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 2025年11月8,9日に龍谷大学深草学舎から徒歩10分くらいにある京都市青少年科学センターにて第30回青少年のための科学の祭典京都大会というイベントがおこなわれ、環境サイエンスコース対象の「学部共通特別講義A(担当:船田智史教授)」の受講生10人がブース運営を担当しました。
 ブースでは来場者の子どもたちやその保護者の方々に、紫外線を発するブラックライトで「光るもの・光らないものの不思議」を体験してもらいました。


説明している様子


光るババヤスデ

 はがき、紙、タオル、キャンディー、水などの光るもの・光らないものを比較することで、子どもたちからは「なんで?」という声が聞こえ、学生たちは丁寧に具体的な事例をあげながら説明をしてくれていました。
 中でも、ミドリババヤスデが紫外線で光ることに興味津々の子どもと虫が苦手で後ずさりする保護者や、学生の説明に熱心に耳を傾ける大人など、様々な反応に学生たちもコミュニケーションを楽しんでいました。

 環境問題としてのオゾン層の課題や紫外線と人間との関係など、子どもにもわかりやすいパネル展示も実施しました。


 2日間の長丁場でしたが、多くの参加者に体験のおもしろさや不思議さを感じてもらうために、一生懸命に説明する姿が印象的でした。


【本件のポイント】

  • JR京都駅至近・京都市立芸術大学隣接地にて、住居を備えた産学金連携イノベーションハブ拠点「共創HUB京都(仮称)」を着工。
  • 社会課題解決や価値創造をキーワードに、「学ぶ」・「挑戦する」・「住む」を3本の柱に据えたこれまでにない共創空間。
  • 2028年春の開業を目指し事業を推進。

 

 

1.概要
 大阪ガス都市開発株式会社(所在地:大阪市中央区/代表取締役社長:友田 泰弘)、京都信用金庫(所在地:京都市下京区/理事長:榊田 隆之)、学校法人龍谷大学(所在地:京都市伏見区/理事長:入澤 崇)の3者で構成される「共創HUB京都コンソーシアム」は、JR京都駅至近・京都市立芸術大学隣接地にて、産学金連携・住居を備えたイノベーションハブ拠点「共創HUB京都(仮称)」が2025年11月7日に着工したことをお知らせいたします。本事業は、京都市が京都市下京区下之町に保有する約4,000㎡の土地を活用し、地上8階建てのイノベーションハブ拠点を整備する計画で、2028年春の開業を予定しています。
 共創HUB京都コンソーシアムの各者が有するリソースやネットワークを駆使し、社会課題解決に繋がる産業創出やコミュニティ形成、人材育成などを推進します。拠点内にはスタートアップ支援に特化した京都信用金庫の支店機能や、多様な学生や社会人などの交流を促す龍谷大学のサテライトキャンパス、交流型の学生寮や賃貸マンションなど様々な機能を備える予定です。
 1-4Fの共創スペースはシームレスに繋がり、起業家や社会人、学生等の新たな交わりを創出する他、5-8Fの住居スペースとも連携しながら、「学ぶ」・「挑戦する」・「住む」が一体となったこれまでにない共創空間を提供します。また、1Fには寺田倉庫によるアートスペースが、1-2Fにはフランスの教育機関ル・コルドン・ブルー・ジャパンによる料理学校が整備される予定となっており、「アート」や「食」をキーワードに、京都の新たな文化発信拠点となることを目指します。
 


共創HUB京都(仮称)外観イメージ

 

【本拠点の主な機能(予定)】


※「コミュニティ・バンク京信」は、京都信用金庫のブランドネームです。

 

【本拠点の立地】
 本拠点は、JR京都駅から徒歩7分と至近の立地に位置します。また、計画地の位置する京都駅東部~東南部エリアは、2023年10月の京都市立芸術大学の移転を初めとして、今後も多種多様な文化・芸術拠点の計画が予定されています。文化・芸術を身近に感じられるこの地から刺激を受けながら、新たな価値創造に取り組んでいきます。


 

2.本拠点 コンセプト


 一人の「きづき」が、「学ぶ」、「計画」、「試行」、そして「挑戦」へと続き、それがまた新たな「きづき」を生む。社会をよりよくするために、新しいことを生むこのサイクルを、共創HUB京都(仮称)では、「学ぶ」「挑戦する」「住む」の三本の柱と、サポート・コミュニティの輪によって後押しします。
 「誰もが、社会をよくする力を持っている。」をキーフレーズに、だれもがもつ「きづき」をきっかけに社会実装まで繋げていける、そんな施設を目指します。

 

 

○各拠点との連携
 これまで共創HUB京都コンソーシアムの各者が各所で活動を積み重ねてきた、産業振興や起業支援、文化醸成の拠点と連携しながら、それらの機能をJR京都駅至近の本拠点で重ね合わせることで、さらなる新しい価値の創造・発信に取り組みます。また、本拠点が立地する京都駅周辺エリアでは、2023年京都市立芸術大学の移転に始まり、複数の文化・芸術拠点が次々と新設予定であり、本拠点においても文化・芸術の新たな発信に寄与する取組みを進めていきます。


 

3.本拠点 各機能の紹介
・西側1F-2F:QUESTION京都駅前(仮称)
 地域の起業家を支援するスタートアップ支援に特化したコミュニティ・バンク京信の支店機能を設けるほか、シェアオフィスやプロジェクトスペースを含んだコワーキングスペースの機能を備えます。また、コミュニティ・バンク京信グループの中で投資部門を担う株式会社京信ソーシャルキャピタルが常駐し、ここで活動する起業家からの投資による資金ニーズにスムーズに対応します。7-8Fの交流型賃貸マンションとも連携し、入居者に対しても、「学び」や「挑戦」ができる環境を提供します。
 スタートアップから支援者、加えて、新たなビジネスを模索する企業が集い、挑戦する場を提供することで、京都から次代の担い手を生み出すことを目指します。


シェアオフィス・プロジェクトスペース イメージ

・3F-4F:龍谷Unlimited Lab(仮称)
 龍谷大学の3キャンパスいずれにもアクセスが可能な立地であることを活かし、龍谷大学が有する多様な学問領域を交流・融合させ、社会変革や価値創造を牽引する人材を育成します。
 社会人、起業家が集う本拠点の特色を活かし、社会課題解決やソーシャルビジネスの創出に寄与するアントレプレナーシップ教育を進めます。拠点のコミュニティマネージャーにより、学生×企業の交流機会、共創空間の創出も行います。また、龍谷大学付属平安高等学校・中学校等とも連携し、次世代を担う人材の育成にも力を入れて参ります。
 3Fに設ける食堂では、食事の提供のみならず、「食」や「農」に関する教育・研究活動の発信を行います。
 本拠点を、龍谷大学の学生に留まらず、他大学の学生や社会人などにも広く開放し、従来型の大学キャンパスでの展開を超えた「新しい学び」や「成長」の機会を提供していきます。


・5F-6F:交流型学生寮
 株式会社共立メンテナンスが運営する交流型学生寮では、カフェラウンジなど居心地の良い共有スペースの整備に加え、入居学生のリーダーが寮の運営に携わる「RAプログラム」の導入により、学生寮を単なる生活の場ではなく「多様な経験ができる場」へと進化させます。また、管理栄養士が考える、おいしさと栄養バランスにこだわった手作りの食事を提供し、寮長の常駐管理による生活サポートで安心・安全な住環境を提供します。
 賃貸マンション居住者との交流や学生向けプログラムへの参加により、「学び」や「成長」の機会を提供し、ただ暮らすだけに留まらず、志を持った学生が飛躍を遂げる新しい学生寮を目指します。


・7F-8F:交流型賃貸マンション
 「成長する住まい」をコンセプトに、起業家、会社員、その他多様な入居者が集う賃貸マンションを目指します。リビングスペースやワークラウンジなど多彩な共用空間を確保するとともに、イベントを開催するなど入居者同士の交流を促すことで、相互に新たな知見を獲得することで様々な創発を生むことを目指します。
 大阪ガス都市開発が30年間取り組んできた賃貸マンションブランド「URBANEX」の知見を集約し、快適な居住空間を整えるとともに、1-4Fの共創空間とも連携し、「学び」や「挑戦」の機会を提供することで、入居者がここで成長しながら、豊かな人的ネットワークを形成できる住まいを提供します。


・東側1F:寺田倉庫アートスペース
 アートスペース事業者として「寺田倉庫」を誘致予定です。若手アーティストの作品を展示・販売する企画や、来訪者とアーティストが交流できるイベント、またはアートに関連するその他の事業を計画しています。これにより、アートを通じて地域の付加価値向上を図ります。

 

・東側1F-2F:ル・コルドン・ブルー・ジャパン料理学校
 フランス料理とホスピタリティの国際的な教育機関である「ル・コルドン・ブルー・ジャパン」を誘致予定です。本拠点ではフランス料理やフランス菓子の講座に加え、日本料理講座の開講を予定しています。プロフェッショナル養成を目的とした和食とフランス料理の芸術的な調理の講習機会をもたらし、日本の食文化を世界へ発信することに繋げます。


※各機能の名称・計画に関しては今後変更の可能性がございます。
※掲載のパースは計画中のものであり、今後変更の可能性がございます。また掲載の写真はイメージであり、実際の内容とは異なります。

 


4.開業に向けた実験的取り組み
 共創HUB京都コンソーシアムでは、この拠点で共に活動に取り組むコミュニティの形成に向け、2028年春の開業に先立ち様々な取り組みを試行的に展開します。

 

○【京都市立芸術大学×共創HUB京都コンソーシアム】計画地現地での交流イベント「ちっちゃい焚き火」
 2025年10月29日(水)、共創HUB京都(仮称)計画地にて、京都市立芸術大学と共創HUB京都コンソーシアムの交流イベントを開催しました。京都市立芸術大学及び龍谷大学の学生・教職員、共創HUB京都(仮称)の関係者など、あわせて120名を超える参加者が、ちっちゃい焚き火を囲みながらゆるやかに交流し、思い思いの時間を過ごしました。


 

○【京都市×共創HUB京都コンソーシアム】工事中の万能塀を利用した、学生によるアート展示
 京都市と連携した取り組みとして、共創HUB京都(仮称)の工事中の万能塀にて、京都駅周辺エリアの芸術系大学・専門学校の学生による、京都ならではの伝統工芸の意匠を取り入れながら、共創HUB京都(仮称)の周辺地域をイメージしたアートの展示を2026年2月頃に予定しています。

 

 

■■■
今後の取組みについては、随時公式HPにて発信を行います。ニュースレター配信も開始!ぜひティザーサイトからご登録ください。
共創HUB京都(仮称) ティザーサイト https://k-hub.kyoto
 

 

5.共創HUB京都コンソーシアム各者について
■   大阪ガス都市開発株式会社
 Daigasグループの都市開発分野を担う企業として、分譲・賃貸マンション、賃貸オフィスビルなどの開発・運営・管理を通して、将来に貢献するまちづくりを幅広く展開している不動産デベロッパーです。京都市においては、日本初の民間運営リサーチパークである「京都リサーチパーク」の開発を行い、京都リサーチパーク株式会社と連携し35年以上運営してきた実績があります。

 

■     京都信用金庫
 1971年に国内の金融機関で初めて「コミュニティ・バンク宣言」を行い、人と人、事業と事業をつなげ、心豊かな地域社会を創ることに力を注いできました。その想いを形にした共創施設「QUESTION」では、人や事業を繋げるビジネスマッチング、寄ってたかって課題解決を目指すプロジェクトを、当金庫職員である「コミュニティマネージャー」が実践しています。2023年10月にはブランドネーム「コミュニティ・バンク京信」を制定、今後ますます地域コミュニティの形成と発展に取組んでいきます。

 

■    学校法人龍谷大学
 1639年に浄土真宗本願寺派の教育機関「学寮」として創立して以来、浄土真宗の精神を建学の精神とし、人間性豊かで深い学識と教養を備え、社会の発展向上に貢献する人材を養成することを目的に諸活動を積み重ね、10学部1短期大学部11研究科、学生数約2万人を擁する総合大学です。行動哲学に「自省利他」を掲げ、社会に貢献できる人や活動を生み出し、SDGsや社会変革に向けた取組みや地域社会との連携などを、他大学に先駆け取組んでいます。

 


問い合わせ先:龍谷大学 学長室(企画推進)
Tel 075-645-2254 kikaku@ad.ryukoku.ac.jp https://www.ryukoku.ac.jp/


国連で『子どもの権利条約』が制定された11月。子どもを取り巻く課題や、子ども・親子への様々な支援活動について知り、参加者一人ひとりが何ができるかを考える機会とする講演会を実施しました。

講師に滋賀県大津市内の団体『NPO法人CASN』の代表理事である谷口久美子さんをお招きし、学生スタッフが運営にも協力しました。

 

◇子どもの心に寄り添う社会へ ー子どもを取り巻く課題やその支援について考える◇

日 時:2025年11月13日(木) 17:30~19:00

会 場:深草キャンパス 和顔館B110 & オンライン(Zoom配信)

※瀬田キャンパスではボランティア・NPO活動センターを配信会場としました

報告会参加者:約60名(登壇者/関係者含)


内 容:

① 龍大ボラセンと地域団体とのつながり
② NPO法人CASNの活動  ~子どもたちの“今”を知る~
 ・学生ボランティアが伝える『晴嵐みんなの食堂』
 ・近年の子どもたちが抱える課題と電話相談『チャイルドライン』

 ・多様な支援活動『フードドライブ』
③ 参加者からの質問・感想
④ ボランティア・NPO活動センター長より/センター事業のお知らせ
 


NPO法人CASN 代表理事 谷口久美子さん


『晴嵐みんなの食堂』で活動する学生ボランティアの世戸さん(政策2年)


同学生ボランティアの細見さん(社会3年)


同学生ボランティアの西野さん(農3年)

今回の報告会は、参加対象を学内者だけでなく一般の方にも広く聴いてもらえるようにし、本学学生がCASN運営の子ども食堂ボランティアとして活動する様子を知っていただきました。
また、谷口さんからは、「『依存しない生き方』は自立ではなく『孤立』」「ランキングよりリンキング」「『聴く』が『効く』」など、子ども支援の現場を知る方だからこその言葉が参加者の心にも響いたことを、アンケート結果でも見ることができました。


野菜提供活動について話す龍谷FARMの石川さん(農4年)


司会進行や撮影などの運営も学生スタッフが務めました


深草会場で参加の野呂センター長(心理学部教授)から、電話相談に関する質問


オンライン画面をスクリーン上映した瀬田会場の様子

【講演会参加アンケートより】

・チャイルドラインについては今まで知らなかったので、驚く部分がとても多かったです。実際にかかってくる量や相談内容などから、普段の生活だけでは分からない子供に関する問題を多く知ることができ、とても勉強になりました
・子ども食堂での大学生や高校生というお兄さん、お姉さんだからこそ話せることや甘えられることもあるのかなと思います。加えて、ボランティア同士で振り返りがあることで、ボランティアさんのモヤモヤをスッキリできたり、次はこうしてみようという挑戦にも繋がったり、ボランティア同士の仲も深まることで継続に繋がりやすいと考えました。
・農学部の方から学生が作った野菜を子ども食堂に寄付しているということを聞いて、しかも食品ロスの改善にも繋がっていると知り、こういった支え方もあるのだと関心しました。
・人権にはより規模の大きなアプローチが必要だと考えていた。しかし、身近なちょっとした取り組みでも子どものためになると知り、自分自身も大学生活の内に何かやってみたいと思った。
・将来、子供療養支援士になりたいと考えているため、子どもが言葉を飲み込んだり思っていても伝えられないという部分をこちらに届けてもらえるような関係性や環境づくりに努めていきたいと思った。
・「自立は依存先を増やすこと」に関して、私自身難しいことだと思っていましたが、少しずつ人に頼ったり、気持ちを伝えられるようになっていきたいと思えました。



ボランティア・NPO活動センターでは、今後もボランティア活動の促進や社会課題の発信などを通じて、学生・教職員が地域社会と繋がる機会の創出に取り組んでまいります。
センターで設置しているフードドライブBOXについてはこちらのページをご覧ください。
 

▶▶ボランティア・NPO活動センターのトップへ


【本件のポイント】

  • 2025年11月14日、龍谷大学公式WebサイトおよびYoutubeにて市民の悩みや迷いについて解決の視点・糸口を探るショート動画メディア「VOiCE」のVol.1を公開。
  • 龍谷大学が掲げる将来ビジョンにある「まごころ~Magokoro~ある市民を育む」、「平和に寄与するプラットフォームになる」を体現するコンテンツ。
  • 悩みや迷いの聞き手として、2025年4月から客員教授に就任した宇宙飛行士の土井隆雄氏が出演。Vol.1を含め全5本の動画に出演予定。

 

 

【本件の概要】
 龍谷大学は創立400周年を迎える2039年の将来ビジョンとして、「「まごころ~Magokoro~」ある市民を育み、新たな知と価値の創造を図ることで、あらゆる「壁」や「違い」を乗り越え、世界の平和に寄与するプラットフォームとなる。」※1を掲げています。
 このビジョンを体現するコンテンツとして、市民の悩みや迷いについて解決の視点・糸口を探るショート動画メディア「VOiCE」を新たに公開しました。悩みや迷いは一般公募しており、その聞き手として、2025年4月から本学客員教授に就任した宇宙飛行士の土井隆雄氏※2が出演しています。大きなスケールの視点と経験、そして一人の人間としての温かさをもって、誰もが抱える悩みや迷いに答えます。
 

【VOiCEの詳細】

公  開  日:2025年11月14日(金)※2026年3月までに計5本の動画を順次公開

公開場所:公式Webサイトトップページ 及び 公式Youtubeチャンネル

                    (URL) https://www.ryukoku.ac.jp/voice/01/

質問選定:質問は、個人情報を保護のうえ本学学生が選定しています。

      (質問選定・撮影の舞台裏)https://retaction-ryukoku.com/3489


「VOiCE」Vol.1のワンシーン

 

※1)龍谷大学基本構想400の詳細:https://www.ryukoku.ac.jp/400plan/granddesign/vision.html#v02
※2)土井隆雄氏の客員教授就任の詳細:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-16952.html

 


問い合わせ先:龍谷大学 学長室(広報)

Tel 075-645-7882 kouhou@ad.ryukoku.ac.jp


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