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【本件のポイント】

  • 湖国三大祭りの一つ「大津祭」には、これまで学生が中心となって準備や運営に関わってきた
  • 事前準備として粽(ちまき)づくりの手伝い、本祭にはボランティアとして50名の龍谷大学生が参加
  • 学生が曳く神功皇后山(しんぐうこうごうやま)は、不鬮取(くじとらず)を除き72年ぶりとなる1番目の巡行

 


【本件の概要】
 大津祭でのボランティア活動は、2004年から本学ボランティア・NPO活動センターの学生スタッフ有志たちが、地域との連携や伝統文化継承を目的に、代々先輩スタッフから受け継いできた活動です。
 大津祭は300年以上の歴史を持つ「国指定重要無形民俗文化財」であり、ユネスコの無形文化遺産候補として登録に向けて注目されています。13基の曳山が出揃い、大津市内を巡行する様は圧巻で、学生が曳く神功皇后山(しんぐうこうごうやま)の巡行順は不鬮取(くじとらず)を除き1番目となります。
 ボランティアに参加する学生は、本祭に参加するだけでなく、大津祭を学ぶために曳山展示館に足を運び、展示資料やスタッフからの説明を聞いて歴史と伝統を学びました。また、本祭当日に撒かれる厄除けちまきづくりの事前作業のお手伝いもしてきました。
 事前学習および準備、そして本祭への参加による地域の方々との交流を通して学生たちが大津祭の魅力を知ることで、伝統文化の継承に寄与します。
 

◆大津祭宵宮
日  時:2025年10月11日(土)夕刻~21:00頃 
場  所:大津駅周辺 ※詳細は大津祭の公式HPを参照
活動内容:案内所での観客の誘導等

 

◆大津祭本祭
日  時:2025年10月12日(日)7:00~18:30 巡行 9:30~18:00頃

場  所:大津駅周辺 ※巡行ルートなどの詳細は大津祭の公式HPを参照

活動内容:① 曳山[神功皇后山]の曳き手ボランティア
     ・地域の方々と一緒に曳山の綱を曳く、曳山巡行のお手伝いします。
     ・神功皇后山の巡行本鬮順(ほんくじじゅん)は、1番目です。
     ②一般ボランティア
     ・曳山の巡行路の安全のための警備補助などを行います。

 

 大津祭HP http://www.otsu-matsuri.jp/festival/


昨年の大津祭での活動の様子


昨年の大津祭での活動の様子


問い合わせ先:龍谷大学 ボランティア・NPO活動センター ヒギンズ
Tel 077-544-7252 ryuvnc@ad.ryukoku.ac.jp https://www.ryukoku.ac.jp/npo/


2025年度 報恩講のご案内

報恩講(ほうおんこう)は、親鸞聖人のお徳をしのび、その恩徳に報いるという意を表わすもので、龍谷大学が最も大切にしている法要です。龍谷大学は、建学の精神の解説の中で、阿弥陀仏の願いに生かされ、真実の道を歩まれた親鸞聖人の生き方に学び、真実を求め、真実に生き、真実を顕かにすることのできる人間を育成することを明らかにしています。報恩講は建学の精神を学び実践するための大切な行事であり、龍谷大学の前身となる学寮を創設された西本願寺第13代良如上人のご命日である10月18日にお勤めしています。

【2025(令和7)年度 報恩講】

■大宮学舎
日時 2025年10月18日(土)9:00~9:35
場所 大宮学舎 本館講堂
次第 三奉請/発起序/無量寿経/念仏/回向(願以)
   法話 玉木 興慈 副学長

■深草学舎
日時 2025年10月18日(土)10:30~12:00
場所 深草学舎 顕真館
次第 真宗宗歌(献華)(献灯)(献香)/献香偈/敬礼文/三帰依
   正信偈/念仏/和讃/回向(願以)
   式辞 安藤 徹 学長
   講演 「現代社会における仏教の存在価値」
   講師 佐々木 閑    花園大学特別教授  
   配信 https://youtube.com/live/MxoHOJBxFmc?feature=share

■瀬田学舎
日時 2025年10月18日(土)10:30~11:45
場所 瀬田学舎 樹心館
次第 三奉請/正信偈/念仏/和讃/回向
   式辞  山﨑 正幸 農学部長
   講演 「講談で聞く親鸞聖人伝」
   講師 旭堂南雲    講談師
   配信 後日録画の配信を予定しています

 ※※なお、午後から本学関係者の追悼法要ならびに納骨法要をお勤めします。

■報恩講について https://www.ryukoku.ac.jp/shukyo/event/houonkou


 2025年7月13日(日)に、兵庫県神戸市への学外実習に赴きました。主な目的は、歴史的に早期から海外との交流が活発であった神戸市における、海外交流史の学びと現在の町の様子の観察です。

 当日は、JR元町駅に集合したのち、日本三大中華街の一つといわれる「神戸・南京町」を訪れました。「南京町」の誕生は明治元年(1867年)の神戸港開港からといわれています。当時の清国は日本と条約非締結国であったため、中国の方々は外国人居留地に住むことができず、その西側に隣接する現在の場所においてさまざまな店舗が始められ、多くの中国の方が住むようになったということです(https://www.nankinmachi.or.jp/about、アクセス日:2025年10月1日)。「南京町」周囲を含めて、さまざまに海外交流の歴史を感じることができる町並みでした。



 次いで、「劇場型アクアリウム アトア átoa」を訪れました。「アクアリウムとアートの融合」が謳われた都市型水族館であり、アートの観点から、さまざまに趣向を凝らした展示がなされていました。特に、多彩なテーマごとにまとめられた図書のフロアは、非常に充実していました。



 その後、神戸市立「海外移住と文化の交流センター」を訪れました。本センターの前身は、1928年に開設された「神戸移住センター」(当時の名称:国立移民収容所)であり、日本における海外移住の基地として、南米を中心に多くの移住者を海外に送り出した拠点でした。この「神戸移住センター」は1971年に閉鎖されましたが、その後、海外移住の歴史と意義を後世に継承するとともに、多文化共生の拠点としての役割を担う施設として、2009年に「神戸市立 海外移住と文化の交流センター」として再整備・開館されたものとなります(https://www.kobe-center.jp/about.html、アクセス日:2025年10月2日)。
 本センターでは、日本から海外(主にブラジル)への移住の歴史について、多岐にわたる豊富な展示がなされており、当時の社会の状況から、移住に向けての動向、渡航中の様子、そして移住先での生活の様相など、非常に多くの知識と情報を得ることができました。加えて、施設の職員やスタッフの方に、詳細なご案内とご説明をしていただき、さらに充実した学びの機会となりました。ここに記して、お礼申し上げます。


外国人居留置区画図


神戸移住センター内

 最後に、「神戸北野異人館街」をめぐって、この度の学外実習は終わりとなりました。


ジャイナ教寺院

 多様な観点から、神戸市と深く関連する海外との交流の歴史や海外の文化の様相を学ぶことになり、充実した学外実習の機会となりました。


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