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 「特定工場における公害防止組織の整備に関する法律(法律第107号)」の制定により、有害物質を含む排出水が生じる工場等、ある一定の条件を有する特定工場には、公害防止管理者の資格を持つ人の配置が義務づけられています。
 RECでは、公害防止管理者(水質関係)資格試験の受験を予定されている方々を対象にした講座を以下のとおり開催しました。
 
 概要等は、以下のとおり。

 RECイノベーションカレッジ 公害防止管理者(水質関係)資格試験「受験対策講座」
  開催日時:2023年6月~9月
  開催方法:オンデマンド(YouTube)
  受講料:有料
  講師:龍谷大学先端理工学部環境生態工学課程 実験講師 桧尾 亮一
     一般財団法人関西環境管理技術センター 測定分析部 部長 柴谷 尚男
  開講科目:公害総論、水質概論、大規模水質特論、水質有害物質特論、汚水処理特論
   ※水質1種~4種全ての資格試験を受験予定の方にご受講いただける内容。

 ※公害防止管理者資格制度の概要はこちら
 ※国家試験実施要領はこちら


龍谷大学 先端理工学部 環境生態工学課程 実験講師 桧尾 亮一 氏


一般財団法人 関西環境管理技術センター 測定分析部 部長 柴谷 尚男 氏


チラシ



前々回は喫煙とがん、前回は循環器疾患との関係について紹介しました。

今回は、呼吸器疾患についてです。

 

タバコを吸うと、基礎的疾患がなくても、呼吸器疾患を引き起こす原因となります。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発生と、それによる死亡を引き起こす可能性があります。

また、肺機能の発達障害や、呼吸機能の早期の低下にもつながります。

さらに、新型コロナウイルスに感染したとき、喫煙者は非喫煙者と比較して、重症となる可能性が高いことが報告されています。

 

タバコの煙の呼吸器系への影響

タバコの煙には多数の有害化学物質が含まれており、喫煙は全身の諸器官に悪影響をもたらします。その中でも特に影響を受けやすいのが、直接タバコ煙にさらされることになる呼吸器系です。

タバコの煙は、主に活性酸素やフリーラジカルなどを過剰に産生するため、酸化ストレスの増大や炎症などを引き起こします。

喫煙は呼吸器系の形態的・機能的変化をきたし、様々な症状や疾患を引き起こします。

喫煙者は非喫煙者に比べて、咳(せき)・痰・喘鳴(ぜんめい:気道が狭くなっているため、呼吸時にゼーゼーという異常音が連続的に発生する状態)・息切れなどの症状が多く見られます。

また、喫煙は気管支喘息のリスク因子とされています。

 

喫煙とCOPDとの関連

喫煙はCOPDのリスクの9割を占めるとされています。

世界保健機構(WHO)の報告によると、COPDは世界の疾患別の死亡順位が第3位となっており、2019年の1年間におよそ300万人(全死亡者数に占める割合は6%)がCOPDで亡くなっていると推計されています。

 

喫煙と新型コロナウイルスとの関連

喫煙は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化リスク要因となります。

喫煙者あるいは過去に喫煙していた人は、非喫煙者に比べ、新型コロナウイルスに感染した場合の重症化リスクや死亡リスクが高まることがわかってきました。

 

喫煙は、がんや循環器疾患と同様、呼吸器系においても重篤な疾患を招くリスクがあります。

できるだけ早く、卒煙・禁煙しましょう。

 

 

 

禁煙サポート
【ノータバコ22】喫煙と循環器疾患

 

参考・出典:厚生労働省e-ヘルスネット 「喫煙と呼吸器疾患」

 執筆 平野 公康、中村 正和

 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-03-003.html


 実践真宗学研究科では、国内外で発生する現代社会の問題に実践的に対応しうる宗教的実践者の養成を行っております。
 本研究科で学ぶ中で国際伝道に興味を抱き、カナダへ留学した橋本顕正さんからの報告です。(全3回予定)

 
 皆さん、こんにちは 龍谷大学実践真宗学研究科の橋本顕正です。
 私は2022年8月末から2023年4月末まで私費留学制度を使ってカナダにて生活しておりました。
 これから数回にわたってその経験をお話していきたいと思います。今回は主に通っていた大学についてのお話です。

 私が8か月過ごした場所は大都市バンクーバーから飛行機で約1時間、車なら4時間ほど北東に進んだところにあるブリティッシュコロンビア州南部のカムループスという町です。
 人口10万人ほどの小さな町で、古き良き田舎町といった感じです。その町にあるトンプソン・リバーズ大学(TRU)という大学の語学クラスに通っておりました。


トンプソン・リバーズ大学(TRU)


 滞在していたのは大学内にある学生寮で、4人1組でキッチンをシェアし、個室以外はトイレとシャワーを2人ずつシェアして使うような形でした。


寮からの眺め


 僕は中国・インド・スリランカの留学生がルームメイトで、そのうち2人が大学院生ということもあり、落ち着いた雰囲気の中で生活することができました。
 彼らが僕にとっては英語のお手本であるとともに、自室に仏像をいくつも持ち込むような熱心な仏教徒であるスリランカからの留学生とは時々互いの国での仏教を比較しながら楽しく仏教について話したりしていました。

 語学のクラスは文法・ライティング・リーディング・コミュニケーションのクラスが5段階もしくは4段階にレベルが分けられ、1クラス平均15名程度で日本人は各クラス3名から多くても5名程度でした。
 なるべく日本人の少ない環境で学べたらと考え、大都市ではない場所を選んだのでこの点は良かったです。個人的にはアカデミックのライティングの授業が非常に勉強になりました。
 カナダでの論文の書き方や盗用防止のルールが学べてよかったです。
 コミュニケーションの授業は討論やプレゼンを中心に行われていたのですが、やはり英語でのアウトプットが難しく、日本語で頭の中に浮かんでくることの数割程度しか英語で表現できないもどかしさが毎授業ありました。
 1つの授業は120分で、日本の90分に比べると長く感じるように思いますが、実際は1時間くらい経つと10分の休憩を先生がとってくれるので毎回授業はあっという間に終わってしまう感覚でした。


授業風景


 授業が終わると友人たちと大学のカフェで話したり、ジムのプールやホットタブでリラックスしたりするなどして過ごしていました。
 またサークルのような感覚のクラブが大学にはいくつかあって、自分は週に1回ジャパニーズクラブという日本の文化やアニメが好きな子たちが集まる場所に参加して、日本の事を好きな学生たちと交流を楽しみました。


ジャパニーズクラブにて

 次回は大学外での生活についてお話しできればと思います。
                              See you soon !


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