Need Help?

新着情報

新着情報の一覧

製品情報

ここにメッセージを入れることができます。

【本件のポイント】
・環境省レッドリストで絶滅危惧IB類に掲載されている全国的にきわめて希少な水草の「ムサシモ」
(学名Najas ancistrocarpa)が、大津市の琵琶湖畔に漂着しているのを発見
・「ムサシモ」が発見されたのは滋賀県内では初めて
・発見者は龍谷大学農学部の三浦励一准教授と滋賀県立大学環境科学部の大学院生:稗田真也氏


 環境省のレッドリストで絶滅危惧IB類に掲載されている植物「ムサシモ」が、2019年9月下旬に大津市の「におの浜」近辺において、湖岸に漂着したいわゆる「流れ藻」の中に混じっている状態で発見されました。滋賀県では初めての発見です。現時点では、もともと琵琶湖のどこに生育していたのかは不明です。「ムサシモ」の生育地は全国的にもきわめて少ないため、他の生育地から意図的あるいは非意図的に持ち込まれた可能性は低いと考えられますが、詳細については今後、DNAを分析して確認する必要があります。

 今般の絶滅危惧植物の発見にあたり、この情報を公開することは乱獲を助長するリスクもあることから、公表することなく“そっと見守る”という選択肢もありました。しかし、流れ藻のもとになった本来の生育地が特定できていないことや、琵琶湖周辺地域の方々と情報を共有することで琵琶湖の自然に対する理解を高めていけたらとの考えから、絶滅危惧種の保全問題に詳しい専門家の意見も踏まえ、情報提供の呼びかけを含めた情報公開による保全手法を選択しました。
 絶滅危惧植物をむやみに採集すべきでないことはもちろんですが、増殖させようとして他の場所に移植することも、逆に適切な種の保全をさまたげることがあります。このような例を通じて、絶滅危惧植物の保全に関する正しい知識や考え方を発信していきたいと考えています。


■左記画像
ムサシモの植物体(三浦撮影)



〈参考ウェブサイト〉
日本のレッドデータ検索システム
http://jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=06050075265

問い合わせ先 : 龍谷大学農学部准教授 三浦励一(みうら・れいいち)
滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5/Tel 077-599-5650 <三浦研究室直通>


2019年度龍谷史学会大会

プログラム
研究発表の部(9時05分~10時45分)
「南都諸寺の悔過と練行僧」
9時05分~9時35分     山本 潤氏(龍谷史学会 会員)

「初期室町幕府と祇園会―山鉾巡行との関係を中心に―」
9時35分~10時05分    倉田 尚明氏(日本史学 博士後期課程2回生)

「清末における教育近代化の一面
―「強迫教育」と「義務教育」をめぐって―」
10時15分~10時45分    北浦 拓実氏(東洋史学 博士後期課程2回生)

特別研究発表の部(13時15分~14時30分)
「龍華孤児院における運営の特色
-『龍華孤児院月報』を手がかりに-」
            金見 倫吾先生(筑紫女学園大学 非常勤講師)

学術講演の部(15時00分~16時30分)
「福澤諭吉の近代社会構想―家族論の視点から」
        西澤 直子先生 (慶應義塾大学福澤研究センター 教授)

懇親会(17時00分~18時30分)
清和館2階にて開催します。皆様お誘い合わせの上、是非お立ち寄り下さい。
会費:3000円(学生500円)


 大学生活は、友人や教職員、学外の方と関わる実習や部活動など、さまざまな人間関係のうえで成り立っており、大学を卒業してからは社会人として新たなフィールドで新たな人間関係を構築する必要があります。
 そこで、社会学部の社会共生実習支援室では、さまざまな業種の方をお招きし、その仕事で必要とされるコミュニケーション能力についてお話いただく「コミュニケーション講座」を昨年度より開講しています。

 今回は第二弾として、10月22日(火・祝)に、AOI Pro. Club-A management 映像ディレクターで本学社会学部社会学科卒業生の山本昌弘さんをお迎えし、「広告表現、広告コミュニケーションについて」というテーマでお話いただきました。
 受講者は学生と教職員あわせて140名あまりの参加があり、講座終了後には個別に質問をする学生の列が出来、大変興味をもって聴講していたことがうかがえました。

 今回、授業等で受講できなかった方には、龍谷大学関係者限定で記録用動画を公開することが出来ます。ご希望の方は社会共生実習支援室までお問い合わせください。


熱心に講話を聴く学生の様子


山本昌弘さん


講座終了後、時間の許す限りで学生の質問に答えてくださいました


講座終了後、時間の許す限りで学生の質問に答えてくださいました

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


 2019年10月10日(木)、社会学部の実習科目「社会共生実習(地域エンパワねっと)」(担当教員:社会学科 脇田健一、現代福祉学科 川中大輔)にて大津市中央地区をフィールドとして活動している竹中理紗さん、古川陽菜さん(ともに社会学科2年生)が、滋賀民報社様より取材を受けました。
 2人は、地域とのつながりが薄い一人暮らしの高齢者(特に男性)の交流の場を作ろうと、中央地区の地域の方々からの提案をもとに「われは町の子、居酒屋クラブ」を立ち上げました。日頃おひとりで過ごしている高齢男性の方々をお誘いし、みんなで簡単な料理を作って食べることによって、交流の輪を広げることを目的とした企画です。これまでに一度、試験的に実施され、後期には複数回の開催を予定しています。
 滋賀民報社様の取材では、「なぜ中央地区で活動しようと思ったのか」「企画の概要」「今後の展開をどのように考えているか」などの質問がなされました。2人は最初のうちこそ少し緊張していた様子でしたが、活動の説明や自身の考えなどを、丁寧に順序立てて話していたのが印象的でした。
 取材の記事は、10月27日(日)発行の『週刊 滋賀民報』に掲載されます。滋賀民報社様のウェブサイトでも閲覧が可能ですので、ぜひお読みください。


「滋賀民報社」ウェブサイト >


取材を受ける受講生の様子




社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


2019年10月25日(金)3講時、「ソーシャルキャピタル論」にて、元熊野市の職員であり、現在熊野市市議会議員を務めておられる久保 智 氏をお招きし、「ソーシャルキャピタルと地域づくり・三重県熊野市の例から」と題し、熊野市の地域や産業の活性化に関する詳細な事例についてご講義いただきました。講義では、少子高齢化の問題がいかに厳しいものか、そのようななかで地域のつながりややりがいがどのように確保されるのかといったトピックに関する具体的な話が中心となりました。また、他地域の先進的な地域活性についての情報も合わせて提示ししていただけ、学生にとっては多くの学びがありました。

学生のコメントや反応:行政と市民との関係のバランスについて勉強になった。特産品の開発や販売について、詳しくし知ることができた。現地で活動してきた視点からのお話で大変勉強になった。




a

龍谷大学 You, Unlimitedの記事一覧

お電話でのお問い合せはこちら

電話番号: