が安全と判断された海外において、そ...
龍大農×ハウス食品 スパイスを使用した製品開発プロジェクト成果報告会を開催します
龍谷大学農学部は、食品大手のハウス食品株式会社の協力を得て、香辛料...
今年、創業100周年を迎える森永乳業株式会社の代表取締役社長である宮...
公開講演会「ガーナと日本の狭間に思うこと」(矢野デイビッド氏)のご案内
龍谷大学国際文化学会および龍谷大学人権問題研究委員会の主催により、...
学科教員が執筆した本「多文化時代の宗教論入門」が出版されました(国際文化学科)
国際文化学科の専任教員が執筆・編著した本が出版されましたので紹介し...
フィールドワークでの経験を卒業論文としてまとめる方法を学ぶため、短...
ボランティア・NPO活動センターでは、既にボランティア活動などを始めている学生向けに「ボランティアリーダー養成講座」を毎年2回実施しています。(第1回はこちら)
2019年2月4日(月)に第2回目として、NPO法人 場とつながりラボ home’s viの山本彩代さんを講師に迎え、ボランティア活動に大切なコミュニケーション力を高める講座を実施しました。山本さんは学生と近い年齢でありながら、学生時代の経験からファシリテーターとしてまちづくりにも関わっておられます。
43名の参加学生たちは9つのグループに分かれ、山本さん提案の以下のプログラムに取り組みました。
■講座内容:
1.4つの窓(自己紹介)
各自の名前、普段していること、近況、今の気持ちなどをグループ内で共有
2.絵の伝達競争(アイスブレイク)
お題①~⑩を絵だけで伝え、グループ対抗で早さを競う。
3.講師の自己紹介と学生団体時代の体験談
4.いいはなしあい わるいはなしあい(グループワーク)
今まで経験した話し合いで悪い印象のものと、どんな話し合いが良いのかをグループ内で出し合い、全体で共有
5.ミニ講義
会議を行う際に大切にしたいOARR、見える化、ゴールと目標の話
6.自己共感と4つの耳(グループワーク)
話し合いの中で自分自身や相手を非難してしまう状態をジャッカル、受入れて心を開いている状態をキリンに置き換え、それぞれの役割で意見を言い合う。
7.気づきや感想の共有
4のワークでいいね!と思った意見に★マークをつけていく
山本さんの話し方がとても聞きやすく、まさに「話しやすい雰囲気」で講義が進みました。最初少し緊張気味だった学生たちも、アイスブレイクやワークが進むにつれて活発に意見交換できるようになり、以下のような感想が得られました。
今後もボランティア・NPO活動センターでは、参加学生が色々な気づきが得られるような講義を提供できるよう取り組んでまいります。
■受講者感想抜粋:
・今、自分たちがしているミーティングが良いものなのか悪いものなのか、客観的に見て考えられる機会になった。相手や自分を否定したり決めつけたりするのではなく、想像力を豊かに、色々な視点でとらえていくことが大切なのだと思った。
・話し合いは自分だけで成立するものではないので、相手を尊重しつつ自分の意見を出すことが大切だとわかりました。明日からできることを考えられたので、早速実行したいと思います。
・人と話し合いをすることはとても難しいけど、この講座を受けて恐れずに話し合いをして、もし雰囲気が悪くなっても「ウェルカム・トラブル」と受け止めて頑張って行きたいと思った。
・4つの耳で聴くワークが難しいと感じたということは、普段できていないということだとわかったので、たくさんの視点から物事を見る練習をしたいと思いました。
・自分自身話しやすい場と話しにくい場、MTの課題などがいろいろあったのをうやむやにしている部分があったので、この機会にもっと深くチームでの話し合いについて考え、分析して次年度より良いものにしていけたらと感じた。
講師の山本彩代さん
4つの窓(自己紹介)ワークの様子
絵の伝達競争(アイスブレイク)では大いに盛り上がりました
上手く描けたグループの絵を見て回っています
話し合いについてのグループワークでは、真剣な表情で意見交換
4つの耳のグループワークの様子
いいね!と感じた他グループの意見に★マークを付けて回りました
大手コンビニが子ども食堂を始めるなど、近年、子どもと食をめぐる問題について、様々なところで取り上げられてきました。長く子どもの虐待問題に関わる山田容准教授が、「子どもと食をめぐる問題について」食と農の楽しさを伝えるWEBマガジン「Mog-lab(もぐらぼ)」 で問題提起しました。
<Mog-labについて>
・農学部を有する龍谷大学では、大学の教育だけでなく、一般生活者の皆様にも食や農業関連の関心を高めていただくことを目的に、当サイトを通じて、より気軽に関連情報に触れていただける情報発信を進めています。
・旨味研究の第一人者で様々なメディアで執筆している、伏木亨龍谷大学農学部教授(日本料理アカデミー理事。日本農芸化学会賞受賞。飯島食品科学賞受賞。紫綬褒章受賞等)のコラムも定期掲載。
【記事のポイント】
・家庭の「食」は子どものカラダとココロを育む基盤になる
・餓死、偏食、口腔崩壊、孤食…子どもを脅かす、食をめぐる問題
・家庭の問題を、社会の視点でみることが改善への手がかりになる
家庭での「食」は、子どもの体だけでなく、心を育む基盤になります。餓死、偏食、口腔崩壊、孤食など、子どもを脅かす、食をめぐる問題はたくさんあります。家庭内での子どもの食の危機は、見えにくく、深刻化していきましたが、ここ数年、子どもの貧困がクローズアップされ、満足に食べられない子どもがいる、ひとりであるいは子どもだけで食事をしている子ども達がいるという実態が報道され始めました。
子どもの食の問題は、親へ怒りをぶつけ、指導や教育を迫るだけでは解決しません。まずは、家庭だけの問題として捉えず、少し社会的な視点を重ねてみることも必要でしょう。食にとどまらず育児そのものを家庭にのみ任せて良いのか、あるいは背負わせすぎていないのか考える契機になればと思います。(全文は、Mog-labをご覧ください)
「子どもと食をめぐる問題」第二弾では、家事や育児につまずきを感じる親にフォーカスをあて、課題解決の方法を探ります。子ども食堂についても触れ、今後の展望について、記載する予定です。
<執筆教員のプロフィール>
山田 容(やまだ よう)
龍谷大学 社会学部 現代福祉学科准教授
同志社大学大学院社会福祉学専攻修了
民間企業、短大講師等を経て、2006年より現職
主な活動
・滋賀県内複数の要保護児童対策地域協議会委員
・虐待対応支援者へのスーパービジョン
・福祉施設、相談機関の職員研修講師
Mog-labサイトはこちらから
サイトURL : https://mog-lab.com/
Twitterアカウント:https://twitter.com/mogmoglab
Facebookアカウント:https://www.facebook.com/moglabcom/
問い合わせ先 : 龍谷大学 学長室(広報) 担当 橋本 Tel 075-645-7882