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 11⽉5⽇に⿓⾕⼤学・経営学部で開講している特別講義「我が社の経営と京都」において三洋化成工業株式会社の取締役兼執行役員 山本眞也氏による講義が⿓⾕⼤学深草学舎において⾏われました。講義では、三洋化成工業株式会社様の概況、パフォーマンス・ケミカルス、“人”中心の経営、経営課題について、ご紹介くださり、紙おむつなどに使われている高吸水性樹脂(SAP)に水を吸わせる実験を受講生の目の前でしていただきました。

三洋化成工業株式会社の社是『企業を通じてよりよい社会を建設しよう』のもと組織中心の経営システムから“人”中心の経営システムへ変更され、人の周りに手段を配置し、自分の判断で行動し、“働きがい”を追求できる仕組みを数多く設けておられ、自ら会社の制度や手段を使って課題にチャレンジすることを促進する経営システムに取り組んでいるそうです。

 この特別講義は、優れた京都企業から総合的に学ぶために経営学部に設置された特別科⽬です。優良京都企業がどのような経営を実践して現在にいたっているか、経営者による連続講演を通して、企業経営の実際的理解が深められることを講義⽬標としています。2019年度は、5回シリーズとなっています。
 履修登録なしの聴講も可能ですので、興味のある方はぜひご参加ください。(予約不要)

特別講義「我が社の経営と京都」(経営者による講義)
日時:10月22日、29日、11月5日、12日、19日の毎週火曜日 4講時
(担当教員 細川 孝) 








 「文学部共通セミナー(アドバンストコース)」は、文学部の3回生が誰でも、後期土曜3・4講時に選択履修できる授業です(定員25名)。京都駅西部エリアまちづくり協議会の監修のもと、本学大宮学舎の所在する同エリアのスポットを紹介する雑誌「京都えきにし」を、2017年から学生が取材・制作してきました。年1回・30000部発行。

 現在、2020年1月発行予定の第3号を準備しています。
 受講者19名が「歴史」「体験」「あじわう」「学ぶ」「はたらく」の5つのテーマに分かれ、コンセプトと取材したいスポットを発表しているところです。



レイアウトの授業をする大谷由香先生

 雑誌を作るのが最終目標ではなく、取材の申し込みをさせていただき記事を書くことで、地域のみなさまとつながりながら、より深く勉強したいと考えております。
どんな雑誌にするか、誌面レイアウトを試行錯誤中

 第3号発行を、どうぞお楽しみに!



 ★現在、一般社団法人日本地域情報振興協会が主催する「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2019」に、「京都えきにし」第2号がエントリーしています!

 投票: 「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2019」 「京都えきにし」第2号

 読者投票は11/8(金)まで。
 どなたでもPC・スマホから1日1票投票できます(同一IPアドレス/同一端末/同一ブラウザからの1日複数回の投票は無効)。あなたの1票が大賞につながります。
ご投票いただけると、ありがたくうれしく存じます。どうぞよろしくお願いします。






 「亀岡カーボンマイナスプロジェクト」の一環でクルベジ®ブランドの野菜を使ったスウィーツの企画に取り組んでいる政策学部「政策実践・探究演習(国内)」亀岡プロジェクト(担当:大石尚子准教授)の学生20人が、2019年10月14日(月)、京都府亀岡市内で開催された「アグリフェスタ2019」にてクルベジ®ブランドのPR・販売にチャレンジしました。

 学生たちは前日からクルベジ®農家の中林弘一さんの調理場で材料の下ごしらえを済ませ、本番に臨みました。今年度2回目ということもあり、計画的にすすめることができました。


 販売メニューは玉ねぎジャムを使ったクレープ、かぼちゃクッキー、じゃがいも・さつまいもチップス、かぼちゃパフェ、おやきの6種。雨が降ったりやんだりのあいにくの天気でしたが、たくさんの方に商品を味わっていただけました。


 ブースでは野菜の旬を当てる射的ゲーム(協力:京都府地球温暖化防止活動推進センター)も開催。多くのお子さんが学びながら楽しんでくれました。参加者にはカーボンマイナスプロジェクトを紹介するフライヤー(下図)とチューリップの球根をプレゼントしました。



 クルベジ®を使った商品開発は、それ自体が目的というよりも、「亀岡カーボンマイナスプロジェクト」がめざす気候変動の緩和と地域の課題の同時解決のひとつのツールと位置づけています。大学や学生が単発で関わって終わりではなく、地域に受け入れられ、地域が担い手となるプロセスのデザインにどうつなげていくか、これからが正念場となります。

 これから学生たちは、これまでの学びの成果を総動員し、地球と地域へのインパクトも視野に入れた「クルベジ®商品のとりあえずの完成形」の企画に取り掛かります。来年2月には商品の試食&審査会を開催予定です。

「亀岡カーボンマイナスプロジェクト」について
龍谷大学は亀岡市、立命館大学、京都先端科学大学と協働で、「亀岡カーボンマイナスプロジェクト」に2008年から取り組んできました。このプロジェクトは大学、地元農家、小学校・高校等と協働で、亀岡の農業を元気にしつつ、CO2を削減して地球温暖化防止を目指す活動です。2008年から放置竹林から造った竹炭を堆肥に混ぜ農地に散布する「炭素隔離農法」の実証実験、その圃場(ほじょう、田畑の意)で栽培された野菜を「クールベジタブル(クルベジ®)」と認定し、6次産業化も含むブランド戦略、クルベジ®を使った食育・環境教育、クルベジ®認証システム構築、生産・流通の拡大、クールライスを使った日本酒オーナー制度、ソーラーシェアリングを使った実証実験、小学校・高校での食農教育などへ、活動は広がりを見せています。しかし本ブランドの地元普及が依然としてすすまない状況が続いています。そこで、クルベジ®の価値と魅力を高めるため、今年度から学生の視点を活かした商品開発に取り組んでいます。

政策実践・探究演習(国内)亀岡プロジェクトの学生がクルベジ®を使った商品開発にチャレンジ 9.27


 今朝の京都は気持ちのよい青空となり、暖かな気候となりました。さて、龍谷ミュージアムで好評開催中の「日本の素朴絵 -ゆるい、かわいい、たのしい美術-」は、本日午後に入場者数が2万人を突破しました。

 記念すべき2万人目となられましたのは奈良県橿原市在住の赤井 貞代さん。赤井さんには石川副館長から特別展の図録、中村芳中のクリアファイル、鍬形蕙斎の一筆箋、つきしま絵巻と竹虎図のポストカードなどのオリジナルグッズが贈られました。

 赤井さんは、かつての職場の同僚でご友人の奥田 幸世さんと着物で美術館巡りをするのが趣味とのこと。本日は、様々な雑誌や新聞で紹介されている素朴絵を実際に観てみたいという奥田さんに誘われて、初めて龍谷ミュージアムに来られたそうです。2万人目になったことについて、赤井さんは「とても光栄で嬉しい」とおっしゃっておられました。

 11月11日(月)の休館日を除き、本展は17日(日)の閉幕まで毎日開館いたします<11月5日(火)も臨時開館>。後期展示が始まり、先週から来館者が増えてまいりました。閉幕に近づくにつれ、さらに混雑することが予想されます。是非、お早めにご来館ください。

【関連サイト】
 ◆ 龍谷ミュージアム
 ◆ 「日本の素朴絵」特設サイト
 ◆ 「日本の素朴絵」公式Twitter
 ◆ 開館スケジュール
 ◆ 細見美術館「琳派21 没後200年 中村芳中」との入館料相互割引

【主なイベント】

 <スペシャルトーク>
  講義室で学芸員が展覧会の見どころを解説します。

  ○日時:11月2日(土)13:30~14:15
  ○会場:龍谷ミュージアム1階 101講義室
  ※事前申込み不要・聴講無料・観覧券必要(観覧後の半券可)

 <ポスタープレゼント>
  先着50名様に本展のポスター(B2サイズ・非売品)をプレゼントします。

  ○日時:11月5日(火)10:00~
  ○場所:龍谷ミュージアム地下1階受付

 <ギャラリートーク>
  展示室で学芸員が作品を解説します。

  ○日時:11月9日(土)13:30~14:15
  ○集合場所:龍谷ミュージアム2階 展示室入口
  ※事前申込み不要・聴講無料・当日の観覧券必要



2019年3月15日、本学深草キャンパス至心館1階にて「第5回科学鑑定ユニット研究会(第19回科学鑑定研究会)」を開催しました。今回の講師は、雨宮 浩先生(日本移植学会名誉会長)でした。テーマは「臓器移植の現況」で、日本の臓器移植に関して研究の発展、移植システムなどが紹介されました。


雨宮 浩先生(日本移植学会名誉会長)

雨宮 浩先生(日本移植学会名誉会長)


日本の臓器移植において対象となるのは、法律で定められた心臓、肺、肝臓、腎臓と、省令で定められた眼球、小腸、膵臓です。まず、臓器移植のメインテーマのひとつとしてあげられるのは、拒絶反応の抑制です。拒絶反応は非自己に対する免疫反応(体内の異物を排除しようとする防御反応)で、免疫抑制剤の進歩によって近年移植成績が大幅に向上していることが紹介されました。つぎに臓器移植の歴史的経緯です。日本で初めて移植が行われたのは角膜で、1905(明治39)年に実施されました。その後、1958(昭和33)年に「角膜移植に関する法律」、1979年に「角膜及び腎臓の移植に関する法律」、1997(平成9)年に「臓器の移植に関する法律」が制定されました。この臓器移植法は、2010(平成22)年に改正されました。改正によって、本人が拒否する場合を除いて、家族の同意での摘出が可能となり、脳死判定についても同様に家族の同意で行うことができるようになりました。また、親族への優先提供が可能となった点、提供年齢の制限がなくなったことで小児移植が可能となった点が重要です。現在、臓器移植のコーディネートを担っているのは「日本臓器移植ネットワーク」です。ネットワークは臓器提供病院、移植医療機関、臓器別指定医療機関、移植専門委、院内コーディネーターと連携して臓器移植を実施しています。
それでは現在の臓器移植の実績(成績)はどのような状況にあるのでしょうか。現在の臓器移植は主に、腎臓、肝臓、心臓について行われています。ドナー(臓器提供者)には生体ドナーと死体ドナー(非血縁者が主体)があり、死体ドナーには全脳死ドナー、心停止ドナーがあります。死体ドナーからの臓器摘出については、検視、犯罪捜査が優先されます。また児童虐待の有無の確認が必要であり、被虐待児童からの提供は禁止されています。2010年に臓器移植法の改正が行われるまでは、ほとんどが心停止ドナーから臓器提供されていました。しかし改正法施行はそれが逆転し、現在では脳死ドナーから提供される割合が増加しています。
他方、生体ドナーからの臓器摘出を見てみましょう。腎臓移植については9割近くが生体ドナーからの提供です。特に2002年以降は親子間移植の次に非血縁(特に夫婦間)移植が多数占めており、さらに以前は禁忌であったABO型不適合移植が可能となり、成績も良好になっています。肝臓移植についても多数が生体ドナーからの移植です。
臓器の提供に至るプロセスとしては、本人の意思あるいは家族からの申し出が中心ですが、終末期医療のオプションとして提示されることもあります。一方で、病変、心停止などの医学的理由、家族の不同意、法的除外例などの法的問題、施設として対応できないなどの施設問題によって提供が中止されてしまう事例もあるとのことでした。
日本の臓器提供の現況についてその概要と歴史的背景、現状について体系的に学ぶことができ、大変有意義な研究会となりました。

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龍谷大学 犯罪学研究センター 科学鑑定ユニットでは、第22回法科学研究会を11月22日(金)に開催します。
テーマ:「目撃者記憶に聴取者が与える影響:識別手続き場面を想定した実験的検討」
【>>EVENT詳細】第22回法科学研究会 (犯罪学研究センター「科学鑑定」ユニット)
※参加無料・申込不要


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