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社会学部の「社会共生実習(農福連携で地域をつなぐ―「地域で誰もがいきいきと暮らせる共生社会に向けて」)」(担当教員:坂本清彦准教授)の受講生たちは滋賀県栗東市のNPO法人「縁活」で、障がい者が農業に携わる農福連携事業「おもや」の活動をお手伝いし、農業、福祉、地域づくりについて学んでいます。

12/12(金)には、「おもや」の利用者さんとスタッフの方を龍谷大学深草キャンパスにお招きして、交流会を開催しました。
実習では日頃、受講生たちが「おもや」の農作業をお手伝いしたり利用者さんと交流したりして農福連携の実際を体感していますが、「おもや」の利用者さんの中には「大学とはどういう場所なのか?」、「大学生という人はそもそもどういう人なのか?」といった疑問をお持ちの方もおられます。この交流会では、そういった疑問を解消してもらう狙いもありました。「大学」の敷地に足を踏み入れることが初めての利用者さんもおられて、キャンパスの広大さや、コンビニやスターバックスコーヒー、ATMなどが入っていること、斬新な形の学舎や居心地の良い空間にも驚かれていました。


キャンパスを見渡せる灯炬館のテラスからの景色


宗教部関連の法要や行事が行われる顕真館


顕真館の中で教本を手にとる「おもや」利用者さん


成就館メインシアターの斬新な形に驚く一同


2025年に竣工した灯炬館の「だれでもトイレ」


灯炬館のくつろぎスペース

お昼は、深草キャンパス内で「社会福祉法人 向陵会」が経営している障がい者就労継続支援B型事業所の「café樹林」で食事しました。


食事の後には、龍谷大学政策学部卒業生で「café樹林」で働く竹内悠真さんにお話を伺いました。竹内さんによると、現在働いておられるスタッフの方々は店頭で仕事をこなすまでに5年ほど修行をしておられるそうで、職場では「〇〇マイスター」という形でその仕事に責任を持ってもらう工夫や業務終了後の1時間でその日一日の振り返りを行い、その日の反省点を翌日に生かす工夫などをされているとのことでした。
「おもや」でも農薬を使わない自然栽培で育てた野菜を使ったレストラン「おもやキッチン」を展開されていますが、「café樹林」で働くスタッフの方がテキパキと仕事をこなしておられる姿を見て、「おもや」スタッフの小川さんがとても興味深く質問されていました。


質疑応答の様子


竹内悠真さん

また、「café樹林」の壁面にはデリバリー担当のスタッフさんがプライベートで撮影した電車と風景の写真が飾られていて、電車好きの「おもや」利用者さんが楽しそうに見る様子がありました。


その他にも社会学部の学生が集う聞思館プロジェクトワークルームで障がい者による自然栽培の農業を全国へ広げていく活動をしている自然栽培パーティの動画鑑賞をしたり、オンライン授業の雰囲気を味わってもらったりと、「大学」を満喫してもらいました。


動画鑑賞中


担当教員の坂本先生が教室の外からリモートで皆さんに話しかけると…


坂本先生を見つけてはしゃぐ皆さん


坂本先生の研究室も見学しました

今回の交流会でさらにお互いのことを知ることができた「おもや」利用者さんと受講生。翌週以降の実習活動がさらに円滑にいくことを期待しています。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】​をご覧ください。


 経営学部開講科目の「現代金融論」(火曜3限)にて、公益社団法人日本証券アナリスト協会の前原康宏様より「投資家の視点」というテーマでご講演いただきました。



 資産運用におけるリスクとリターン、投資家の視点からの企業価値と自分価値、日本証券アナリスト協会についてお話しいただきました。資産運用におけるリスクとリターンでは日本と米英の個人の資産形成の違いとその理由と長期投資の有効性について整理され、資産運用では自分への投資で 自分価値を高め、収入を増やし、収入で得た純資産を企業に投資することで、収入を得ながら、同時並行で純資産を大きく増やせる可能性があることを解説してくださいました。


 投資家の視点からの企業価値と自分価値では、企業価値を高めるためには付加価値・競争優位性・長期的潮流が重要である点から応用して学生が自分価値を高めるためには、企業価値の向上と同様に自分のしていることが人の役に立っているのか、自分のスキルを高めることで競争優位性を高めること、世の中の動きに合わせてアップデートできているかについて考えていくことが重要であることを説いてくださいました。
 最後にご自身の所属先である公益社団法人日本証券アナリスト協会がどのような機関であるか、証券アナリストの職務や資格について、資産運用についての体系的な知識が得られる資産形成コンサルタント資格の解説を行っていただきました。     (松本勇樹)



ReTACTION Radioのシーズン2のコンテンツを更新しました。

 

テーマ 出会いが新しい社会をつくる―障害への〝眼差し″を変えたい
出演者 社会学部 立田瑞穂 准教授

https://open.spotify.com/episode/3zndDZZl8Onca5wfsmsRoI

 

 

 

 

<トーク内容>

学生たちとの関わり/社会学部ならではの幅広い問題意識/学生には主体的に考えてもらう/出会いを大切にする学生たち/教えるよりも学ばされる/学生の存在そのものが支えに/卒業生たちの進路/学んだことが糧に/研究に目覚める学生も/社会を変える人材に/障害当事者・家族・支援者の話を聞く/日本における障害者に対する眼差し/分離教育/様々な出会いで「障害」の眼差しが変わる/色々な人に出会って価値観が変わる

 

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ReTACTION Radioとは

本学は、ビジネス系の音声コンテンツを数多く生み出すPodcast Studio Chronicle(代表 野村 高文氏 音声プロデューサー/編集者)とのコラボレーションで、Podcastでの新番組「ReTACTION Radio(リタクション・ラジオ) ~知とビジネスと仏教の交差点~」(以下、ReTACTION Radio)を配信しています。

 

「ReTACTION Radio」は、本学教員へのインタビュー形式で様々な学問分野の知見を探りながら、それがどのように社会に実装されているか、日本を変えていくのかを語っていくPodcastです。
 

「仏教SDGs」を軸に、「利他」の哲学をもって、サステナブルな社会に貢献する研究・活動を紹介するウェブマガジン「ReTACTION」(URL:https://retaction-ryukoku.com/2021年6月開設)の音声コンテンツ版として位置づけています。
 

ReTACTION Radioは以下からご聴取いただけます。

●Spotify             https://open.spotify.com/show/4vAdKDTK8A18FAM8IKhHHO
●Apple Podcast   https://podcasts.apple.com/us/podcast/id1740669630
●Amazon Music  https://music.amazon.co.jp/podcasts/e6e489cf-817b-457c-ac4b-e6bf2e29abd2


ReTACTION Radioは、毎週火曜日に新規コンテンツを配信予定です。

 


 2025年10月24日から26日にかけて行われた全日本ターゲットアーチェリー選手権大会に、本学洋弓部から長尾 温子選手(営4)、原田 愛実選手(営3)、吉田 結希乃選手(営1)が出場し、原田選手がベスト16に入りました。
 本大会は、昨年のパリオリンピック代表選手など、トップレベルの選手が数多く出場する国内最高峰の大会です。

■原田選手のコメント
今年の全日本選手権は延長戦までいったものの、惜しくも負けてしまい表彰台を逃しました。これから最上級生になるにあたり、よりレベルアップできるよう日々の練習を頑張ります。そして、来年の王座で龍谷大学として初のメダル獲得ができるように仲間とともに切磋琢磨し合い、精進していきます。


原田選手(右)


大会の様子


 11月26日(水)、12月3日(水)、10日(水)2講時に、2年生の実習報告会が行われました。実習事後指導のフィナーレを飾るにふさわしい貴重な学びの機会となりました。
 こども教育学科では学科開設以来、実習指導において「やりっぱなしにしない実習教育」を掲げ、実習での学びを振り返り、仲間と共有して自らの課題を見出すプロセスを大切にしています。
 実習の振り返りでは、学生は少人数のクラスに分かれて担当教員の見守りのもと、じっくりとディスカッションした上で問題提起するテーマを決め、調査、資料収集、検討を行います。教員主導ではなく、学生が主体的にクラスの仲間と対話を重ねて学びます。実習報告会では、各クラスがプレゼンテーションを行い、学年全体で問題を共有して活発な議論を交わし、テーマを深く掘り下げる姿が見られました。
今年度はすべてのクラスが、保育現場における子どもの人権や多様性にかかわる現代的なテーマを取り上げていたことが印象的でした。実習報告会で取り扱う問題は、すぐに結論が出せない命題ばかりですが、問いを粘り強く問い続けるプロセスにこそ意味があるのではないかと考えています。卒業後も「答えの出ない問い」を忍耐強く追究し続け、学び続ける保育者になってほしいと願っています。

【取り上げたテーマ】
11月26日(水)
1.吉川クラス 「腕一本」
…児童福祉施設・幼児教育等の保育現場での職員・教諭と子どもとの適切な距離感について考察
2.羽溪クラス 「うーん」
…理想的な保育、不適切だと感じられる保育の在り方について事例検討をふまえて考察
3.生駒クラス 「見て分かる、伝わる! 視覚的表現方法」
…時間の流れ、一日の見通しなど各保育現場での工夫について考察

12月3日(水)
1.野澤クラス 「おいしく『もぐもぐ』たのしく『ぱくぱく』」
…保育現場において子どもが楽しく食事ができる、発達にふさわしい支援について考察
2.福田クラス 「自立ってなんだろう」
…児童福祉施設、保育所・幼稚園などの子どもが育つ現場によっての自立の捉え方の違いと共通点、また自立の意味について考察
3.堺クラス 「“しんどい”を乗り越える力」
…実習で経験した“しんどい”を乗り越える力について、保育者のメンタルヘルス・メンタルケアの観点からも考察

12月10日(水)
1.赤澤クラス 「不適切な対応」
…各実習での不適切ではないかと思われる事案について具体的に検証し、子どもの人権が尊重される保育を検討
2.広川クラス 「家族のかたち」
…児童福祉施設で暮らす子どもの養育者との関係性を、里親制度や里親へのインタビューをふまえて考察
3.中根クラス 「大丈夫なんかな? 「性」への意識」
…子どものトイレ、着替え場面から、保育における子どもの性への認識に問いを投げかけ、子どもの人権と尊厳を守る在り方を検討











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