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 「社会共生実習」とは、龍谷大学社会学部の全3学科が共同で運営する、地域連携型の実習です。今年度、活動した7プロジェクトが1年間の活動成果を報告いたします。
 今年度のキーワードは…「多文化共生・広報活動・農福連携・お寺の役割と可能性・介護ツアー・放課後支援・自治体PR」です。
 現代社会の地域が抱える諸問題について、興味のある方は学内外問わずぜひご参加ください。

【詳細】最下部のPDFのチラシもあわせてご覧ください
 日程:2025年1月10日(金)
 時間:11:00~12:30(受付10:45~)
 スケジュール:
  1.開会
  2.学生による発表
  3.ポスターセッション
  4.講評・閉会
 対面会場:龍谷大学 瀬田キャンパス 8号館101講義室及び1階フロア
 
 対象:現代社会が抱える諸問題について興味・関心のある方
 備考1:参加費無料
 備考2:当日参加も可能ですが、事前申し込みいただける方は1/8(水)必着でお知らせください。申込方法は下記PDFのチラシをご参照ください。
 備考3:本実習受講生が作成したポスターは随時【こちら】に掲載いたします。
     
【本件に関するお問い合わせ先】
  龍谷大学 社会学部教務課 社会共生実習支援室
  (瀬田キャンパス 6号館1階106号室)
  ℡:077-544-7230 mail: co-ex@ad.ryukoku.ac.jp
  開室時間(月・水~金9:00~17:00、火10:45~17:00)
  社会共生実習
公式HP:https://www.soc.ryukoku.ac.jp/department/info/training/


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2024年度「社会共生実習」のプロジェクトは以下のとおりです。


①「多文化共生のコミュニティデザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~/京都の在日コリアンの方々との交わりを中心に、多文化共生まちづくりの問題を具体的に捉え、
その問題解決のための活動を企画・実施します。


②コミュニティの情報発信!レク龍プロジェクト/滋賀県レクリエーション協会の広報活動について、広報誌の編集発行作業・ホームページの管理運営などの仕組みや内容を学ぶとともに、
現状の問題点を探り、解決に向けて企画・運営していきます。


③農福連携で地域をつなぐー「地域で誰もがいきいきと暮らせる共生社会に向けて」/障がい者、高齢者、生活困窮者らが農業に携わる「農福連携」を通じて、多様な人々が地域社会とつながり、いきいきと暮らせる共生社会の実現に向けた課題発見、解決のための企画・実践をめざします。


④お寺の可能性を引き出そう!―社会におけるお寺の役割を考えるー/いまお寺では、仏教に関わりのない人も参画して、地域の居場所やつながりをつくる活動が行われています。そうしたお寺の社会活動に参加しながら、地域におけるお寺の役割と可能性を考えます。


⑤いくつになっても、出かけられる!~高齢者を元気にする介護ツアー企画~/介護が必要な高齢者に楽しんでもらえる日帰りツアーの企画から実施、評価を行います。基本的な介護技術を習得するとともに、高齢者をとりまく課題などについて考察します。


⑥障がいがある子どもたちの放課後支援/放課後等デイサービスでの活動を通じて、障がいがある子どもとの具体的な関わり方、放課後支援の意義を学び、障害がある人と共に生きる社会について考えます。


⑦自治体をPRしてみる!/地域の魅力を映像ツールでPR。映像制作スキルは放送局OBが指導します。舞台は大阪・門真市と滋賀・高島市の棚田。何をPRすれば面白いかは一緒に考えます。社会で通用する広報力を磨きます。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


12/16(月) 17時~ 瀬田キャンパスにて最終報告会を実施

 

【本件のポイント】

  • 龍谷大学農学部が大塚食品(株)と連携し、マンナンヒカリを使った製品開発プロジェクトを実施
  • 最終報告会では、ポスターセッション形式で試作品等とあわせてアイデアを発表し、審査員が見学・審査
  • 過去のプロジェクトには、特許申請したものや商品化に向けて進んでいるアイデアもあり、今回のプロジェクトにおいても学生のアイデアが社会実装されることに期待がかかる

 

【本件の概要】
 龍谷大学農学部(滋賀県大津市)は、大塚食品株式会社(大阪市)の協力を得て、製品開発プロジェクト「マンナンヒカリの新しい魅力開発プロジェクト」(正課外活動)を実施しており、12月16日(月)に最終報告会を開催します。マンナンヒカリはお米に混ぜて炊くだけで糖質・カロリーコントロールができる大塚食品が販売する米粒状加工食品です。
 本プロジェクトは、農学部・農学研究科などの有志の学生約80名(18チーム)がマンナンヒカリの新しい魅力を引き出すアイデアを出し、製品開発に取り組む活動です。2024年5月から約半年間かけて準備し、今回、マンナンヒカリをよりおいしく食べられるレシピや販売戦略など、学生ならではの自由なアイデアをポスターセッション形式で発表します。
 このような企業と連携した製品開発プロジェクトは2016年度から始まり、今年で8回目となります。過年度のプロジェクトでは、特許や実用新案を申請したものや、商品化に向けて進んでいるアイデアもあり、社会実装教育として成果が出ています。
 プロジェクトを通して、学生にものづくりや試行錯誤の楽しさを感じてもらい、今後のキャリアや興味の幅を広げることを目的として実施しています。また、学生のアイデアが多様な課題を解決に導き、社会に貢献できることを期待しています。


1.日時 12月16日(月)17:00~19:30
2.場所 龍谷大学瀬田キャンパス青雲館1階ホール
3.内容 17:00~18:45 ブース自由見学(ポスターセッション)

                                                          ※チームの企画案は別紙参照
      18:45~19:00 休憩
      19:00~19:30 表彰・講評


過年度のプロジェクト一覧: https://www.agr.ryukoku.ac.jp/department/project.html


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各チーム企画案


問い合わせ先:龍谷大学 農学部教務課 担当者:石丸 

Tel 077‐599‐5601 agr@ad.ryukoku.ac.jp https://www.agr.ryukoku.ac.jp/


【本件のポイント】

  • 短期大学部社会福祉学科が2002年から毎年実施する知的障がいのある方々と学生が共に学ぶ講座
  • 知的障がいのある方々は年間通じて大学の授業に通い、その集大成としてふれあい大学発表会を開催

 

【本件の概要】
 『オープンカレッジふれあい大学課程』とは、龍谷大学短期大学部社会福祉学科で開講している地域に暮らす知的障がいのある方々と学生が共に学ぶオープンカレッジ講座です。あらゆる人々が「共生」するインクルーシブな社会を目指すための取り組みです。本課程は、2002年の開設以来、様々な講座・音楽・演劇を、障がいの有無に関わらず、共に学び、地域共生社会の実現に向けて取り組んでいます。
 知的障がいのある人たち22名が、年間15回程度通学し、学生とペアを組んで、2コマの授業を選択します。学生は、準備と振り返りを含めて計30回の授業とし、単位認定を行っています。知的障がい者対象のオープンカレッジに取り組んでいる大学は全国で数多くあります。しかし、通年の正課授業(「障がい児者学習支援特講」、「音楽療法特講」、「演劇療法特講」)で取り組んでいるのは、全国的に珍しい取組です。障がいのある方々は4年間で卒業とし、修了証を学長名で出しています。
 1年間の集大成として、12月11日(水)に発表会を開催します。生き生きと取り組む障がいのある方々と本学の学生の様子を、ぜひご取材ください。

 

●発表会の実施概要
『第22回 ふれあい大学発表会 

              テーマ:RESTART リスタート』
日時:12月11日(水)13:30~(開場13:00)
場所:深草キャンパス 

             成就館4階メインシアター
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/fukakusa.html
対象:学生・教職員・一般
          (どなたでもご参加いただけます)


昨年度のふれあい大学発表会


問い合わせ先:龍谷大学 短期大学部
Tel 075-645-7897 tandai@ad.ryukoku.ac.jp https://www.ryukoku.ac.jp/


 経営学部開講科目である「公共経営論」では、昨年に引き続いて保健医療福祉の生活協同組合(医療福祉生協)について取り上げています。
 11月29日、現役の歯科医師である冨澤洪基さん(尼崎医療生協・生協歯科所長)をお招きした講演がありました。
「総入れ歯ではファーストフードのハンバーガーが食べられるか?」
 健常者の噛む力を「10」とすれば、総入れ歯の人の噛む力は「2」程度。だから80歳を超えてファーストフードでハンバーガーを食べている高齢者がいるとすれば、それはしっかり噛む力を持って食べているとか。
 近年、お口をきれいにしておくことが、内科疾患や認知症にも関連するという研究報告があり、高齢になっても自分の歯でしっかり栄養が取れる人は健康状態も良く、「歯の本数が少ない人は友達も少ない」…などの最新の研究のお話もありました。
 こうした最新の歯科・口腔衛生に関する知見の紹介をしながら、健康の社会的決定要因(SDH)についての詳しいお話となりました。その人の置かれる社会的背景をしっかり捉えることは、単に「甘いものばかり食べてはダメ」「もうちょっとしっかり歯磨きしないといけません」というだけの対応ではいけない。それよりもその人が「なぜ甘いものを食べなければならなくなったのか」「なぜ歯磨きすることができないのか」という社会的経済的背景を考える視点がないと解決の方向も見出せないこともお話でありました。
 最後に、最大の健康の社会的決定要因は「平和」との指摘がありました。
 1935年~1945年の平均寿命は男性が43歳、女性が44歳でした。これは戦争が寿命を短くさせてしまったものでした。戦後、高度経済成長を経て今日に至って、日本は戦争をすることなく男性81歳、女性88歳の平均寿命となりました。今日のウクライナやガザでの戦争は健康を害するものであるとの指摘は、平和は健康にもつながる大切なものであることがわかりました。
 現役の歯科医師から医療のあり方、経営のあり方を聞く貴重な機会となりました。
   (文責:岸本貴士)





社会福祉学科阪口ゼミでは、在学生と卒業生の縦のつながりを作り、交流する取組としてゼミ同窓交流会を毎年度開催しています。
今年度は12月7日(土)に開催され、在学生、卒業生が集い、なごやかな雰囲気の中、在学生と卒業生がこれまでの、そしてこれからの歩みなどについて語り合いました。
編入学や就職などについての在学生からの質問に卒業生に答えてもらう時間もあり、在学生にとっては自らの将来像を描く機会になりました。


ゼミ同窓交流会の様子


ゼミ同窓交流会の様子


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