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2018年11月13日(火)、クサツエストピアホテルにて滋賀県中小企業団体中央会(以下、中央会)との産官学連携の取り組みの一環として、「「滋賀県」 ものづくり成果事例発表会」を開催しました。本事業は、中央会が主催し、龍谷大学龍谷エクステンションセンター(REC)が共催、そして、びわ湖放送株式会社が協力して実施しているものです。本事業は2015年から開催し、今回で4回目の開催となりました。
当日は、企業や関係機関など150名近くの参加者が集まりました。

今回の成果事例発表会開催にあたり、中央会と本学との連携事業の一環として、滋賀県内の平成27年度補正及び平成28年度補正補助金事業実施企業の中から、特色ある成果を挙げた事例を10事例選定し、本学龍谷エクステンションセンター(以下、REC)が実地・書面調査を行い、事例集として取りまとめました。




成果事例発表会では、基調講演として、深尾昌峰RECセンター長(政策学部教授)より「社会環境の変化と中小企業経営」と題した講演が行われました。深尾昌峰RECセンター長からは、日本がこれから直面する労働力人口の劇的な変化を背景に、人口減少をチャンスとして捉えることやこれからの社会連携をCSV(Creating Shared Value:社会との共通価値の創造)を参考に考えてみることなど、中小企業の目指すべき姿について具体的事例を交えながら紹介されました。

その後、RECが取りまとめた事例10社と、平成24年-26年度補正から選定した事例15社も含めた25社の成果発表展示及び、成果事例発表として2社の「事例発表」を行いました。
また、今回は新たな取り組みとして「個別相談会」も実施しました。当日に寄せられた相談に対して、龍谷大学教員やREC産学連携コーディネータが丁寧に応えました。

事例発表会の最後は、参加者と中央会、本学の教職員が交流を深める交流・懇談会を開催し、盛況のうちに終えることができました。

中央会と龍谷大学は、2013年度に「産学地域連携基本協定書」を締結し、これまでに会員制組織である「産学連携コンソーシアム」の設立や、企業経営者と学生との交流行事を毎年度開催するなど、協定に基づく連携事業を実施してきました。
今回は、2015年度から4回目となる「成果事例発表会」を共催し、本学と県内企業との連携がさらに深まり、産官学連携の取り組みが益々活発になることを期待しています。

今後も、本学では、中央会との連携によって、滋賀県内の中小企業支援に一体となって取り組んでいく予定です。


 文学部の授業風景はどのようなものなのか、その一端を紹介するために、文学部哲学科教育学専攻の堀田悟史先生が実施した内容を報告いただきました。

 11月6日の国語科教育法Ⅱの授業で、詩人の山本純子先生を講師に迎え、ワークショップ「詩のめざす音、詩の朗読のめざす音」を行いました。当日は、受講生だけでなく、昨年このワークショップを経験している4回生もたくさん参加をしてくれました。
 大学では書かれた言葉を深く考える機会は日常的に多いのですが、人間が発する言葉、音(息)と表現の関係を考えることはあまり多くありません。テクストの理解につながる音(息)の理解、朗読へ導く音(息)の理解を実感し、深めてもらう機会になったと思います。授業後の感想には、「ワークショップを通して『楽しい授業』や『主体的な学び』『生徒自身による気付き・実感』が得られるような授業がやっぱり楽しいなと思いました」とありました。
 授業の作り方や文学教材の理解・分析の深まりに役立ってくれることを祈っています。

 山本純子: 詩人・俳人。俳句グループ「船団」所属。鬼貫青春俳句大賞の選考委員を務める。詩壇の芥川賞とも言われる第55回H氏賞(2005年)を詩集『あまのがわ』で受賞。多数の詩集・句集の著作があり、本年10月には、詩集『きつねうどんをたべるとき』を上梓。


講師:山本純子先生





11⽉13⽇に⿓⾕⼤学・経営学部で開講している特別講義「我が社の経営と京都」において中西印刷式会社 代表取締役社長 中西秀彦氏による講義が⿓⾕⼤学深草学舎において⾏われました。講義では、会社の歴史や印刷技術の変遷、また京都の伝統と革新について等、受講生にお話しいただきました。

中西印刷の創業は1865年(慶応元年)にさかのぼり、以来150年以上京都で老舗の印刷会社として、今なお進歩を続けておられます。印刷技術は、木版印刷~活版印刷~平版印刷、そして現在はオンデマンド印刷へと移行していますが、中西印刷は4つの印刷方式を経験した唯一の会社とのことです。また、大正時代に活版専業として京都の印刷文化の中心にあり、活版の職人達が活躍されていたそうです。講義内では、実際に活版に使われていた鉛活字を実際に見せていただくこともでき、受講生達は貴重な体験もさせていただきました。

この特別講義は、すぐれた京都企業から総合的に学ぶために経営学部に設置された特別科⽬です。学⽣が優良京都企業がどのような経営を実践して現在に至っているか、経営者による連続講演を通して企業経営の実際的理解が深められることを講義⽬標としています。(担当教員 細川 孝)






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