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【本件のポイント】
・クチャ地域における大谷探検隊による調査の再評価
・大谷探検隊が発掘・採集した、仏教美術、仏典写本から解き明かすクチャの仏教文化
・デジタル・アーカイブを活用したクチャ仏教文化の視覚的再現

 1639年に西本願寺に設けられた「学寮」にはじまる龍谷大学の歴史は、今年で創立380年を迎えます。2019年度には世界宗教フォーラムをはじめとする諸事業を展開し、国際的研究交流をより一層推進するとともに、現代社会に生きる人間が抱える諸問題に応える研究活動の成果を広く社会に還元することを目指しています。
 そのプレイベントとして、2019年2月23日(土)に龍谷大学大宮キャンパスにおいて、国際シンポジウム「西域桃源 大谷探検隊から見たクチャの仏教文化」を開催いたします。
 大谷探検隊は20世紀初頭、西本願寺22世宗主大谷光瑞師によって企図され、主に西本願寺の若い僧侶たちによって実施されました。大谷探検隊の主たる目的は、仏教伝来の歴史を解明することにありました。三次にわたる探検において、彼らが必ず調査したオアシス、それが「クチャ」でした。
 新疆ウイグル自治区、天山山脈南麓に沿う西域北道の中央に位置するクチャは、漢代には亀茲国(きじこく)として知られ、天山山脈の豊かな鉱物資源を背景に発展しました。大乗仏教徒にとっては、『阿弥陀経』や『妙法蓮華経』をはじめとする大乗経典を翻訳したクマーラジーヴァ(鳩摩羅什)を輩出したオアシスとして知られています。しかし大谷探検隊をはじめとする各国探検隊の調査によって、クチャで繁栄したのは、大乗仏教ではなく、説一切有部(せついっさいうぶ)と呼ばれる小乗仏教部派だったということが明らかになりました。
 クチャ・オアシス周辺には、キジル石窟、スバシ寺院址(じいんあと)をはじめとする数多くの世界遺産に登録された仏教史跡があります。大谷探検隊は世界の探検隊に先駆けて、これらの遺跡を調査し大きな成果を挙げました。今回のシンポジウムでは、これまであまり知られていなかったクチャにおける大谷探検隊の足跡を明らかにし、クチャにて発掘・収集した仏教美術、仏典写本、紙の分析に焦点をあて、クチャの仏教文化に関する最新の研究成果を提示します。



 学術講演に先立って、基調講演として宮治昭氏(龍谷大学名誉教授)にバーミヤーン石窟とキジル石窟の比較について、特別講演としてキム・ヘウォン氏(韓国国立中央博物館研究員)に韓国の大谷探検隊将来資料の最新の研究動向についてもご講演いただきます。また同じ会場の後方ブースにて、スバシ寺院趾から発掘した釈迦の遺骨を納めていたと思われる舎利容器(東京国立博物館蔵)の側面に描かれた舞楽人図のデジタル・アニメーション再現、大谷探検隊撮影写真のスライドショーをご覧いただきます。
 第一次探検隊がクチャを訪れたのは春爛漫の1903年4月でした。隊員の一人、渡邊哲信はキジル石窟を彩る杏桃の様子に感激し「漠中の桃源郷」と讃えました。桃源郷の仏教の姿とは、どのようなものであったのか、多角的に考察いたします。

【シンポジウム概要】
 1. 日   時 : 2019年2月23日(土)10:00~18:00

 2. 会   場 : 龍谷大学 大宮キャンパス 清和館3階ホール
          (京都市下京区七条通大宮東入大工町125番地の1)

 3.プログラム : 別紙のチラシ参照

 4.主    催 : 龍谷大学 世界仏教文化研究センター、
           古典籍デジタルアーカイブ研究センター

 5.参加費・定員: 無料・なし

 6.申込み方法 : 事前申込不要


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別紙チラシ

問い合わせ先 : 
 龍谷大学世界仏教文化研究センター 共同研究室 Tel  TEL (075)343-3812
 E-mail:rcwbc@ad.ryukoku.ac.jp (土日は閉室)


【本件のポイント】
・「第16回青春俳句大賞」の受賞作品94句が決定。
・応募句数は83,323句

【本件の概要】
 龍谷大学ではこの度、「第16回青春俳句大賞」の受賞作品を選出いたしました。
 「青春俳句大賞」は、世界最短の詩形文学である「俳句」を通じて、現代に生きる若者が感じたこと、思ったことを自由に表現し、社会に発表するための場を提供することを目的として2003年度から開催しており、今年度で16回目を迎えます。
 今年度は、「中学生部門」「高校生部門」「短大・大学生部門」「英語部門」「文学部部門」「想いでの修学旅行部門」の6部門で、2018年6月~9月にかけて募集をおこない、計83,323句の応募がありました。
 選考委員7名による厳正な審査の結果、部門ごとに最優秀賞、優秀賞、入選そして選考委員特別賞の合計94句を選出しました。
 最優秀賞および優秀賞の受賞作品については、別紙をご参照ください。

【青春俳句大賞概要】
◆募集部門: 「中学生部門」「高校生部門」「短大・大学生部門」「英語部門」
       「文学部部門」「想いでの修学旅行部門」

◆募集期間: 2018年6月1日~2018年9月28日

◆テ ー マ: 中学生部門、高校生部門、短大・大学生部門、英語部門 …自由
文学部部門…「再発見」、想いでの修学旅行部門…「想いでの修学旅行」

◆選考委員:
 有馬 朗人 (元文部大臣、学校法人根津育英会武蔵学園長、俳誌「天為」主宰)
 茨木 和生 (俳人協会副会長、「俳誌 運河」主宰)
 ウルフ・スティーブン (龍谷大学名誉教授)
 寺井 谷子 (現代俳句協会副会長、俳誌「自鳴鐘」主宰)
 大石 悦子 (俳人協会名誉会員、日本文芸家協会会員、俳誌『鶴』同人)
 小川 軽舟 (俳人協会評議員、俳誌「鷹」主宰)
 安藤 徹   (龍谷大学文学部長、龍谷大学文学部教授) 

◆発表方法: 2019年1月28日に入賞作品を専用サイト上で発表済
       https://www.ryukoku.ac.jp/haiku/index.html


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問い合わせ先 : 学長室(広報) 今井  Tel 075-645-7882


2月15日、滋賀県立 石山高等学校にて、農学部アグリカフェ「ラーメンから考える食と農」を実施しました。
農学部では、「食」や「農」に関する内容を簡単な実験や体験をとおして、高校生と語り合い、高校生の研究や学びへの意欲を醸成する取り組みを行っています。
今回は、いまや日本の国民食とも言われる「ラーメン」を題材に、国内外で進化を遂げるラーメンの歴史や食文化、麺の原料となる小麦の安定共有の陰に潜む雑草害などについて学び、文系・理系の枠組みを超えた視点で「食」と「農」を考える講義を行いました。

【参加者の感想】
・普段何気なく食べているラーメンでも、様々な観点からみることで、より深いことを学ぶことができるのだなと感じました。
・農学部は農学のことだけを学ぶと思っていたが、物理、化学、生物、地学すべてが関係していることがすごく興味深く、雑草も進化していくことに驚きました。
・実際に試食をしたり、実験をすることができたので、より身近に感じられました。また、農学についてしっかりとイメージを持てるようになりました。
・食の歴史について興味がわいたし、理系に進学するけれど文系の科目を学ぶことも好きなので、農学部だからといって理系の勉強だけではないと知れて安心しました。






2019年2月15日(金)、グランフロント大阪のナレッジキャピタルで、龍谷大学農学部✕ナレッジキャピタル 超学校 「食と農が拓く未来」第5回目の講義を開講しました。

 第5回は、「食卓の植物科学」と題して、サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 小埜 栄一郎様と、本学農学部植物生命科学科 永野 惇講師による講義を行いました。
講義では、身の回りに「原料」として隠れている植物に目を向け、先人たちが野生種の植物を改良してきた歴史を代謝物やゲノムから紐解くことができるようになった最先端の研究を紹介し、実際に5種類のワインを飲み比べることで育種やゲノム解析について学びました。

龍谷大学農学部✕ナレッジキャピタル 超学校 「食と農が拓く未来」では、これまでに4回実施しており、今回がシリーズ最終回となりました。
大阪のビジネスマンを中心に、多くの方にご参加いただき、食と農を取り巻く様々な問題について共に考え、学問を通した交流を深めることができました。






経済学部1回生が受講している基礎演習Ⅰ(松岡憲司ゼミ)では、今年度「京都の地域産業」について調べました。

受講生は、文献や統計資料を調べるとともに、その業種の企業を訪問してお話を伺ったり、製造を体験したりしました。

また、最終講義日の1月17日(木)には、各班が、調べた結果をまとめたポスターを使って研究成果の報告会を開催しました。

なお、このポスターは、2月15日(金)から一週間、本学深草学舎の和顔館1階スチューデントコモンズ内のギャラリーに展示しています。








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