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 2019年11月12日(火)、深草学舎にて2019年度龍谷大学国際社会文化研究所シンポジウムを開催しました。

 

 Dr. Peter Mickan(University of Adelaide & Adelaide Research Institute)をお招きし、「Language across the Curriculum A Functional Linguistic Perspective」と題し、機能的主義及び文化人類学的な視点から言語という現象を分析したM.A.K. Hallidayの選択体型機能言語学についてご講演いただきました。講演では、言語は社会的コンテクスト(文脈・状況)と強いつながりがあり、 言語を使用する人は自分の言語リソースから適切なものを選んで使うということを語られました。

 

 当日は、約80名が参加し、盛況のうちに終了しました。シンポジウムにご参加いただきました皆様、ありがとうございました。


講演:Dr. Peter Mickan(University of Adelaide & Adelaide Research Institute)


所長挨拶:Chapple Julian(国際学部 教授)


解説:長尾 明子(国際学部 講師)


会場の様子


 看護と仏教が協働する「看仏連携」、いのちのリレートークとして、実践真宗学研究科長 鍋島直樹教授が次のとおりお話をいたしますので、ご案内いたします。

日時: 2020年1月18日(土) 午後1時30分開会
会場: 浄土宗 大蓮寺客殿 〒543-0076 大阪府大阪市天王寺区下寺町1-1-30
対象: 僧侶および看護、介護の領域に従事されている方
   
<申し込み>
電話: 06-6771-7641(應典院)
メール : info@outenin.com
URL: https:forms.gle/dxDgAEoN2ZVKCV6v7

鍋島直樹教授が「終生期ケアにおける臨床宗教師の活用事例と看護師への死生観教育」と題してお話いたします。



 2018年度から開始しに今年度で2回目の開催となる、「ポリス&カレッジ in KYOTO 2019~高齢運転者の交通事故防止対策~(京都府警察主催)」が11月17日に開催され、政策学部井上芳恵ゼミが最優秀賞を受賞いたしました。ポリス&カレッジ in KYOTO 2019とは、学生の街「京都」の知の拠点である大学と連携し、大学ゼミで研究テーマに沿った様々な研究・分析・企画立案を行うとともに、コンペ形式の発表会を開催して実効性の高いアイデアを募り、京都府警の施策として実施を検討するイベントです。

■リンク(開催概要)大学ゼミ対抗プロジェクト「ポリス&カレッジ in KYOTO」

 昨年度は8団体出場に対して、本年度は龍谷大学政策・法学部から4ゼミをはじめ、6大学から計13団体が出場する中で、 井上ゼミが最優秀賞を受賞することができました。昨年はゼミの3回生全員で出場したものの入賞はできませんでしたが、今年は昨年も参加した4回生2名、2回生3名で取り組み、昨年のリベンジを果たすことができました。
 「家族と見直そう自分の運転・みんなの安全」というタイトルで、家族とともに高齢運転者の現状を見直すきっかけ作りとして、実車・同乗から、また孫世代である大学生がファシリテーターとなる話し合いの場づくりについて提案しました。京都府警では今後、具体的な政策化に向けて検討を進めていくとのことで、引き続き京都府警の政策に関わっていけたらと思っています。






2018年度「映像コンテスト」の様子



龍谷大学と毎日放送の連携事業である「映像コンテスト」を実施いたします。

当日は、予備選考を通過した最大8作品を上映し、受賞作品を決定します。
参加者の投票によって決定する「オーディエンス賞」もあります。一般の方も参加可能です。ぜひご来場ください。

日時:2019年12月4日(水)15:00~17:00
場所:龍谷大学 深草キャンパス 和顔館地下B201教室
    (京都市伏見区深草塚本町67)
賞 :グランプリ(1位)      旅行券20万円、賞状
   親和会長賞(2位)      旅行券10万円、賞状
   校友会長賞(3位)      旅行券10万円、賞状
   龍谷大学広報賞(4位)   旅行券10万円、賞状
   オーディエンス賞     旅行券 5万円、賞状


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2018年度「映像コンテスト」の様子


表彰式の様子


2019年11月2日(土)、龍谷大学 犯罪学研究センターは、深草キャンパス紫光館4階法廷教室において開催された円卓会議「当事者の声と支援のあり方」に協力しました。本イベントには約50名が参加しました。
【イベント概要>>】https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-4257.html

まず、石塚伸一教授(本学法学部、犯罪学研究センター長、ATA-net代表)が開会の挨拶を兼ねてATA-netと“えんたく”*1の概要について説明を行いました。さまざまな嗜癖・嗜虐が私たちの身の回りにあり、誰もが陥りうる問題であるということを示唆しました。石塚教授は「ATA-netが提案する“えんたく”は課題共有型の会議スタイルであり、解決を目的とするのではなく、参加者みんなで課題を共有し、それぞれが持ち帰って検討してみるということがポイント。とりわけ事実を話すことがとても重要だ」と説明しました。


石塚伸一教授(本学法学部、犯罪学研究センター長、ATA-net代表)

石塚伸一教授(本学法学部、犯罪学研究センター長、ATA-net代表)


五十嵐弘志氏(特定非営利活動法人マザーハウス 理事長)

五十嵐弘志氏(特定非営利活動法人マザーハウス 理事長)

“えんたく”のセンターテーブルには 司会の石塚教授をはじめ、阿部恭子氏(特定非営利活動法人 WorldOpenHeart代表)、片山徒有氏(NPO法人あひる一会代表)、五十嵐弘志氏(NPO法人マザーハウス代表)、マザーハウススタッフ2名、大学生2名(龍谷大学法学部・石塚ゼミ生)の8名が着席しました。



五十嵐氏から「元受刑者が社会で生きてゆくこと」についてみんなで考えたいと問題提起が行われました。この問題提起を受け、センターテーブルのメンバーが順々に発言を行いました。マザーハウスのメンバーからは、「『履歴書』が書けないという問題がある」と発言がありました。学生からは、社会に受け入れられるか不安ということに関して、ジェンダーに視点をあて、「たとえば、LGBDの人は、自分の心にしたがってお手洗いを使った場合、犯罪者にされてしまう可能性がある。正しいことをしているのに犯罪者になるかもしれない社会では、社会に受け入れられるか不安だと思うし、真の社会復帰はできないのではないか」と発言がなされました。阿部氏は、加害者家族の支援を通して、加害者の社会復帰に携わってきた経験を話しました。


片山徒有氏(NPO法人あひる一会代表)

片山徒有氏(NPO法人あひる一会代表)


阿部恭子氏(特定非営利活動法人 WorldOpenHeart代表)

阿部恭子氏(特定非営利活動法人 WorldOpenHeart代表)

その後、参加者らは3名1組のグループに分かれ、センターテーブルでの発言を受けてディスカッションをしました。各グループの代表者がディスカッションの内容を発表し、それぞれの意見を共有しました。会場からは、社会復帰することについて、「上から目線で支援をするのではなく、同じ目線で応援をするのがいいのでは」や「それぞれのアイデンティティを大事にすることが重要だと感じた」などといった意見が発表されました。
さいごに、石塚教授が「今日、みんなで共有したことをお土産として持ち帰り、それぞれ『当事者の声と支援』について考えてほしい」と締めくくりイベントを終えました。

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【補注】
*1 えんたく:
”えんたく”とは、ATA-netが開発した課題共有型のフォーカス・ミーティングの方式で、当事者を中心にした参加型で議論を行う。メイン・スピーカーが問題状況について15分程度の話題提供をし、これを受けて、ファーストテーブルのスピーカーが自分の持っている情報を順に話す。その後、相互に追加の情報を提供し、その後に他の参加者と共に3名程度のグループを作って話しあう。再度、ファーストテーブルのスピーカーが情報交換をして、それぞれの考えたこと、感じたことなどを分かちあう。


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