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2019年11月1日(金)「総合演習Ⅰ」(資源生物科学科)にて、京都大学名誉教授 藤崎憲治氏を講師としてお招きし、「昆虫ミメティクス―昆虫の智恵に学ぶ科学技術―」と題してご講演いただきました。
昆虫類の起源、地球上で繁栄している要因、昆虫類の小型化の有利性について説明がありました。続いて、昆虫ミメティクス、すなわち、昆虫の形態を模倣したもの、特殊能力を模倣したもの、生産物を模倣したものについて説明があり、蛾の複眼を模倣した光を反射しないフィルム、チョウの翅を模倣した扇風機のハネ、ミツバチの巣を模倣した建築材料、シロアリの巣を模倣したビルなど沢山の例が紹介されました。我々の身の周りにある沢山のものが、昆虫の形態や能力、生産物からヒントを得て作られていることに改めて気づかされました。学生達は熱心に聞いており、質問も沢山あり、活発な講演会でした。
学生コメント
・学生の興味を引くユニークなお話でした。
・身近でよく目にしている昆虫について、科学的な立場から教えていただき、勉強になりました。
・我々の身の回りにあるものが、昆虫を模倣して作られたいることを知り、有意義な時間でした。





※登壇者の都合により中止といたします。(2019年11月8日(金))

【本件のポイント】
・2019年度龍谷大学里山学研究センター※1のシンポジウム「森林・林業と人々の生活~ドイツと日本の比較から~」を開催
・ドイツと日本の森林や林業および人々の生活を比較しながら、森林資源の活用と多様性保全を目指した議論を展開
・里山学研究センターでは、2015年度の文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の採択を契機に、琵琶湖の保全・再生に「Satoyamaモデル」を活かす政策を模索

【本件の概要】
 日本の国土面積に対する森林資源の量は、かつてないほど増加しているといわれています。しかしそれは、森林資源の利用が進まないために蓄積量が増加しているに過ぎません。林業の担い手不足や採算性の悪さ、輸入材との競合などの要因から森林・林業への関心が薄れ、木材生産が進まず、間伐等の管理が手遅れ状態になっています。 
 このことは、木材としての質や生産効率の低下につながるとともに、生物の多様性の低下や林地崩壊なその災害も危惧される事態となっています。木材の自給率は近年回復傾向にあるとはいえ、2017年現在36%にとどまっています。対照的にドイツでは、安定的な木材生産が行われており、国内木材消費はほぼまかなわれているといわれています。

 このシンポジウムでは、ドイツの森林官※2であるミヒャエル ランゲ氏と、ドイツ在住の森林木材コンサルタントである池田 憲昭氏から、ドイツにおける林業を中心とした森林資源利用の現状や生業の場としての森林の歴史、ドイツの人々の森林および景観に対する考え方について講演して頂きます。
 本シンポジウムでは、森林資源の利用における日本の問題点を明らかにし、資源の活用と多様性保全を目指した議論を行う予定です。


1.開催日時 : 2019年11月9日(土) 13:00~17:30(開場/12:30)
         ※入場無料、事前申し込み不要 (一般来聴歓迎)

2.開催場所 : 龍谷大学深草学舎 和顔館B201(京都市伏見区深草塚本町67)

3.プログラム:
第1部
<主催者挨拶>
 牛尾洋也(龍谷大学里山学研究センター・センター長)
<基調講演>
 「南ドイツ山岳地域の森林業―哲学、制度、仕組み、人と森の関係―」
 ・ミヒャエル ランゲ氏(シュヴァルツヴァルトの森林官、馬牧場・景観マネージメント会社経営)
 ・池田 憲昭氏(森林学ディプローム、日独森林環境コンサルタント)

第2部
<質疑応答>  
 「ドイツに学ぶ森林資源の活用と保全」
 コメンテーター
  落部 弘紀氏(東近江市永源寺森林組合職員)
  牛尾 洋也(龍谷大学法学部・教授)
 コーディネーター
  宮浦 富保(龍谷大学理工学部・教授)
<閉会挨拶>
  村澤真保呂(龍谷大学里山学研究センター・副センター長)

4.登壇者プロフィール :
・ミヒャエル ランゲ氏
 ドイツ・シュヴァルツヴァルト地域で25年以上フォレスターとして、私有林のサポートや森林路網設計などに従事。 森林作業士マイスターコースの講師として5年間働いたこともあり、森林業の包括的知識と現場経験をもっている。2010年以来、10回以上の来日で、日本の森林事業のサポートやコンサルティング活動も行なっている。再生可能エネルギーや景観(里山)マネージメントの知識と経験も豊富。

・池田 憲昭氏
 20年以上ドイツに住み、ドイツ語学文化(岩手大学)と森林環境学(フライブルク大学)の知識をベースに、2003年より、フリーランスとして、森林、農業、木造建築、再生可能エネルギー、地域創生などをテーマに、欧州視察セミナーのコーディネートやコンサルティング、日独事業のサポート、執筆を行なっている。 2010年より、ドイツの森林官らと、日本の森林事業のサポートとコンサルティングを行う。

5.主催  : 龍谷大学里山学研究センター

6.後援  : 滋賀県、東近江市

7.用語説明: 
※1 龍谷大学里山学研究センター
2004年度に文部科学省オープンリサーチセンター整備事業として採択されてから、人と自然との共生をめざした「里山学」を掲げ、里山の保全再生に向けたプロジェクト研究に取り組んできました。また、2015年度文部科学省私立大学戦略的基盤形成支援事業に採択されたことを契機に、琵琶湖の保全・再生に「Satoyamaモデル」を活かす政策を模索しています。

※2 ドイツの森林官
林業や林学の専門的な知識を備えたプロフェッショナルとして、国有林などを管理運営する国家公務員。

8.補足  : 
詳細は以下のURLもしくは右のQRコードからご確認ください
https://satoyama.kenkyu.ryukoku.ac.jp/news/2019/10/post-25.html


問い合わせ先 : 龍谷大学里山学研究センター 中平  Tel 075-645-2154


19回目の開催となる本年は「プレゼン龍×SDGs」とテーマを掲げ、“誰一人取り残さない”持続可能な社会に向けて、学生ベンチャー育成事業を通しても本学におけるSDGsへの理解や促進を進め、従来の【ビジネスプラン部門】に加え新たに【アイデア部門】を新設しました。
【アイデア部門】には約250件の応募があり、書類選考を通過した12名が11月15日(金)に開催する本選にて発表します。来場者が投票するオーディエンス賞もありますので、ぜひご参加ください。
どなたでも参加可能、予約不要です。

日時 2019年11月15日(金)17:00-19:00
会場 深草キャンパス22号館303教室
本選出場者(学部・氏名:アイデアテーマ名)
経営学部・大原和也:喫煙所ホイホイ
経営学部・本井玲渡:時間表示機
経済学部・市場裕朗:SDGs就活~新たな企業選びの基準に~
経済学部・堂守圭一:大学食堂を活用した持続可能なこども食堂
政策学部・佐々木莞太:ポータル利用によるペーパーレス化
政策学部・中塚圭祐:食品ロスを防ぐ陳列術。
政策学部・三谷愛実:龍谷大学を緑に!
政策学部・蒲池清之介:ちゃりんこエネルギー
政策学部・中嶋彩乃:マイ箸持参
政策学部・柳井朗:ワクチンチャレンジ
農学部・濱田温子:昆虫水
農学部・岩井拓巳:大学で出た古紙から紙マルチの作成



11月2日(土)に、経済学部の専攻科目である「観光経済論」(サブテーマ:ルーラルツーリズム・グリーンツーリズム)(担当:西川 芳昭 教授)の受講生17名が、滋賀県甲賀市にある、NPO法人秀明自然農法「しがらきの里」へ訪問し、農村観光の体験・見学を行いました。

「グリーン・ツーリズム」とは、大きな施設建設やインフラ整備による環境破壊を招きかねない大衆観光とは異なり、都市住民の環境保護と実践、自然と人にやさしいライフスタイルへの転換を促す可能性と、受け入れる農村地域にとっては、地域再生の手段の1つとして、過疎化・高齢化・第一次産業の衰退などといった諸問題への解決を見出す可能性を持った“新しい観光”として、現在注目されています。

今回のグリーン・ツーリズム体験・見学の目的は、現代に再生された農村景観や、化学肥料・農薬を使わずに育てられた作物、昔ながらの「おくどさん(かまど)」が使用されている古民家など、自然とともに生きる暮らしを現代風に実践されている施設へ訪問し、学生に人と自然の接点である里山の暮らしを体験・体感してもらうことにありました。

受講生は、江戸後期頃に琵琶湖北東・浅井の地に建てられた葭葺(よしぶ)きの民家の中で、家を形づくる、草・木・土それぞれに息づいている伝統的な農村の生活を感じながら、里山の自然や生物の多様性、循環型農業に関する説明を受けました。また、農薬・化学肥料不使用の大豆で作ったお味噌を使った、美味しいお味噌汁も味わいました。

そのあとは、庭園と畑を散策し、様々な生物が豊かに息づく畑の中で、作物に直接触れる機会を持ちました。雑木林の落ち葉を集めて堆肥をつくり、作物を育んでくれる太陽と水、土への感謝の念を忘れないことを職員から聞きました。種を播いて、芽を出し、葉を伸ばし、やがて鮮やかに色づいていく、オクラの種子を初めて見た受講生は、自分たちが日頃食べているものがどのように作られているのかについて、様々な思いを馳せている様子でした。

今後の講義では、このような体験をもとに、都市部住民と農村がどのように共生していくかについて、議論が展開される予定です。

経済学部では、教室内での講義だけではなく、実際の現場に出向き、多様な方々との交流を通じて、社会経済の学習を進めています。





【本件のポイント】
・アジア最大のオンライン旅行会社トリップドットコムの日本支社長らが登壇
・関心が高まる「観光」の現在と未来について語る
・国際文化学科に新設された「国際ツーリズムプログラム」についても紹介

【本件の概要】
 龍谷大学国際学部では、国際文化学科「国際ツーリズムプログラム」の開設を記念したミニシンポジウム「観光学を学ぶこと、 観光業で働くこと」を開催します(主催:龍谷大学国際文化学会/共催:龍谷大学国際学部)。
 今回は、神戸国際大学教授で日本観光研究学会元常務理事の前田武彦氏と、アジア最大のオンライン旅行会社トリップドットコム日本支社長である蘇俊達(そしゅんたつ)氏(本学国際文化学部卒業)に、グローバル化が進む国際社会の中で重要性が増している観光産業の現在と未来について、事例を交えながらお話しいただきます。前田氏からは「観光」の学術研究と教育に長年携わってきた教育・研究者の立場から、蘇氏からは、世界最大級のオンライン旅行会社日本支社長という立場から、「観光」とそれを学ぶ学生に対する日ごろのお考えをご披露いただきます。
 国際文化学科では学生の旅行・観光業界へ向けた関心の高まりを受けて、2019年度より新たに「国際ツーリズムプログラム」を開設しています。このコースでは、本学部が立地する「京都」、ひいては、日本全体への海外からのインバウンド観光客の急増や世界的規模で拡大する観光人口の動向に対応した「観光業」の実際を学びます。


1.日 時 : 2019年11月13日(水)10:40~12:30

2.場 所 : 龍谷大学深草キャンパス 顕真館

3.備 考 : 一般の方も聴講いただけます。(参加申し込み不要)

4.登壇者 : 
 前田 武彦(まえだ たけひこ)氏(神戸国際大学経済学部教授(観光学))
 大阪大学人間科学部、人間科学研究科を修了後、米国フィリップス大学日本校、高知女子大学保育短期大学部を経て神戸国際大学経済学部国際文化ビジネス・観光学科教授。観光学を専攻し、日本観光研究学会常務理事、(NPO法人)観光力推進ネットワーク関西監事などを歴任。主要著書「観光教育とは何か:観光教育のスタンダード化」(2013)

 蘇 俊達(そ しゅんたつ)氏(トリップドットコム日本支社長)
 中国上海出身。龍谷大学国際文化学部卒業、国際文化学研究科修了。前職のNTTコミュニケーションズを経て、アジア最大のオンライン旅行会社Ctripグループ(現トリップドットコム)に入社。2017年より日本支社長に就任、現在に至る。

本件に関する問い合わせ:龍谷大学国際学部教務課(担当:中島) 075-645-5648


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