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 経済学部教員の科学研究費成果出版を紹介します。

  西川芳昭編著 農山漁村文化協会刊 2022年2月 
  『タネとヒト 生物文化多様性の視点から』

 私たちの食べているもののすべての源は作物の種子です。この種子については、遺伝子組み換えなどの技術的な観点と、種子の価値や所有に関する経済的政治的な観点から議論されることが多いです。しかし、どちらの議論も、私たちの日常生活からはかけ離れています。それは、タネに直接かかわる人びとの姿が、そしてタネと暮らしとのつながりがみえてこないからだと思います。

 そこで、本書はつぎのことを意識して編集されました。
①農家vs企業という単純な図式を超えた、種子をめぐる複雑な現実に光をあてる、
②日本だけでなくアジアの小農・家族農を対象に農家の生き方や言葉にならない感覚を重視する、
③生物文化多様性の視点からタネとヒトとの持続的な関係を提言する、
です。

 日本とアジアの小農・家族農の生き方や声にならない感覚を重視し、生物文化多様性の視点から、種子をめぐる複雑な関係に光をあてています。私たちが食べているものの原点を、経済学を含む社会科学で考えるとはどういうことか、そんな疑問を持った方に、ぜひ一読をおすすめします。

 最後に、書籍の帯の言葉を紹介します。

 西川さん、蜜蜂と稲と百姓との関係に目を止めるような、種子をめぐる〈権利論〉を超えるような「新しい農学」は可能でしょうか? … 宇根豊
 宇根さん、私たちは、伝統的な農の営みに根ざす情念と、タネとヒトとの関係を包括的に分析する科学の言葉の間に架橋したいのです … 西川芳昭

 詳細は出版社紹介サイトを訪問ください。書籍で使用されている写真の一部をカラーでご覧になれるとともに、試し読みも可能です。
 →詳細はこちらから

 また、総合地球環境学研究所のyoutubeサイトでは、編者の西川教授と、元地球研上席研究員田村典江氏の対談もご覧になれます。
 →出版記念対談 タネとヒト 生物文化多様性の視点から(youtube)


 このたび、学校法人龍谷大学は2023(令和5)年5月26日(金)開催の理事会において、本学短期大学部の学生募集を2025(令和 7)年度以降、停止することを決定いたしました。

 本学短期大学部は、70有余年にわたって建学の精神に基づく有為の人材育成に努めてまいりました。特に2011(平成23)年度以降は「社会福祉学科」と「こども教育学科」による2学科体制のもと、社会福祉や保育・幼児教育分野における対人支援の知識や技術、態度を理論的かつ実践的に学ぶカリキュラムを展開してきました。14,000 人を超える卒業生たちは、本学で培った能力をそれぞれに発揮し、社会で活躍しています。

 しかしながら、18歳人口の減少や4年制大学志向の高まりなど、近年の社会状況の変化による影響は大きく、全国の短期大学が厳しい学生募集状況に陥っています。本学短期大学部も例外ではなく、さまざまな努力にもかかわらず、近年は志願者数が急激かつ大幅に減少し、入学定員を充足できない状況が続いております。こうした現状をふまえつつ、今後について慎重に検討を重ねた結果、まことに残念ではありますが、2024(令和6)年度の入学生を最後に、学生募集を停止するという苦渋の決断に至りました。

 なお、2024(令和6)年度入学生を含むすべての学生が卒業するまでの間は、これまでと同様の教学・学生支援体制を維持いたします。学外施設での実習も予定どおり実施するなど、今後も学生が安心して学修を続けられるように、責任をもって対応してまいります。今般の決定について、何卒理解くださいますようお願い申しあげます。

<参考>
・ 短期大学部Webサイト  https://www.human.ryukoku.ac.jp/

問い合わせ先:学長室(広報)田中・木村 
Tel 075-645-7882 E-Mail kouhou@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.ryukoku.ac.jp/


夏期休暇を利用し、「親和会海外研修奨学金」で自己成長を!

関心のあるテーマのもとで国際的な知識・見聞を身に付けたいと考えている方、卒業研究の一環や大学で学んだ知識を海外研修により更に深めたい方など、親和会海外研修奨学金を利用し、海外研修を行いませんか?
龍谷大学親和会では、日常の研鑽テーマを海外でより積極的に実証・研修しようとする意欲ある学生を対象に、「龍谷大学親和会海外研修奨学金」制度を設けています。この奨学金は、国際舞台で活躍できる人材の育成を目的としています。
2023年度夏期休業期間を利用して実施する海外研修に対し、下記のとおり、親和会海外研修奨学生を募集します。

 本奨学金は研修実施時に、外務省による海外安全情報で「危険情報」または「感染症危険情報」が発出されている地域は対象外となります。(「龍谷大学親和会海外研修奨学金規程」第5条第1項第4号)
 したがって、研修実施直前(出発日の10日前時点)で研修先の国に「危険情報」または「感染危険情報」が発出されている場合、本奨学金は給付されませんので、このことを十分理解した上で応募してください。

1.種類・金額

  1. 自己研鑽コース
    国際的視野を広げるために行う自己研鑽。
    【奨学金額:上限10万円】
  2. 研究コース
    卒業論文・修士論文等、卒業又は修了にかかる研究活動。
    【奨学金額:上限30万円】

2.人数

  1. 自己研鑽コース・・・若干名
  2. 研究コース・・・若干名
    ※2019年度実績:<夏期>採用者数8名/申請者数13名、<春期>採用者数4名/申請者数4名 
     2020年度、2021年度、2022年度<春期>は募集中止。2022年度<夏期>申請者なし。

3.申請資格

  1. 本学に在学している、学部生・短期大学部生・大学院生(いずれも留学生含む)。
  2. 過去、同一学種(大学・大学院等)で、龍谷大学親和会海外研修奨学生に採用されていないこと。
  3. 海外での研修に必要となる語学力を有していることが望ましいことから、TOEIC、TOEFL、英検等の語学検定の受験を推奨します。

4.対象となる海外研修

  1. 夏期休業期間に実施する海外研修
    <学部・短大・大学院:2023年8月6日~9月8日>
  2. 個人で実施する海外研修
  3. 出身国以外で実施する海外研修
  4. 外務省海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/)で、「危険情報」が全く発令されていない地域で実施する海外研修
    ※研修実施直前(出発日の10日前時点)で研修先の国に「危険情報」または「感染危険情報」が発出されている場合、本奨学金は給付されませんので、このことを十分理解した上で応募してください。

【本奨学金の対象とならない海外研修】
  1. 大学の講義やゼミでの研修やスタディーツアー等団体で実施する海外研修(民間が行うインターンシップ事業の参加等も含む)
  2. 留学や語学研修にあたる海外研修
  3. 留学生の出身国での海外研修
  4. 観光目的の海外研修
  5. 選考時に本奨学金の趣旨にそぐわないと判断された海外研修

5.採用条件

  1. 奨学金の給付が決まった際は、自費にて海外旅行保険に加入すること。
  2. 研修終了後(帰国後)1ケ月以内に「親和会海外研修報告書」を提出すること。

6.出願書類

龍谷大学HP「学生生活」の「各種申請用紙ダウンロード・手続き」より申請書をダウンロード。


  • ・出発から帰国までの「旅程表」を必ず提出のこと(様式不問)
  • ・旅客運賃見積書(航空運賃・宿泊料)を必ず提出のこと
  • ・TOEIC、TOEFL、英検等の語学検定のスコア所持者はスコア表のコピーを必ず提出のこと

7.出願期間

2023年6月2日(金)~6月30日(金)


8.出願場所

学生部(深草・瀬田)


9.選考

書類審査および面接審査
面接審査は7月上旬(予定)に、深草学舎4号館1階学生部(深草)にて実施予定




 この度、龍谷大学(学長:入澤崇、所在地:京都市伏見区、以下本学)と、生理用ナプキンの無料化を実現するサービス「OiTr」※1を提供するオイテル株式会社(取締役社長:小村 大一、所在地:東京都新宿区)、京都市(市長:門川大作)の3者で連携し、京都市立学校への「OiTr」の試行設置及び児童生徒への保健指導における活用等を実施することになりました。
 「OiTr」の公立学校への設置は全国でも初めての試みです。

 
 今回は試行的に、東山泉小中学校(東山区)、西京高等学校附属中学校、西京高等学校(ともに中京区)に「OiTr」を設置し、5月23日(火)から児童生徒が利用しています。
 学校での使用にあたり、生理用ナプキンを配付するとともに設備付属のデジタルサイネージにて月経等に関する知識や情報の周知啓発につながるような教育的コンテンツを配信します。児童生徒が月経等について正しい知識を得られ、一人で抱え込まずに相談しやすい環境づくりを図ります。

 
 この取り組みの背景としては、先行調査※2や本学学生へのヒアリングの結果を受け、若年層が月経等について正しい知識を得られることや困りごとを相談につなげられるようになる必要性を認識したことがあります。

 千葉県内の中学校・高等学校で女子生徒608人を対象に行われた調査※1において、女子生徒の80%が「月経により勉強・運動への影響を受けている」と回答しています。また、そのうちの約30%は「月経の不調について相談しない」ことが明らかになっています。さらに、本学学生へのヒアリングにおいても「生理は人によっても重さが異なるため、親にも相談しにくい」、「生理について情報が少ない、知らない」という意見があがりました。

 これらのことから、本学と京都市教育委員会及びオイテル(株)が協議を重ね、今回の「OiTr」の試行的設置及び児童生徒への月経等に関する知識や情報の周知啓発等に関する取り組みを実施するに至りました。

 本学では、2020年11月に本学学生が発表したビジネスアイデア「生理に関する正しい情報発信」をきっかけに、2021年6月、本学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター※3にて生理の貧困の解決に向けた取り組みが始まりました。その後、オイテル株式会社と「ジェンダーギャップ・経済的格差の解消に向けた取り組みを推進する連携協定」を締結し、学内への「OiTr」設置や教育的コンテンツの開発、配信を実施してきました。

※龍谷大学のこれまでの取組の詳細はこちら

 京都市立学校では、これまでも月経に関する困りごとを抱える児童生徒に対して、保健室等において生理用ナプキンを配付して保健指導を行うほか、授業等において月経等に関する内容を取り扱ってきました。

 今後は試行設置した機器の運用状況の調査、関係者への聞き取り等も踏まえ、月経等に困りを抱える児童生徒への効果的な支援を進めていきます。また検証結果をもとに、市内で設置を希望する他の学校への「OiTr」の展開を検討します。


※1Free pad dispenser OiTr
商業施設・オフィス・学校・公共施設などの個室トイレに、生理用ナプキンを常備し無料で提供するサービス。提供する生理用ナプキンは、付属のデジタルサイネージにて配信する広告動画(無音声)の広告費にて賄われている。標準仕様としては、生理用ナプキンを受け取るために専用のスマートフォンアプリが必要だが、今回の取り組みでは学校向け仕様としてスマートフォンアプリ無しで受け取れるように改良している。https://www.oitr.jp/


※2出典:平成28 年度スポーツ庁委託事業「子供の体力向上課題対策プロジェクト 月経関連疾患と学校生活」特定非営利活動法人日本子宮内膜症啓発会議
千葉県内の中学校・高等学校で女子生徒608人を対象に行われた女子特有の健康問題に関する実態調査。調査結果を基に作成された小冊子やポスターは全国の中学校・高等学校に配付されている。http://www.jecie.jp/jecie/jsa2016/

※3龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター(YSBRC)
ムハマド・ユヌス博士と合意し、ソーシャルビジネスの地域実装化に向けた研究や社会活動の支援、担い手育成などに取り組むセンターとして、龍谷大学内に2019年6月に設置。関西では初、全国では2拠点目。
生理にまつわる問題の解決に関する活動は右記URL参照。 https://ysbrc.ryukoku.ac.jp/wg/


西京高等学校附属中学校に設置された「OiTr」。デジタルサイネージでは月経等に関する動画等を配信。


【本件のポイント】

  • 女子生徒の80%が「月経により勉強・運動への影響を受けている」、そのうちの約30%が「月経の不調について相談しない」という調査結果※1や、龍谷大学生へのヒアリングにより、若年層への月経等に関する知識や情報について周知啓発の必要性を認識。
  • 生理用ナプキンの無料配付サービスを提供するオイテル(株)と京都市、龍谷大学が連携し、市内の小中学校、中学校、高校各1校に学校向け仕様に改良した「OiTr(オイテル)※2」を試行的に設置。「OiTr」を公立学校に設置するのは全国で初めての事例。
  • 生理用ナプキンを配付するとともに、設備付属のデジタルサイネージで月経等に関する教育的コンテンツを配信。活用状況や教育的コンテンツの効果を検証し、他校への設置を検討。


【本件の概要】
 この度、龍谷大学(学長:入澤崇、所在地:京都市伏見区、以下本学)と、生理用ナプキンの無料化を実現するサービス「OiTr」を提供するオイテル株式会社(取締役社長:小村 大一、所在地:東京都新宿区)、京都市(市長:門川大作)の3者で連携し、京都市立学校への「OiTr」の試行設置及び児童生徒への保健指導における活用等を実施することになりました。
 「OiTr」の公立学校への設置は全国でも初めての試みです。


 今回は試行的に、東山泉小中学校(東山区)、西京高等学校附属中学校、西京高等学校(ともに中京区)に「OiTr」を設置し、5月23日(火)から児童生徒が利用しています。
 学校での使用にあたり、生理用ナプキンを配付するとともに設備付属のデジタルサイネージにて月経等に関する知識や情報の周知啓発につながるような教育的コンテンツを配信します。児童生徒が月経等について正しい知識を得られ、一人で抱え込まずに相談しやすい環境づくりを図ります。


 この取り組みの背景としては、先行調査※1や本学学生へのヒアリングの結果を受け、若年層が月経等について正しい知識を得られることや困りごとを相談につなげられるようになる必要性を認識したことがあります。

 千葉県内の中学校・高等学校で女子生徒608人を対象に行われた調査※1において、女子生徒の80%が「月経により勉強・運動への影響を受けている」と回答しています。また、そのうちの約30%は「月経の不調について相談しない」ことが明らかになっています。さらに、本学学生へのヒアリングにおいても「生理は人によっても重さが異なるため、親にも相談しにくい」、「生理について情報が少ない、知らない」という意見があがりました。

 これらのことから、本学と京都市教育委員会及びオイテル(株)が協議を重ね、今回の「OiTr」の試行的設置及び児童生徒への月経等に関する知識や情報の周知啓発等に関する取り組みを実施するに至りました。

 本学では、2020年11月に本学学生が発表したビジネスアイデア「生理に関する正しい情報発信」をきっかけに、2021年6月、本学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター※3にて生理の貧困の解決に向けた取り組みが始まりました。その後、オイテル株式会社と「ジェンダーギャップ・経済的格差の解消に向けた取り組みを推進する連携協定」を締結し、学内への「OiTr」設置や教育的コンテンツの開発、配信を実施してきました。

 京都市立学校では、これまでも月経に関する困りごとを抱える児童生徒に対して、保健室等において生理用ナプキンを配付して保健指導を行うほか、授業等において月経等に関する内容を取り扱ってきました。

 今後は試行設置した機器の運用状況の調査、関係者への聞き取り等も踏まえ、月経等に困りを抱える児童生徒への効果的な支援を進めていきます。また検証結果をもとに、市内で設置を希望する他の学校への「OiTr」の展開を検討します。


※1出典:平成28 年度スポーツ庁委託事業「子供の体力向上課題対策プロジェクト 月経関連疾患と学校生活」特定非営利活動法人日本子宮内膜症啓発会議
千葉県内の中学校・高等学校で女子生徒608人を対象に行われた女子特有の健康問題に関する実態調査。調査結果を基に作成された小冊子やポスターは全国の中学校・高等学校に配付されている。http://www.jecie.jp/jecie/jsa2016/

※2Free pad dispenser OiTr
商業施設・オフィス・学校・公共施設などの個室トイレに、生理用ナプキンを常備し無料で提供するサービス。提供する生理用ナプキンは、付属のデジタルサイネージにて配信する広告動画(無音声)の広告費にて賄われている。標準仕様としては、生理用ナプキンを受け取るために専用のスマートフォンアプリが必要だが、今回の取り組みでは学校向け仕様としてスマートフォンアプリ無しで受け取れるように改良している。https://www.oitr.jp/

※3龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター(YSBRC)
ムハマド・ユヌス博士と合意し、ソーシャルビジネスの地域実装化に向けた研究や社会活動の支援、担い手育成などに取り組むセンターとして、龍谷大学内に2019年6月に設置。関西では初、全国では2拠点目。
生理にまつわる問題の解決に関する活動は右記URL参照。 https://ysbrc.ryukoku.ac.jp/wg/


西京高等学校附属中学校に設置された「OiTr」。デジタルサイネージでは月経等に関する動画等を配信。

問い合わせ先:
龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター(龍谷エクステンションセンター内)
Tel 075-645-2098  ysbrc@ad.ryukoku.ac.jp  https://ysbrc.ryukoku.ac.jp/wg/


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