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ポートランド州立大学での国際CBLプログラム3日目です。
3日目の実施内容及び3日目プログラムを終えて学生の学びレポートをご紹介します。

9月4日(水)
 午前中は、ポートランド州立大学の西芝教授から、効果的なコミュニケーションについての講義を受講しました。当講義では、ペアで大きな声での質問と返答のやりとりしながら、コミュニケーションにおけるジェスチャー、表情、声量の大切さを学びました。





午後からは、ポートランド州立大学の"Learning Gardens Laboratory"を訪問し、"Learning Gardens Laboratory"の役割についてレクチャーを受け、実際に農作業を行いました。農作業を体験しながら、日本とアメリカでの農業の違い、"Learning Gardens Laboratory"における市民と大学との協働の仕組みなどについて学びました。





■ 高塚麻央(政策学部2回生)
 今日はコミュニケーションについて学びました。英語が上手に話せるだけでは十分ではなくジェスチャーや表情、声量そしてanswerとquestionを相手と交互にすることが大切だということを学びました。次に月曜日と火曜日の2日間街歩きをして気づいたことを、自分たちで撮った写真を参考にしてポートランドはなぜ住みやすいのかについて話し合いました。私の班では、街の中に自然が多いこと、公共交通が充実していること、ゴミ箱が街中にたくさんあること、街中に無料で水が飲むことができる機械があること、一目見るだけで誰でもわかるような標識があることなどが上がりました。中でもなぜポートランドでは街中にゴミ箱を設置できるのかという話が印象に残りました。街に設置するゴミ箱にはテロなどのリスクもあるが、ゴミを有効活用、街を綺麗に保つというプラスの部分もあります。日本はリスク重視し、ゴミ箱の撤去が進んでいますが、ポートランドではプラスの面を重視しゴミ箱を設置しているようです。このようにポートランドでは、何かプラスのことを得るために少しのリスクを冒すことを恐れないで、バランスを保っているように感じました。
 そして昼からは農園に行き、農園にある野菜や農園の歴史などを学びました。その農園の近くには食料を手に入れることができるお店が少なかったため、近くの住民たちが食料を調達できるようにこの農園があったそうです。また、過去のポートランドは6月から9月までの夏の間はあまり雨が降らなかったため、水がなくても作物が育つように農園にはさまざまな工夫があったり、農園内ででたゴミを肥料として有効活用するという工夫もありました。今日は特に午前中の授業がとても楽しくてポートランドに来てポートランドに住んでいる先生にいろんな話を聞けて良かったです。残りの日もたくさんポートランドの写真を撮って、ポートランドに住んでいる人とたくさん話して、ポートランドでしか学べないようなことをたくさん体験したいと思います。
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■ 笹部絵梨奈(政策学部2回生)
 午前中は教室の端と端に立ちお互い質問をし合いました。英語を喋ると恥じらいが大きく声が小さくなってしまうので声を大きく出す練習をしました。休憩の後に2日間街を歩いてみつけたポートランドの住みやすいポイント(リバビリティー)についてみんなで話し合い発表しました。各班で視点が違いそれぞれのカテゴリーで分類していました。ポートランドは沢山のリバビリティーがあり、街には沢山の公園がありこの後はガーデンにいって農場の手伝いをしに行きました。ガーデンはPSUの近くの中学校も高等学校も使うことができるとのことでした。また、ガーデンに生えた雑草や、食べれない果物や野菜は捨てるのではなく水を含ませてバクテリアを増やせば肥料になると仰っていました。ガーデンの全てを活用していたのでとても効率的で、無駄がないと感じました。
 ポートランドの午後はとても日差しが強く日向にいるととても暑いのですが、木の日陰に入るととても涼しく温度差がかなりありました。こういった木の影は心がおおらかになり、子供たちは木の影で遊んだりするとのことでした。日本の暑さは蒸し暑いので影に入ってもあまり温度差が感じないので、久しぶりに影の涼しさを知れたような気がします。




 社会学部の科目「社会共生実習(The First Aid)」(担当教員:現代福祉学科 栗田修司)の受講生らが、9月5日(木)に湖南広域消防局南消防署にて老上中学校の職場体験としても行われたDIG(ディグ)訓練の体験学習に参加しました。

 DIG訓練とはDisaster Imagination Gameの略で、地域で災害が発生した場合を想定し、被害状況などを地図に書き込みながら対策を考える、防災訓練のことをいいます。

 地図には、避難場所となり得るオープンスペースや丈夫な施設、食料や燃料といった災害時に役立つものがそろっているお店などに目印を書き込んでいきます。また逆に、崩れやすいブロック塀のある細い路地や看板などの落下物が見込まれる施設など、危険な箇所にも色を変えて目印を書き込みます。そうすることで、自身が住んでいる地域には、防災のためになにが必要か見えてきます。

 今回、同科目の受講生らはDIG訓練の方法を学びました。この学びを他の実習先や地元に持ち帰って活用してくれることを期待します。


DIG訓練体験学習の様子


DIG訓練体験学習の様子


DIG訓練体験学習の様子


DIG訓練体験学習でカラフルになった地図の一部


施設について説明を受けている様子


湖南広域消防局南消防署が特許を取得した移動式消火栓器具箱

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


 龍谷大学では、2011年から毎年、東日本大震災で被災した宮城県石巻市で復興支援ボランティア活動を行っています。
 今年は8月と9月に2回(第1回:8月12日(月)~16日(金)、第2回:9月11日(水)~14日(土))活動を実施しています。
 次の日程で報告会を行います。震災から8年が過ぎた被災地で、龍大生60名(各回30名)がどのような活動を行い、何を感じてきたのか、ぜひ聞きにきてください。みなさまの参加をお待ちしています。

■深草キャンパス  
 10月 1日(火)17:30~19:00 和顔館1階 アクティビティホール
■瀬田キャンパス  
 10月 3日(木)17:30~19:00 6号館プレゼンテーション室 

 申込不要 直接会場へお越しください。


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 滋賀県 三日月大造知事が、龍谷大学客員教授に就任されたことをきっかけに、龍大農学部生のメンターになって下さることになりました。これは2019年7月4日(木)、三日月知事の特別講義を農学部生向けに実施した際に、農学部生のメンターとして相談に乗りますと言っていただいたことに始まります。

 特別講義では、滋賀県におけるSDGsや世界農業遺産などの取り組みなど様々な施策をお話いただきました。講義後には、三日月知事と学生らがディスカッションを行い、滋賀県の取り組みや学生の活動について意見交換をしました。学生らは、滋賀県知事と対面してお話をする機会に緊張した様子でしたが、地域活動での体験や滋賀県の県政に対する意見を述べました。事後アンケートでも、三日月知事が日々考えている「豊かさ」「幸せ」や三日月知事の滋賀県に対する熱い思いに対し、共感や感動の声が多数寄せられていました。

 滋賀県の農業を考えて行く上で学生の意見を大切にし、課題解決に向けてともに励んでいく旨の言葉をいただきました。学生自身が考えていることや悩んでいることの相談や滋賀県の活動に対する意見など、e-mailをお送りすれば、必ず知事自身が返信してくださるとのことで、これは学生にとってとても心強い上に、活動の励みになるに違いありません。

 滋賀県と龍谷大学農学部は、これからますます連携を強め、諸事業に取り組んでいきます。

※知事あてのe-mailアドレスは農学部生のみ公開しております。


<特別講義の詳細>
【客員教授就任記念】三日月滋賀県知事の特別講義を開催しました
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-3760.html




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