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【参加者募集】生きる僕ら ~ボランティアから共生を見つめる~
深草の学生スタッフの企画、「生きる僕ら~ボランティアから共生を見つ...
龍谷大学国際学部 特別授業「Engineering the Future」日揮株式会社 取締役副会長 川名(かわな) 浩一(こういち)氏 講演 1月9日 龍谷大学深草キャンパス和顔館にて
龍谷大学国際学部(京都市伏見区)では、2018年1月9日(火)に、日揮株...
経済学部ゼミナール連合会主催「第10回 経済学部ゼミナール対抗研究報告会」を開催 【経済学部】
2017年12月13日(水)に、経済学部ゼミナール連合会主催「経済学部ゼミ...
12月12日(火)、福知山淑徳高校の1・2年生を対象にキャンパスビジットを...
講談師 玉田玉秀斎氏による「就活生のための話し方講座」を開催
2017年12月18日(金)農学部専攻科目「キャリア形成論」において、講談...
龍谷IP事業「政策実践・探究演習(海外)南京プログラム」のFD報告会を開催【政策学部】
政策学部では、PBL(Problem based learning)科目「政策実践・探究演...
5月25日(土)上方落語専門の寄席小屋である天満天神繁盛亭の天神寄席に入澤学長がゲストとして登場しました。
この日の寄席のテーマは「仏教・落語・大学」。その中でも、入澤学長は「笑いながら学ぶ」をテーマとした鼎談ゲストとして招かれました。
鼎談とは、三人が向かい合って話をすること。入澤学長を交え、大阪大学招聘教授の高島幸次先生、桂 春團治師匠の3人が仏教と落語の関わりについてユーモアを交えながら鼎談を行いました。
鼎談が終わり、最後は、本学出身の桂雀三郎師匠がトリを飾り、舞台は盛況のうちに幕を下ろしました。
注意:定員に達しましたので、一般の方の受付を終了します
センターでは、学生や市民活動に関わっている皆さんの活動を応援しようと、特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会が実施している「ボランティアコーディネーション力3級検定」を本学で実施します。
「市民の自発的な社会参加と継続的な活動を支えるための力“ボランティアコーディネーション力”」をぜひこの機会に学び、これからの活動に役立てて下さい。
■日時:2019年9月28日(土)
直前研修10:00~16:30、検定試験 17:00~18:00
■場所:龍谷大学 深草キャンパス 21号館101教室
■申込方法:ちらし申込用紙に必要事項を記入して、センターまでお申し込みください。
■定員:30名
■申込締切:2019年8月2日(金)17:00まで(定員になり次第締切)
■受検費用:龍谷大学生 6,380円 その他一般 11,700円
※テキスト代、研修受講料、検定料込みの価格です。
■その他:講師は龍谷大学社会学部教授 筒井のり子氏
■問合せ:龍谷大学ボランティア・NPO活動センターまで
【TEL】075-645-2047
【Email】ryuvnc@ad.ryukoku.ac.jp
【FAX】075-645-2064
★詳細および申込書は、下記のCD検定申込書をご覧ください。
★この検定試験を受けるためには、同日実施される直前研修を受講することが必須となっています。
2019年5月17日、龍谷大学 犯罪学研究センターは第9回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」を、本学深草キャンパス 至心館1階で開催し、約10名が参加しました。
【イベント概要>>】https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-3442.html
今回の研究会では、ディビッド・ブルースター氏(犯罪学研究センター 博士研究員)、牧野雅子氏(犯罪学研究センター 博士研究員)の2名による発表が行われました。
研究会前半では、ブルースター氏が「日本における違法薬物統制政策:私の研究の進捗状況と計画」について発表しました。
ブルースター氏は、これまでイギリスと日本の薬物政策の比較研究、そして日本における違法薬物使用者の治療と依存からの回復について、様々な観点から調査・研究を進めてきました。
今回は、違法薬物統制に関わる実務家や当事者の価値観を分析するための試みについて報告しました。
ブルースター氏は「たとえば、実務家たちは政策を実行する上でどのような価値観を共有しているのか、価値観の相違が政策の実行にどのような影響を及ぼしているのか。一方で、当事者はどのような考えや姿勢で問題に向き合っているのか。これらを研究し理解することは、違法薬物に関する政策や実務の改善を行う上で極めて重要である」と研究の意図を説明しました。
はたして実務家や当事者はどのような価値観を共有しているのか。ブルースター氏は、日本でこれまで実施してきたインタビュー調査に加えて、Qソート法*1を用いた調査を計画しています。ブルースター氏は「これまでのインタビュー調査では、実務家や当事者の価値観の相違が浮き彫りとなった。今後の調査では、価値観の類似点を見出すことが目的である」と述べました。
さいごに、「実務家が同じ価値観を共有し、当事者が回復のために何を望んでいるかを理解することで、有効な違法薬物統制政策を実現できる。論文や本を執筆し、本研究の成果を学会で発表することが目標だ」と抱負を語りました。
ディビッド・ブルースター氏(犯罪学研究センター 博士研究員)
つづいて研究会後半では、牧野氏が『近代日本における「性犯罪」抑止政策と法の批判的検討—迷惑防止条例を中心に』について発表しました。
現在、痴漢事件として検挙されたものの9割以上が、迷惑防止条例によって処理されています。この迷惑防止条例とは、1962年に東京都で最初に制定され、2002年の「栃木県公衆に著しく迷惑をかける行為等の防止に関する条例」によって、全国すべての都道府県に整備されました。痴漢行為の禁止は、東京都の条例第5条「粗暴行為(ぐれん隊行為等)の禁止」で定められており、これは他府県も同様とされています。しかし、条例施行時は、電車内の痴漢行為は、取締まりの対象ではなく、身体触れる行為よりも、からかいといった非接触行為を取締りの対象としていました。
また、条例の卑わい条項の保護法益を巡り、個人法益であるか社会法益であるかが、これまで議論されてきました。牧野氏は、「個人法益であるか社会法益であるかの議論が今も続いている条項によって性的自由、性的自己決定権を侵害する性暴力行為である『痴漢』が取締まられていることに問題がある」と指摘しました。
条例制定当時から、痴漢をはじめとする卑わい行為を、「条例」で規定することの意味が疑われる状態であることについて、牧野氏は、「電車内の痴漢行為が、いまだ法律では禁止されておらず、地方条例によるものであることを考えると、『国』は痴漢行為を禁止しようとは考えていないということを明確に示しているのではないか」と述べ、発表を終えました。
牧野雅子氏(犯罪学研究センター 博士研究員)
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【補注】
*1「Qソート法」:
個人や組織の価値観を体系的かつ定量的に把握する手法。主に心理学や経営学の研究で用いられている。
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「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」は、犯罪学研究センターに関わる研究者間の情報共有はもとより、その最新の研究活動について、学内の研究員・学生などさまざまな方に知っていただく機会として、公開スタイルで開催しています。
今後もおおよそ月1回のペースで開催し、「龍谷・犯罪学」に関する活発な情報交換の場を設けていきます。
次回は6/20(木)に開催予定です。ぜひふるってご参加ください。
【>>関連ページ】
2019年6月20日(木)18:15~19:45開催
【犯罪学研究センター】第10回CrimRC公開研究会(月例)