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【本件のポイント】

  • 龍谷大学は循環型社会形成に向けて株式会社島津製作所と包括連携協定を締結し、島津製作所が構築した日本初となる自己循環型リサイクルに龍谷大学が参画。
  • 龍谷大学で排出したプラスチック梱包材等を島津製作所にて廃液用ポリ容器として再生し、龍谷大学先端理工学部および農学部にて廃液用容器として使用。将来的に全ての廃液用ポリ容器を本取り組みで再生した容器に置き換えることで、年間約0.20tのプラスチックを再生利用することを目指す。
  • その他、循環型社会形成にむけたイノベーション促進や人材育成など広範な分野において連携。


【本件の概要】
 学校法人龍谷大学(以下「龍谷大学」)は、株式会社島津製作所(以下「島津製作所」)と、本日包括連携協定(以下「本協定」)を締結しました。
 本協定により、島津製作所が構築した自社で使ったプラスチック梱包材をポリエチレン容器(以下、ポリ容器)として再生して社内で利用する日本初となる自己循環型リサイクルの仕組みに、龍谷大学が参画いたします。


本日(5月23日)の記者説明会の様子

 この仕組みで再生されるポリ容器は、化学物質等を含んだ廃液を保管するために使用します。
通常、廃液用ポリ容器は新品のペレット(粒状のプラスチック樹脂)をもとに作られていますが、島津製作所において、使用済みのプラスチック梱包材をペレット化し、新品のペレットに混ぜて再生材配合率30%の廃液用ポリ容器を作りました。これにより、プラスチックの一種であるポリエチレンの使用量を減らすことができます。

 島津製作所の本社工場では既にこの仕組みを導入し、研究開発部門において再生材配合率30%の廃液用ポリ容器を使用しています。この度龍谷大学においてもこの仕組みを導入し、学内で発生した使用済みのプラスチック梱包材等を島津製作所にて廃液保管用のポリ容器に再生します。そのポリ容器を先端理工学部及び農学部における実験機器に使用することで、学内において自己循環型リサイクルを実施します。


 先端理工学部および農学部では、これまで年間550個程度のポリ容器を使用しており、将来的にはこれらのポリ容器を全て再生材配合率30%のポリ容器に置き換えることで、年間約0.20tのプラスチックを再生利用することを目指します。

 ⿓⾕⼤学は、2022年1月27 日に「カーボンニュートラル宣言」を発出し、2039年までの「ゼロカーボンユニバーシティ」の実現に向け、さまざまな取組を実施しています。
今後、「カーボンニュートラル宣言」を具現化するために、自己循環型リサイクルへの参画だけでなく循環型社会形成に向けたイノベーション促進や人材育成など、広範な分野において島津製作所と連携していきます。

【株式会社島津製作所との連携事項】
(1)社会課題の解決に資すること
(2)循環型社会形成に向けたイノベーション促進やその普及に関すること
(3)循環型社会の理念等の浸透に関すること
(4)循環型社会形成を推進できる人材育成に関すること
(5)その他、本目的に資すると認められる事項に関すること

問い合わせ先:龍谷大学 財務部管理課(担当:栗田)
Tel 075-645-7877  kanri@ad.ryukoku.ac.jp


2023年5月23日(火)に島津製作所と循環型社会の形成に向けた包括連携協定を締結しました。島津製作所が構築した日本初の自己循環型リサイクル(自社から排出する梱包材をポリエチレン容器に再生して社内で利用)に参画します。


左から島津製作所の稲垣史則専務執行役員、龍谷大学深尾昌峰副学長。 中央は廃液用ポリエチレン容器

具体的には、本学内で発生する使用済みプラスチック製梱包材を島津製作所にてペレット化し、島津製作所が独自に設計した廃液用ポリエチレン容器として再生。廃液の処理が必要な先端理工学部や農学部で化学物質を含んだ廃液を保管するために使用します。
将来的に年間550個使用しているポリ容器の全てをこれに置き換えることで、年間約0.2トンの使用済みプラスチックを再生利用とすることをめざします。

 

運用は7月から開始の予定。今後、島津製作所とは環境教育関連など広範な分野での連携協業を進めていきます。

 

▼詳細はこちら▼
≪龍谷大学プレスリリース
≪島津製作所プレスリリース


自己循環型リサイクルの仕組み


ZOZOTOWNと龍谷大学がコラボレーションしたカレッジロゴスウェットとカレッジロゴTシャツを、5月26日(金)よりZOZOTOWN限定で受注販売します。
この企画は、アメリカの大学ロゴが使われているカレッジロゴスウェットをインスピレーション源にし、イメージカラー、関連するモチーフなどをデザインに落とし込んだ“日本版”のカレッジロゴスウェットとカレッジロゴTシャツを制作するものです。
スウェットとTシャツのボディには、実際にアメリカの大学のロゴスウェットを多数制作しているブランド「Russell Athletic」のボディを使用しています。※袖口には「Russell Athletic」と龍谷大学のロゴをタグとしてあしらいます。


龍谷大学の在学生やOB、OGの方にも親しんでもらえるデザインにすべく学生にも意見を聞き、ZOZOTOWNとデザインを作り上げました。
ブランドカラーのレッドを使用した王道のカレッジロゴデザインと、国の重要文化財に指定されている大宮キャンパス本館をモチーフにしたデザインの2つを、スウェットとTシャツに落とし込み、バリエーション展開含め計8点のアイテムを販売します。

イメージ写真は、デザイン制作にあたり意見を聞いた学生を含め、実際に本学学生が商品を着用し、キャンパス内で撮影を行いました。

期間限定販売の商品ですので、是非この機会にご購入ください。

販売期間:2023年5月26日(金)正午 ~ 2023年6月12日(月)11:59
商品販売サイト:https://zozo.jp/search/?p_gtagid=1583661 ※5月26日(金)正午より商品公開
価格(スウェット):各6,600円(税込)
価格(Tシャツ):各4,950円(税込)
お届け時期(スウェット):12月中旬予定
お届け時期(Tシャツ): 10月中旬予定

ZOZOTOWNによる発表:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000133.000096287.html


販売予定の商品







 2023年5月19日にヴァンダービルト大(米国テネシー州)歴史学部教授の五十嵐恵邦(いがらし・よしくに)氏を招き、内田孝・非常勤講師が担当する「マスコミ論Ⅰ」受講生らを対象に、高度成長期のテレビ放送と日本人家族の関係、メディアとしてのテレビ業界、現在の日本の報道のあり方について講演いただきました。
 五十嵐教授の専門は、近現代日本の文化史。一般向けには、敗戦から帰国までに時間がかかったことで戦後社会への違和感を抱え続けたシベリア抑留体験者、小野田寛郎氏らの言動を考察した『敗戦と戦後のあいだで』(筑摩選書)などの著書があります。
昨年から今年6月上旬まで、国際日本文化研究センター(京都市西京区)に外国人研究員として滞在し、北海道大と京都大でも講義を担当されました。
 今回の講演に先立ち、「マスコミ論Ⅰ」受講生には、五十嵐教授から事前にレポート提出が課されました。テーマは「50歳以上の知人のテレビ放送についての思い出」。聞き取り調査に加え、1959年に開局したNHK教育テレビで同年に放送された「テレビと学校教育」がテーマのドキュメンタリー「山の分校の記録」をYouTubeで視聴し、水木しげるの漫画「テレビくん」(1965年)を読み、放送開始直後の「経済面から見た暮らし」をイメージするよう求められました。
 当日は、テレビ受像機が放送開始の頃の日本人の平均年収に匹敵する高額商品でありながら富裕層以外にも急速に普及した▽同居者が放送を一緒に見る機会が生じたことで「家族団らん」という新しい生活様式を生み出した▽テレビ放送は教育機材として始まった▽放送内容と近年のコンプライアンスーについて、解説がありました。受講生のレポートからは、沖縄返還前のNHKテレビや米軍によるテレビ放送局を指摘した部分をピックアップ。この他、国内外メディアの報道姿勢の比較も行いました。五十嵐教授は、6月上旬に米国に戻られます。




 社会学部の「社会共生実習(多文化共生のコミュニティ・デザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~)」(担当教員:現代福祉学科 准教授 川中大輔)では、5/20(日)に受講生全員で実習を受け入れていただいているコミュニティパートナーの現場に赴き、今日に至る歴史や背景、活動について学びました。

 はじめに「社会福祉法人カトリック京都司教区カリタス会 希望の家」(以下、「希望の家」)へお邪魔しました。
 こちらでは、前川修さん(希望の家館長/京都市地域・多文化交流ネットワークサロン所長)に出迎えていただき、希望の家の成り立ちやご自身の東九条地域での思い出話をお聞かせいただきました。


前川修さん

 希望の家が建つ山王学区の岩本町は、もともと被差別部落とされていた地域です。戦後には、日本による植民地支配によって渡日した在日コリアンの方々や、ケガや病気等で仕事を失い行く当てのない人々が、鴨川や高瀬川といった洪水被害の危険がある川沿いにバラック小屋を建てて不法に住み着かざるを得なくなり、岩本町に在日コリアンが増えることとなります。バラック小屋は廃材で建てられたために大変燃えやすく、幾度となく死者が出る大火事にも見舞われました。
 そんな中、1959年に隣接する崇仁学区で米国人神父が未就学児を支援する施設として創設したのが希望の家でした。1960年代にはオリンピック開催に合わせて新幹線の敷設工事が始まり、バラック居住者は立ち退きを迫られました。立ち退き対象であった方々が身を寄せた第一棟目の集合住宅の築年数が50年以上となった2011年、新たな住まいと希望の家(児童館および地域福祉センター)、京都市地域・多文化交流ネットワークサロン、地域集会所が一体となった建物が現在地に建設されました。
 現在、これらの地域を含む東九条地区では、「京都駅東南部エリア活性化方針」の策定に基づいたまちづくりが進んでいます。具体的には、京都市立芸術大学の移転も契機の一つとした文化芸術の活動を基軸に、伝統産業、観光、教育などのあらゆる分野が融合した魅力的なまち、若者を中心とした学び・働き・交流する活気あるまち、高齢者や子ども・障がい者・国籍や文化的背景の異なる人などが互いの多様性を認め合えるまちとなることが目指されています。いまは高瀬川・須原通改修や南岩本児童公園改修、チームラボ建設などのさまざまな事業が進行中です。
 前川さんは、こうした動きに対して、歴史的にさまざまな差別を受けてきた住民の皆さんや地域の方々が安心して住み続けることができる環境を守っていくことができるのか、今まで住民の方々が築き上げてきたものが壊れてしまわないか、高齢者の方々が住みづらくならないか、本当の意味での多文化共生社会になるのかといった懸念を持っていることを教えてくださいました。


感想を共有する受講生たち


感想を共有する受講生たち


質疑応答の様子


住居が建設されていた堤防の現在の様子

 次に、「コミュニティカフェほっこり」(以下、「ほっこり」)へお邪魔しました。
 今年の10月で丸5年になるこのお店は、小林栄一さん(特定非営利活動法人 東九条地域活性化センターほっこり代表理事)と、在日コリアン2世である朴実(パクシル)さん、藤喬さんの3人が中心となって開設されました。


小林栄一さん


朴実(パクシル)さん

 ほっこりの活動内容は多岐にわたり、カフェ以外にも、外国ルーツの子どもたちが放課後に集まって勉強をしたり遊んだりする「ほっこりこどもクラブ」の運営や、コロナ禍に所得が低迷した世帯を対象として食料品や生活用品を各家庭の実情に即して配布する「年末支援事業」、投げ銭で地域の音楽家たちの演奏を楽しむことができる「ほっこりコンサート」、地域に関わる作家の作品を展示する「ほっこり美術館」、地域に暮らす・働く・活動する人々を招いて語るYouTubeチャンネル「ほっこりラジオ」、その他にも、「ほっこり通信」の発行、「4・3・2市」、「将棋倶楽部」、「高齢者スマホ相談会」、「読書会」、「ウクライナ支援事業」など、幅広い活動をされています。
 多岐にわたる活動の背景には、年齢や民族、価値観や心身の状態などのいろいろな「ちがい」を自然に表現できる場所として、またそうした人々が出会い、相談し、まちの将来を語れる場、まちの良さを発信できる場にしたいうという想いが詰まっています。
 また、第2・第4土曜日には、「ほっこりコンサート」でコラボしているフィリピンの音楽団体「ジャピノン・セッショニスタ」のメンバーが「多文化ランチ」と題してフィリピンの郷土料理を提供しておられます。小林さんたちは、そうした交流機会を通して、来日して定住している方々の実情を知り、それに即して支援活動をおこなっておられます。こうした活動は支援者が一方的に考えて動くのではなく、当事者と共につくる形で実現されています。
 底抜けのボランティア精神をもって活動されていることを知った受講生たちは、大変感銘を受けていました。


ジャピノン・セッショニスタのメンバー


感想を共有する受講生たち


質疑応答の様子


質疑応答の様子

 最後に、「特定非営利活動法人 京都コリアン生活センター エルファ」(以下、「エルファ」)へお邪魔しました。
 こちらでは、高齢者支援事業や障がい者支援事業、調理事業、多文化共生事業、子育て支援事業をおこなっておられます。
 エルファは特に在日コリアンの方々が多く暮らす地域に所在していますが、南珣賢(ナンスンヒョン)さん(エルファ副理事長 兼 事務局長)によると、健康保険や年金などといった生活に欠かせない国の社会保障制度に加入することができなかった1世の方々が高齢に対して、国籍の壁が無かった介護保険サービスを利用できることを伝えて回られるところから活動が始まっていったとのことでした。そのため、エルファの利用者はコリア語を母語とする方が多く、コリア語と日本語のバイリンガルで、さらに併設されている作業所では手話も含むトリリンガルでサービスが提供されています。
 南さん自身も在日コリアン2世ですが、ご両親やご自身、息子さんたちが受けてきた差別や偏見を体感してきたからこそ、「エルファに入りたいと思ってくれた方はどんな障がいをお持ちでも一人残らず受け入れる」のだという熱い想いで運営されています。


南珣賢(ナンスンヒョン)さん

 また、本プロジェクトのように、大学の実習もたくさん受け入れているのですが、近年は特に日本による植民地支配の歴史を知らない学生が増えて、戸惑うこともあるようです。中には実習を受け入れて利用者の方々を悲しませることにならないかと悩むこともあるそうです。しかし、そうした学生であればこそ、実習活動を通して新たな「気づき」を得てもらいたいと前向きにお話してくださいました。
 また、実習を受け入れる中では、学校では周囲に言い出せずにいたコリアンルーツの学生が「実は私もコリアンルーツです」とカミングアウトする場に遭遇することがしばしばあり、カミングアウトした学生らは利用者の方々の温かい歓迎や友人らの労いを受けて涙する場面もあるそうです。
 今なお差別や偏見に怯えてコリアンルーツであることを隠して生活している方も少なくないでしょう。南さんからは、この実習活動に参加してくれた学生たちには、そんな方々が「実は…」と話してくれる存在になってほしいと願っていることが伝えられました。


質疑応答の様子


質疑応答の様子


質疑応答の様子


質疑応答の様子

 今回、これら3つのコミュニティパートナーの現場でたくさんの情報を得た受講生たちは、次週の授業で振り返りをおこない、自身が今後活動する場を選定します。
 いずれの現場もさまざまに難しい問題を抱えながらも前向きに活動されている姿を見て、受講生たちがこの一年でどのような成長を見せてくれるのか、楽しみにしたいと思います。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


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