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【本件のポイント】

  • 第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会(わたSHIGA輝く国スポ・障スポ※1)では、「心のバリアフリー※2」の推進を目指している。
  • 障害者スポーツ競技会や県内観光施設等のバリアフリー調査等の内容をもとに、大会を「支える」側が配慮すべき事項を掲載したリーフレットを、龍谷大学社会学部と滋賀県が連携して作成。
  • 作成に携わった学生が、活動の成果報告やリーフレットの内容について県職員等を対象に発表会を開催。


【本件の概要】
 わたSHIGA輝く国スポ・障スポでは、「心のバリアフリー」の推進を目指しており、滋賀県と龍谷大学は大会に協力いただくボランティアや事業者、県職員等が配慮するべき事項等を掲載したリーフレットを作成しました。大会を「支える」人が、携帯しやすく心構えを常に振り返れるように「コミュニケーションの大切さ」を前面に押し出しつつ、コンパクトにA6サイズで10ページにまとめています。
リーフレットの作成にあたっては、社会学部の教員2名と学生5名が、佐賀県で開催された第23回全国障害者スポーツ大会にて選手やボランティアにインタビューを実施したり、県内観光施設のバリアフリー調査に参加したりするなどして、配慮するべき事項について理解を深めました。

 

 2月19日(水)、滋賀県庁にて開催した発表会では学生から、リーフレットの内容に基づき「心のバリアフリー」の実践について県職員等100名に説明しました。説明を聞いた県職員からは「学生らしいやさしい言葉で手話の実演もあり、大変勉強になった。学んだことを誰かに教えたり、わたSHIGA輝く国スポ・障スポで実践していきたい」といった声がありました。リーフレットは3万9千部作成し、今後は、大会スタッフや運営ボランティアなど支える人に幅広く配布する予定です。

 

※本事業は「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ実行委員会」から産官学連携事業を所管する龍谷エクステンションセンターが窓口となり受託した「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ『心のバリアフリー』推進のための調査業務」として実施されました。


発表会にて手話を実践する学生


制作したリーフレット(詳細は最下段資料参照)

【関係者コメント】
障害のある方への配慮について学びました。視察やインタビューを通じて、自己紹介の重要性や分かりやすい伝え方、正しい手話の使い方を学びました。そして、一人ひとりに合った対応が大切だと学びました。たくさんの方にリーフレットを手に取って実践して欲しいです。
                      (龍谷大学社会学部 2年生 福浦 彩花)

 

このプロジェクトを通して、現代福祉学科の所属ではない学生が障害を持つ人たちへの関心を広げてくれたこと、そして多くの時間を費やしながら成長する過程に立ち会えたことを嬉しく思っています。学生達の成果物が大会に参加されるみなさまのお役に立てるよう願っております。
                       (龍谷大学社会学部 教授 山田 容)

    

メイン会場となる平和堂HATOスタジアムや障害者スポーツセンターなどを視察するとともに、車いす利用者や聴覚障がいがある方との交流をとおして、社会問題を認識することができました。学生たちにとって貴重なアクティブラーニングとの機会となりました。
                      (龍谷大学社会学部 教授 久保 和之)


発表会の様子

 龍谷大学社会学部は、2025年4月、従来の3学科制から生まれ変わり総合社会学科の1学科体制としたうえで、現代社会、文化・メディア、健康・スポーツ社会、現代福祉の4領域制に改組します。また、現在の滋賀県大津市の瀬田キャンパスから京都府京都市の深草キャンパスへ移転します。
リアルな現場で考え理論と実践を往復しながら、既存の枠にとらわれず⾃ら課題に気づき、思考を深め、より良い未来をともに創る⼈間を育成することで、 誰⼀⼈取り残されない社会の実現へ、ともに歩んでいきます。

 

社会学部特設サイト:https://www.ryukoku.ac.jp/soc/

 

※1 わたSHIGA輝く国スポ・障スポ
  選手、ボランティアをはじめ、県民、来場者など滋賀県で開催する両大会に関わる

  すべての人が、様々な場面で主役として光り輝き、夢や感動、連帯感を共有できる

  大会を目指した愛称

※2 心のバリアフリー
  様々な心身の特性や考え方を持つ人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーショ

  ンをとり、支え合うこと


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制作したリーフレット


問い合わせ先:龍谷大学 社会学部教務課
Tel 077-543-7760 shakai@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.soc.ryukoku.ac.jp/
 


この度、当センターでは、『龍谷大学 矯正・保護総合センター研究年報 第14号 2024年』(発行所:株式会社現代人文社:定価3,200円+税)を発行しました。
内容は以下のとおりです。
興味・関心のある方や購入ご希望の方は、お近くの書店でご注文またはお買い求めください。
<内容>
【特集:矯正史研究の新たな展開】
企画の趣旨 中島 学(福山大学教授、龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)
明治以降のわが国の刑事施設運営の変遷と課題 中島 学(同上)
法務省矯正局における刑事施設等の幹部職員の人事システム──『矯正職員録』等を用いた分析 京 俊介(中京大学教授)
典獄と名籍・身分帳簿の変化にみる明治の監獄 兒玉圭司(大阪成蹊大学教授、龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)

【個別研究】
福祉事業所が出所者を受け入れないのは差別意識からなのか?──「大阪府における地域生活定着支援センターと福祉事業所との連携に関する実態調査」結果から 掛川直之(立教大学准教授、龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)



2025年2月12日、川元ゼミ3年生と明治学院大学の大野弘明ゼミとの合同ゼミを開催しました。この合同ゼミは、プレゼンテーション力を高めることを目的としつつ、異なる大学の学生間の交流を促す絶好の機会として毎年実施されており、今年で10回目を迎えます。

今年は、川元ゼミが4班、明治学院大学の大野ゼミが3班、ゼミ活動での研究成果を報告し、それぞれについて活発な質疑応答やディスカッションが交わされました。

各班の報告論題
川元ゼミA班「労働生産性と賃金」
大野ゼミA班「企業名は外国人投資家に影響を与えるのか」
川元ゼミB班「所得格差」
大野ゼミB班「企業の融資活動が株価に与える影響」
川元ゼミC班「マクロ経済の中での株価」
大野ゼミC班「代表取締役の性格が株価や企業の成長に及ぼす影響」
川元ゼミD班「人口構造と日本の経済」

今年の合同ゼミも、参加した学生たちが互いに刺激を受け合い、新たな友人や考え方を得る良い機会となりました。この合同ゼミの成果を、今後のゼミ活動や卒業研究に活かしていけるものと期待されます。


 

 1月21日(火)、文学部では、恒例の「2024年度 卒論報告会~卒論って何だろう?私はこうやって書きました!~」を開催しました。

 卒業論文を提出したばかりの4年生3名、宮下奈緒さん(哲学科教育学専攻)、藤原崇弘さん(歴史学科仏教史学専攻)、酒井さくらさん(日本語日本文学科)を報告者に迎えて、卒論執筆のリアルをお聞きしました。

 

 安藤真次郎 文学部教務主任の総合司会のもと、玉木興慈 文学部長の挨拶に続き、まずは、卒論執筆のスケジュール、就活との両立、卒論で苦労したこと、楽しかったことなどを語っていただき、テーマ決めの苦労や、内定者研修、留学、バイトなどとのスケジュール調整など、リアルな経験談が紹介されました。

 



 

 正解がないものを自分で作っていくプロセスが一番苦労したことでもあり、また楽しかったことでもある、とのコメントが印象的でした。

 これから卒論を書く後輩に向けて、「一つずつやって行けば必ず進むので、焦らずやってほしい」、「テーマ決めに悩んでいる人に伝えたいことは、時には思い切った決断が必要ということ、最終的に決めるのは自分だが、その過程でたくさん先生や友達に相談することが大切」、「就活は団体戦と言われるが、卒論も団体戦だと思う。友だちと進捗状況を確認し合ったり、ゼミの先生にも相談して団体戦という気持ちでがんばってほしい」などのアドバイスが寄せられました。

 他にも、「ゼミの先生と仲良くなる方法」、「冬休みの過ごし方」、「後悔したこと」など、いろんな話題で盛り上がりました。安藤主任からも、教員は学生が相談に来るのを待っているのでどんどん積極的にアプローチするといいと思う、とのコメントも寄せられました。



 

 最後に仏教学科の壬生泰紀教務委員から、教員としても学生がどんな気持ちで卒論に向き合っていたかよくわかる貴重な機会だった、今から卒論を書く人はぜひ友人や先生をしっかり頼って卒論に取り組んでほしい、との講評をいただきました。 詳しくは動画をご覧ください。





以下から報告会の動画をご覧いただけます。ぜひご覧ください。






 

よろしければ、アンケートにご協力ください。

https://forms.gle/fcTXgHLBboUubzKTA

 

 


2025年2月20日(木)、フィンランドのLAB University of Applied Sciences(以降LAB)からTuro Kilpeläinen学長と、Lappeenranta市からDing Ma経済開発部長が、表敬訪問されました。

LABは、本学の国際交流一般協定校であり、政策学部の「政策実践・探究演習ⅠB(海外)」として、2022年度から毎年開講し、来月3月15日~24日には、21名がフィンランドに渡航する予定です。
これまでの参加学生たちは、現地での学習や体験で、刺激を受けるだけでなく、もう一つの故郷ができたという学生もいるとのことです。

学長同士の懇談の中で、日本とフィンランドの大学は似た課題を抱えていることや、LABの、ネイチャーポジティブや環境政策を意識したカーボンネガティビティ(=エネルギーを使うのではなく、創造する)の取り組みなどを共有しました。
日本、フィンランドを知り、両大学の絆を深め、協働していくことの意見交換となりました。

【LAB University of Applied Sciencesについて】
LAB応用科学大学は、イノベーション、ビジネス、各種産業を専門とする高等教育機関です。
2019年に、ラハティ応用科学大学とサイマー応用科学大学が合併し、LAB応用科学大学が設立しました。
フィンランドのラハティ市とラッペーンランタ市にキャンパスを構え、オンラインキャンパスも運営しており、ビジネス、デザイン、美術・ビジュアルコミュニケーション、医療・福祉、テクノロジー、観光・ホスピタリティの5分野で教育を提供しています。




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