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この度、国際学部の清水教授、平塚准教授がイギリスの大手出版社Routledgeから著書を出版されました。

出版にあたっては、企画書と研究書が分野の専門家の評価(ピア・レビュー)を受け、
さらにRoutledge社の企画会議で採択される必要があります。
同社は、人文科学・社会科学分野の学術書、ジャーナル、オンライン文献を扱うイギリスの大手出版社で、日本の研究者が著作を刊行するのは大変稀で素晴らしい研究業績です。


国際学部グローバルスタディーズ学科 清水 耕介 教授


国際学部グローバルスタディーズ学科 平塚 貴晶 准教授


以下、出版情報

【タイトル】
The Kyoto School and International Relations: Non-Western attempts for a new world order
【著者名】
清水耕介
【出版社】
Routledge
【出版日】
2022年3月11日
【紹介文】
予測不可能性と不確実性がキーワードとなった現代の国際関係学(IR)において、西洋的ではない視点からのアプローチに対する関心はこれまで以上に高まっている。本書は、「西洋」の「他者」に対する支配を超越しようとする京都学派の挑戦と、それが現代の「非西洋型国際関係理論」や「グローバルIR」の議論に対して提起する問題を探求する。京都学派の思想家たちの戦争協力は、軍政の専制によってもたらされたものであり、したがって彼らの哲学とは無関係なのか、それとも彼らの哲学の論理的延長線上にあるのか?本書は、個々の京都学派の哲学者を詳細に調査することで、この問いに答える。著者は、「西洋」を超越しようとする試みは、直線的時間という存在論的概念とウェストファリア体制という支配的なメタナラティブを無批判に採用し利用する限り、権力政治に引き込まれる運命にあることを論じる。そして、この問題を十分に理解するためには、IRにおける時間と空間がどのように言語という枠組みに埋め込まれているのかという点に特に注意する必要があると主張する。本書は、IR理論、日本政治、東アジアIR全般の学生や研究者を対象に、京都学派哲学の時間・空間概念とその言語についての分析を展開しながら、これらの学問分野の入門的な解説を行うものである。


【タイトル】
Narrative Inquiry into Language Teacher Identity: ALTs in the JET Program
【著者名】
平塚貴晶
【出版社】
Routledge
【出版日】
2022年3月15日
【紹介文】
JETプログラムは「語学指導等を行う外国青年招致事業」の略称で、総務省、外務省、文部科学省及び一般財団法人自治体国際化協会の下、1987年の開始以来75ヵ国から7万人以上の外国語指導助手(ALT)を招聘している。本書は、ALT、JETプログラム、そしてチームティーチングの研究において極めて画期的なものである。なぜなら本研究では、母国とは違う日本という独特の社会・文化環境の中で生活するALTのアイデンティティの全容を暴き、そのアイデンティティの構築過程を個々の視点から探っているからである。アイデンティティは個人の判断や決断を導き、願望や意欲も方向づけるため、言語教師の思考や行動、成長を理解する上で非常に重要な構成要素である。本研究のデータは22人にも及ぶ元ALTの参加者から集めた個人的ナラティブから成り立ち、著者はこれらのナラティブを通じて、今まで試みがなされてこなかったALTのアイデンティティの概念化を行っている。そのため、本書は現役ALT、元ALT、ALTを目指す方々に限らず、日本人英語教師(JTE)、教育委員会、日本政府、日本人英語学習者や地域の方々、更には他国のティームティーチングプログラムに関わる全ての人々に向けたものであり、実践的かつ現実的な提言が多々なされている。


本学における新型コロナウイルス感染者の発生状況についてお知らせします。

2022.2.7確認者数
学 生  9名
教職員  1名

※ 当該学生のうち5名は、学内に入構していますが、既に、濃厚接触者は特定されています。
※ 感染が確認された方の一刻も早い回復を念じております。
※ 感染者やそのご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いします。
※ 本学では、引き続き感染予防の啓発と全学的な感染防止対策を講じてまいります。


2022年1月20日(木)にFD研修会「学生による授業観察」をオンライン(Zoom)にて開催しました。

龍谷大学では、全学的に必要となる教育開発の基盤構築を目的とした「指定研究プロジェクト」実施しています。2021年度は、学修者本位の教育の一環として学生の意見を授業に反映させる学生による授業観察について調査する「学生による授業観察制度の導入・普及に関する研究」をすすめています。
学生による授業観察とは、学生の視点に立った客観的な情報を教員に提供するもので、従来の授業アンケートや教員相互の参観では得られないフィードバックを提供することができるFD活動です。活動する学生は有益な情報を教員に提供できるよう、FDに関するトレーニングを受けて授業観察を実施しており、北米の大学や日本の一部の大学(芝浦工業大学、帝京大学 等)で取り入れられています
今回のFD研修会では、学生による授業観察を授業改善の参考や学生自身の成長につなげるための取組として「SCOT(Students Consulting on Teaching)」を導入されている芝浦工業大学の榊原先生を講師に迎え、取組内容をご紹介いただきました。また、実際にSCOTとして活動されている芝浦工業大学の学生にも登壇いただき、学生視点で、FDに参加しようと思ったきっかけや、FDに参加してよかったことなどをご紹介いただきました。
本学の持ち味を活かすような仕組みと運用を考え、引き続き検討を進めていきます。



龍谷大学FDフォーラムは、毎年度、高等教育政策の動向や本学における教育改革状況等を踏まえながら、テーマを設定して開催しています。17回目を迎える今回は、「データサイエンス・AI 教育の展開」をテーマに開催いたしました。
近年、社会の変化、特にSociety5.0に向けて、データサイエンスに関する知識・技能が社会人として必要とされるようになり、すでに専門教育としてのデータサイエンス教育を行う学部を設置し、データサイエンティストの育成に取り組まれている大学があります。また、従来の学部教育において、データサイエンスを教育プログラムの中に取り入れられている大学もあります。先行してデータサイエンス教育を展開しておられる武蔵野大学データサイエンス学部の上林先生、兵庫県立大学社会情報科学部の笹嶋先生、関西学院大学経営戦略研究科の羽室先生 をお招きして、成果や課題等を参加者の皆様と共有し、大学教育としてどのようなデータサイエンス教育を目指していくのか、具体的な教育プログラム(到達目標、設置科目とその内容)について、情報交換を行い、議論しました。
武蔵野大学データサイエンス学部の上林先生からは、データサイエンス学部の教育の例として、新入生は、1年間で大学4年間の圧縮体験をすることをご紹介いただきました。自分の漠然としていた関心事を、研究テーマ化して、夢中で取り組み、成果をまとめ、企業の方々に発表して、評価してもらい、外部のコンペにも参加していることも紹介いただきました。
兵庫県立大学社会情報科学部の笹嶋先生からは、あるスキル(知識)を身に着けたらこういう活躍ができる。といったように、職業のイメージを具体的にできることなど、実践的教育を実施するため、企業と連携する理由が紹介されました。また、スーパーでのPBL演習の例が紹介され、学生の予測する課題と現場の課題の違いがあげられ、実データを活用した教育の課題も紹介いただきました。
関西学院大学経営戦略研究科の羽室先生からは、データサイエンス教育に対する基本的な考え方が紹介され、現場から見たデータを分析することが求められ、情報側の人間と現場の人間がお互いに歩み寄ること、もしくは、それら二者を結びつけるブリッジ人材(データサイエンティスト)の育成が急務であることをご説明いただきました。
学内外から多くのお申込みをいただき、当日は129名が参加されました。実際にデータサイエンス科目を担当されている方も参加され、講師に対しての質問も寄せられ、活発な意見交換がなされました。終了後に実施したアンケートでは「データサイエンス教育を、どう具体的に進めておられるのか、実際の学生の動きを含めて知ることができました。」「現場との連携が重要であることが良く認識できました。」といった感想が寄せられました。引き続き、データサイエンス・AI 教育の展開について検討を進めていきます。



2021.2.7
こども教育学科

2021年12月15日(水)2講時、保育所および乳児院の管理者をお招きし、ミニ・シンポジウム「コロナ禍における保育・幼児教育・社会的養護の最前線と保育者の課題」を開催しました。シンポジストは、だん王夜間保育園・園長の植田美代先生、聖母託児園・施設長補佐の山田優先生でした。
まずは各現場におけるコロナ禍対応について、児童・保護者・職員に対する配慮や取り組みの説明がありました。自粛生活に伴う家庭環境の変化、マスク越しのコミュニケーションや黙食の日常化など新生活様式が子どもたちの心身や生活にさまざまな影響を及ぼしていることをふまえ、子どもたちのいのちや暮らしに寄り添うための具体的な課題について、緊張感のある話を聴かせていただきました。
参加学生にとっては7~10月にかけての実習経験のふりかえりに加え、新人職員としての準備学修の機会でもありました。質疑応答では、実習中に感じた疑問や実習報告会での報告内容と関わらせた質問がなされるなど、保育者としての学びの総仕上げに相応しい有意義な時間になりました。




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