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 社会学部の「社会共生実習(お寺の可能性を引き出そう!―社会におけるお寺の役割を考える―)」(担当教員:社会学科 教授 猪瀬優理、コミュニティマネジメント学科 准教授 古莊匡義)は、地域社会におけるお寺の役割と可能性について考えるプロジェクトです。

 例年、後期は、受講生たちはグループに分かれて自分たちが「お寺の可能性を引き出す」ためにできることは何か考え、地域活動をしているお寺やお寺で地域活動をしている団体と受講生自身が連絡を取り、ともに連携して取り組める活動をしていただいています。
 
 今年度の一つのグループは、11月11日(土)に、今年で開基1111年をお祝いするため、浄土宗 治田山 慈眼院 西方寺で開催された1111年祭に参画させていただき、龍谷大学と西方寺とのコラボレーション企画も実施させていただきました。

 参画した5名の当日の主なお手伝いは駐車場警備でした。
 お墓参りに来る方などは近くの駐車場に停めていただきますが、お祭り参加者の方には少し離れた地域のグラウンドを臨時駐車場として利用していただいているため、そちらへの誘導する役割が必要です。
 担当者の方からの指導と担当時間のシフトを決めた後は、早速、任務開始。本年度4月30日に西方寺で開催された「花地蔵まつり」に参加させていただいた際も、お手伝いさせていただいた駐車場警備の仕事ですから、スムーズに対応できる受講生が多かったようです。



 龍谷大学と西方寺とのコラボレーション企画は、西方寺の方よりご提案いただいた「メッセージボード」の設置です。来場してくださった皆さんに、受講生たちが考えたテーマのもと、付箋にメッセージを書いて貼っていただきました。受講生たちのアイディアで、1111年祭とポッキーの日にちなみ、メッセージを書いてくださった方々にポッキーやプリッツを配りました。



 当初は、西方寺本堂前にある叶地蔵の前に設置し、「お地蔵さんに願いをかなえてもらおう」というメッセージを書いてもらった後、実際にお地蔵さんにお願いしてもらう、またお寺に保管されている持ってみて軽く感じたら願いが叶い、重く感じたら叶うのが難しいといういわれのある「重軽の石」を叶地蔵の前に設置し、書いたお願い事がかなうかどうか占ってもらう、という予定でした。
 しかし、当日の流れで、山門前の本堂前の駄菓子屋さんが型抜き用に設置していたテーブルの近くにメッセージボードを設置していただくことになり、型抜きをやりに来ているお子さんたちや山門前の階段を登ってきたお客さんたちに「ようこそ」のあいさつをしながら、メッセージの呼びかけをする形となりました。



 前々日、前日は本格的な雨が続いていて、当日はどうなるか心配されていましたが、快晴に恵まれ多数のお客さんたちでにぎわうお祭りとなりました。
 お祭りのメインイベントの一つである抽選会においては、受講生が抽選券配布の仕事も担当させていただき、お客さんたちとの交流の機会を得ることができました。



  開基1111年記念で取り出されて展示されている体内仏様が見守る中、受講生たちは、お寺において地域の方々をはじめとして多くの人たちが交流し、楽しみを得る場を持てることを改めて学びました。



 また、メッセージボードにそれぞれの人の願いを書いていただくことで、それぞれの思いを持ちながらお寺にやってくる一人ひとりの方との交流の機会を持つことができ、より、お寺にやってくる人びとの思いに近づくことができました。



 今後は、今回取り組んで得られた経験をポスターにして行う報告会に向けて捉え直していくことになります。最終的には、冊子として報告書にまとめていく予定です。社会共生実習報告会は来年1月12日の開催です。どのようなまとめとなるか、期待しています。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


社会学部専攻科目「ジャーナリズム論Ⅱ」(担当:李相哲教授)において、斎藤 勉 氏(産経新聞論説委員)をお招きし、「ウクライナ戦争はどうなるのか 」をテーマに講演会を開催しました。


講演風景

斎藤勉氏は通算8年半に渡って産経新聞モスクワ支局長を務められるなどソ連・ロシアで取材をされ、ソビエト連邦崩壊を世界に先駆けてスクープされるなど、日本で最も有名なジャーナリストの一人です。
実際に当時の共産主義国であるソ連で取材活動をされ、言論へのさまざまな圧力を体験された経験を交え、またロシアが周辺国をたびたび侵略した歴史的な背景や、そのことがロシアの人々に与えた影響なども分析されながらロシアのウクライナ侵攻について講演されました。


講演される斎藤勉氏(産経新聞論説委員)

講演の中で、言論の自由がない国家で「本当のことを書く」ことは大変その国家にとって都合が悪いことであり、かつて外国の記者が国外追放になることも珍しくなかったことや、ロシアによるウクライナ侵攻が始まったのちに岸田総理大臣を始めとした63名の日本人にロシア政府が入国禁止措置を適用した中に斎藤勉氏も含まれていたことは、言論に対する圧力に屈しないジャーナリズムの観点からはむしろ誇るべきことであることなどをお話しされました。

また、このウクライナ問題は決して対岸の火事ではないこと、ウクライナが敗北することは自由民主主義の敗北であり、第二のウクライナとして他の地域が侵攻されるケースがあり得ること、それは日本の周辺も例外ではないことから、自分たちのこととして考えなければならないことを学生に対するメッセージとして発信されました。


講演のまとめをする李相哲教授


⽇  時:2023 年11 ⽉ 21 ⽇(火)12:35~13:05
実施方法:オンライン実施(一般参加無料)

 

【本件のポイント】

  • ランチタイムに龍谷大学内外の研究者が、研究内容をわかりやすく解説するカフェイベント「文学部コモンズカフェ」を開催。
  • 第20回では、龍谷大学 文学部 日本語日本文学科の内田 智子 准教授 が、「『五十音図』が歩んできた道」をテーマに五十音図の歴史を紐解く。


【本件の概要】
 文学部コモンズカフェは、2018年の大宮キャンパス東黌にラーニングコモンズが設置されたことを契機として、学生や教員との相互交流や、地域への文学部の学びの魅力の発信を目的に、お昼休みを利用して龍谷大学内外の研究者から、研究内容をわかりやすく解説するカフェイベントとして実施しています。
 今回開催する第20回コモンズカフェでは、内田 智子 准教授が「『五十音図』が歩んできた道」をテーマにお話しします。
 日本人なら誰でも知っている「五十音図」は、私たちの生活と切っても切れない関係にありますが、その歴史を知っている人は多くはないと思います。
 「五十音図はいつできたのか? 昔の五十音図は日本語の図ではなかった! なぜ『アカサタナハマヤラワ』という順番になったのか? 一般庶民に五十音図が広まったきっかけとは? 江戸時代の学者たちによる五十音図を使った壮大な試みとは? 五十音図は本当に合理的な図なのか? ――五十音図が歩んできた道には、先人たちの苦労と日本語研究の歴史が詰め込まれています。」と内田准教授は話します。
 国境を越え、時代を超え、遥かな旅をしてきた五十音図の歴史を紐解いていきます。

 

 

1.講演者:文学部 日本語日本文学科 内田 智子 准教授  専門分野:日本語学説史 https://www.let.ryukoku.ac.jp/teacher/t_uchida.html


2.テーマ:「五十音図」が歩んできた道


3.申込等:以下、URLの申込フォームから11月21日(火)9:00までにお申し込みください。 https://forms.office.com/r/tgUYwfVCqH ※申し込み者に、参加URLをお知らせいたします。参加費無料。


4.備 考:一部の学内者は対面で参加しています。

 


問い合わせ先:龍谷大学 文学部教務課 宇佐美
Tel 075-645-7893  E-Mail let@ad.ryukoku.ac.jp


2018年より大宮学舎東黌にラーニングコモンズが設置され、学生や教員との相互交流を含めた多様な学びの形が可能になりました。そこでお昼休みを利用して龍谷大学内外の研究者をお招きし、研究に関連する内容をわかりやすくお話ししていただくカフェイベントとして、文学部コモンズカフェを開催致しております。今年度は、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。

 


 

第20回文学部コモンズカフェは、文学部 日本語日本文学科  内田 智子  准教授より、「『五十音図』が歩んできた道」 をテーマに、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。

普段の講義とは少し違った気楽な楽しい学びの場となっております。お気軽にご参加ください。

 

※対面での参加は、学内者限定(先着20名)とさせていただきます。対面の場合、食事を取っていただくことはできませんが、飲み物は可とし、コーヒーを提供させていただきます。

 

 

 

日 時:2023年11月21日(火)12:35~13:05 

講 師:文学部 日本語日本文学科  内田 智子  准教授 

テーマ:「五十音図」が歩んできた道  

対 象:どなたでもご参加いただけます。(対面での参加は学内者のみ)

場 所:大宮学舎東黌1階アクティビティホール(学内者限定・先着20名) または Zoomでのオンライン参加

 

内 容:

日本人なら誰でも知っている「五十音図」。名簿や本の索引、国語辞典を引くとき、そしてスマートフォンでの文字入力に至るまで、五十音図は、私たちの生活と、切っても切れない関係にあります。でも、その歴史を知っている人は、きっとそれほど多くはないと思います。五十音図はいつできた? 昔の五十音図は日本語の図ではなかった! どうして「アカサタナハマヤラワ」という順番になった? 一般庶民に五十音図が広まったきっかけとは? 江戸時代の学者たちによる五十音図を使った壮大な試みとは? 五十音図は本当に合理的な図?・・・五十音図が歩んできた道には、先人たちの苦労と日本語研究の歴史が詰め込まれています。

国境を越え、時代を超え、遥かな旅をしてきた五十音図の歴史を紐解いてみたいと思います。

 

 

 

申し込み:11月21日(火)9時までに、以下より、お申し込みください。

https://forms.office.com/r/tgUYwfVCqH

 

※ 本コモンズカフェは、公開ではなく、記録・保存を目的に、録画させていただく予定です。ご理解とご了承を賜りたくお願い申し上げます。


本学は2023年10月12日付で「ハマス―イスラエルの紛争に対する声明」を発出しました。ニュースを通じてしか触れることのないガザで、人びとが我々と同様に暮らしているのを想像するとともに、イスラエル、パレスチナ、周辺の様々な立場を理解した上で、大学で学び、または働く人間として考える機会としたいと思います。上映会の開催とともに、中東現代政治の専門家である濱中先生にお話しいただくことを快諾いただきました。貴重な機会、是非一緒に考えましょう。

日時:2023年12月12日(火)17:00~20:00
場所:龍谷大学深草キャンパス成就館Main Theater
ミニレクチャー:濱中 新吾 先生(法学部)「イスラエルはなぜガザ攻撃を止めないのか」
<略歴>山形大学講師、准教授を経て現職。専門は比較政治学、国際政治学、中東現代政治。パレスチナの政治文化研究を出発点に、イスラエル選挙政治、中東権威主義体制の安定性、移民/難民を通じた国家論研究を行っている。
対象:学生・教職員、一般
申込:開催前日までに、チラシQRコードまたはgoogleformまで


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