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政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト第4フィールドワークを実施【政策学部】
2025年11月29日〜30日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2025年度第4フィールドワークに、学生7名と櫻井あかね実践型教育助手が参加しました。
〈千草竹原班〉
千草竹原班は2025年度、集落で栽培されている原木椎茸の認知を広めるために活動しています。洲本市内の安乎保育所の協力を得て、学生が企画した「きのこ嫌いも思わず笑顔になる 幸せしいたけレシピコンテスト」を行ってきました。
保育所に通う園児と保護者を対象にレシピを募集し、11月29日は応募されたレシピの中から学生内で候補を選び、そのうち3つを実際に調理して試食審査を行い、学生特別賞を決めました。椎茸嫌いの子でも食べられるような工夫が施されたレシピがあり、改めて椎茸の魅力に気づくことができました。
30日の午後は安乎保育所へ行き、事前に用意した投票用レシピを保育所内のフェンスに貼り付け、投票開始の準備を行いました。投票は園児と保護者の参加型になります。12月1日から投票が開始され、いよいよグランプリの給食化が目前まで迫ってきました。
〈企業連携班〉
企業連携班は2025年度、竹をつかった企業研修を企画しています。今回のフィールドワークでは、企画した研修を実際に企業に提案する取り組みを行いました。
29日午前は、株式会社新井組にてプレゼンテーションを行いました。これまで検討してきた研修の内容を学生が作成した提案書を用いて、目的や期待される効果、タイムスケジュールなどを説明しました。新井組の方には「洲本プロジェクトとぜひ連携したい」という前向きな言葉をいただくことが出来ました。
30日の午後は、特定非営利活動法人MUKUを訪問し、2社目のプレゼンテーションを行いました。MUKUの方からは、社内で検討し社員研修としてできるかもしれないという話で、2社とも前向きに考えていただき嬉しく思いました。これから、企業研修を実現するために準備を進めます。
30日の午前は、千草竹原班・企業連携班合同で大森谷の大ばね池にてかいぼりを行いました。かいぼりは、農閑期の冬に農業用ため池の水を抜き、堆積した泥を放出する作業のことを指します。ため池を健全な状態に保つために行われる、ため池の維持管理作業です。放水しながら泥をはがし、鋤簾(じょれん)を使って、泥を撹拌していきます。初めてのかいぼりでしたので、足場が泥でゆるいところには行かずに、足踏みしながら作業を行うなど注意点を教えてもらいながら作業を行いました。初めて行うかいぼりで汗を流し、楽しみながら行うことが出来ました。