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 文学部の学生は、学内外で様々な活動を行っています。学生の活動とはどのようなものなのか、その一端を紹介するために、龍谷大学文学部哲学科哲学専攻2年生 山口顕さんが、京都市の成人式で、「新成人代表」を務めましたので、ご紹介いたします。
 
 2019年1月14日に京都みやこめっせにて開催された、京都市成人式で、「新成人代表」を務められ、門川大作京都市長へ夢や決意『二十歳の誓い』を何千人もの中で発表されました。この経験を活かしますますのご活躍を期待しております。

 〈山口顕さんのコメント〉
 今回の京都市成人式で、選考の上「新成人代表」を務めさせていただく機会をいただき、大変光栄なことでした。この経験は私の今後の人生において、大きな自信となりました。

 私の夢は俳優になることです。小さい頃から大好きだった映画に影響され、「いつか大好きな映画に出て、活躍したい!」と思うようになり、気づけば映画に出ることが夢になっていました。現在は大学に通いながら京都の劇団で演技を学び、舞台に立たせていただきながら夢を追いかけています。

 4月には3回生になり卒業後の進路について本格的に考えないといけない時期が近付いています。俳優になるという目標だけでなく、今の私にできることは全力でチャレンジしていくことだと考えています。教職の授業も受講しており資格を取得することもそのひとつです。これまでの自分を信じて挑戦をし続けてきました。そんな自分がとても好きです。

 これからもそんな自分を大切にして、今やるべきことに向き合っていきたいと思います。この経験を活かし、夢を叶えるためにこれからも日々精進していきたいです!


京都市成人式「新成人代表」


門川大作京都市長へ夢や決意『二十歳の誓い』を発表


2018年12月13日、発達障害研究会(代表:武田俊信 本学文学部教授・犯罪学研究センター「司法心理学」ユニット長)は、『発達障がいと犯罪・非行』をテーマに、京都工芸繊維大学 藤川洋子教授*1にお話を聞く発達障害研究会を、本学大宮学舎 西黌別館3Fカンファレンスルームで開催し、約20名の方が参加しました。
【イベント概要>>】https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-2650.html



今回の研究会の企画・進行役を務めた武田教授は、脳機能障害の一種である発達障害「ADHD(attention deficit hyperactivity disorder:注意欠陥多動性障害)」の臨床研究を長年行っています。研究を通じて、薬物依存の人の行動にはADHDのような特性があるとも言われており、専門性をいかして犯罪学研究に貢献できることはないかと模索しています。
発達障害について、医療、心理、福祉などに携わる方や、精神医学、心理学領域に興味を持たれる方々を交えて多様な視点で理解を深め、共有していく場として、この研究会が企画されました。
【>>関連記事】司法心理学ユニット長 インタビュー「ADHD研究を犯罪学研究の一助に」

今や「発達障害」といった言葉は、専門領域を飛び出し、日常の様々な場所で聞かれます。そんな中、支援の在り方も多種多様となっています。
今回の発表者である藤川教授は、家庭裁判所調査官として勤務される中で、アスペルガー障害(広汎性発達障害)にいち早く着目し、非行との関連で、日本で初めて研究報告を行なったことでも有名です。現在は、京都工芸繊維大学の障害者支援組織であるアクセシビリティ・コミュニケーション支援センター長を務め、同センターでは学生・教職員の方々の心の悩み、人づきあい、困りごと、気持ちの整理などの相談を受けています。
【参考Link>>】京都工芸繊維大学 アクセシビリティ・コミュニケーション支援センター

発表ではまず、2003年〜2017年の警察庁発表「少年非行情勢(参考:警察庁 少年非行、児童虐待及び子供の性被害)」をもとに、「少年犯罪は激減しているにも関わらず、その再犯者率(検挙した少年のうち前歴がある者の率)が増加している」と指摘し、その原因として、①付和雷同的に非行を犯す子供の減少・②反省が難しい(懲りない)少年、認知に難のある少年が非行を犯してしまうのではないかという2点が挙げられました。そして、「生物的要因」を注目するようになったと言います。
「生物的要因」とは、遺伝や神経、脳の働きなどに起因するものです。科学的な解明が進んだことで、これまで心理的要因や社会的要因だけでは説明できないような「わかりにくい」「奇異」とされてきた非行に「発達障害」という新たな視点が加わりました。

そこで、藤川教授をはじめとしたグループでは、発達障害の中でも自閉症スペクトラム障害(ASD:アスペルガー障害者含む)の傾向の強い非行少年を対象として、非行の契機の類型化を試みました。さまざまな類型から、「人の気持がわからない、想像力がない、こだわりがある」といったASD傾向のある子どもたちは、「自分の興味を貫いた結果、犯罪となったから反省ができない」との実感を強めたそうです。そうした発達障害のある人の二次障害として、刺激に対して過剰に反応した結果として、奇異な非行や衝動的な非行、また不登校やひきこもり、家庭内暴力などの問題が発生しているのです。


京都工芸繊維大学 藤川洋子 教授

京都工芸繊維大学 藤川洋子 教授


近年、発達障害をとりまく諸問題に関連して、日本においても「医学モデル(個人の側の努力・工夫)→社会モデル(社会の側の努力・工夫)」といった大きなパラダイム・シフトがもたらされました。
国内法としては、「障害者総合支援法(2013)」、「障害者差別解消法(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律:2006.4施行)」、「障害者雇用促進法の改正(2016.4/2018.4)」、「発達障害者支援法(2005施行/2016改正)」が整備されてきました。とりわけ、発達障害者の支援は、社会的な障壁を除去するために行うことが大切で、乳幼児期から高齢期に至るまで教育・福祉・医療・労働などの環境が一体となった切れ目のない支援が必要です。
そして、イギリスやスウェーデンでの支援方法の紹介をまじえながら、発達障害者への支援のあり方について具体的なポイントを示し、藤川教授の発表は締めくくられました。


犯罪や非行については、その原因から適切な矯正・保護を行うだけでなく、予防の観点からの取り組みが欠かせません。龍谷大学が目指す、対人支援に基づく「人にやさしい犯罪学」を構築していく上でも、非常に示唆に富む研究会でした。

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*1 京都工芸繊維大学 特定教授 藤川 洋子 氏 プロフィール
臨床心理士。1973年大阪大学文学部哲学科卒。同年家庭裁判所調査官補。各地の家裁勤務を歴任し、現在東京家裁主任調査官。アスペルガー障害(広汎性発達障害)にいち早く着目し、非行との関連で、日本で初の研究報告を行なった。著書に『わたしは家裁調査官』(日本評論社)などがある。

▼今回の発表内容の関連書籍:
藤川 洋子・井出 浩,2011,福村出版「触法発達障害者への複合的支援―司法・福祉・心理・医学による連携」
http://amzn.asia/d/eumcKQo
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【関連記事>>】犯罪学研究センター>司法心理学ユニット


こども教育学科開講科目「小児栄養」では、講義内容と関連付けて、調乳や離乳食、幼児食等の調理実習を数多く取り入れています。その中で今回、5歳児に向けた保育所給食の献立を学生自身が考え、自分たちで食材購入、調理を行うという演習を実施しました。保育者を目指す学生にとって、食に関わる知識や技術を体得する機会が少なくなり、自立した生活の基礎となる「食生活の自立」が難しい状況にあります。「食」をより身近なものとして捉え、「食べることの大切さ」を幼児たちに伝えるため、そして自身の食生活を見直す機会となる重要な実習です。今回は学生の立てた献立のいくつかを紹介します。季節感、いろどり、栄養バランス、食材原価などを考えて立てた力作です。学生たちはこの調理実習後、「給食を作る栄養士さんや調理員さんも子どもたちのことを思って様々な工夫をされているということを実感した」、「自分たちでメニューを考え、買い物もして一から作るという作業をして,大変だと感じるともに、母は毎日これをしているのかと思うととてもすごいことだと思う」などの感想を述べていました。





 2018年12月22日に2018年度文化遺産学シンポジウム「高松塚古墳壁画保存の過去と現在そして未来」を、龍谷大学大宮学舎東黌101教室において開催しました。
 
 当日は、天候にも恵まれ、200名近くの学生や歴史愛好家らが来場されました。

 開会に当たり、入澤崇龍谷大学学長の挨拶からはじまり、次のプログラムで開催されました。

 基調講演1 「高松塚古墳壁画の発見:その瞬間と文化遺産としての意味」
   関西大学大学院非常勤講師、奈良県立橿原考古学研究所共同研究員 森岡秀人 氏
 基調講演2 「高松塚古墳壁画をまもり・伝える:保存修理現場の今」
   東京文化財研究所 保存科学研究センター 修復材料研究室長 早川典子 氏
 基調講演3 「高松塚古墳壁画のこれから:修理と保存・活用の未来を考える」
   奈良県地域振興部 文化遺産活用課長 建石 徹 氏
 総合討論
   〔登壇者〕森岡秀人 氏、早川典子 氏、建石 徹 氏
   〔コーディネーター〕龍谷大学文学部歴史学科文化遺産学教授 北野信彦 氏

 高松塚古墳を切り口に遺跡の保存や活用について話し合われたシンポジウムで、盛大なシンポジウムとなりました。

 なお、2018年12月29日京都新聞(朝刊)に本シンポジウムについて、掲載がなされました。


【本件のポイント】
・株式会社京阪レストラン 「ジューサーバー」と連携し農学部生が育てた作物を使用した商品開発と販売を行う
・受験シーズンにあわせて、「受験生応援スープ」として龍谷大学農場直送のバターナッツかぼちゃを使用したスープを「ジューサーバー」で期間限定の販売
・学生が農場で栽培した作物をどのように商品として販売するのかという現場を学ぶプロジェクト

 龍谷大学農学部(滋賀県大津市)では、株式会社京阪レストラン(本社事務所:大阪府大阪市)が運営する “新鮮なフルーツなどを使い、お客さまの前でジュースを作り提供“する「ジューサーバー」と連携し、農学部生が栽培・収穫した農産物を使用した商品を、期間限定で販売することになりました。
 今般新たに開発した商品は、龍谷大学の実習農場で収穫した「バターナッツかぼちゃ」を使用し、受験シーズンにあわせて、大学受験を控える高校生を応援する意味を込めた「受験生応援スープ」です。
 また、本取り組みは、農場で学生が栽培・収穫した作物をどのように商品として販売するのかという一連の流れを学ぶ機会として企画された正課外のプロジェクトです。
 なお、スープの原材料であるバターナッツは細長いかぼちゃの一種で、ナッツのようなコクと風味、バターのようなクリーミーさが特徴です。日本ではまだあまり見かけませんが、アメリカではそのまま焼いたり、スープにしたり、またシナモンやナツメグなどのスパイスとも合うのでお菓子にもよく使われます。なめらかな口当たりとクリーミーなのにさらっとした甘さのハーモニーをお楽しみいただけます。
 つきましては、以上の取り組みをご紹介いたしたく、下記のとおり記者レクチャーを行います。スープの試飲もしていただけますので、是非、ご参集くださいますようよろしくお願い申しあげます。

1.日 時  
 2019年1月22日(火)16:00 ~

2.場 所  
京都大学記者クラブ(京都市左京区吉田本町 京都大学内)


3.内  容   
 龍谷大学農学部×京阪レストラン 農学部生が育てた「バターナッツかぼちゃ」の商品開発・販売及び試飲会

4.出席者
 龍谷大学農学部食品栄養学科准教授 山崎 英恵(やまざき はなえ)
 龍谷大学農学部植物生命科学科 実験実習助手 吉良 徹 (きら とおる)
 龍谷大学農学部資源生物科学科2年生 中川 鮎実(なかがわ あゆみ)
 京阪レストラン株式会社 JB営業部 開発担当 橋尾 悟(はしお さとる)氏
 
5.備  考  
 詳細な内容については、会見時にお伝えします                         

問い合わせ先 : 農学部教務課 田中  Tel 077-599-5601


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