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 11月20日、深草キャンパスのグローバルコモンズにあるマルチリンガルスタジオで、留学生、日本人学生、サポーターを交えた「ことわざかるた大会」が開催されました。
その様子を留学生寮レジデント・サポーター学生がレポートします。
 大会の準備段階では、日本語のことわざを聞いて対応する絵札を取るというルールが「留学生にとって難しいのではないか」と懸念されていました。しかし、心配は無用でした。留学生たちは、一文字目のひらがなが読まれると同時に、雷のような速さで手を伸ばして絵札を取り合いました。真剣勝負の接戦が繰り広げられ、手と手がぶつかる場面も。スタジオ中には笑顔と歓声が絶えず響き渡りました。
 これからも我々レジデント・サポーターは、留学生が日本文化を楽しみ、交流を深められるイベントを積極的に企画していきます。




【本件のポイント】

  • 心理学での学びを積極的に社会貢献・社会還元につなげることを目的としたプロジェクト(PBL)科目を2年生対象科目として開講
  • 【商いを通してコミュニケーションを生み出し地域をつなぐ】をテーマに深草商店街をフィールドに社会連携を推進
  • 教職員から集めた古本を活用し、「ふかくさ100円商店街」で学生が実際に「商い」を実施。現代社会における心理学の役割や広がりを体感することを目指す

 

【本件の概要】

 龍谷大学心理学部では、PBL科目「心理学プロジェクト社会連携演習」において、11月23日(土・祝)に京都市伏見区の深草商店街で開催される「ふかくさ100円商店街」へ出店します。

心理学部では人と人とのつながり、コミュニケーションを重視した教育を展開しており、このPBL科目では、心理学の学びを積極的に社会貢献・社会還元につなげることを目的として、学生が地域社会とつながり、課題発見・課題解決を目指しています。

今年度の取り組みでは、古本の活用に着目し、古本を媒介としたコミュニケーションを生み出すため、心理学部生ならではのアイデアによって、付加価値をつけて販売することを企画しました。単なる本の紹介に留まらず、心理学に基づいたリラクゼーション効果を狙い、香りと本(物語)の新しい出会いを提案します。

この取り組みを通じて日頃の心理学の学びを地域社会の発展に寄与することを体感し、新たな交流と協働を生み出すコミュニケーションスキルの醸成を目指します。

 

【開催概要】

開催日時:2024年11月23日(土・祝)10時〜14時

開催場所:深草商店街 ファミリーショップたかぎ内スペース

     京都市伏見区深草直違橋2丁目429番地

     https://fukakusa-flower.com/archives/2689

 


問い合わせ先:龍谷大学心理学部教務課(深草) 中尾

Tel 075-645-7893  sinri@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.psy.ryukoku.ac.jp/


 


2024年11月21日(木)、西本願寺(京都市)において2024年産「龍谷米」の仏飯米進納式が執り行われました。
この龍谷米は、農学部必修科目「食の循環実習」で、農学部1年生が栽培したお米であり、農学部開設以来、本願寺への進納を行っています。2024年度はうるち米(ミルキークイーン)、に加え、京都の老舗味噌屋(株)石野味噌とのコラボ商品である、オリジナル白味噌も進納しました。進納式には同社代表取締役社長の石野元彦氏もお越しいただきました。

龍谷大学農学部牧農場がある地区は、昼と夜の温度差(日較差)が大きく、肥沃な土壌と豊富な水といった美味しいお米を生産する条件がそろった土地で、かつては天皇に献上するお米を栽培していたことでも有名です。参加した学生らは本願寺の厳かな雰囲気を感じつつ、自分たちが作ったお米・白味噌を前に、力強く目録を読み上げました。

その後、本山本願寺執行長の藤實氏より感謝の意を述べられ、進納したお米や白味噌が本願寺の仏飯米並びに特別養護老人ホームにて使用されることが説明されました。

農学部では、今後もこのような取り組みを通じて地域に貢献し、また持続可能な社会を考えることのできる人材の育成をめざします。


株式会社石野味噌HP
http://www.ishinomiso.co.jp/
農学部農場Webサイト
https://ryukoku-nojo.com/





2024年11月18日(月)、先端理工学部の1年次生対象授業「理工学のすすめ」※において、宇宙飛行士であり京都大学特定教授の土井 隆雄先生をお招きし、約600名の学生に対しご講演をいただきました。

土井先生は宇宙飛行士として1997年にスペースシャトル・コロンビアに搭乗し、日本人初となる船外活動を行われています。
また、2008年には国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の打ち上げ第1便となるスペースシャトル・エンデバー(STS-123)にも搭乗されている、日本を代表する宇宙飛行士の一人です。

当日の授業は3部構成で展開され、「有人宇宙活動と木造人工衛星」をテーマに、有人宇宙活動の歴史や、宇宙空間や無重力空間など宇宙の環境、これらの経験を基に宇宙での社会構築を目指して創学された有人宇宙学、そして世界初の木造人工衛星の開発について、ご自身の宇宙での体験談や、当時の実際のスペースシャトル内の映像を交えてご講演をいただきました。


<講演の様子>

授業の後半では、2024年11月5日に打ち上げられた世界初の木造人工衛星「LignoSat(リグノサット)」の開発にかかる道のりや、木材の宇宙空間における耐久性実験等についてのお話をいただきました。
そして、授業の最後には土井先生の一番好きな言葉として学生たちに「宇宙をめざせ」の言葉とともに、熱いエールを贈っていただきました。

質疑応答の時間には、授業時間内では紹介しきれないほどたくさんの質問があり、学生にとっても興味深い、良い学びの機会となったことがうかがえました。


<授業の様子>


<木造人工衛星>※京都大学ご提供


【学生からの感想(一部)】 ※一部抜粋
・私がこの講義を受講する前に考えていた宇宙はどれだけ浅はかで、夢物語であったのかという事を思い知らされた。宇宙に対して理系の研究者として向き合うためには宇宙のリアルにしっかりと向き合い、深く噛み砕いていく必要があると思えた。今回は我々が理解しやすいようにお話をしていただいたけれど、現実はもっと未知で安直には理解できないものだということはわかるので、真剣な思いで考えていきたいと思う。

・宇宙や宇宙飛行士については理系の男子では誰もが一度はあこがれるものではないかと思う。だが実際に宇宙についての知識を得る機会というのはあまり多くはなく、誰でも知っているような一般知識のみ広がっているように感じる。なので、今回の前半にあった宇宙飛行士時代の経験について語っていただきとても良い体験ができたなと感じた。

・今回の講義では、宇宙飛行士という数少ない肩書を持たれた土井氏のお話を聞けたことがとても希少な体験になったと感じる。実際に宇宙に行っての体験や人工衛星を手づかみした話などを直接聞けたことで想像が広がり、宇宙の更なる可能性について考えた。木材宇宙暴露実験を行われている話を聞いてこれからどのように宇宙と関わっていくのか、どのように影響を当たられるのか興味を改めて持つことができた。


※「理工学のすすめ」
先端理工学部の1年生全員が受講する授業。講義は技術系企業や研究機関等で活躍されている外部講師を招聘し、多様な分野のさまざまな講師がリレー形式で講義を実施。理工学の幅広い分野から専門的な最前線の知見を講演いただくことで、1年生の可能性や視野を拡げることを目的とする科目。


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