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【現代福祉領域】基礎ゼミナールA・学外フィールドワークを実施(村田智美クラス)
総合社会学科基礎ゼミナールA・村田クラスでは、6月21日(土)、滋賀県大津市にある障がい者支援を行っておられる「くれおカレッジ」を訪問しました。今回も、スタッフの方からの詳しい説明に加えて、くれおカレッジメンバーの皆さんご自身からも活動や日常の様子について紹介していただきました。
レクリエーションでは、「ハンカチ落とし」や「椅子取りゲーム」を通して交流を深めました。授業中にはなかなか見られない学生たちの笑顔や、自然と場を盛り上げようとするくれおカレッジの皆さんの積極的な姿勢も相まって、会場は終始温かくにぎやかな雰囲気に包まれました。「生徒さんたちの笑顔や、場を盛り上げようとする積極的な姿勢に助けられ、自然に心から楽しみながら交流できました」といった感想も寄せられ、笑顔の絶えないひとときとなりました。
また、ある学生からは「障がいがあるからといって“できない”と決めつけるのではなく、自分にできることに取り組める環境があることが、その人の成長につながっていると感じた」という声が聞かれました。さらに、職員の方の「失敗する権利」という言葉に触れ、「私たちが当たり前に経験している“挑戦”や“人とのぶつかり合い”が、障害のある方にとっては簡単ではないことに気づかされた」と語る学生もおり、視点の変化や深い学びを得た様子が印象的でした。
今回の訪問を通じて、障害のある方と直接ふれあうことで、これまで漠然としていた理解が、具体的で温かいものになったと感じた学生も多くいました。ともに過ごす時間を通して、これからの学びや関係づくりの可能性を、さらに広げていければと願っています。