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12月23日、批評家・随筆家として著名な若松英輔氏(東京工業大学教授)による特別講演会「教皇フランシスコと『貧しい人』の叡知(えいち)」が深草学舎顕真館にて開催されました。
11月23日に来日されたローマ教皇フランシスコの3日間におよぶ訪日スケジュールに同行された若松氏が、教皇の様々なメッセージから学ぶべきこととは何かについてお話されました。
「命すれすれを生きている弱者こそ、命の美しさを持っている」「弱者になる勇気をもとう」「何のために生きるのか、ではなく、生きるとは何か、を考えることが大切」など、心が揺さぶられるような言葉が次々に発せられました。
本講演会は国際文化学科専攻科目「キリスト教の文化B(久松英二教授)」における講演会として実施しましたが、一般にも広く公開し、多くの方にお越しいただきました。全国から駆けつけた聴衆の皆様も深く感銘を受けておりました。


全国から多くの方が駆け付けました

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学生の感想(抜粋):

・生きる意味を感じないのと生きる意味がないのは違うという言葉が心に残った。また、できないという事にこそ価値があるという言葉は忘れないでいたい。

・講演の中で、印象に残った言葉は「私たちは共に弱くなることで共に強くなることができる」という言葉です。

・私たちにとって最も重要なことは助けられる存在でもあるべきであるということである。助けられる側でしか分からないことを分かろうとする事は助ける側になるより難しいことであるが故にその分価値を見出せるということに激しい共感を覚えた。

・若松さんが仰っていた通り、不自由なことの方が生きていく中で圧倒的に多い中で、それをもっと共有することで人間同士が助け合いながらお互いを思い合える社会ができていくのではないかと思った。

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関連リンク 
 ◆若松 英輔教授(東京工業大学教員紹介ページより)
 https://educ.titech.ac.jp/ila/news/2019_11/058126.html


 ◆久松 英二教授(龍谷大学 研究者データベースより)
 http://kiku.hs.ryukoku.ac.jp/Detail/ProfileDetail?rcode=1000002650
 

 ◆国際文化学科 紹介ページ
https://www.world.ryukoku.ac.jp/department/intercultural.html


 ◆広報誌「龍谷」86号(巻頭特集にて、若松氏と入澤学長の対談記事を収録)
 https://www.ryukoku.ac.jp/about/pr/publications/86/index.html


左から、入澤学長・若松氏、久松教授


講演がおこなわれた顕真館


2019年12月25日に立命館大学朱雀キャンパスにおいて、令和元年度「京都スポーツの殿堂」及び「京都市スポーツ賞」並びに「京都市市民スポーツ振興特別功労賞」の表彰式が執り行われました。

◆京都市スポーツ大賞
国際競技大会で3位以内または全国大会で優勝といった成績を修めた選手の栄誉を称え表彰するもので、以下7名が選出されました。

(バドミントン部)
朝倉みなみさん(政4)・斉藤ひかりさん(営4):
 第70回全日本学生バドミントン選手権大会 女子ダブルス 優勝
(柔道部)
冨田 彩加さん(国4):アジアオープン香港2018 女子70kg級 準優勝
武田 亮子さん(営3):
 第30回ユニバーシアード競技大会 女子52kg級・女子団体 優勝
中内 柚里さん(法3):2019年オーストリアジュニア国際大会 女子52kg級 準優勝
檀野 芽紅さん(営1):2019年アジアジュニア選手権大会 女子63kg級 優勝
(端艇部)
菅沼 奈津美さん(文2):第60回全日本新人選手権大会 女子シングルスカル 優勝

◆京都市スポーツ大賞
オリンピック、パラリンピック等において日本代表として公式に選出された選手の栄誉を称え表彰するもので、本学卒業生の渕瀬真寿美さんが選出されました。

渕瀬 真寿美さん(建装工業株式会社)(2005年3月経済学部卒)
 第17回世界陸上競技選手権大会 女子50km競歩 日本代表

◆京都市市民スポーツ振興特別功労賞
京都ゆかりの競技指導者または選手を引退された方で、ご自身がオリンピック・パラリンピックに出場するなど顕著な実績を有する方や、過去に指導した選手やチームが顕著な実績を有する方をはじめ、長年、京都のスポーツの振興発展に貢献された方々を表彰するもので、本学卒業生の今井良春さんが選出されました。

今井 良春さん(東山高校卓球部名誉監督)(1955年3月文学部卒)
 東山高校卓球部の監督として、インターハイ学校対抗にて7回、国民体育大会卓球競技少年男子にて5回、全国高等学校選抜卓球大会学校対抗にて2回、チームを優秀に導かれました。45年間監督を務められ、インターハイ45年連続出場の実績が評価され本功労賞を受賞されました。


左から、菅沼さん、冨田さん、朝倉さん


今井 良春さん


 社会学部の地域連携型実習科目「社会共生実習(地域エンパワねっと)」(担当教員:社会学科 脇田健一教授、現代福祉学科 川中大輔講師)にて、大津市中央地区をフィールドとして活動している竹中理沙さん(社会学科2年生)は、昨年度の同科目受講生から引き継いだ企画で、ひとり暮らしの高齢者(特に男性)が参加できる地域交流の場の確立を目指して「われはまちの子・居酒屋クラブ」と題した簡単な料理を作って地域住民同士が交流するイベントを地域の協力者とともに企画していますが、この度10月30日に第1回が開催されました。

 この企画では、食材をスーパーで購入するところから参加者全員でおこないます。そうすることで、日頃料理を「しない・できない・したことがない」方の料理へのハードルを下げて、ご自宅でも料理をしてみようという気になっていただくという目的もあります。
竹中さんは、「わたしも料理初心者なので、参加された高齢男性の意見に共感することができ、つまづくポイントが似通っているので改善策を検討しやすいことがわかりました」と、教えてくれました。
また、今回参加いただいた方の中にはベテラン主婦の方もおられたので「買い物や料理の際、的確なアドバイスをしていただくことができ、大変助かりました」と話してくれました。このことから、教えることができる方もこの交流の場には欠かせない存在であることがわかりました。

 第2回に向けて、竹中さんは「今回は地域の協力者のつながりでお越しいただいた方ばかりでしたが、他のコミュニティからも参加者が増えるように売り込もうと考えています。具体的には、パンフレットを作成して参加いただいた方のお知り合いに配布いただくことで横のつながりを拡げることを予定しています」と、本企画の更なる拡大に向けて意気込んでいました。


竹中理沙さん


参加者の様子


メニュー


いざ実食!乾杯~!!

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


LIFE SONGS 歌唱中

 2019年12月16日深草キャンパス顕真館において、「仏教伝道Fes2019」が開催された。大学院実践真宗学研究科の有志によるLIFE SONGSとテクノ法要で知られる福井県照音寺住職 朝倉行宣氏をお招きし協同で新たな仏教伝道が実演された。

 大学院実践真宗学研究科生を中心として寺院に留まらない活動を展開しているLIFE SONGSは、歌を通して仏教の慈悲や人間の儚さを表現し伝えていくといった目的があり、仏教伝道に限らない幅広い活動が展開されいる。

 朝倉氏は、仏教儀礼の場に光と音を導入したテクノ法要を行っている。奇抜なことをすることが目的ではなく、その奥にある「様々な意見や刺激に対応できる感受性を持ち続け」、一人でも多くの方が、自由にお参りできることを目指し取り組んでいるとのこと。当日は、映像を用いた煌びやかな浄土の世界が会場に表現された。

 朝倉氏とLIFE SONGSの両活動は、ともに視聴覚による伝道を行うことで、宗教の入り口を拡げ、より多くの人に仏教に親しんでいただくことを目的としている。今回のイベントを企画・開催した実践真宗学研究科の足利大輔氏は、「寺離れ」が進む中で、こうした映像や音楽を媒介とする仏教伝道Fesを企画・開催することで、多くの人々が仏教に触れる機会を提供したいと述べた。

開催日時 2019年12月16日(月)17:00~19:00
開催場所 龍谷大学 深草学舎 顕真館
演 者  朝倉 行宣氏(福井県照音寺) / LIFE SONGS(実践真宗学研究科有志)


LIFE SONGS メンバー 大学院実践真宗学研究科修士2回生 梯妙花さん


LIFE SONGS メンバー 大学院実践真宗学研究科修士3回生 柳原遊さん


浄土真宗本願寺派照恩寺住職 朝倉行宣さん(テクノ法要実演)


テクノ法要 オペレーターしている朝倉さん


テクノ法要


テクノ法要


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