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経済学部では、今年度から「授業内ピア・サポーター」制度を本格導入しています。
ピア(peer)とは、「仲間」を意味する言葉です。授業内ピア・サポーターは、「入門演習」「基礎演習I」等の授業内で、1年生と担当教員を結びつける役割をはたす上級生で、後輩たちに自分の学びの経験を伝えながら、自らも積極的に学ぶ技法を得ていきます。
第1学期は、1年生が受講する「入門演習」の31クラス全てにピア・サポーターが入りました。引き続き第2学期は、同じく1年生が受講する「基礎演習I」の29クラス全てにピア・サポーターが入ります。
第1回目の授業となる9月20日(水)には、事前に基礎演習Ⅰ担当者とピア・サポーターがミーティングを行い、その後、各基礎演習の授業内で、①伝達役(メッセンジャー)、②模範役(ロール・モデル)、③世話役(ファシリテーター)といった役割を果たしました。写真は担当者とピア・サポーターのミーティング時の様子です。
経済学部では、このような「経済学をアクティブに学ぶ場」の充実に、今後も積極的に取り組んでいきます。
2017年9月21日(木)、龍谷大学は、国際文化会館(東京都港区六本木)にて「龍谷大学・NPO法人日本料理アカデミーシンポジウム ー日本料理の不易流行ー」を開催いたしました。本学では、食の嗜好に関する研究成果を社会へ還元することを目的に、2015年度から毎年、京都でシンポジウムを開催してきておりましたが、このたび関係者の多大な協力の下、初めて東京で開催することが出来ました。
本学での食の嗜好に関する研究は、2015年4月に「食と農の総合研究所」の付属研究センターとして「食の嗜好研究センター」を設立したことで本格化しました。食の嗜好性(おいしさ)を科学的に説明することを目的とし、龍谷大学所属研究者と様々な組織に所属する客員研究員が協力して、研究活動をおこなっており、また、2016年9月には、龍谷大学とNPO法人日本料理アカデミー、日本料理ラボラトリー研究会の三者で包括連携協定を締結し、日本料理の伝統的な技術に関する研究を推進しています。
当日は、約150名の参加者がいらっしゃる中、第1部として「研究者VS.料理人」というテーマで、お互い違う立場からの料理に対しての議論をぶつけ合いました。また、第2部では「 日本料理の国境と守るべき心」をテーマに10人の料理人があらたに試みて作った料理について、プレゼンテーションを行いました。
料理人たちの創意工夫、どんなこ事を考えながら作っているのかなど、普段ではなかなか聞く事のできない内容を伺うことができました。
第3部では、今回プレゼンテーションを行った料理の試食会が行われました。料理人たちの様々な創意工夫による料理を試食した方々は、舌鼓を打っていました。
公開シンポジウム10月21日(土)開催のお知らせ
『人はなぜ暴力を振るうのか、その対策とは』
本シンポジウムは、事前申込不要・参加費無料となっております(逐次通訳あり)。
お誘いあわせの上、是非ともご来場ください(当日の開場は12:30からです)。
主催:女性に対する暴力被害調査研究会
共催:日本犯罪社会学会、龍谷大学矯正・保護総合センター、
龍谷大学犯罪学研究センター
※本シンポジウムは、科学研究費補助金「女性に対する暴力の実態把握と科学的妥当性・信頼性の高い被害者調査の創出(課題番号:15H01922)」、龍谷大学社会科学研究所の助成を受けています。
【講演者紹介】
エイドリアン・レイン氏(ペンシルベニア大学教授)
エイドリアン・レイン氏は、暴力の生物学的基盤を目指す新たな学問分野「神経犯罪学」を確立した第一人者です。主著「暴力の解剖学―神経犯罪学への招待」(紀伊国屋書店)において、脳、遺伝、栄養状態などの生物学的要因、および生物学的要因と生育環境などの社会的要因との相互連関(バイオソーシャルな視点)からいかに暴力的な性格が形成されるのかを明らかにしました。また、神経犯罪学の知見の実用化に伴う倫理的・法的議題を検討し、暴力のより少ない未来社会の実現への具体策を提言しています。
【シンポジウム「日欧比較―女性を対象とした暴力被害調査」の企画趣旨】
今回、日本(2016、近畿圏)で行った、女性を対象とした暴力被害調査「女性の日常生活の安全に関する調査」は、欧州基本権機関FRAが2012年に実施した ”Survey on women's well-being and safety in Europe" を、調査責任者の協力を得て実施したものです。
EUの調査は、EUが初めて統一した形式で実施した、女性を対象とした暴力被害調査です。現パートナーや以前のパートナーからのDV暴力被害、ストーカー被害、セクハラ被害などの、さまざまな暴力の形態や頻度を含む詳細な調査内容であり、すべてインタビュー方式で行われました。また、センシティブなテーマを扱う調査でしたので、調査員向けの事前研修会を開いています。
この調査の最大の特徴は、EUの調査と同じ項目・内容、方法論をもちいて日本で行ったことにあり、日本における女性の被害実態をEU諸国との比較のなかで検討することが可能になった点です。
シンポジウムでは、日本での結果を公表するとともに、EU調査の責任者であるサミ・ネヴァラ氏を招いて、日本調査の意義を検討します。