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2024(令和6)年7月9日からの大雨で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

被害にあい、学費支弁が困難となった世帯の学生からの各種奨学金等の受付を次のとおり行いますので、学生部(深草・瀬田)までご相談ください。

また、学生本人やご家族が被災された方は、学生部(深草・瀬田)または学部教務課までお知らせください。
※学生部メールアドレス:shogakukin@ad.ryukoku.ac.jp

 

1.龍谷大学給付奨学生(災害給付奨学生)/給付奨学金

■対象

本学に在学する学部生及び大学院生で、自然災害等により被害を受けた地域に本人又は父母のいずれか(又は生計維持者)が居住しており、学費支弁が困難であると認められ、かつ、奨学金申請書及び被災状況証明書等が提出できる方。
※災害救助法適用の有無にかかわらず、奨学生給付対象となる被害を受けた正規学生は全員申請可能です。

 

■金額

定める金額を上限とし、奨学委員会が決定します。

対象 奨学金額
父母のいずれか(又は生計維持者)が亡くなられた場合、又は、家屋が全壊(全焼)または大規模半壊した場合 年間授業料相当額
父母のいずれか(又は生計維持者)が負傷され、一ヶ月以上の加療が必要な場合、又は、家屋が半壊(半焼)若しくは床上浸水の場合 半期授業料相当額

休学している場合には在籍状況に応じた奨学金額を給付します。詳細は学生部(深草・瀬田)に問い合わせください。

 

 

2.龍谷大学親和会自然災害特別見舞金/保護者会組織によるお見舞い金

■対象

本学に在学する学部生及び大学院生で、自然災害等により被害を受けた地域に本人又は父母のいずれか(又は生計維持者)が居住して、被害を被り、かつ罹災証明書が提出できる方。

 

■金額

一律5万円(自宅全壊・親和会長が特に必要があると認めた場合、10万円を上限)

 

■その他

発給から1年以内の罹災証明書があるものを受付。

 

 

3.日本学生支援機構(緊急採用・応急採用)/貸与奨学金

■対象

本学に在学する学部生及び大学院生で自然災害による災害救助法適用地域に本人または父母のいずれか(または生計維持者)が居住する世帯で、当該の災害により家計が急変したことにより奨学金を希望される方。
※災害救助法の適用を受けない近隣の地域で、災害救助法適用地域と同等の災害にあった世帯の学生ならびに同地域に勤務し、勤務先が被災した世帯の学生についても、上記に準じて取り扱う。

 

■貸与始期

緊急採用(第一種奨学金) 入学年月を限度として、家計急変の事由が発生した月以降で申込者が希望する月。
応急採用(第二種奨学金) 家計急変の事由が発生した月又は採用年度の4月以降で申込者が希望する月。
ただし、入学年月より前に遡って貸与を受けることはできません。

 

■貸与終期

緊急採用(第一種奨学金) 修業年限の終期まで。
応急採用(第二種奨学金) 修業年限の終期まで。

 

 

4.高等教育の修学支援新制度の家計急変採用について/給付奨学金

高等教育の修学支援新制度(給付奨学金・授業料等減免)は、給付奨学金と授業料等減免がセットになった国による支援制度です。
通常は、年に2回(4月・9月を予定)募集を行いますが、災害等を含む家計が急変した場合は、条件に該当する方については、事由発生後3か月以内に申込を行えば、随時出願が受け付けられます。

 

■対象となる家計急変の事由

A:生計維持者の一方(又は両方)が死亡
B:生計維持者の一方(又は両方)が事故または病気により、半年以上、就労が困難
C:生計維持者の一方(又は両方)が失職
  ただし解雇など、非自発的失業の場合に限る。
  詳細は給付奨学金の案内の11ページを参照してください。
D:生計維持者が震災、火災、風水害等に被災した場合であって、次のいずれかに該当

①上記A~Cのいずれかに該当

②被災により、生計維持者の一方(又は両方)が生死不明、行方不明、就労困難など世帯収入を大きく減少させる事由が発生

E:家庭内暴力から避難等した場合

 

■修学支援新制度 家計急変の概要

 

■採用にあたって要件

(1)家計基準
  • 修学支援新制度の家計急変採用は、急変後の収入が修学支援新制度の家計基準を満たしていることが条件となります。
    詳細は被災・家計急変時の給付奨学金の家計基準 | JASSOを参照してください。なお、ご自身が該当するかどうかは、日本学生支援機構の進学資金シミュレーターの「給付奨学金シミュレーション(保護者の方向け)をおおまかな目安としてご活用ください。最終的には日本学生支援機構にて判定を行います。
  • また、家計基準には、資産基準があり、学生本人と生計維持者(2人)の資産額の合計が2,000万円未満(生計維持者が1人のときは1,250万円未満)である必要があります。
    なお、資産とは現金やこれに準ずるもの(投資用資産として保有する金・銀等、預貯金、有価証券の合計額を指し、土地等の不動産は含みません)。なお、資産に関する証明書(預金通帳のコピー等)の提出は不要です。
(2)学力基準

修学支援の新制度については、家計急変採用であっても学力での審査があります。
詳細は、被災・家計急変時の給付奨学金の学力基準 | JASSOを参照してください。
また、採用となった場合には、適格認定という受給資格の継続が相応しいかの学業成績の判定が行われます。詳細は、適格認定(学業等) | JASSOを参照してください。

 

 

5.JASSO災害支援金について/給付奨学金

日本学生支援機構では、学生やその生計維持者・留学生の住居が、半分以上壊れたり、床上浸水したりするなどした場合、一日でも早く元の生活に戻り、学業をつづけることができるよう、支援金(10万円)を支給しています(返す必要はありません)。

 

■申請の対象(以下の全てに該当する必要があります)

(1)本学大学、短期大学、大学院に在学中の方

※科目等履修生、研究生、聴講生等は除きます。

※JASSOの奨学金や他団体の経済的支援を受けていても申請することができます。

(2)自然災害や火災などにより、学生本人やその生計維持者が現に住んでいる家が、半壊(半流出・半埋没及び半焼失を含みます)以上の被害を受けたり、床上浸水となったり、自治体からの避難勧告等が1か月以上続いたりした方

※入学前・休学中に発生した災害は対象外です。

※同一の災害につき、申請は1回とします。

(3)学修に意欲があり、修業年限で学業を確実に修了できる見込みがある場合

※成績不振により留年中の方は除きます。ただし、成績自体に問題はなく、留学等のために同一学年を再履修している方は対象となります。

 

■申請方法

申請対象の方は、まずは学生部にご相談ください。

 

■JASSO災害支援金の概要

  • 災害にあわれた学生・留学生への支援金(JASSO災害支援金)
  •  

    ■期限

     2024年12月末までに学生部にご相談ください。
    (※大学からJASSOへの申請期限は、災害がおきた日の次の月から数えて、6か月以内)


     一般社団法人京都知恵産業創造の森は、産学公連携に基づく知恵の融合により、新しい社会的価値の創出に繋げるための研究開発であり、技術の実用化または事業化を目指す取組を推進することを目的とした「産学公連携共同研究開発事業」を実施しています。
     この度本学から、農学部玉井准教授と株式会社八代目儀兵衛様が行う共同研究(研究テーマ)が、「令和6年度産学公連携共同研究開発事業補助金」に採択されました。

    ○事業名(プロジェクト名):「良食味米生産を可能にする乾燥・調製技術の確立」
     農学部農学科の玉井鉄宗准教授は、2018年から株式会社八代目儀兵衛様と共同研究を行っています。お米の食味との相関が疑問視されていた従来の指標(タンパク質含量)に代わる相関の高い成分指標を科学的に明らかにするとともに、新たな信頼度の高い米の食味評価法の新技術を確立し、特許の共同出願にも至っています。お米の食味は、大きく栽培段階、乾燥・調製(籾摺り、精米)段階、炊飯段階の三段階を経て決定すると考えられています。現在は、新たな米の食味評価法を用いて、食味を維持可能な乾燥・調製法を模索し、良食味米を良食味米のまま消費者に提供する技術の確立を目指し、新たに共同研究を行っています。


    令和6年度産学公連携共同研究開発事業補助金採択時の資料より抜粋(玉井鉄宗准教授)


    【関連サイト】
    ・一般社団法人 京都知恵産業創造の森
     https://chiemori.jp/
    ・令和6年度産学公連携共同研究開発事業補助金
     https://chiemori.jp/sangaku/support/4-1/
    ・農学部農学科 准教授 玉井鉄宗
     https://www.agr.ryukoku.ac.jp/teacher/tamai.html
    ・株式会社八代目儀兵衛
     https://hachidaime.com/


    玉井先生


    2024年7月2日(火)から13日(土)まで、海外協定校の学生を対象に、短期留学プログラム「R-STEP(Ryukoku Short-Term Experience Program)」を開催しています。今回は7ヶ国から19名の学生が参加。7月11日(木)プログラム9日目は、午前中に本学のR-STEP学生バディとともに金閣寺エリアへ行きました。午後は本学で日本語の授業を受けた後、本学のR-STEP学生バディ共に書道体験と折り紙体験をしました。最後に、日本語でプレゼンテーションを行いました。日本語を全く話せなかった参加学生が、この短い期間で日本語を学び、日本語でプレゼンテーションを行う姿はとても誇らしかったです。

    参加学生からのコメント
    ・金閣寺はとても綺麗だった!
    ・書道をやるのは初めてだったが、楽しかった
    ・折り紙は難しかったが、日本人バディに教えてもらえて楽しかった
    ・自分の国(ポルトガル)には、日本のようにかわいい柄の折り紙はないからすごい!

    日本人学生バディからのコメント
    ・短い期間で日本語が上達していて驚いた
    ・折り方を英語で教えるのは難しかったが、いい経験となった
    ・書道体験を一緒にできて楽しかった










     2024年7月2日(火)、「地域課題発見演習」の第3回フィールドワークに学生17名と教員1名(清水万由子教授)が参加しました。

     今回のフィールドワークでは、江戸時代後期創業の京和傘製造の老舗「日吉屋」を訪れました。私たちがこの科目で参加させていただいている真竹プロジェクトのメンバーであるヒサゴオオシマの大島大輔さんに案内していただき、京都の竹材需給についての講義を受けたあと、和傘工房を見学させていただきました。


    歴史あるまちなみに溶け込む佇まいでした


    和傘の技術を応用したペンダントライトも製造されています


     京都の竹材需給についての講義では、京都で竹材の製造・加工業を行う「竹定商店」の取り組みを通して、竹材の特徴や需給の変遷について学びました。また、竹定商店は2019年より「竹コミュニティ事業」を企画・推進しており、放置竹林問題の解決と良質な竹の安定供給に向けたコミュニティの形成に取り組んでおられます。
     竹材として重要なマダケは、繊維方向の伸縮がほとんどないという特徴があり、樽の「タガ」として必須の素材です。和傘の骨の部分には、細いながらも穴を開けて針金を通すことができる強度のあるマダケの節の部分が使われます。マダケは鉄やプラスチックでは再現できない特徴を持っていることを教えていただきました。
     また近年、竹材は特注意匠材として建築分野での需要が伸びているようです。竹材をしならせることで他の木材で再現できないデザインを創り出すことができ、wabisabiやzenと呼ばれ海外からも人気が高まっています。


    講義を受けた部屋の明かりが華やかでした


    竹にしか成せない強みをたくさん教えていただきました


     和傘工房の見学では、和傘を間近で見ながらその詳細について解説していただきました。和傘には大きく分けて番傘と蛇の目傘があり、それぞれの由来や使う場面および構造の違いに驚きがたくさんありました。竹材をもとに京都の歴史文化へと広がる大島さんの魅力的なお話を聞いて、人と自然と文化のつながりの奥深さに思いを馳せました。
     また傘の骨を束ねる「ろくろ」という部品についても解説をしていただきました。これはエゴノキという木材で作られており、気候的に最も適した材が取れる岐阜県にて職人さんが生産されています。こちらも供給の安定化を目指したプロジェクトが行われているとのことです。


    番傘(右)と蛇の目傘(左)の構造について学びました


    「ろくろ」は細さと強度が両立するエゴノキでないといけません


     今回のフィールドワークでは、竹材の需給や特徴について、京都の伝統文化に触れながら学ぶことができました。特に「鉄やプラスチックでは代替できない特徴がある」ということを和傘の骨を手に取りながら知ることができ、竹材の必要性を肌で感じられたことがフィールドワークの醍醐味であったかと思います。竹を燃やして廃棄せずに建築材等に用いることは、カーボンニュートラルにもつながります。
     今回の講義の中で、マダケを竹材にする適齢は3〜4年であり、用途によっては「油抜き(ゆぬき)」も行うことがあると学びました。私たちは前回・前々回のフィールドワークでマダケを移植するためにモウソウチク畑の整備を行ってきましたが、竹材が利用できるまでは先の長い挑戦になります。
     未来を見据えて今できることに取り組むことが、サステナブルな社会をつくるために必要な視点です。日用品のほとんどが竹で作られていた時代より続く伝統産業から多くの知見を学び、現在起こっている地域課題を踏まえて、あるべき未来をつくり上げていくという発想が重要だと感じました。



    7月1日、瀬田キャンパス4号館202教室と深草キャンパス22号館305教室で、Vcanによる出張授業が開催されました。

    Vcanは、「知らないまま後悔しないで」をスローガンに、HPVワクチン接種対象となる同世代に医学的に正しい知識を伝えようと集まって結成された、主に関西の医学生が中心の学生団体です。
    今回は、Vcanリーダーの大坪瑠奈さん(滋賀医科大学4年生)が瀬田キャンパスでレクチャーとグループワークの運営を、遠隔でレクチャーを受講する深草キャンパスでは、塩山泰誠さん(京都府立医科大学医学部医学科6年)がサポートとグループワークの運営を担っていただいました。

     

    レクチャーでは、

    • 子宮頸がんって何で怖い?
    • HPVはとても、ありふれたウイルス
    • HPVワクチンの効果はどれくらい?
    • 結局、副反応は怖いの?
    • ホットな話題。男性接種
    • 私たちが今からできること

    という流れで、HPVワクチンについての理解を深めました。



    さらに、「HPVワクチンを接種することについて、親に理解を得るには?」というテーマでグループワークが行われました。



     

    来年3月までを期限とするHPVワクチンのキャッチアップ接種は、1回目を9月中に接種する必要があります。

    このような時期に、男子学生も含め、本学学生13人が参加してくれました。

    この授業に参加した本学学生のみなさんにとって、HPVワクチンのこと、子宮頸がんをはじめとする「がん」のことなどを深く考える機会になりました。

     

     


    ポータルサイトでは、この出張授業のレクチャーのダイジェスト版を公開しています。

    本学構成員は視聴可能ですので、ご覧ください。


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