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 社会学部の科目「社会共生実習(The First Aid)」(担当教員:現代福祉学科 栗田修司教授)では、学生自らが地域防災に関するユニークなプランを社会に提供することを目指し、救命・防災の知識とスキルの習得に努めています。
 11月27日(水)の龍谷大学全体の防火・防災訓練には、The First Aidが企画段階から参画し、独自のアイデアで学生の防災意識向上のため尽力しました。
 その様子を密着取材しました。


全学防火・防災訓練 会議の様子


 準備は2か月ほど前からスタート。訓練の企画会議にThe First Aidの担当教員と受講生1名も出席し、検討を重ねてきました。この受講生はThe First Aidを3年続けて履修しており、防災士の資格も保有しています。大学の訓練シナリオに対して専門的見地から提言をするなど、これまでの学びを存分に発揮する頼もしい姿を見ることができました。


会議に出席した栗田教授と受講生


訓練シナリオを熟読していました

 受講生たちの編み出したアイデアは、訓練時に学内のレストラン前スペースで地震に関する映像を流す啓発活動。食事中の学生は訓練の対象ではないことに加え、訓練に参加せず食事をとり始める学生が毎年少なくありません。いつ起こるか予測が難しい自然災害。一人でも多くの学生に防災意識を見つめ直すきっかけにしてもらえれば、と願っての案です。
 流す映像には“東日本大震災の津波映像”や“CGを用いた被災予想”など、受講生の間で様々な意見が飛び交いましたが、観る側の心理的負担も考慮して慎重に選別した結果、全国の活断層が起こす地震の震度予想に関するものに決めました。また、映像を流すディスプレイの電気供給には、災害時に使用する非常用発電機を用いることにしました。


選定した映像を会議で共有する様子


非常用発電機

 11月22日(金)、この日は訓練前の最後の授業。映像を流すディスプレイのとなりに、震度別のゆれ状況を示すポスターも掲示することに。教員とともに最終確認をし、当日を待ちます。

 当日の様子は【後編】に続きます!



社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


11月28日(木)大宮学舎東黌101教室にて、大宮学舎140周年記念 文学部特別企画「新出の藤原定家本『若紫』について」講演会を開催しました。

講師の藤本孝一客員教授は10月に発見された、源氏物語の第5帖「若紫」の写本鑑定に貢献し、それが藤原定家が書写したものと判明したことから、マスコミで大きく報道されました。

今回は「若紫」の資料を投影し、鑑定時に先生が注視した点、過去の源氏物語の資料との比較した点、などについてお話されました。
とても貴重なお話に、会場に集まった約200名の方々は耳を傾けていました。

12月にも大宮140周年記念イベントを実施いたしますので、皆さま是非お越し下さい。

<大宮学舎140周年記念シンポジウム かたりのチカラ>
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-4511.html


藤本孝一客員教授


瀬田と深草の学生スタッフが龍谷祭で取り組んだ「令和元年台風19号災害募金」と、龍谷祭での模擬店収益金の一部をあわせた¥95,062円を12月4日(水)に、京都府共同募金会を通じて、中央共同募金会に寄付いたしました。
 ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

龍谷祭の様子はこちらをご覧ください。






2019年11月24日(日)、大阪経済大学において開催された日経BP社主催の「西日本インカレ(合同研究会)2019」予選会(23大学128チーム、約600名が参加)に、本学経済学部の5ゼミ、12チームが出場しました。

この日に向けて準備した研究内容を11ブロックに分かれてプレゼンテーションをし、厳正な審査の結果、神谷祐介ゼミ(3年生)の1チームが本選進出を果たしました。

チーム名:ヘルスドクターズ
メンバー:上講 聖さん、富田 壮真さん、西田 晴香さん、藤田 百音さん、山田 優菜さん、吉田 陸さん
研究テーマ:「ソーシャル・マーケティング手法を活用した運動習慣定着化プログラムの設計」

メンバーの富田さんは、「ゼミの先輩や大学の先生、アンケートに回答していただいた人たちなど、本研究に協力して頂いた全ての方のおかげで本選へ出場することが出来ました。龍谷大学唯一の本選進出なので、誇りをもって一生懸命頑張ります」と今後に向けた意気込みを語ってくれました。

本選進出を果たしたチームは、12月15日(日)に開催される本選に向けて引き続き取り組み、惜しくも本選進出できなかった他のチームは、今回の貴重な経験を今後のゼミにおける研究活動に活かしていきます。

なお、過去に開催された同研究会では、2016年に経済学部の辻田素子ゼミの学生3名が最優秀賞を、2018年には神谷ゼミの学生6名が審査員特別賞(3位)を受賞しています。

〇経済学部・辻田ゼミが「西日本インカレ(合同研究会)2016」で最優秀賞を受賞
〇経済学部・神谷ゼミが「西日本インカレ(合同研究会)2018」本選で「審査員特別賞」を受賞



 11⽉19⽇に⿓⾕⼤学・経営学部で開講している特別講義「我が社の経営と京都」において株式会社 龍村美術織物 会長 龍村 旻(たつむら きよし) 氏による講義が、⿓⾕⼤学深草学舎にて⾏われました。

 龍村美術織物は1894(明治27)年に創業され、講義にお越しいただいた龍村会長は四代目とのことです。講義当日、会社の製品である織物や帯等をたくさんご持参いただき、教室に所狭しと展示いただきました。そのうえで、会社の製品構成や、紋織物の作り方をお話しくださり、受講生はその講義のお話しや綺麗な織物に興味津々の様子でした。現在も手織りをされる織手さんが会社に20人くらい在籍されているとのことで、中には20歳の時に入社し、現在85歳の従業員の方もおられるそうです。
 織物というと帯や着物が思い浮かぶと思いますが、それらだけでなく室内装飾の壁紙、新幹線や京都市地下鉄の車内の椅子のシート地なども作っておられるそうで、製品を身近に感じられました。
 龍村会長のお話しから会社や織物の歴史に触れることができ、受講生は講義に熱心に耳を傾けていました。

 この特別講義は、優れた京都企業から総合的に学ぶために経営学部に設置された特別科⽬です。優良京都企業がどのような経営を実践して現在に至っているか、経営者による連続講演を通して企業経営の実際的理解が深められることを講義⽬標としています。
(担当教員 細川 孝)








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