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 社会学部の「社会共生実習(農福連携で地域をつなぐ―「地域で誰もがいきいきと暮らせる共生社会に向けて)」(担当教員:坂本清彦准教授)では、実習先である滋賀県栗東市のNPO法人「縁活」で、障がい者が農業に携わる農福連携事業に関わることで、受講生が地域づくりの活動を経験・展開しています。

 6/12(金)には、実習先の農福連携事業に取り組む“おもや”(滋賀県栗東市)の利用者さん、スタッフの方々と、”おもや”の農園で小麦の収穫作業に参加しました。


一面に広がる小麦

 農福連携事業とは、農業を通じて障がいを持つ方などの社会参加を促進する取り組みです。“おもや”では障がい者が農作業、農産物の出荷・加工・販売をおこなうだけでなく、地域社会のつながりを広げるさまざまな活動にも参加しています。

 ”おもや”の農園の特徴である農薬・肥料・除草剤を一切使わない自然栽培は、自然が作物を育てる力を人間が手助けする農法です。自然が育ててくれた元気で力強い小麦の収穫作業をお手伝いしました。


小麦の脱穀に使うコンバイン


小麦の脱穀に使うコンバインを動かす

 力強く育った小麦は刈払い機で刈り倒し、手で集めてコンバインについている脱穀機で脱穀します。受講生は、おもやの利用者さんやスタッフとともに刈り倒した小麦を束ねて、コンバインの近くまで運ぶ作業を行いました。


刈払い機での小麦の刈り取り


コンバインで脱穀する

 刈った麦は手で束ねて運びますが、こぼれたり拾い残しの麦がたくさんあり、利用者さんたちはそれらを丁寧に集めていました。
 手で束ねた麦を運ぶと藁が腕や顔にあたってチクチクするのですが、日向のような温かみや乾いて少し甘い麦わらの香りがして、この日の天気が良かったことも後押しして気持ちの良い作業となりました。


束ねた小麦をコンバインの前に


こぼれた小麦を丁寧に集める

 この収穫をした日もそうですが屋外での作業ですので、だんだん気温が上がっていき体に厳しくなっていきます。
実習参加受講生や”おもや”の利用者さん、”おもや”のスタッフの皆さん達も、木陰で休み、水を飲んで、熱中症に気を付けて、作業を進めています。
 実習受入先の”おもや”さんの農園活動は、自然栽培にチャレンジしていく方たちが集まって出来た「自然栽培パーティー」に2015年に加盟され、利用者さんの働き方、工賃の向上、農業の考え方、栽培技術の向上、販売の方法、耕作放棄の再生など考えなおす必要に気づき改善して自然栽培にチャレンジされておられます。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


国際学部国際文化学科の澤西祐典准教授の著書『芥川龍之介における海外文学受容――旧蔵書越しに見える風景』(ひつじ書房、2025年)が、第31回日本比較文学会賞を受賞しました。

学会賞授与式は、2026年6月13日(土)、関西学院大学西宮上ケ原キャンパスで開催された日本比較文学会第88回全国大会において行われました。

本書は、芥川龍之介が所蔵していた洋書844冊の悉皆調査をもとに、芥川が海外文学をどのように読み、自らの創作へと結びつけたのかを明らかにした研究です。

膨大な先行研究が蓄積され、研究し尽くされたとも考えられてきた芥川龍之介について、旧蔵洋書という新たな観点から再検討し、多様な手法によって比較文学研究に新たな光を投げかけた点が高く評価されました。

本書では、芥川の代表作「地獄変」の新たな材源や、焼失した卒業論文「ウィリアム・モリス研究」の再構成のほか、英語が芥川の文体に与えた影響、海外へ流出した原稿の行方、蔵書に挟まれていた、想い人に宛てたものと思われる押し花の発見など、芥川の読書と創作をめぐる多様な問題が論じられています。

巻末には、蔵書に残された書き込みなどから再構成した読書年譜と、旧蔵洋書844冊の悉皆調査リストが収録されています。本書には、澤西准教授が長年にわたり取り組んできた旧蔵書調査と芥川研究の成果が結実しています。

澤西 祐典 准教授
プロフィールページは、こちら



龍谷大学スポーツサイエンスコースでは、大学スポーツ応援促進プロジェクトの一環として、スポーツマネジメント研究室(松永ゼミ)主催による日本代表戦の学内パブリックビューイングを開催します。

本取り組みは、スポーツサイエンスコース松永ゼミナールの学生が中心となり、授業で学んだスポーツイベントの企画・運営を実践する教育活動の一環として企画されたものです。本イベント参加を通じて、本学の学生・教職員関係者が一体となってスポーツ応援文化の醸成と本学スポーツ・文化活動の活性化に寄与することを目指します。

<開催日時>
6月21日(日) 13:00~ 日本代表VSチュニジア代表(受付12:15~)
6月26日(金)  8:00~  日本代表VSスウェーデン代表(受付7:30~)
             ハーフタイム終了後、1限目の授業に参加できます。
 
※6月26日(金)は、大学スポーツ応援促進プロジェクトの一環として、体育局応援指導部およびバトン・チアSPIRITSが参加します。

<会場>
龍谷大学深草キャンパス成就館4階メインシアター

<参加申込>※要事前申込
お申し込みはこちらから
※本イベントは本学学生および教職員関係者の方のみ参加可能です。

【主催】
龍谷大学 スポーツサイエンスコース(経営・経済・法・政策・社会学部)
     スポーツマネジメント研究室(松永敬子ゼミ)

【協力】
学生部・学友会体育局・応援指導部

なお、本取り組みの開催に先立ち、6月8日(月)にはパブリックビューイングPRイベントを実施し、松永ゼミナールの学生が中央ステージでの告知およびチラシ配布を行いました。


パブリックビューイングPRイベントの様子


龍谷大学は、エンタテインメント分野に特化した国内唯一のシンクタンクである「ぴあ総合研究所株式会社」と連携し、ライブ・エンタテインメント市場の専門家として、ぴあ総合研究所 取締役所長・笹井裕子氏を本学の客員教授にお迎えし、「ポピュラーカルチャー論」の講義を開講しています。

この講義では、音楽・映画・舞台など、現代日本のポピュラーカルチャーの変遷や市場環境を分析しながら、エンタメビジネスの仕組みを学びます。さらに、人や地域をつなげていくエンタメの価値や可能性について、視野を広げつつ学びをすすめ、「ポピュラーカルチャーの本質的価値」とは何かを深く考察していく内容となっています。また、実務家をゲストに招き、エンタメ業界の最新の動向に触れる機会も充実させています。


6月12日の授業では、「社会インフラとしての劇場・ホール・アリーナ(ポピュラーカルチャーと街づくり・地域活性)」をテーマに、ゲストとして、株式会社シアターワークショップ 運営プロデュース部門執行役員の丸山健史氏をお招きし、劇場・ホールが持つ価値について講演いただきました。

丸山氏は、「これまでにないホールをつくろう」という株式会社シアターワークショップのコンセプトに魅力を感じ、同社でヒカリエホール・カンファレンス(2012年)、ルミネゼロ(2016年)、立川ステージガーデン(2020年)、など、大規模施設運営に携わってこられた経験をお持ちです。冒頭の自己紹介では、大学時代の学びを通じて、”劇場人として働くのはおもしろそうだ”と感じたことが、現在のキャリアのベースにつながっていることをお話されました。
授業では、劇場の役割が「芸術家のための場」から「市民や観客を育てる場」へと変化していること、地域コミュニティの形成やサードプレイスとしての機能が重要視されている現状を、劇場プロデュースの仕事の流れも踏まえて、お話いただきました。授業の前半は特に、公立文化施設の整備の歴史や、近年進む施設の複合化・再開発・官民連携の動向について解説。さらに、劇場と図書館、子育て施設などを組み合わせた複合施設の事例や、民間企業による劇場開発の増加など、文化施設を取り巻く最新のトレンドについて紹介されました。後半では、丸山氏が携わられた「扇町ミュージアムキューブ」を事例としてとり上げられ、交流・協働・共創による、新しい文化が生まれる場所をめざしたコンセプトや、多様な表現活動が共存するシアターコンプレックスの可能性についても紹介されました。
今回の授業は、劇場・ホールが持つ文化的・社会的価値と、これからの街づくりにおける役割について考える貴重な機会となりました。


▼【関連NEWS 龍谷大学と ぴあ総研 が連携協定を締結】
文化・芸術・エンタメ・スポーツを通じたウェルビーイングの追求や共生社会の実現をめざし龍谷大学と ぴあ総研 が連携協定を締結


― 株式会社NINZIAとの共同研究成果。血糖値上昇抑制効果に続き、便通改善の可能性を確認 ―
 



【本件のポイント】    

  • 龍谷大学は、株式会社NINZIA、羽衣国際大学との共同研究結果を2026年6月1日発行の学術誌『New Diet Therapy』Vol.42 No.1に掲載。
  • 独自開発した蒟蒻由来素材「ゾル状グルコマンナン(NinjaPaste)」を含有したナッツ製品「NINZIAナッツ」の摂取により、排便回数の増加や便性状の改善に効果があることを確認。
  • 本素材により便通改善への寄与が期待されるほか、多様な⾷習慣に対応可能な次世代素材として、健康増進への貢献を図る。

【研究の背景】
 ⿓⾕⼤学(京都市、学長:安藤 徹、以下「本学」)の中村富予客員研究員(食の嗜好研究センター)と山﨑正幸教授、西澤果穂講師(いずれも農学部食品栄養学科)は、次世代素材系フードテック企業株式会社NINZIA(神戸市中央区、代表取締役:寄玉昌宏 ※旧「株式会社Sydecas」)と、同社独⾃の蒟蒻由来⾷材「ゾル状グルコマンナン(NinjaPaste)」を活用し、整腸機能および応⽤可能性についての共同研究を進めてきました。
 本素材は、水溶性と不溶性食物繊維の特性を併せ持ち、その名の通り「忍者のように」様々な食材に馴染む特徴があります。その摂取のしやすさから、これまでの研究では、食後30分および60分後の血糖値が減少する効果が確認されていました。
(2024.11.05の龍谷大学News:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-15642.html


【研究結果】
 本試験は健常な大学生82名を対象に「ゾル状グルコマンナン(NinjaPaste)含有ナッツ」と対照食(ナッツのみ)をそれぞれ2週間摂取してもらい、排便状況への効果を比較・検証しました。

 

 ▶ 効果1:排便回数の有意な増加
   ナッツ摂取後に1週間あたりの排便回数が有意に増加しました。また、事前調査で

   排便が週4回以下の「便秘気味群」においても排便回数が有意に増加しました。
 ▶ 効果2:便性状の改善
   ナッツ摂取により便が軟化し、においも有意に軽減しました。
 ▶ 効果3:腹部膨満感の緩和
   お腹の張り(腹部膨満感)のスコアが改善され、スッキリとした感覚が得られる

   ことが示唆されました。

 

 上記の試験期間中には一部地域において10℃以上の急激な気温低下が発生しました。寒暖差による自律神経への影響は便秘リスクを高める要因として知られていますが、本研究においても一部の被験者で排便日数が減少する傾向が見られました。外部環境要因も考慮しながら、今後さらに検証を進める予定です。

 

 本共同研究成果から得られた科学的根拠と本学のもつ豊富な⾷品研究の知⾒から、低糖質・低カロリー・アレルゲンフリー・ハラール対応・ヴィーガン対応など、様々な⾷習慣にマッチした次世代フードニンジャペーストが開発され、人々の健康増進に貢献していくことが期待されます。
 

■共同研究概要
研究課題: 蒟蒻由来素材が排便状況に与える影響の検証
研究従事者: 龍谷大学 食と農の総合研究所 食の嗜好研究センター 中村富予客員研

            究員
            農学部 食品栄養学科、山﨑正幸教授、西澤果穂講師
受入機関: 龍谷大学食と農の総合研究所
協力機関: 羽衣国際大学

 

■株式会社NINZIA(旧 株式会社Sydecas)
食物繊維のふるまいをコントロールし、糖や脂質、動物性素材に頼らない結着成型と食感創成の技術開発を行うテクスチャ・エンジニアリング・フードテック・スタートアップ。日本で独自の進化を遂げた伝統技術である、コンニャクグルコマンナンによるゲル化制御をコア技術として、「食べる行為自体を楽しむ」新しい食の提案を行っています。
http://ninzia.jp

メインオフィス:564-0041 兵庫県神戸市中央区浪花町56番地 KiP内
大阪オフィス&ラボ:555-0011 大阪市西淀川区竹島2丁目6番18号 ガリレイグループ本社ビル内MILAB 

【お問い合わせ先】
株式会社NINZIA(ニンジャ / 旧 株式会社Sydecas) 担当者:西田
[Tel] 070-8562-3220   [E-Mail] n_nishida@ninjafoods.jp 
 



問い合わせ先:龍谷大学 イノベーション推進センター 担当者:小林、河角
Tel 077-543-7743  [E-Mail] innovation@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.ryukoku.ac.jp/research-innovation/


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